アンドエンジニアのYouTube版『アンドエンジニアチャンネル』では、AI時代で生き残ることができるエンジニアについて対談動画を公開しています。興味のある方はぜひ下記よりご覧ください!
AI開発に必要な言語が分からない人は多い
AI開発に興味があるものの、どのプログラミング言語を勉強すれば良いか分からない方は多いのではないでしょうか。確かにAIは現在話題になっているものの、AI開発を行うために何の技術が必要かまではまだ広まっていません。勉強する言語を選択できないために、AI開発に手を出せない方も多いでしょう。
AI開発におすすめのプログラミング言語はPython
AI開発におすすめのプログラミング言語はPythonです。Pythonはスクリプト言語の1つであり、可読性の高さやライブラリの豊富さが評価されています。他にもAI開発に使われる言語はあるのですが、Pythonは開発現場での使用率が高く、Pythonを習得するだけで転職の幅を広げることができるのでおすすめできます。
また、TIOBEが毎年発表している「検索エンジンの検索数を元にした言語ランキング」でも2023年にPythonは1位を獲得しています。このことからもPythonの需要が高いことが分かります。
【参考】:TIOBE Index
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AI開発に関する基礎知識
AI開発に関する基礎知識について解説します。そもそもAIとは何かや、AIエンジニアの年収について紹介します。これからAI開発に参入したい方は参考にしてください。
そもそもAIとは?
AI(Artificial Intelligence)とは人工知能のことであり、人間のような振る舞いを行うコンピュータ、あるいはそのようなコンピュータを開発する研究分野を指します。たとえば、人間の代わりに車の運転したり、人間とコミュニケーションを取ったりするAIの開発が進められています。
AI分野が今後発展することで、人間の代わりにコンピュータが仕事できるようになり、生活が大きく変わると言われています。そのためAI開発は今注目を集めています。AIをいち早く導入して他社と差別化を図りたい企業も多く、AIエンジニアの求人も増えています。
AIエンジニアの年収について
AIエンジニアの年収データは該当しないため、代わりにAIエンジニアと親和性の高いデータベースエンジニアの年収データを紹介します。
データベースエンジニアの年収は「マイナビエージェント 職種図鑑」での平均年収は424万円(※2023年5月執筆時点)、経済産業省2017年発表の「IT関連産業の給与等に関する実態調査結果」から近い職種のIT技術スペシャリスト(特定技術(DB・NW・セキュリティ等))を参考にすると、平均年収758万円と分かりました。
国税庁2020年発表の「民間給与実態統計調査」における民間企業平均年収は433万円なので、データベースエンジニアは一般平均年収よりも、やや高めであることが分かります。
AI開発は今後さらに重要性を増していくことが予想されるため、AIエンジニアの市場価値も高まり年収も上がっていく可能性が高いと言えます。ただし、求められる技術も比例して上がっていくことが予想されるため、AIエンジニアを目指すなら技術をしっかり磨く必要があるでしょう。
【参考】:マイナビエージェント 職種図鑑 ※【平均年収 調査対象者】2020年1月~2020年12月末までの間にマイナビエージェントサービスにご登録頂いた方 【参考】:IT関連産業における給与水準の実態① ~ 職種別(P7) 【参考】:民間給与実態統計調査-国税庁
AI開発のためにPythonを学ぶ方法
AI開発を行いたい方はPythonを学ぶのがおすすめです。そこで、Pythonの基礎知識を身につける方法について詳しく解説します。
Pythonの文法を学ぶ
まずは、Pythonの基礎文法を学びましょう。基礎文法を学ばないことにはAI開発もできません。文法に関してはオンラインの学習サイトで学ぶのが効率的です。実際に手を動かしながら、文法を1つずつ覚えていきましょう。
Pythonのライブラリを学ぶ
Pythonには数多くのライブラリがあります。ライブラリを使いこなすことで、機械学習のような複雑なアルゴリズムも簡単に導入することが可能です。ライブラリの使い方は公式サイトや参考書などで学ぶのが良いでしょう。
【参考】:Python
Pythonで簡単なツールを作ってみる
ある程度Pythonの基礎スキルが身についたら、簡単なツールを作ってみると良いでしょう。たとえば、Webページの情報を取得しExcelにまとめるツールや自動でメールを送れるツールなど、機能が1つだけのシンプルなツールの開発から始めることをおすすめします。
Pythonエンジニアとして活躍しながらAI開発を学ぶ
Pythonを習得したらPythonエンジニアとして転職しつつ、AI開発を学んでいくことをおすすめします。Python開発の実績を積むことで、AI開発を行う企業に転職できたり、その会社でAI関連のプロジェクトを立ち上げたりする道が開かれていきます。
エンジニア未経験からPythonエンジニアに転職するなら、転職エージェントを活用することをおすすめします。エージェントでは面接練習や書類添削などのサポートを行ってくれます。
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Python以外にAI開発で用いられる言語
Python以外にもAI開発で用いられている言語はいくつかあります。Pythonを習得した方はこれらの言語も勉強しておくと、転職の幅をより広げることができるでしょう。
R言語
R言語は統計解析に特化したプログラミング言語であり、AI開発分野でも多く使われています。汎用性の面ではPythonに劣るものの、データ解析分野においては優れているため、AI開発を極めたい方におすすめできます。
C++
C++はC言語にオブジェクト指向関連の機能を追加した言語です。家電製品の開発やゲーム開発に用いられているC++ですが、AI開発にも活用することができます。Pythonに比べて習得難易度が高めですが、C++を勉強することでメモリ管理などのスキルを得られるメリットもあります。
JavaScript
JavaScriptはWebアプリにおけるフロントエンド開発で使われている言語です。AI開発だけでなく、フロントエンド開発も行いたい方はJavaScriptがおすすめできます。
AI開発に携われる企業を探すなら
本記事ではAI開発に用いられるプログラミング言語について解説しました。本記事で解説したように、AI開発を行うならPythonを習得することをおすすめします。
しかし、Pythonスキルを磨いたとしても、必ずしもAIエンジニアに転職できるとは限りません。特に未経験からAIエンジニアに転職するのは難易度が高いです。なぜなら、AIエンジニアの求人はまだそこまで多くないうえに、高度な技術が要求されるため未経験だと不利になってしまうためです。
未経験からAIエンジニアを目指す場合、選考対策をしっかり行う必要があります。とはいえ、転職活動に慣れてない方の場合、どのような対策を取れば良いか分からない場合が多いのではないでしょうか。
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