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AWSのリージョンとは?リージョン一覧と日本のリージョン(東京・大阪)を解説!
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AWSのリージョンとは?リージョン一覧と日本のリージョン(東京・大阪)を解説!

アンドエンジニア編集部
2024.02.08
この記事でわかること
AWSは世界各国のサービス提供をするために地域を分割しています
AWSで分割している地域をリージョンと呼びます
日本でも東京と大阪にリージョンを開設し事業を推進しています

AWSのリージョンとは?

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AWSは世界に均一なサービスを提供するために、地域を物理的なロケーションに分割してサービスを提供しています。AWSは世界で最大のユーザー数を抱えるクラウドサービス事業者のため、サービス提供範囲が広いです。そのため、継続的にサービスが必要とされる地域をカバーするリージョンを開設しています。

【参考】AWS グローバルインフラストラクチャ | AWS

AWSのリージョンとは?提供サービスをリージョン一覧から解説!

AWSのアベイラビリティゾーンとは?

AWSのアベイラビリティゾーン(AZ)とは、冗長性・信頼性・可用性を確保した1つ以上のデータセンターで構成する単位を指し、1つのリージョンは複数のAZで構成されています。また、冗長的な電力源・ネットワーク・接続機能によって個々のアベイラビリティゾーンが相互に接続して運用されています。

【参考】グローバルインフラストラクチャリージョンと AZ

AWSのエッジロケーションとは

エッジロケーションとは、コンテンツ配信を高速・広帯域なネットワークを介して行うものです。コンテンツ配信は、Amazon CloudFrontがエンドユーザーに配信します。Amazon CloudFrontは、AWSリージョンとTier 1/2/3のテレコムキャリアを接続し、低レイテンシーなコンテンツ配信を実現しています。

AWSのローカルゾーンとは?

AWSのローカルゾーンは、ミリ秒単位のレイテンシーが求められるアプリケーション向けに提供されています。主に、メディアエンターテイメントのコンテンツ作成・リアルタイムゲーム・ライブビデオストリーミング等のアプリケーションが対象です。AWSローカルゾーンはAWSのリージョンを拡張し、レイテンシーの影響を受けやすいアプリケーションをエンドユーザー近接の地域で実行させます。

2022年2月現在では米国全体で17のローカルゾーンがあり、今後も各地域で追加される予定です。

AWSの日本でのリージョンは?

日本では、2011年に開設したアジアパシフィック(東京)リージョンに加えて、2021年3月にアジアパシフィック(大阪)リージョンが開設されました。東京・大阪ともにAWSアジアパシフィックリージョンに属しており、日本だけでなくアジア全域へのサービス提供が期待されています。

AWSのリージョンの仕組み

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ここでは、AWSのリージョンの特長やリージョンを選ぶ際の注意点などを説明します。AWSを利用する際、リージョンの仕組みを理解して効率良く運用できるようにしましょう。

リージョンごとに利用できるサービスが異なる

世界中にあるリージョンごとに、利用できるAWSのサービスが異なります。同じ国内のリージョンでも利用できるサービスが異なるため、利用したいサービスが決まっている場合は、該当のサービスが利用できるリージョンを選びましょう。

障害発生時のリスク分散になる

世界各国に複数のリージョンが設けられている理由の1つに、障害発生時にリスクを分散するという点があります。リージョンに障害が発生した場合、障害発生場所のリージョン以外には影響がありません。そのため、AWSのサービスを安定して受けられることがメリットです。

AWSのリージョンとは?リージョン選択のおすすめポイントを解説

AWSのリージョン一覧は?

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AWSは世界の26の地域に対してリージョンを開設し、サービスを展開しています。アベイラビリティゾーンは84展開されており、今後も8つのリージョンと24のアベイラビリティゾーンの開設が計画されています。ここでは、2022年2月現在の各リージョン一覧を紹介します。

北米地域のリージョンは?

北米地域では以下の7つのリージョンが開設されています。

・米国東部(バージニア北部)リージョン   (6つのアベイラビリティーゾーン) ・米国東部(オハイオ)リージョン      (3つのアベイラビリティーゾーン) ・米国西部(オレゴン)リージョン      (4つのアベイラビリティーゾーン) ・米国西部(北カリフォルニア)リージョン (3つのアベイラビリティーゾーン) ・GovCloud(米国西部)リージョン    (3つのアベイラビリティーゾーン) ・GovCloud(米国東部)リージョン    (3つのアベイラビリティーゾーン) ・カナダ(中部)リージョン          (3つのアベイラビリティーゾーン)

南米地域のリージョンは?

南米地域では以下のリージョンが開設されています。

・南米(サンパウロ)リージョン    (3つのアベイラビリティーゾーン)

欧州/中東/アフリカ地域のリージョンは?

欧州/中東/アフリカ地域では以下の8つのリージョンが開設されています。

・欧州(フランクフルト)リージョン    (3つのアベイラビリティーゾーン) ・欧州(ロンドン)リージョン       (3つのアベイラビリティーゾーン) ・欧州(パリ)リージョン         (3つのアベイラビリティーゾーン) ・欧州(アイルランド)リージョン     (3つのアベイラビリティーゾーン) ・欧州(ミラノ)リージョン        (3つのアベイラビリティーゾーン) ・欧州(ストックホルム)リージョン    (3つのアベイラビリティーゾーン) ・中東(バーレーン)リージョン      (3つのアベイラビリティーゾーン) ・AWS アフリカ(ケープタウン)リージョン (3つのアベイラビリティーゾーン)

アジアパシフィック地域のリージョンは?

アジアパシフィック地域では以下の10のリージョンが開設されています。

・中国本土(北京)リージョン        (2つのアベイラビリティーゾーン) ・中国本土(寧夏)リージョン        (3つのアベイラビリティーゾーン) ・アジアパシフィック(シンガポール)リージョン(3つのアベイラビリティーゾーン) ・アジアパシフィック(シドニー)リージョン (3つのアベイラビリティーゾーン) ・アジアパシフィック(大阪)リージョン   (3つのアベイラビリティーゾーン) ・アジアパシフィック(東京)リージョン   (4つのアベイラビリティーゾーン) ・アジアパシフィック(ムンバイ)リージョン (3つのアベイラビリティーゾーン) ・アジアパシフィック(ソウル)リージョン  (4つのアベイラビリティーゾーン) ・アジアパシフィック(香港)リージョン   (3つのアベイラビリティーゾーン) ・アジアパシフィック(ジャカルタ)リージョン(3つのアベイラビリティーゾーン)

AWSリージョン別のサービスは?

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AWSのリージョンで提供されるサービスは、リージョン毎に異なります。ここでは、日本に直接関係する東京・大阪の2つのリージョンで提供されるサービスを紹介します。

【参考】リージョン - グローバルインフラストラクチャ | AWS

日本のリージョンでの提供サービスは?

日本では、東京と大阪にリージョンを開設しています。アジアパシフィック(東京)リージョンでは2022年2月現在、182のサービスを提供しています。一方、アジアパシフィック(大阪)リージョンでの提供サービス数は94です。アジアパシフィック(大阪)リージョンは開設してから日が浅いため、今後サービスが拡大される見込みです。

日本のリージョンでの提供サービスの違いは?

東京と大阪のリージョンの提供サービスの違いは、大阪でまだ提供が受けられないサービスがあるからです。2022年2月時点では、88のサービスが東京のみで提供されています。東京のみで提供されているサービス一覧は、以下の通りです。

・AWS IoT Events ・AWS Amplify ・AWS App Mesh ・AWS Application Discovery Service ・AWS Audit Manager ・AWS Budgets ・AWS Cloud Map ・AWS CloudShell ・AWS CodeArtifact ・AWS CodePipeline ・AWS CodeStar ・AWS Compute Optimizer ・AWS Control Tower ・AWS Data Exchange ・AWS Data Pipeline ・AWS DeepLens ・AWS Elastic Disaster Recovery (DRS) ・AWS Elemental MediaConnect ・AWS Elemental MediaConvert ・AWS Elemental MediaLive ・AWS Elemental MediaPackage ・AWS Elemental MediaStore ・AWS Elemental MediaTailor ・AWS Fault Injection Simulator ・AWS IoT 1-Click ・AWS IoT Analytics ・AWS IoT Core ・AWS IoT Device Defender ・AWS IoT Device Management ・AWS IoT Events ・AWS IoT Greengrass ・AWS IoT SiteWise ・AWS IoT Things Graph ・AWS Managed Services ・AWS Migration Hub ・AWS OpsWorks Stacks ・AWS OpsWorks for Chef Automate ・AWS OpsWorks for Puppet Enterprise ・AWS Proton ・AWS Resilience Hub ・AWS RoboMaker ・AWS Server Migration Service (SMS) ・AWS Serverless Application Repository ・AWS Single Sign-On ・AWS Snowcone ・AWS Well-Architected Tool ・Amazon AppFlow ・Amazon AppStream 2.0 ・Amazon Augmented AI (A2I) ・Amazon Chime ・Amazon CloudWatch ・Amazon CodeGuru ・Amazon Cognito ・Amazon Comprehend ・Amazon Connect ・Amazon Detective ・Amazon DevOps Guru ・Amazon DocumentDB (with MongoDB compatibility) ・Amazon Elastic Inference ・Amazon Elastic Transcoder ・Amazon FSx for NetApp ONTAP ・Amazon FSx for OpenZFS ・Amazon Forecast ・Amazon Inspector ・Amazon Keyspaces (for Apache Cassandra) ・Amazon Kinesis Video Streams ・Amazon Lex ・Amazon Lightsail ・Amazon Location Service ・Amazon Lookout for Metrics ・Amazon Lookout for Vision ・Amazon Lumberyard ・Amazon Managed Blockchain ・Amazon Managed Workflows for Apache Airflow ・Amazon Neptune ・Amazon Personalize ・Amazon Pinpoint ・Amazon Polly ・Amazon Quantum Ledger Database (QLDB) ・Amazon QuickSight ・Amazon Rekognition ・Amazon Sumerian ・Amazon Transcribe ・Amazon Transcribe Medical ・Amazon Translate ・Amazon WorkDocs ・Amazon WorkSpaces ・FreeRTOS

AWSのサービス一覧は?豊富なサービスを活用しよう!

AWSのリージョンにより必要なサービスが各地域でカバーされている

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AWSは世界の地域を26のリージョンでカバーしています。さらに、アベイラビリティゾーンに分割して冗長性・信頼性・可用性を確保しています。世界をカバーするAWSの実装方法を理解して、クラウドサービスを利用したビジネスに役立てましょう。

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