AWSのリージョンとは?提供サービスをリージョン一覧から解説!
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AWSのリージョンとは?提供サービスをリージョン一覧から解説!
言語
アンドエンジニア編集部
2021.05.31
この記事でわかること
リージョンとは、AWSのサービス提供地域を物理ロケーションに分割した単位です
2021年3月に大阪リージョンが開設され、日本のリージョンは東京と大阪の2つとなります
各リージョン毎に提供サービスが異なり、複数のリージョンを活用することで最適化が可能です

AWSのリージョンとは?

AWS region

AWSは、最大の利用者数を抱えるクラウドサービス事業者です。AWSは自社サービス提供エリアにおいて均一なサービスを提供するために、地域を物理的なロケーションに分割してサービス提供しています。その物理的なロケーション分割単位リージョンと言います。

AWSはサービスの豊富さ提供範囲の広さが特徴です。そのため、継続的にサービス提供地域を拡大し、その地域をカバーするリージョンを開設しています。 参考:AWS グローバルインフラストラクチャ

AWSのアベイラビリティゾーンとは?

AWSのアベイラビリティゾーン(AZ)とは、1つのリージョンを冗長性・信頼性・可用性を確保した1つ以上のデータセンターで構成する単位を指します。アベイラビリティゾーンは、複数の独立した場所に設置されており、冗長的な電力源・ネットワーク、そして接続機能により相互に接続され運用されています

AWSのローカルゾーンとは?

AWSローカルゾーンはAWSのリージョンを拡張し、レイテンシーの影響を受けやすいアプリケーションをエンドユーザ近接の地域で実行させるものです。AWSローカルゾーンは、ミリ秒単位のレイテンシーが求められるアプリケーション向けに提供されています。

具体的には、メディアエンターテイメントのコンテンツ作成・リアルタイムゲーム・ライブビデオストリーミング等のアプリケーションなどを想定しています。現在、北米地域のロサンゼルスに加えて、ボストン・ヒューストン・マイアミでもサービスが提供されています。

AWSの日本でのリージョンは?

日本では、2011年にアジアパシフィック(東京)リージョンが開設しサービス提供されています。このアジアパシフィック(東京)リージョンに加えて、2021年3月よりアジアパシフィック(大阪)リージョンが開設されました。共にAWSアジアパシフィックリージョンに属し、日本ローカルのみならず、アジア全域へのサービス提供が期待されています

AWSのリージョン一覧は?

AWS region

AWSは世界の25の地域に対してリージョンを開設し、サービス展開しています。同様に80のアベイラビリティゾーンで展開しており、今後も5つのリージョン15のアベイラビリティゾーンの開設が計画されています。これから2021年5月現在の各リージョン一覧について触れていきます。

AWSサービスエンドポイントとは?

AWSサービスエンドポイントとは、AWSのサービスにプログラム接続するための接続情報を指します。具体的には、以下のリージョンエンドポイントに対して接続リクエストを発行します。 「protocol://service-code.region-code.amazonaws.com

protocolはhttps等で、service-codeとは利用サービスの名称です。region-codeとは指定するリージョンCodeを指します。このAWSサービスエンドポイントを指定することで、リージョンとその提供サービスが利用可能となります。 参考:AWSサービスエンドポイント

北米地域のリージョンは?

北米地域では、以下の7つのリージョンが開設されています。リージョンCodeとアベイラビリティゾーンを併せてご紹介します。

・米国東部(バージニア北部)リージョン  Code: us-east-1(6つのアベイラビリティーゾーン) ・米国東部(オハイオ)リージョン        Code: us-east-2(3つのアベイラビリティーゾーン) ・米国西部(北カリフォルニア)リージョン Code: us-west-1(3つのアベイラビリティーゾーン) ・米国西部(オレゴン)リージョン        Code: us-west-2(4つのアベイラビリティーゾーン) ・カナダ(中部)リージョン          Code: ca-central-1(3つのアベイラビリティーゾーン) ・GovCloud(米国西部)リージョン     Code: us-gov-west-1(3つのアベイラビリティーゾーン) ・GovCloud(米国東部)リージョン     Code: us-gov-east-1(3つのアベイラビリティーゾーン)

南米地域のリージョンは?

南米地域では、1つのリージョンが開設されています。リージョンCodeとアベイラビリティゾーンを併せてご紹介します。

・南米(サンパウロ)リージョン           Code: sa-east-1(3つのアベイラビリティーゾーン)

欧州/中東/アフリカ地域のリージョンは?

欧州/中東/アフリカ地域では、以下の8つのリージョンが開設されています。リージョンCodeとアベイラビリティゾーンを併せてご紹介します。

・欧州(フランクフルト)リージョン    Code: eu-central-1(3つのアベイラビリティーゾーン) ・欧州(アイルランド)リージョン     Code: eu-west-1(3つのアベイラビリティーゾーン) ・欧州(ロンドン)リージョン       Code: eu-west-2(3つのアベイラビリティーゾーン) ・欧州(パリ)リージョン         Code: eu-west-3(3つのアベイラビリティーゾーン) ・欧州(ミラノ)リージョン        Code: eu-south-1(3つのアベイラビリティーゾーン) ・欧州(ストックホルム)リージョン    Code: eu-north-1(3つのアベイラビリティーゾーン) ・中東(バーレーン)リージョン      Code: me-south-1(3つのアベイラビリティーゾーン) ・AWS アフリカ(ケープタウン)リージョン Code: af-south-1(3つのアベイラビリティーゾーン)

アジアパシフィック地域のリージョンは?

アジアパシフィック地域では、以下の9つのリージョンが開設されています。リージョンCodeとアベイラビリティゾーンを併せてご紹介します。

・中国本土(北京)リージョン       Code: cn-north-1(2つのアベイラビリティーゾーン) ・中国本土(寧夏)リージョン       Code: cn-northwest-1(3つのアベイラビリティーゾーン) ・アジアパシフィック(東京)リージョン  Code: ap-northeast-1(4つのアベイラビリティーゾーン) ・アジアパシフィック(ソウル)リージョン Code: ap-northeast-2(4つのアベイラビリティーゾーン) ・アジアパシフィック(大阪)リージョン  Code: ap-northeast-3(3つのアベイラビリティーゾーン) ・アジアパシフィック(ムンバイ)リージョンCode: ap-south-1(3つのアベイラビリティーゾーン) ・アジアパシフィック(シンガポール)リージョン Code: ap-southeast-1(3つのアベイラビリティーゾーン) ・アジアパシフィック(シドニー)リージョンCode: ap-southeast-2(3つのアベイラビリティーゾーン) ・アジアパシフィック(香港)リージョン  Code: ap-east-1(3つのアベイラビリティーゾーン)

AWSリージョン別のサービスは?

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AWSのリージョンで提供されるサービスは、リージョン毎に異なります。開設して間もないリージョンはすぐに多くのサービスを提供する訳ではなく、需要の多いサービスから順次取り入れています。同様に、提供サービスのオプションやタイプはすぐに全て揃うものではありません。そのため、各リージョン毎の提供サービスを比較することは利用者にとっても必要な作業と言えます。 参考:AWS リージョン別のサービス

日本のリージョンでの提供サービスは?

日本では、東京と大阪にリージョンを開設しています。一方のアジアパシフィック(東京)リージョンでは2021年5月現在、170のサービスを提供しています。他方、アジアパシフィック(大阪)リージョンでの提供サービス数は68となります。

東京と大阪のリージョンの提供サービス数の違いは、大阪がまだ開設間もないこともあり、需要に応じてサービス拡大を図っている点です。大阪の提供サービスは4月時点の64から5月には68まで増えていますから、順次サービス拡大が続いていくことが想定できます。

リージョン選択の留意点は?

すでに記述している通り、各リージョンの提供サービスは異なります。加えて利用料金も異なりますので、サービスレベルやレスポンス時間を想定して商用環境と開発環境を分けたり複数のリージョンを併用したりすることでコスト低減を図ることが可能になります。同様に、Amazon Elastic Compute Cloud(Amazon EC2)で選択可能なインスタンスタイプも、リージョン毎に提供可能なタイプに違いが見られます。そのため、コスト面と運用面を合わせて検討することも重要と言えるでしょう。

AWSのリージョンを理解して必要なサービスを利用しましょう

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AWSは、豊富なサービスを提供するクラウドサービス事業者です。そのリージョンの考え方を理解することで、提供サービスと利用料金を最適化することが可能です。業務に必要なサービスをリージョン毎に比較し、効率的なサービス利用を目指しましょう。

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