
Azureの認定資格とは?

Azureとは、Microsoft社のクラウドサービスのことです。Azureの認定資格はMicrosoft認定プログラム(MCP)を通じて提供されています。MCPの資格体系は2019年、ロールベースのMicrosoft認定資格としてAzureを中心としたロールベースの資格体系に再編成されました。
【参考】:専門的および技術的な資格証明と認定|Microsoft Learn 【参考】:資格を確認する|Microsoft Learn

Microsoft認定資格試験の体系
Azureを含むMicrosoft認定プログラム(MCP)の資格体系は、以下のカテゴリーで案内されています。
■Fundamentals認定資格(基礎・初級資格) 製品カテゴリー(Azure・Dynamics 365・Microsoft Power Platform・Office 365)に分類し、製品に関連する基礎知識を認定します。
■ロールベースの認定資格(Associate・Expert) 職務に応じたロールを定義し、ロールに応じたトレーニングの提供と認定を行います。現在、以下のロールが公開されています。
・AIエンジニア ・DevOpsエンジニア ・IDおよびアクセス管理者 ・Information Protectionおよびコンプライアンス管理者 ・サポートエンジニア ・セキュリティエンジニア ・セキュリティ運用アナリスト ・ソリューションアーキテクト ・データエンジニア ・データサイエンティスト ・データベース管理者 ・テクノロジマネージャー ・ネットワークエンジニア ・開発者 ・管理者 ・機能コンサルタント
【参考】:資格を確認する | Microsoft Learn
■Specialty(特定領域) より専門性の高い分野、Microsoft認定教育機関向け、Microsoft Office認定を行います。
日々のIT技術の進化により、認定資格は定期的に更新されています。現在の基準で適切でない資格は廃止されていくため、受験を検討する際は常に最新情報を得る必要があります。以下のリンクでは、今後12か月間で廃止が予定されている試験が一覧で確認できます。

Azure認定資格の難易度
前述同様、Azureの認定資格もレベルに合わせていくつかのカテゴリに分けられています。では、それぞれの難易度はどの程度なのでしょうか。
Azureの認定資格は、難易度が易しい順からFundamentals・Associate・Expertの3つのレベルに分けられています。その他にも特定領域のSpecialtyがあります。さらにそれぞれのレベルからもロール別にいくつか資格が枝分かれしていますが、具体的な詳細については後述にて紹介します。
難易度について、公式で合格率などが公表されていないため明言はできませんが、初級の「Fundamentals」については難易度は初級者向けの易しめに設定されているため、比較的合格を目指しやすいと考えられます。
合格に不安がある方や初心者の方は、まずはFundamentalsから受験し、徐々に上位資格へチャレンジしていきましょう。
試験の概要
Azureの認定資格はピアソンVUEにより実施されており、随時受付しています。受験予約にはMicrosoftアカウントが必要です。各科目の試験費用は、2024年11月時点でFundamentals(初級)が12,180円(税別)、Associate(中級)・Expert(上級)・Specialtyが20,300円(税別)です。
試験別に40〜60問が出題され、1,000点中700点以上(70%以上)で合格です。試験時間はFundamentals(初級)試験が45分、Associate(中級)・Expert(上級)・Specialtyが100分です。ラボが含まれるAssociate(中級)・Expert(上級)は120分です。
【参考】:試験期間と試験エクスペリエンス | Microsoft Learn 【参考】:試験のスコア付けとスコア レポート | Microsoft Learn
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資格を取得するメリット

Azure資格を取得することでどういったメリットが生まれるのでしょうか。ここでは、具体的なメリットを3つ紹介します。
スキルの証明
Azureの認定資格を取得することで、Azureに関する知識やスキルが備わっていることを証明できます。Azureの資格はスキルやロール、レベルに合わせて細かく分けられているため、企業側もどの程度Azureを使いこなせるエンジニアなのかが分かります。
特にAzureを導入している企業へ転職したい場合においては、Azureの資格は必須とも言えるでしょう。
Azureの知識が深まる
前述の通り、Azureの資格は内容に合わせて細分化されているため、資格ごとに勉強の内容が異なります。試験合格を目指すうちにさまざまな領域の知識を吸収できるため、Azureの知識が一層深まり、実務に活かしやすくなるでしょう。
年収アップにつながる
Azureの資格を取得することで資格手当や仕事が増えるなどの影響で、年収がアップする可能性があります。一般的にITエンジニアが年収を上げたい際には資格取得やキャリアアップ転職がスタンダードでしょう。
ここでは、Azureの資格を活かせる職種としてシステムエンジニアを例に挙げ、参考年収を紹介します。
「マイナビエージェント 職種図鑑」での平均年収は431万円(※2024年11月執筆時点)、経済産業省2017年発表の「IT関連産業の給与等に関する実態調査結果」から近い職種の「SE・プログラマ(ソフトウェア製品の開発・実装)」を参考にすると、平均年収568万円でした。
国税庁2020年発表の「民間給与実態統計調査」における民間企業平均年収は433万円なので、システムエンジニアは平均年収と同等、もしくはそれ以上が期待できます。
システムエンジニアはスキルや実績によって年収が左右されやすい職種の1つであるため、Azureのような資格を取得しておくことで、今後のキャリアアップに役立つでしょう。
【参考】:マイナビエージェント 職種図鑑 ※【平均年収 調査対象者】2020年1月~2020年12月末までの間にマイナビエージェントサービスにご登録頂いた方 【参考】:IT関連産業における給与水準の実態① ~ 職種別(P7) 【参考】:民間給与実態統計調査-国税庁
Azure Fundamentals(初級)認定資格

ここでは、Azure Fundamentals(初級)認定資格について紹介します。それぞれ1つずつ詳しく見ていきましょう。
Azure Fundamentals
こちらの試験には、以下の知識やスキルが求められます。
・クラウドの概念 ・Azure のコアサービス ・Cloudのコンセプト ・コアAzureサービス ・Azureのコアソリューションと管理ツール ・一般的なセキュリティおよびネットワークセキュリティ機能やID ・ガバナンスやプライバシー、およびコンプライアンス機能 ・Azureのコスト管理とService Level Agreementsの各知識
管理者・ビジネスユーザー・開発者・学生・テクノロジマネージャーを対象とし、AZ-900試験合格が必要です。
【参考】:Microsoft Certified: Azure Fundamentals
Azure Data Fundamentals
こちらの試験には、以下の知識やスキルが求められます。
・コア データの概念 ・Azure 上でのリレーショナル データ操作 ・Azure上での非リレーショナル データの操作 ・Azureの分析ワークロード
データ エンジニア・データベース管理者を対象とし、DP-900試験合格が必要です。
【参考】:Microsoft Certified: Azure Data Fundamentals
Azure AI Fundamentals
こちらの試験には、以下の知識やスキルが求められます。
・AI ワークロードと考慮事項 ・Azureでの機械学習の基本原則 ・Azureのコンピューター ビジョン ワークロード ・Azure の Natural Language Processingワークロード ・Azureでの会話型 AI ワークロード
AI エンジニア・データ サイエンティスト・開発者・ソリューションアーキテクトを対象とし、AI-900試験合格が必要です。
【参考】:Microsoft Certified: Azure AI Fundamentals
Security, Compliance, and Identity Fundamentals
こちらはAzureの資格ではありませんが、Azure運用で必要とされる試験です。以下の知識やスキルが求められます。
・セキュリティ、コンプライアンス、およびIDの概念 ・MicrosoftIDの機能説明 ・管理ソリューション ・Microsoftセキュリティソリューション ・Microsoftコンプライアンスソリューション
ビジネス ユーザー・学生を対象とし、SC-900試験合格が必要です。
【参考】:Microsoft Certified: Security, Compliance, and Identity Fundamentals
Azure Associate(中級)認定資格

続いて、Azure Associate、Specialty(中級)認定資格について紹介します。試験数がもっとも多いカテゴリです。それぞれ1つずつ詳しく見ていきましょう。
Azure Administrator Associate(AZ-104)
こちらの試験には、以下の知識やスキルが求められます。
・Azure アイデンティティおよびガバナンスの管理 ・ストレージの作成と管理 ・Azure 計算資源の展開と管理 ・仮想ネットワークの構成と管理 ・Azure 資源の監視とバックアップ
管理者を対象とし、AZ-104試験合格が必要です。
【参考】:Microsoft Certified: Azure Administrator Associate
Azure Security Engineer Associate(AZ-500)
こちらの試験には、IDとアクセスの管理・プラットフォーム保護の実装・セキュリティ運用の管理・データおよびアプリケーションの保護の各知識が求められます。セキュリティエンジニアを対象とし、AZ-500試験合格が必要です。
【参考】:Microsoft Certified: Azure Security Engineer Associate
Azure Database Administrator Associate(DP-300)
こちらの試験には、以下の知識やスキルが求められます。
・データプラットフォーム リソースの計画実装 ・安全な環境実装 ・運用リソースの監視と最適化 ・クエリのパフォーマンス最適化 ・タスクの自動化と実行 ・高可用性とディザスターリカバリー 環境の計画と実装 ・T-SQL 使用による管理と実行
データベース管理者を対象とし、DP-300試験合格が必要です。
【参考】:Microsoft Certified: Azure Database Administrator Associate
Azure Network Engineer Associate(AZ-700)
こちらの試験には、以下の知識やスキルが求められます。
・ハイブリッドネットワーキングの設計、実装、管理 ・コアネットワーキング インフラストラクチャの設計と実装 ・ルーティングの設計と実装 ・ネットワークのセキュリティ保護と監視 ・Azure サービスのプライベートアクセスの設計と実装
ネットワークエンジニアを対象とし、AZ-700試験合格が必要です。
【参考】:Microsoft Certified: Azure Network Engineer Associate
Azure AI Engineer Associate(AI-102)
こちらの試験には、以下の知識やスキルが求められます。
・Azure Cognitive Services解決のプラン作成と管理 ・コンピュータビジョンソリューション ・自然言語処理解決 ・ナレッジマイニング解決 ・会話解決の遂行 ・会話AIソリューションの実装
AI エンジニアを対象とし、AI-102試験合格が必要です。
【参考】:Microsoft Certified: Azure AI Engineer Associate
Azure Data Scientist Associate(DP-100)
こちらの試験には、機械学習のための Azure リソースの管理・実験の実行とモデル訓練・機械学習ソリューションのデプロイと運用化・責任ある機械学習の実行の各知識が求められます。
データサイエンティストを対象とし、DP-100試験合格が必要です。
【参考】:Microsoft Certified: Azure Data Scientist Associate
Azure Data Engineer Associate(DP-203)
こちらの試験には、データストレージの設計と実装・情報処理の設計と発展・データセキュリティの設計と実装・データストレージ及び情報処理の監視と最適化の各知識が求められます。
データエンジニアを対象とし、DP-203試験合格が必要です。
【参考】:Microsoft Certified: Azure Data Engineer Associate
Azure Developer Associate(AZ-204)
こちらの試験には、以下の知識やスキルが求められます。
・Azureにおける計算ソリューションの開発 ・ストレージの開発 ・Azure Security の実装 ・Azureソリューションの監視、トラブルシューティング、最適化 ・Azure サービスとサードパーティサービスの連携
開発者を対象とし、AZ-204試験合格が必要です。
【参考】:Microsoft Certified: Azure Developer Associate
Security Operations Analyst Associate(SC-200)
こちらはAzureの資格ではありませんが、Azure運用で必要とされる資格であり、Microsoft 365 Defender・Azure Defender・Azure Sentinelを用いた脅威軽減能力が求められます。
セキュリティ エンジニア・セキュリティ運用アナリストを対象とし、SC-200試験合格が必要です。
【参考】:Microsoft Certified: Security Operations Analyst Associate
Windows Server Hybrid Administrator Associate(AZ-800、AZ-801)
2021年12月にスタートした認定試験です。以下の知識やスキルが求められます。
・オンプレミス/Cloud環境において Active Directory Domain Services の展開/管理 ・ハイブリッド環境でのWindows Serverとワークロードの管理 ・仮想マシンとコンテナの管理 ・オンプレミスとハイブリッドのネットワーク実装と管理 ・ストレージならびにファイルサービスの管理 ・Windows Serverのオンプレミス/ハイブリッド インフラストラクチャのセキュリティ保護 ・Windows Serverの高可用性実装と管理 ・障害復旧の実装 ・サーバーとワークロードの移行 ・Windows Server環境の監視およびトラブルシューティング
管理者・ID/アクセス管理者・Information Protection管理者・ネットワークエンジニア・セキュリティエンジニア・サポートエンジニア・テクノロジマネージャを対象とし、AZ-800/AZ-801試験合格が必要です。
【参考】:Microsoft Certified: Windows Server Hybrid Administrator Associate
Identity and Access Administrator Associate(SC-300)
こちらの試験には、以下の知識やスキルが求められます。
・アイデンティティ管理ソリューション ・認証とアクセス管理ソリューション ・アプリのアクセス管理の実装 ・アイデンティティガバナンス戦略の設計と実装
管理者・ID/アクセス管理者・セキュリティエンジニアを対象とし、SC-300試験合格が必要です。
【参考】:Microsoft Certified: Identity and Access Administrator Associate
Azure Expert(上級)認定資格

続いて、Azure Expert(上級)認定資格について紹介します。難易度が最も高いランクの試験です。それぞれ1つずつ詳しく見ていきましょう。
Azure Solutions Architect Expert(AZ-305)
こちらの試験には、以下の知識やスキルが求められます。
・Azure インフラストラクチャの実装と監視 ・管理とセキュリティソリューションの実装 ・アプリのソリューション実装・データプラットフォーム実装と管理 ・モニタリング設計 ・アイデンティティとセキュリティ設計 ・データ ストレージの設計 ・事業継続性の設計 ・インフラストラクチャ設計
ソリューションアーキテクトを対象とし、AZ-305の試験合格が必要です。
【参考】:Microsoft Certified: Azure Solutions Architect Expert
DevOps Engineer Expert(AZ-400)
こちらはAzureの資格ではありませんが、Azure開発運用で必要とされます。以下の知識やスキルが求められます。
・インストルメンテーション戦略の開発 ・Site Reliability Engineering 戦略の開発 ・セキュリティとコンプライアンス計画作成 ・ソース制御と管理 ・コミュニケーションと継続的統合の定義と実装 ・継続的デリバリーおよびリリース管理戦略の定義と実装
DevOpsエンジニアを対象とし、AZ-104またはAZ-204の前提条件試験の合格とAZ-400試験合格が必要です。
【参考】:Microsoft Certified: DevOps Engineer Expert
Cybersecurity Architect Expert(SC-100)
こちらの試験には、以下の知識やスキルが求められます。
・セキュリティのベストプラクティスと優先順位の設計 ・セキュリティオペレーション、ID、コンプライアンス機能の設計 ・インフラストラクチャのセキュリティ ソリューションの設計 ・アプリケーションとデータのセキュリティ ソリューションの設計
管理者、 セキュリティエンジニア、セキュリティ運用アナリスト、ソリューションアーキテクトを対象としています。AZ-500、SC-300、SC-200のいずれかの前提条件試験の合格と、SC-100試験合格が必要です。
【参考】:Microsoft Certified: Cybersecurity Architect Expert - Certifications | Microsoft Learn
Power Platform Solution Architect Expert(PL-600)
こちらの試験には、以下の知識やスキルが求められます。
・ソリューション構想や要件分析の実行 ・ソリューションの設計、実装
ビジネスアナリスト、開発者、機能コンサルタントを対象としています。PL-200(Power Platform Functional Consultant Associate)またはPL-400(Power Platform Developer Associate)の前提条件試験の合格と、PL-600試験合格が必要です。
【参考】:Microsoft Certified: Power Platform Solution Architect Expert - Certifications | Microsoft Learn
Specialty認定資格
Azure認定資格には、初級・中級・上級の他に「Specialty(特定領域)」があります。ここでは、Specialty試験について紹介します。難易度としてはAssociateと同列に紹介されています。
【参考】:資格を確認する | Microsoft Learn
Azure for SAP Workloads Specialty(AZ-120)
こちらの試験には、以下の知識やスキルが求められます。
・SAP WorkloadsのAzure移行 ・SAPワークロードをサポートするインフラストラクチャ設計と実装 ・High AvailabilityとDisaster Recovery設計と実装 ・Azure上のSAPワークロードの保持
管理者・ソリューションアーキテクトを対象とし、AZ-120試験合格が必要です。
【参考】:Microsoft Certified: Azure for SAP Workloads Specialty
Azure Cosmos DB Developer Specialty(DP-420)
こちらの試験には、以下の知識やスキルが求められます。
・データモデルの設計や実装 ・データ分散の設計や実装 ・Azure Cosmos DB ソリューションの統合 ・Azure Cosmos DB ソリューションの最適化 ・Azure Cosmos DB ソリューションの維持
クラウド環境でのアプリケーション開発者やデータベース管理者などを対象とし、DP-420試験合格が必要です。
【参考】:Microsoft Certified: Azure Cosmos DB Developer Specialty - Certifications | Microsoft Learn

Azure Virtual Desktop Specialty(AZ-140)
こちらの試験には、以下の知識やスキルが求められます。
・Azure Virtual Desktop Architectureの計画 ・Azure Virtual Desktop Infrastructureの実装 ・アクセスとセキュリティの管理 ・ユーザー環境とアプリの管理 ・Azure Virtual Desktop Infrastructureのモニタリングと維持
管理者を対象とし、AZ-140試験合格が必要です。
【参考】:Microsoft Certified: Azure Virtual Desktop Specialty
Azureの認定資格の勉強方法や必要な勉強時間

Azureの認定資格には、レベルやカテゴリによって数多くの試験が存在することがわかりました。では、試験に向けてどのように勉強していけばいいのでしょうか。ここでは、Azureの認定資格の学習ロードマップや必要とされる勉強時間について解説します。
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学習ロードマップ
AzureはAWSおよびGoogle Cloudを含めた3大パブリッククラウドサービスの1つです。そのため、パブリッククラウドのサービス利用が増加するに従い、認定資格の価値が高まっています。
Azureの認定資格体系はロールベース移行に伴い、多岐に渡ります。そのため、難易度が低めでAzureの基本的な知識を認定する「Azure Fundamentals(AZ-900)」から資格取得を進めるのが良いでしょう。
その後、自身のロールに近い認定資格を取得パス・ロードマップとして設定し、上位資格取得に向けた準備を進めるのがおすすめです。
勉強方法ですが、試験科目ごとに試験スキルのアウトラインが定義されています。そのファイルに出題区分と比率が設定されているため、試験範囲の取りこぼしがないように準備します。
試験対策は市販参考書を用いることもできますが、各試験の公式情報にはラーニングパスが設定されています。公式情報を吸収するにはラーニングパスに従って学習するのが良いでしょう。さらに、バーチャルトレーニングも適宜開催されていますのでおすすめです。
【参考】:Microsoft Virtual Training Days
必要な勉強時間
Azureの認定資格を取得するには、どの程度の勉強時間を要するのでしょうか。結論から言えば、これまでAzureに触れてきたことがあるかどうかなど、自身の習得度によって必要な勉強時間に大きな差があるため、一概に言えない部分があります。
しかし、概ね初級者向けのFundamentalsで20〜30時間ほど、AssociateやExpertの場合は40〜120時間ほど勉強に費やせれば合格を目指せるのではないかと考えられます。
Azure認定資格を取得し、クラウドサービスへの対応力を高めよう

Azureは3大クラウドサービスの1つであり、特にMicrosoft社の製品・ソリューション連携には定評があります。自身のロールとMicrosoft認定プログラムのロール定義を見比べることで、希望のAzure認定パスを設定できます。
資格取得でクラウドサービスの専門家として認知されますので、上位資格の取得に挑戦しましょう。キャリアアップ転職の際にも資格取得は有効であり、希望の企業に転職できる確率が上がりやすくなります。その際、転職エージェントのサポートを受けることで、転職活動がスムーズに進みやすくなります。
そこでぜひご活用いただきたいのがマイナビIT エージェントです。
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