E資格の認定プログラムはどれが良い?コースの選び方とおすすめを紹介
thumb_ecertifiedprogram_01
E資格の認定プログラムはどれが良い?コースの選び方とおすすめを紹介
アンドエンジニア編集部
2023.09.29
この記事でわかること
E資格はエンジニア向けの資格試験で、JDLA認定プログラムの終了が必要です
認定プログラムは、JDLA公式サイトに多数の認定プログラムコースが公開されています
受講期間や手厚さなどに違いがあり、ニーズに従って選択することができます

E資格の認定プログラム

img_ecertifiedprogram_01

E資格の認定プログラムとは、E資格の試験を主催する日本ディープラーニング協会(JDLA)が認定する講座プログラムを指します。JDLAが認定するプログラムの講座受講を終了すると、E資格の受験が可能になります。

E資格を受験するには、JDLA認定プログラムを試験日の過去2年以内に修了していることが受験資格に求められますので、自身の求める認定プログラムを比較し、受講するのが良いでしょう。JDLA公式サイトには2023年8月時点で、21の認定プログラム事業者が公開されています。

【参考】:E資格とは

そもそもE資格とは

E資格とは、日本ディープラーニング協会(JDLA)が実施する「ディープラーニングの理論を理解し、適切な手法を選択して実装する能力や知識を有しているかを認定する」試験を指します。E資格の「E」は、「Engineer」の頭文字を表します。

JDLAでは、G検定と言われる一般向け試験も実施しています。E資格は、エンジニア向けですので、より高度なディープラーニングの知識が求められます。

【参考】:E資格とは

E資格とはどんな試験?概要や難易度と取得のメリットを解説!
G検定とはどのような資格?難易度や勉強方法、活かせる仕事も紹介

E資格認定プログラムの選び方

img_ecertifiedprogram_02

E資格認定プログラムは、JDLA公式サイトに21の認定プログラム事業者、25の認定プログラムコースが公開されています。その種類は多く、実施方法も多様です。そのため、自身の希望する条件や実施方法などで認定プログラムを選択するのが良いでしょう。詳細は、以降で解説していきます。

【参考】:E資格認定プログラム事業者一覧

前提知識の有無で選ぶ

E資格はエンジニア向け試験ですので、より高い知識と実装能力が認定されます。そのために必要となるのは、高校の数学やプログラミングなどがあります。認定プログラムによっては、前提知識が不要なコースから前提知識を推奨、あるいは前提知識を必須とするコースに分かれます。

例えば、VOST「AI研究所」が提供するE資格認定プログラム「E資格対策ディープラーニング 短期集中講座」では、前提知識不要でコース受講の前に事前オンライン学習が設定されています。後にお話ししますが、受講形式がいくつか設定されており、要望に合わせて決めることができます。

【参考】:AI研究所 E資格対策ディープラーニング 短期集中講座

価格で選ぶ

受講費用ですが、受講期間や手厚さなどで価格の幅があります。認定プログラムはさすがに無料とはいきませんが、安いコースから手厚いコースまで各種あります。

定額制では、次のように「エム・ティ・ストラテジー」税込50,000円のコースから、「キカガク」税込792,000円までの幅があります。実際には、教育訓練給付金対象講座もありますので、金額差はそこまで大きくありません。

【エム・ティ・ストラテジー】 ・コース名:【E資格対応】ゼロからわかるやさしいディープラーニング講座 ・形式:オンライン ・価格:50,000円(税込) ・入会金:なし 【参考】:エム・ティ・ストラテジー 【E資格対応】ゼロからわかるやさしいディープラーニング講座

【キカガク 】 ・コース名:自走できるAI人材育成になるための長期6ヶ月コース ・形式:オンライン、チャットや個別メンタリング ・価格:792,000円(税込)※教育訓練給付金制度を使用して実質237,600円(税込) ・入会金:なし 【参考】:キカガク 自走できるAI人材育成になるための長期6ヶ月コース 【参考】:厚生労働省 教育訓練給付制度

価格で比較する際には、月払いの認定プログラムコースもあります。例えば、「すうがくぶんか」や「Study-AI」のコースが月払いで提供されます。「Study-AIでは入会金が別途税込22,000円必要ですが、試してみるにはお手頃な価格帯です。

【すうがくぶんか】 ・コース名:Deep Learning 入門【JDLA E 資格対応】 ・形式:オンライン ・価格:月額24,500円(税込)※受講期間5カ月 ・入会金:なし 【参考】:すうがくぶんか Deep Learning 入門【JDLA E 資格対応】

【Study-AI】 ・コース名:【月額3,300円で学べる個人限定コース】ラビットチャレンジ ・形式:eラーニング(動画視聴) ・価格:月額3,300円(税込)※退会はいつでも可能 ・入会金:22,000円(税込)※割引の設定あり 【参考】:Study-AI 【月額3,300円で学べる個人限定コース】ラビットチャレンジ

期間で選ぶ

認定プログラムのコースの対象期間は、数時間の動画視聴から6か月の期間までの幅があります。同様に想定する全体の勉強時間にも幅があります。

「エム・ティ・ストラテジー」のコースでは、動画視聴が合計8.5時間です。動画視聴後に全112問の修了試験を受験し、正答率80%で合格となります。リーズナブルに資格取得を進めることができます。

【エム・ティ・ストラテジー】 ・コース名:【E資格対応】ゼロからわかるやさしいディープラーニング講座 ・形式:オンライン ・価格:50,000円(税込) ・入会金:なし 【参考】:エム・ティ・ストラテジー 【E資格対応】ゼロからわかるやさしいディープラーニング講座

じっくり学ぶ場合は、長期間対応する認定プログラムを検討するのが良いでしょう。「AVILEN」のコースは、オンライン形式で6か月、税込149,600円です。別途有償でサポート期間の延長が受けられます。

【AVILEN】 ・コース名:全人類がわかるE資格講座 ・形式:オンライン ・価格:149,600円(税込)※6か月、別途有償でサポート期間の延長あり ・入会金:なし 【参考】:AVILEN 全人類がわかるE資格講座

eラーニング形式では、「Fusion One」のコースが6か月、税込98,000円で提供されています。

【Fusion One】 ・コース名:実務で使えるディープラーニング講座 ・形式:eラーニング ・価格:98,000円(税込)※6か月 ・入会金:なし 【参考】:Fusion One 実務で使えるディープラーニング講座

受講形式で選ぶ

受講形式も、オンラインや対面、eラーニングやハンズオンなどがあります。まだ、決めきれていない方は、VOST「AI研究所」が提供するE資格認定プログラム「E資格対策ディープラーニング 短期集中講座」のサイトを見てみると良いでしょう。

AI研究所「E資格対策ディープラーニング 短期集中講座」では、会場受講、オンライン、eラーニングいずれにも対応しています。会場受講は、4日間で税込206,800円で、オンラインも同額で同じ講義を聴講可能です。

eラーニングは、税込184,800円で会場受講・オンラインと同じ授業を1年間視聴可能です。キャンペーン価格が設定される場合がありますので、記載の価格から割引が受けられます。

【参考】:AI研究所 E資格対策ディープラーニング 短期集中講座

合格保証で選ぶ

認定プログラムには、合格保証が設定されているコースもあります。時間をかけるのであれば、確実に合格したいと考えてもおかしくないでしょう。その場合は、「アイデミー(Aidemy)」の「【給付制度対象】Aidemy E資格対策講座(合格保証、コーディング演習豊富)」がおすすめです。

「【給付制度対象】Aidemy E資格対策講座(合格保証、コーディング演習豊富)」では、3か月間税込327,800円です。Pythonの基礎から学ぶことが可能で、合格保証が設定されています。教育訓練給付制度対象ですので、実質税込98,340円で受講できます。

【参考】:アイデミー 【給付制度対象】Aidemy E資格対策講座(合格保証、コーディング演習豊富) 【参考】:厚生労働省 教育訓練給付制度

おすすめのE資格認定プログラム

img_ecertifiedprogram_03

これまでに解説した情報を整理し、おすすめのE資格認定プログラムを解説していきます。分類は、「お試し」「短期集中」「3か月」「6か月じっくり」の4つのパターンで整理します。

「お試し」は、コストパフォーマンス重視でいつでも抜けられるコースです。「短期集中」はおよそ1か月程度で集中的に行います。「3か月」は現実的な合格ゾーンを想定します。「6か月じっくり」はさらに知識を深めるコースを想定します。

おすすめの「お試し」コース

「お試し」コースでは、途中で断念することも考えて高額な費用はかけにくいものです。この場合は、「Study-AI」の「【月額3,300円で学べる個人限定コース】ラビットチャレンジ」をおすすめします。

個人受験者限定ですが、動画視聴が月額税込3,300円で提供されます。入会金が別途税込22,000円必要となりますが、この料金は魅力的です。

【参考】:Study-AI 【月額3,300円で学べる個人限定コース】ラビットチャレンジ

おすすめの「短期集中」コース

1か月程度の「短期集中」コースでは、あまり多くの時間をかけることができません。この場合は4日間の講座を視聴することができる、VOST「AI研究所」の「E資格対策ディープラーニング 短期集中講座」がおすすめです。会場受講、オンライン、eラーニングいずれにも対応しますが、eラーニングがおすすめです。

8.5時間の動画を事前に視聴する必要がありますが、そこで前提知識の理解を深めることが可能です。キャンペーン価格が適応されると、eラーニングでは実質税込78,000円で受講することができます。

【参考】:AI研究所 E資格対策ディープラーニング 短期集中講座

おすすめの「3か月」コース

「3か月」コースは、現実的な学習期間となります。この場合は、「アイデミー(Aidemy)」の「【給付制度対象】Aidemy E資格対策講座(合格保証、コーディング演習豊富)」がおすすめです。

Pythonの基礎からしっかりと学ぶことができ、合格保証が設定されていることもメリットです。料金は税込327,800円ですが、教育訓練給付制度対象ですので、実質税込98,340円で受講できます。

【参考】:アイデミー 【給付制度対象】Aidemy E資格対策講座(合格保証、コーディング演習豊富)

おすすめの「6か月じっくり」コース

じっくり学ぶ「6か月じっくり」コースでは、長期間対応する認定プログラムを検討することになります。要件によって多少違いがありますので、ここでは2つのコースをおすすめします。

1つは、「キカガク」の「自走できるAI人材育成になるための長期6ヶ月コース」です。担任制による、きめ細かいサポートが受けられます。コンテンツのすべてが期間無制限に視聴することができます。教育訓練給付金制度を使用することで実質税込237,600円で受講できます。

【参考】:キカガク 自走できるAI人材育成になるための長期6ヶ月コース

もう1つは「AVILEN」の「全人類がわかるE資格講座」です。「キカガク」の「自走できるAI人材育成になるための長期6ヶ月コース」よりも金額が低めです。サポートの充実度は若干落ちますが、動画が1年間視聴できるなど実用上は問題ありません。

税込149,600円で提供され、税込68,200円で6か月間のサポート延長が受けられます。

【参考】:AVILEN 全人類がわかるE資格講座

E資格の認定プログラムは自己投資のリターンが期待できる

img_ecertifiedprogram_04

E資格は、認定プログラムを終了することで受験資格が得られます。認定プログラムは、格安コースから手厚いサポートが受けられるコースまで、ニーズに従って選択することができます。得られる知識は、受講期間に応じてさらに深まり、E資格の試験結果に反映されるでしょう。

認定プログラムは自身への投資を伴いますが、結果が得られればその成果は大きなリターンを生むことでしょう。

E資格の難易度はどのくらい?出題範囲、合格率や感想から徹底考察
E資格を受けても意味ない?取得のメリットや活用できる職種を解説!
気になる人のXをフォローしよう!
アンドエンジニア公式LINEでは
新着記事やエンジニアに役立つ情報をお届け!
日々のキャッチアップをお手伝いします!
マイナビITエージェント

編集部オススメコンテンツ

Sponsored
【年収±診断】6つの質問に答えて、真の市場価値をチェック!
マイナビITエージェント
Sponsored

アンドエンジニアへの取材依頼、情報提供などはこちらから

お問い合わせ・情報提供
はじめて転職される方へ
SE・システムエンジニア(IT/通信/インターネット) 求人一覧

編集部おすすめコンテンツ

Sponsored
【年収±診断】6つの質問に答えて、真の市場価値をチェック!
マイナビITエージェント
Sponsored

アンドエンジニアへの取材依頼、情報提供などはこちらから

Powered by マイナビ AGENT