セールスエンジニアはきつい?メリットが多くおすすめの理由を解説!
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セールスエンジニアはきつい?メリットが多くおすすめの理由を解説!
アンドエンジニア編集部
2022.10.30
この記事でわかること
セールスエンジニアはITエンジニアのスキルを身に付けた営業職のこと
セールスエンジニアの仕事をきついと感じる人がいるのは、営業ノルマや顧客対応があるため
セールスエンジニアのメリットには将来性があり、評価基準が明確、キャリアアップしやすいことなどがある

セールスエンジニアはきつい仕事?

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セールスエンジニアは「きついからやめとけ」という声がネット掲示板などで見られます。しかし、セールスエンジニアはやりがいがあり、市場価値が高く将来性のある仕事です。

そんなセールスエンジニアの仕事が「きつい」「やめとけ」と言われる理由は何なのでしょうか?一言で言えば、セールスエンジニアへの期待が大きいことの裏返しです。セールスエンジニアはシステムエンジニアに代わってクライアントに出向き、システム提案を行い仕事を受注するという重要な役割を担っています。

そのためセールスエンジニアは顧客への提案力、ITやシステム開発に関する知識、リサーチ力など様々なスキルが求められます。その大きな期待が負担となり、一部のセールスエンジニアにとってはネガティブな見方の原因になっていると考えられます。

この記事では、セールスエンジニアとしてキャリアチェンジを目指す方の不安を解消し、転職を成功させる秘訣について解説します。

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セールスエンジニアはきつい?向いている人の特徴とやりがいとは

セールスエンジニアの仕事がきついと言われる理由と対処法

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セールスエンジニアの仕事がきついと言われる理由はどこにあるのか、気になるところです。ここでは、仕事がきついと言われる理由と、その対処法について紹介します。

営業ノルマがある

セールスエンジニアはエンジニア職というよりは営業職であり、いわゆる営業ノルマ(売上責任)があります。一部の企業には、この営業ノルマに対して非常に厳しいケースがあり、ノルマ未達の場合は評価を下げられ、業績連動の賞与が減額されることもあります。

そうしたプレッシャーやペナルティが「きつい」と言われる理由の1つです。こうした厳しいノルマは、働き方改革やコンプライアンスの観点から、廃止したり、減点方式から加点方式に切り替えたりする企業がみられるようになってきています。

顧客対応力を求められる

セールスエンジニアは第一線での顧客対応が求められます。セールスエンジニアはシステムエンジニアに成り代わってクライアントの要望や課題をヒアリングする立場ですが、時に過大な要求をしてくるクライアントもいます。

無理な納期や条件を求めるクライアントと自社のエンジニアとの板挟みに遭い、「つらい」と感じるセールスエンジニアがいます。クライアントとの良好な人間関係、信頼関係を築くことで顧客対応力を高めることは可能ですので、積極的な顧客訪問と良好な関係作りをおすすめします。

IT知識や技術力が求められる

IT技術の進展スピードは速く、セールスエンジニアは常に知識や技術を更新することが求められます。クライアントの中には、最新情報の提供をセールスエンジニアに求める企業もあり、業界動向や新製品情報などについて常にウォッチングしておかなくてはなりません。

特に勉強が苦手な人の中には、最新のIT知識や技術を学び続ける必要があるセールスエンジニアの仕事を「きつい」と感じる人がいます。情報収集ルートの開拓、読書や勉強の習慣を身に付けることで、この苦手意識は克服できますので、難しいと諦めず努力してみることをおすすめします。

セールスエンジニアの仕事をおすすめできる理由とメリット

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セールスエンジニアの仕事は一部ではきついと言われますが、DX推進やAIブームもあり、企業の旺盛なニーズに支えられ、市場価値が高く、やりがいのある職種です。ここでは、セールスエンジニアをおすすめする理由やメリットについて紹介をしていきます。

将来性がある

政府が主導するDXやAIなど、IT業界にはフォローの風が吹いていますが、その中で企業とITエンジニアをつなぐセールスエンジニアへの期待がさらに高まっています。セールスエンジニアは、営業としてのスキルに加え、エンジニアスキルを兼ね備えています。

ITエンジニア不足が深刻化する中、セールスエンジニアの需要は急速に高まっており、将来性は高いと言えます。

DXにAIは必要な要素であるが、AI導入はDX推進とイコールではない

評価基準が明確

セールスエンジニアに対する評価基準は明確で、営業予算に対する達成率で評価が決まります。クライアントからの評価が良ければ、さらに良い評価につながります。自らの努力が客観的な数字で示されるため、モチベーションを保ちやすいという特徴があります。

このように、自分の努力が給与や待遇に反映されるのはセールスエンジニアのメリットの1つです。

クライアントの反応がよく分かる

セールスエンジニアはエンジニアを代表しているだけではなく、会社の顔として直接クライアントと接するため、瞬時にクライアントの反応を感じることができます。

クライアントが何を不満に思い、何に満足しているのかがストレートに分かるため、時にはクライアントから称賛や感謝の言葉を掛けられることもあり、これがセールスエンジニアのモチベーションにつながります。

キャリアアップをしやすい

セールスエンジニアは常に最新のIT技術の習得に努めることが求められますが、得られた知識やクライアントから直接得られる情報は大きな強みです。また人脈づくりに有利な立ち位置にあり、セールスエンジニアとして得た知識や情報、人脈などがキャリアアップを後押しする力になります。

セールスエンジニアのキャリアパスとしては、ITコンサルタント・プロジェクトマネージャ・セールスマネージャなどが想定されます。

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セールスエンジニアの年収

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セールスエンジニアは将来性が高く、やりがいのある職種ですが、年収はどの程度見込めるのでしょうか。

セールスエンジニアの平均年収は「マイナビエージェント職業別年収ランキング」から近い職種のプリセールス※で見ると599万円、経済産業省2017年発表の「IT関連産業の給与等に関する実態調査結果」の(営業・マーケティング)を参考にすると、682万円と分かりました。

国税庁2020年発表の民間給与実態統計調査での民間企業平均年収は433万円ですので、セールスエンジニアの平均年収は一般の年収よりも、やや高いことが分かります。

セールスエンジニアは営業職でありながら、ITの知識やシステム開発のスキルを有し、注目度の高い職種です。また政府が推進するDXに向けて、企業のシステム化に対する需要は非常に旺盛です。こうしたことから、これからもセールスエンジニアの年収は上向いていく可能性があると言えます。

【参考】:※マイナビエージェント職業別年収ランキング ※【平均年収 調査対象者】2020年1月から2020年12月の間でマイナビエージェントに登録いただいた方 【参考】:IT関連産業における給与水準の実態① ~ 職種別(P7) 【参考】:民間給与実態統計調査-国税庁

セールスエンジニアに向いている人

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セールスエンジニアはITの基本的なスキルがあり、人と接するのが好きな人に向いた職種といえますが、これからセールスエンジニアに向いている人の特徴について見ていきましょう。

包容力がある人

セールスエンジニアは社内のエンジニアとクライアントとの橋渡し役であるため、両者の板挟みとなり、大きなストレスを受けることがあります。クライアントからのクレームを直接受けるのもセールスエンジニアの仕事の一部です。

そのため、それらを受け止められる度量、包容力が必要です。相手の立場を思いやり、相手の立場に立って寄り添えるような包容力がある人が向いているといえます。

空気が読める人

その場の空気を読み、臨機応変に対応できる人がセールスエンジニアには向いています。空気が読める人はクライアントや自社のエンジニアの共感を得やすく、また心をつかめる人です。

打ち合わせなどで上手くいかずに気まずい雰囲気になっても、空気を読んで話題を変えたり、仲裁したりできるような、空気が読める人が向いています。

知識欲が高い人

セールスエンジニアは、最新のIT技術や知識を豊富に持っていることが求められます。話題に事欠かず、打てば響くように最新の話題を語れるセールスマネージャーは、クライアントから重宝されます。

そうした最新の知識や情報を常にキープするためには、知識欲が高く、好奇心や向学心がある人が向いています。

セールスエンジニアのキャリアパスと将来性

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ここでは、セールスエンジニアのキャリアパスと将来性を見ていきます。セールスエンジニアはIT業界固有の職種ですので、活躍できる範囲が限られるような気がしますが、実際のところはどうなのか確認してみましょう。

セールスエンジニアのキャリアパス

1.営業職として セールスエンジニアはエンジニアスキルと営業スキルを兼ね備えており、適性や本人の希望から営業職への転身も可能です。エンジニアスキルを活かし、ITに明るく、システムが分かる営業職としてセールスマネージャーを目指すキャリアパスがあります。

2.エンジニア職として セールスエンジニアはシステム開発プロジェクト編成の前段階として、システムエンジニアの協力を得ながらクライアントの要件分析や提案を行いますが、この経験を活かしてプロジェクトマネージャーやプロジェクトリーダーを目指すことが可能です。

他、興味のある専門分野に特化し、インフラエンジニアやWebエンジニアなど、セールスエンジニアはあらゆるエンジニアへのキャリアチェンジの可能性を秘めています。

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セールスエンジニアの将来性

DX推進、AIやIoTへの対応、ピッグデータなど企業の課題は山積しており、2030年にIT人材が79万人不足するというデータ※があることから、エンジニア不足が懸念される中、システム開発への理解と営業もできるセールスエンジニアに対する需要はさらに高まると考えられます。

また、クライアントの課題に寄り添えるセールスエンジニアは重用され、ITコンサルタントへの転身も可能です。このように、セールスエンジニアの将来性は高いと考えられます。

【参考】:※ 経済産業省「IT人材需給に関する調査レポート」

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セールスエンジニアとして活躍できる企業を選ぶ

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セールスエンジニアとして活躍するには、適性や資格も大切ですが、何より重要なのは自分に合った企業、力を活かせる企業を選ぶことです。

どのような企業でセールスエンジニアとして活躍したいのか、明確なイメージや目標、計画を持つことが重要です。目指す企業のイメージが固まったら、企業探しは転職エージェントに依頼すると良いでしょう。

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