ITエンジニアに転職したが、ついていけない…。その理由と対処法を解説!
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ITエンジニアに転職したが、ついていけない…。その理由と対処法を解説!
アンドエンジニア編集部
2022.05.18
この記事でわかること
仕事についていけないと感じた場合でも深く落ち込まないようにする
セミナーに参加したり資格獲得を目指したりすることでスキルアップを図る
ついていけないと感じる場合、転職するのも選択肢の1つ

ITエンジニアに転職後、ついていけないと感じることは多い

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ITエンジニアに転職したものの、想像以上に仕事が難しく感じ、このままではついていけないと感じる人は多くいます。ついていけないと感じた場合、早期退職してしまったり、ITエンジニア職自体を諦めてしまったりする方も少なくありません。

企業によっては、早く成長してもらうために新人の頃から難しい仕事を率先して任せる場合もあります。そのような企業の場合、仕事で失敗することが増えてしまい落ち込むこともあるでしょう。

ITエンジニアはきついがやりがいがある!その仕事内容や年収、求められるスキルを解説

ついていけない理由を考えることが大切

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ITエンジニアとしてついていけないと感じた場合でも、基本的には深く落ち込む必要はありません。それよりもなぜついていけないのか、その理由を考えることが大切です。どういった原因でうまくいかないのかが分かることによって、対処方法がまったく異なります。

たとえば、周囲のレベルが高すぎる場合であれば、慌てず自分のペースで1つずつスキルアップしていていきましょう。また、業務の難易度が高い場合は、上司と相談して簡単な仕事を振ってもらったり、もう少し業務が簡単な仕事への転職を検討したり、といった対処が必要です。

ITエンジニア職の種類・年収について

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ここでは、ITエンジニア職にはどのような種類があるのかをまとめました。また、各ITエンジニア職の平均年収についても解説していますので、転職を検討する方はぜひ参考にしてください。

ITエンジニア職の種類

一口にITエンジニア職といってもさまざまな種類があります。まず、システム開発のプロジェクトは企画・要件定義・設計・開発に分かれるのですが、そのうちの要件定義と設計を担当するのがシステムエンジニアで、開発を担当するのがプログラマです。

また、プロジェクト自体の管理を担当する仕事はプロジェクトマネージャーと呼びます。他には、システムのインフラを管理するITエンジニアもいます。システムが稼働するサーバを管理するサーバーエンジニア、システムが使うネットワークを管理するネットワークエンジニアなどです。

このように、ITエンジニア職はさまざまな種類に分類分けされるため、自分の興味やスキルに合ったITエンジニア職を選択する必要があります。

ITエンジニア職の年収

ここでは、ITエンジニア職の年収について解説します。転職情報サイト「マイナビエージェント」では職種別の平均年収ランキングを算出しています。それによると各ITエンジニア職の年収は次のようになっています。

-プロジェクトマネージャー・プロジェクトリーダー: 569万円 - 社内システム企画・社内SE: 516万円 - サーバーエンジニア: 465万円 - ネットワークエンジニア: 455万円 - システムエンジニア・プログラマー: 443万円 - システム運用・保守: 416万円  

社内システム企画やプロジェクトマネージャーなど上流工程の職種は平均年収が高いことが分かります。

【参考】:職種別平均年収ランキング|求人・転職エージェントはマイナビエージェント

プロジェクトマネージャーに向いてる人と向いていない人の特徴は?

ITエンジニアがついていけないと感じる理由

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ITエンジニアがついていけないと感じる理由の中から、代表的なものを4つまとめました。これらに当てはまっていないか考えてみてください。

周囲のレベルが高すぎる

単に周囲のレベルが高すぎるという場合は多くあります。たとえば、同期の中にプログラミングコンテストに出場した経験がある人がいる場合などです。このような人達と自分を比較してしまうと、落ち込んでしまいがちです。

身近な人のレベルに惑わされることなく、自分が何のスキルが不足しているのかを客観的に判断することが大切です。

実務をこなせるレベルに達していない

単純に、実務をこなせるレベルに達していない可能性もあります。企業の中にはITエンジニアの人数が少なく、研修を満足にできない場合もあり、いきなり実務から入ることもあります。いわゆるOJTと呼ばれるもので、実務を通じて仕事に必要なスキルを身につけていくやり方です。

OJTの場合、最初は順調にこなせないことは上司や教育係の人も分かっていますので、そこまで心配する必要はないかもしれません。ただ、あまりにもこなせないようであれば、教育係の人に相談し業務のレベルを下げてもらったり、業務で必要なスキルを習得したりする必要もあるでしょう。

IT用語が分からない

IT用語が分からず研修で何をやっているのか分からない、という方は多くいます。頻出するIT用語に関しては事前に意味を調べておくことをおすすめします。ほとんどの用語はWebで検索すればすぐに調べられるので、ある程度の事前学習を行いましょう。

プログラミング言語を一覧でチェック!種類別・難易度別で紹介

仕事の進め方が分からない

スキルは不足していないが、仕事の進め方が分からないという方もいます。企業によっては新人に仕事の進め方に関して詳しく教えない場合も多いです。この場合、新人が向こうから質問しに来ることを待っている可能性が高いので、周囲の人に質問して解決するようにしましょう。

ITエンジニアがついていけないと感じた場合の対処方法

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ITエンジニアがついていけないと感じた場合の対処方法について解説します。これら3つの対処方法の中から自分の状況に合ったものを選択しましょう。

スキルアップを行う

実力が不足していることが自分で分かる場合は、積極的にスキルアップを図りましょう。特に研修がない企業の場合、自分で勉強するしかありません。通勤時間や会社の昼休みなどのスキマ時間を見つけて勉強しましょう。

おすすめの学習方法は、参考書の活用や、最近ではYoutubeなどの動画配信サイトで学習する人も増えています。

転職する

業務のレベルが高すぎる、あるいは仕事内容が自分に合わない場合は、転職するのも選択肢の1つです。他の企業なら問題なく実務をこなせる可能性はあります。

一般的にはWeb業界は即戦力を求める傾向があるのに対し、SIer業界はスキルレベルが低くても転職しやすいと言われています。とはいえ、企業によって業務レベルは異なりますので、しっかり調べた上で転職するようにしましょう。

【参考】:マイナビIT AGENT

ITエンジニア転職のメリット・デメリットと気を付けるべきこと

ITエンジニアがスキルを高める方法

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最後に、ITエンジニアがスキルを高める具体的方法について解説します。プログラミングの基礎文法はマスターしたものの、そこからさらにスキルアップするには何をしたら良いか分からない、という方は多いです。

ITエンジニアに転職した方がさらにスキルアップするには、次の3つを行うと良いです。

セミナーに参加する

セミナーや勉強会に参加することで、最新技術などについて知識を深めることが可能です。また、セミナーに参加し意識の高いITエンジニアと同じ場所にいることで、モチベーションもアップします。

「セミナー ITエンジニア」と検索すれば多くのセミナー情報が出てきますので、興味のある分野を受講してみると良いでしょう。

論理的思考力を高める

プログラミングの文法は分かるのにコードが書けないという場合、論理的思考力が不足している可能性があります。論理的思考力を高めることで、アルゴリズムを考えて効率的なコードが書けるようになります。論理的思考力を高めるための本は多く出版されているので、自分に合うものを選びましょう。

資格獲得を目指す

資格獲得を目指すのも効果的なスキルアップ方法です。資格を獲得することでITエンジニアに必要なスキルを体系的に身につけることができます。また、資格を獲得することで会社から資格手当がもらえる可能性もあります。

まずは、ITエンジニアの登竜門と言われる「基本情報技術者試験」に合格できるように学習を行いましょう。 【参考】:基本情報技術者試験

基本情報技術者試験のメリットやITパスポート試験との違いを解説!

ITエンジニアがついていけないと感じたら転職するのも1つの手

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本記事では、ITエンジニアがついていけないと感じた場合の対処方法について解説しました。実務をこなすのが難しいと感じる場合、スキルアップするのが一般的な対処方法です。しかし、あまりにも難しい仕事ばかり振られる場合、スキルアップしても成果を出せるまで時間がかかってしまうため、辛くなってしまいがちです。

ついていけないと感じたら転職するのも1つの手ですが、自分のスキルレベルに合った企業をどのように探せば良いのか分からない方も多いでしょう。求人票や企業の口コミなどを見てもその会社の業務レベルを推し量ることは難しいです。

そこでぜひご活用いただきたいのが、マイナビIT エージェントです。 

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