TypeScriptのフレームワークとは?おすすめ6選も紹介
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TypeScriptのフレームワークとは?おすすめ6選も紹介
アンドエンジニア編集部
2024.02.22
この記事でわかること
TypeScriptは、JavaScriptを基にしたプログラミング言語で、フレームワークも数多く公開されています
TypeScriptのフレームワークの中には、Reactなど他の知識が必要となる場合もあります
TypeScriptのフレームワークを学習する方法が分かります

TypeScriptのフレームワーク選びに悩む人は多い

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TypeScriptは、JavaScriptなどフロントエンドやシステム開発に使用されるプログラミング言語ですが、より開発を効率的にしてくれるフレームワークも多く提供されています。

しかし、たくさんあるフレームワークの中でどれを選べば良いか迷ってしまう方も多いでしょう。そこで今回は、フレームワークの種類とそれぞれの特徴などを紹介します。

TypeScript入門編として利用する際に覚えておくポイント

TypeScriptの特徴を知った上でフレームワークを選ぼう

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TypeScriptのフレームワークの特徴はそれぞれ異なるため、どのような機能の開発をするのかによって使うべきフレームワークも変わります。

また初心者向きのものと、ReactをはじめとしたTypeScript以外の知識が必要なフレームワークがありますので、スキルによっても選ぶべきフレームワークが変わります。

後述では、各フレームワークの特徴などを解説していますので、そちらも参考にしつつ自分に合ったフレームワークを探しましょう。

フレームワークとは?プログラミング言語ごとに代表的なものを解説
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TypeScriptに関する基礎知識

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TypeScriptをこれから勉強し、今後エンジニアへの転職を検討している方もいると思います。エンジニアの中でも、特にTypeScriptなどのプログラミング言語の知識が必要となる職種は、システムエンジニアが挙げられます。

そこでここからは、TypeScriptの基礎知識や、システムエンジニアについて紹介します。これからTypeScriptを学習して転職したいと考えている方は、ぜひ参考にしてください。

TypeScriptとは

そもそもTypeScriptとは一体何かを説明します。TypeScriptは、簡単に説明するとJavaScriptの機能を拡張したプログラミング言語です。

TypeScriptはエラーを防ぐための設計がなされており、JavaScriptよりも安全に開発ができる点がメリットと言えます。

また、TypeScriptはJavaScript同様にシステム開発やWebサービスの開発の場面で頻繁に使用されています。

【参考】:TypeScript公式

TypeScriptとは?JavaScriptとの違いも解説!

システムエンジニアとは

システムエンジニアは、システムやアプリケーションの設計や開発を行う職種です。クライアントの希望を理解した上で、要望に沿った機能を設計し、開発メンバーと一緒にアプリケーションなどを作ります。

システムエンジニアの仕事内容とは何か?わかりやすく解説!

システムエンジニアの年収

ではここからは、システムエンジニアの年収を紹介します。これからプログラミングを習得し、システムエンジニアとして活躍したい方はぜひ参考にしてください。

システムエンジニアの年収は「マイナビエージェント職種図鑑」での平均年収は431万円(※2023年7月執筆時点)、経済産業省2017年発表の「IT関連産業の給与等に関する実態調査結果」から近い職種のエンジニアを参考にすると、平均年収592万円と分かりました。

国税庁2020年発表の「民間給与実態統計調査」における民間企業平均年収は433万円なので、システムエンジニアは一般平均年収と比較すると、年収に幅があることが分かります。

この理由としては、システムエンジニアとしての経験やスキルが高い方は、年収も高くなる傾向にあるからです。未経験から転職をされる場合は、就職後に継続してスキルを磨き続けることで年収が上がる可能性があります。

【参考】:マイナビエージェント職種図鑑 ※【平均年収 調査対象者】2020年1月~2020年12月末までの間にマイナビエージェントサービスにご登録頂いた方 【参考】:IT関連産業における給与水準の実態① ~ 職種別(P7) 【参考】:民間給与実態統計調査-国税庁

TypeScriptのフレームワークの種類6選

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ここからは、TypeScriptのフレームワークについて6つ解説します。それぞれのフレームワークに特徴がありますので、自分の好みに合ったフレームワークを選びましょう。

Next.js

Next.jsはReactの機能を拡張したフレームワークで、Reactのサーバーコンポーネントやクライアントコンポーネントを利用することができます。

Next.jsを利用する際は、Reactの基本的な考え方を理解しておく必要があります。そのため、すでにReactを使ったことがある方には、非常におすすめのフレームワークです。

【参考】:Next.js公式

Reactの将来性はVue超え?できることやメリット・デメリットも解説

NestJS

NestJSはNode.jsを利用したフレームワークです。NestJSでは、ExpressやFastifyと呼ばれるHTTPのサーバーフレームワークを利用することができます。

NestJSでは、アプリケーションのアーキテクチャが充実しているため、アプリ開発が非常に効率的に行えます。ただし、NestJSのドキュメントは英語で提供されていますので、英語が苦手な方はGoogle翻訳などを利用しましょう。

【参考】:NestJS公式

Node.jsとは?JavaScriptとの違いや使い所を解説

Nuxt

NuxtはVue.jsを基にしたフレームワークです。そのため、これまでVue.jsを利用していた方に非常におすすめのフレームワークです。

ちなみにNuxtは執筆時点(2023年7月時点)では、Nuxt3.6が最新版として公開されており、このバージョンがTypeScriptに対応しています。利用する場合は、最新版のNuxt3.6をインストールすることをおすすめします。

Nuxt3.6ではモジュールの型サポートや、レンダリングされたサーバーコンポーネントを別ファイルに保存するなどの機能が用意されています。

【参考】:Nuxt3.6公式

Angular

Angularは、開発において必要となる機能などを一通り揃えた、フルスタックフレームワークとして有名です。そのため、アプリケーション開発をする際に、ツールなどを追加せずに開発ができる非常に便利なフレームワークです。

【参考】:Angular公式

Vue.js

Vue.jsはHTML、CSS、JacvaScriptをコンパイルして使うフレームワークのため、Webサービスの開発などで利用されます。Vue.jsでは、Vueファイルというものが用意されており、その中にTypeScriptを記述してコンパイルする形で開発します。

また、このVue.jsは他のフレームワークのようにReactなど他の知識が必要ありませんので、初心者の方でも比較的学習しやすいフレームワークと言えるでしょう。

【参考】:Vue.js公式 【参考】:Vue.js ドキュメントTypeScript で Vue を使用する

Vue.jsとは?すぐに分かる概要から特長・使い方まで解説!

Marble.js

Marble.jsは、Node.js、TypeScript、RxJSを基に作られたサーバーサイドのフレームワークです。また、このMarble.jsはHTTPプロトコルだけでなく、WebSocketなどでも利用できます。サーバーサイドの開発にチャレンジしたい方はこちらのフレームワークを利用してみるのもおすすめです。

ちなみにMarble.jsを利用したい場合は、Nodeのv8.0が必要となります。インストールをする際は、自分のパソコンの環境を確認しましょう。

【参考】:Marble.js 公式 【参考】:Marble.js 公式 インストール

TypeScriptを学ぶ方法

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ここからはTypeScriptの学習方法について解説します。フレームワークによっては、以下の学習に加えて他の知識を学ぶ必要があるかもしれませんが、今回はどのフレームワークにも共通して使える学習方法をご紹介します。

これからTypeScriptを学習したい方は、ぜひ参考にしてください。

基礎知識を習得する

まずは、基本的な知識を習得しましょう。TypeScriptはJavaScriptを基にしているプログラミング言語のため、フレームワークによってはJavaScriptの知識が必要です。

また、コマンドラインの操作なども必要になりますので、そのような知識が曖昧な方はこちらも学習されることをおすすめします。

TypeScriptのおすすめ本をレベル別に紹介!学習方法も解説

簡単なアプリを作ってみる

基本的な知識を習得したら、次は簡単な機能を持ったアプリを設計、開発してみましょう。この学習では単純にフレームワークの使い方を学べるだけでなく、環境構築やコマンドラインの操作などさまざまな知識が身につきます。

また、アプリを作成する途中で、経験者の方にアドバイスをもらうのもおすすめです。なぜなら、自分の設計やコードに無駄がないか確認できるからです。

ちなみに、研修期間を設けている企業を選べば、自分のスキルを磨きながら働くことも可能でしょう。そのような研修を手厚く行なってくれる企業を選ぶ際は、IT業界に詳しい転職エージェントを利用してみましょう。

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公式サイトの情報を参考にする

フレームワークのサイトの中には、ガイドやチュートリアルを掲載している場合もあります。その場合は、公式サイトの情報を参考にしつつ学習を進めることをおすすめします。

理由としては、他のサイトや学習サイトでもフレームワークの勉強はできますが、公式サイトの情報を参考にした方がより正確で最新の情報を得られるからです。

1度自分の学習したいフレームワークのサイトを閲覧してみて、チュートリアルなどの解説がないか確認してみましょう。

【参考】:TypeScript公式 ドキュメント

TypeScriptのフレームワークを習得しエンジニアとして働く

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今回は、TypeScriptのフレームワークについて紹介しました。自分がどういったシステムを開発したいかによって、フレームワークの選択基準は変わってきます。本記事で紹介したフレームワークの特徴などを参考にしつつ、フレームワークを選びましょう。

しかし、フレームワークの使い方を学び、TypeScriptについて理解を深めるだけでエンジニアになることは難しいです。特に未経験の場合は自分の実績をアピールすることが難しいため、転職の面接時に困ってしまうことも考えられます。

そこで利用を推奨するのがマイナビIT エージェントです。 

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アドバイザーは企業側と直接連携を取れるので、求人票に載っていない情報も確認することができます。こちらで、働き方などをしっかり確認の上、応募企業を選んでいくのが良いでしょう。

未経験からのキャリアチェンジは心身ともに本当に大変だと思います。少しでもご自身の負担を減らすべく、エージェントサービスを活用して、失敗のない転職活動に臨んでいただければ幸いです。

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