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ChatGPTのアプリが登場!iPadを用いた使い方や新機能を解説
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ChatGPTのアプリが登場!iPadを用いた使い方や新機能を解説
アンドエンジニア編集部
2023.07.05
この記事でわかること
ChatGPTのアプリは、日本での提供が始まっており日本語のチャットに対応します
iOSのほかiPadOSでも、ネイティブサポートが開始されました
Androidのサポートも予告されており、スマホの活用で利便性向上が期待できます

ChatGPTの公式アプリが登場

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ChatGPTを提供するOpenAIは、2023年5月18日iOS版のChatGPTアプリの提供を開始すると発表しました。その翌週26日には、対象地域を拡大し日本を含む30カ国以上にIOS版を提供すると明らかにしました。その後5月末までに、152カ国の地域に対象を拡大しています。

日本語対応アプリとして、スマホからの利便性が高まることが期待されます。

【参考】:ChatGPT 【参考】:Introducing the ChatGPT app for iOS 【参考】:ChatGPT Supported Countries 【参考】:Twitter OpenAI Official

ChatGPTとは?今話題のAIチャットボットの概要や仕組みを解説!

ChatGPTを使うには

これまでChatGPTを使うには、ブラウザ版のみがリリースされていました。ブラウザ版はPCやスマホ搭載のブラウザが対応します。今回アプリ版がリリースされたことで、お好きな方法でAIチャット機能を利用することができます。アプリ自体は無料で提供され、登録した料金プランにより必要なサービスが受けられます。

【参考】:ChatGPT 【参考】:ChatGPT Pricing

ChatGPTの使い方とは?実際に使用するまでの流れを解説!

ChatGPTアプリのリリース内容

ChatGPT アプリは、外出先でどこでもChatGPTを使いたいというユーザの声に応えてリリースするものです。デバイス間での履歴の共有や、音声認識システムを用いた音声入力をサポートします。アプリでは有料の「ChatGPT Plus」サブスクリプションプランの方は、GPT-4機能が利用できます。

6月8日にリリースしたv1.2023.152では、iPadOSにネイティブ対応を開始しました。6月12日リリースのv1.2023.159では「Shared Links」機能が搭載され、チャット内容を別のメンバーと共有することが可能になりました。

Android版についても、今後リリースを予定しているとしています。

【参考】:Introducing the ChatGPT app for iOS 【参考】:Introducing ChatGPT Plus

ChatGPT アプリでは、出先で必要な情報を調べたりアドバイスを得たりなど、正確な情報を即座に得ることができます。チャットの結果を共有してチームのアイデア整理や、自身の学習ツールとしての活用などが可能です。

【参考】:Introducing the ChatGPT app for iOS

ChatGPT Plus(有料版)とは?無料版との違いやGPT-4の機能も解説!

ChatGPTアプリの使い方

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ChatGPT アプリはiOS・iPadOSでサポートされます。iPhoneとiPadともに対応します。アプリは、App Storeからダウンロードします。以降では、実際にApp Storeを使ってChatGPTの使用方法を解説していきます。

【参考】:App Storeプレビュー:ChatGPT

App Storeを起動する

ChatGPT アプリはiOS・iPadOSに対応しますので、iPhoneあるいはiPadで利用することができます。ここでは、ネイティブ対応を開始したiPadを用いて、解説していきます。

次の図のように、画面上の「App Store」のアイコンをタップし、App Storeを起動しておきます(①②)。続いて、検索の入力フィールドで”chatgpt”などと入力します(③)。

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 【図】:App Storeを起動する

iPadOSのネイティブ対応は、v1.2023.152以降ですので、すでにインストール済みの方は、このApp Storeからアプリを更新します。

App StoreからChatGPTアプリをインストールする

App Storeの入力フィールドに”chatgpt”などと入力すると、候補のアプリが表示されます。次の図は、実際の検索表示例です(①②)。

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 【図】: App StoreでChatGPTアプリを表示する

ここでは、本物の公式アプリの他にいくつもの同等のアプリが多く表示されます。確実に公式アプリを選択するには、アプリの真正確認をすると良いでしょう。

次の図のように、アプリ名をタップすると、詳細情報が表示されます。ここで表示される、ChatGPTアプリの「アイコン」はモノクロの公式ロゴ、「デベロッパ」は「OpenAI」、「販売元」が「OpenAI, L.L.C」、「著作権」が「OpenAI OpCo L.L.C.」、これらが公式アプリの真正情報です(①②③④)。

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 【図】:ChatGPTアプリの詳細情報を確認する

アプリのインストールは他のアプリと同様に、「入手」あるいは「雲マーク」をクリックして行います。

ChatGPTアプリを起動する

ChatGPTアプリを起動するには、表示されている「ChatGPT」アイコンをタップするだけです。初回実行時には、アイコンをタップすると次の図のようにアカウントの新規サインアップ、あるいはログインが求められます(①②)。

サインアップ情報は、ウェブ版と同等の内容が求められますが、AppleやGoogleのアカウントをお持ちの方は、連携認証が可能です。

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 【図】:最初にChatGPTアプリを起動する

ログインが正常に完了すると、チャットを開始することができます。初回のみ次の図のように、利用条項が表示されますので、内容を確認後「Continue」をタップしチャット画面を表示します(①②)。

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 【図】:ChatGPTのチャット画面を表示する

チャット画面では、右上の「・・・」でサブメニューを表示させることができます。例えば次の図のように、「Settings」をタップすると設定画面が表示されます(①②)。音声入力で使用する言語は「Main Language」が「Auto-Detect」に設定されています。

通常は変更不要ですが、音声入力に問題がある場合は「Japanese」とすると、明示的に日本語に設定することもできます(③)。

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 【図】:ChatGPTの設定を表示する

ChatGPTアプリを使用する

ChatGPTアプリを使用するには、ウェブ版と大した違いはありません。プロンプト領域に質問を入力し、右側の矢印のアイコンをタップします(①②)。

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 【図】:ChatGPTアプリで質問する

この例では、以下のように質問を入力しました。

「最近体重が気になります。おすすめのエクササイズはありますか?」

質問に対して、次の図のように回答を得ることができます(①②)。申し分のない回答です。

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 【図】:ChatGPTアプリのチャットで回答を得る
AIプロンプトとは?概要からプロンプト記述の最適化まで解説!

ChatGPTアプリで音声入力を使用する

ChatGPTアプリでは、音声入力でプロンプトを入力することができます。次の図をご覧ください。

最初に、プロンプト領域右側の「波形」のアイコンをタップします(①)。初回のみマイクのアクセス権を求めるダイアログボックスが表示されますので「OK」をタップします(②)。マイクが使用可能になると、右側に青いボックスが表示され、音声入力が開始します(③)。

ここで、音声で質問を伝えて、終了時に青い領域をタップします(④)。

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 【図】: ChatGPTアプリで音声入力を使用する

音声入力が完了すると、次の図のように認識された文字列がプロンプト領域にペーストされています(⑤)。もし、伝えた内容が正しく認識されていない場合は、適宜修正して右端の矢印のアイコンをタップします(⑥⑦)。

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 【図】: ChatGPTアプリで音声入力を使用する(続き)

実際のプロンプトは次の通りです。最初は”儲かる”が”モーカル”となっていたので、手直しをしました。

「将来儲かるビジネスのネタを教えてください。」

プロンプトが正しく伝わると、次の図のように結果がチャットに表示されます(①②)。すぐにビジネスに活用できそうなアイデアを得ることができました。

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 【図】:音声入力を使用し、ChatGPTアプリの回答を得る
プロンプトエンジニアリングとは?具体例や応用手法も徹底解説

ChatGPTのチャット内容を共有する

ChatGPTのチャット内容を共有するには、「Shared Links」機能を用います。2023年6月12日リリースのv1.2023.159からサポートされています。次の図をご覧ください。

チャット画面の右上の「・・・」をタップし、メニューから「Share chat」をタップします(①②)。

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 【図】:ChatGPTのチャット内容を共有する

続いて次の図のように、「Share link to chat」の画面がポップアップ表示されます。ここで、「Share link」をタップすると、共有先のアプリや操作などの候補が表示されます(①②)。任意の共有先を選択することができます。

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 【図】:ChatGPTでチャットの共有先を選択する

ChatGPTアプリの登場でどこでもAI活用が可能に

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ChatGPTアプリがリリースされ、iOSを皮切りにアプリ版の展開が進んでいます。日本を含む多くの国で利用できるため、ウェブ版を含めて選択の幅が広がります。Android版のサポートが待たれますが、ChatGPTの利用シーンはどんどん広がるでしょう。

ChaTGPTアプリは良き助言者として、生活からビジネスまで利用者を手助けしてくれるでしょう。

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