テックリードとは?仕事内容やテックリードになる方法も解説
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テックリードとは?仕事内容やテックリードになる方法も解説
アンドエンジニア編集部
2024.03.02
この記事でわかること
テックリードの仕事は、エンジニアのまとめ役としてコードレビューや開発メンバーのサポートを行います
テックリードと似た職種はいくつかあるものの、メインとなる業務内容は異なります
テックリードになるための方法が分かります

最近需要の高まっているテックリードとは

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システムを作る際には、プロジェクトを立ち上げて何人かのチームメンバーと一緒にシステムを構築します。その際、エンジニアチームのリーダーとして活躍するのがテックリードです。

しかし、まだテックリードという言葉を使わない企業もあるため、テックリードが具体的に何をするのか分からない方も多いでしょう。本記事では、テックリードの仕事内容やテックリードになる方法などを詳しく解説します。

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他の開発メンバーのリーダーとして活躍

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テックリードは、エンジニアのまとめ役として他のエンジニアをリードする役割を担います。また、テックリードはスケジュール管理などのマネジメントをすることもありますが、基本的には技術面のサポートをすることが多いです。

そのため、テックリードは他のエンジニアより専門的な知識を有していたり、高いプログラミングスキルを保有していたりする方が多いです。また、そのような方は企業からの需要も高く、高年収を期待できる可能性が高いでしょう。

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テックリードについて

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まずは、テックリードがどんな仕事をしているのか気になる方も多いでしょう。ここからは、テックリードについて詳しく解説します。

また、テックリードを目指したい方向けに年収についても触れますので、ぜひ参考にしてください。

テックリードの仕事内容

はじめに、テックリードの仕事内容について紹介します。テックリードの仕事内容は、エンジニアのリーダーとして他の開発メンバーのサポートを行ったり、他の管理職とエンジニアの窓口になったりします。

例えば、他の開発メンバーのコードレビューや指導、トラブル発生時の対応などが含まれます。さらにプロジェクトによっては、あまり技術に詳しくない管理職やクライアントに、技術的な説明を行います。

このようにテックリードは他のエンジニアのまとめ役として活動するため、他のエンジニアより開発の経験やプログラミングスキルが求められます。

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テックリードの年収

テックリードという職種でのデータは見当たらないため、近しい職種のプロジェクトマネージャーの年収についてみてみましょう。

プロジェクトマネージャーの年収は「マイナビエージェント職業別年収ランキング」での平均年収は670万円(※2023年7月執筆時点)、経済産業省2017年発表の「IT関連産業の給与等に関する実態調査結果」から近い職種のプロジェクトマネージャを参考にすると、平均年収891万円と分かりました。

国税庁2020年発表の「民間給与実態統計調査」における民間企業平均年収は433万円なので、プロジェクトマネージャーは一般平均年収よりも、やや高めであることが分かります。

テックリードは一般的なエンジニアと比較すると、より高いスキルを求められるため年収も高くなる傾向にあります。また、未経験から転職を目指す場合、エンジニアとして転職した後にテックリードを目指すのもおすすめです。

【参考】:マイナビエージェント職業別年収ランキング ※【平均年収 調査対象者】2019年12月~2020年5月末までの間にマイナビエージェントサービスにご登録頂いた方 【参考】:IT関連産業における給与水準の実態① ~ 職種別(P7) 【参考】:民間給与実態統計調査-国税庁

テックリードに似た職種と違い

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プロジェクトを進行する時は、テックエンジニア以外にもマネジメントを行う職種がいくつかあります。そのため、テックリードと他の職種の違いが分からない方も多いでしょう。

ここからは、テックリードと似ている職種と、テックリードとの違いを解説します。

プロジェクトマネージャー

プロジェクトマネジャーは、プロジェクト全体の管理業務を行います。具体的にはプロジェクトの進捗管理や、クライアントとのやりとりを行います。そのためプロジェクトマネージャーはテックリードとは異なり、技術的なサポートよりも管理業務が多いです。

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エンジニアリングマネージャー

エンジニアリングマネージャーは、プロジェクトマネージャーと同様にプロジェクトの管理業務を行います。さらに必要に応じて、エンジニアのリーダーとして技術的なサポートを行うこともあります。

テックリードと比較すると、マネジメントよりの業務をメインにこなすのがエンジニアリングマネージャーと言えます。

アーキテクト

アーキテクトはシステム構築時に設計を提案したり、要件定義を行ったりする技術者です。しかし、プロジェクトによってはテックリードが設計の一部を担うこともあります。

アーキテクトとテックリードは、業務内容が重複することもありますが、メインの業務は異なります。

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テックリードになるには

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テックリードを目指す方向けに、ここからはテックリードになるための方法を紹介します。今回紹介する方法は、個人でも取り組みやすい方法です。もし今後テックリードになりたい方は、ぜひ参考にしてください。

資格を取得する

これは必須ではありませんが、資格を取得することをおすすめします。なぜなら、資格を保有していることで客観的にどのくらいのスキルを持っているのか他の人にアピールできるためです。

テックリードとして転職する際やスキルアップを目指している方は、ぜひ得意な技術分野の資格を取得してみましょう。

また、企業の中には資格の取得を奨励していたり、研修を手厚く行ったりする企業もあります。このような企業では、働きながらスキルを磨くことも可能ですので、教育に手厚い企業を選ぶのもおすすめです。

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開発の経験を積む

テックリードを目指す場合、開発に関する知識も要します。また開発に関する知識は、実際に手を動かしてプログラミングをしたほうが理解が深まるでしょう。

そのため、開発の知識を磨きたい場合は小規模のシステムを作ることをおすすめします。ちなみにこの時、あまり大きな規模で設計してしまうと、途中で挫折してしまう可能性もありますので、開発経験が豊富でない場合は、簡単なシステムを作りましょう。

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自身にあった企業でテックリードになるには

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本記事では、テックリードの仕事について詳しく解説し、テックリードになる方法なども紹介しました。これからエンジニアとして転職を目指している方は、本記事を参考にしつつエンジニアの職種について理解を深めましょう。

また未経験からの転職を目指す場合、テックリードとして転職を目指すのも良いですが、エンジニアとして転職して、プロジェクトを経験してからテックリードを目指すのもおすすめです。

さらにテックリードや、エンジニアとして転職を目指すなら、転職エージェントを利用することをおすすめします。なぜなら未経験の場合、自身のスキルに合っている企業を自力で選ぶことは難しいためです。

そこで利用を推奨するのがマイナビIT エージェントです。 

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アドバイザーは企業側と直接連携を取れるので、求人票に載っていない情報も確認することができます。こちらで、働き方などをしっかり確認の上、応募企業を選んでいくのが良いでしょう。

未経験からのキャリアチェンジは心身ともに本当に大変だと思います。少しでもご自身の負担を減らすべく、エージェントサービスを活用して、失敗のない転職活動に臨んでいただければ幸いです。

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