Sublime Text 4の概要からインストール方法・特徴を解説
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Sublime Text 4の概要からインストール方法・特徴を解説
基礎知識
アンドエンジニア編集部
2022.08.14
この記事でわかること
Sublime Textは、コードサイズが小さく動作が軽いテキストエディタです
クロスプラットフォームであり、Linux・MacOS・Windowsに対応します
機能のカスタマイズ性が高く、ビルド・実行環境と連携し統合開発環境(IDE)用途にも対応します

Sublime Textとは

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Sublime Textとは、Linux・MacOS・Windowsに対応するクロスプラットフォームのテキストエディタを指します。プロプライエタリのソフトウェアですが、PythonのAPIを始めとして多くの機能を持っています。Sublime Text 4は安定版で、Build 4126が最新バージョンです。

【参考】:Sublime Text

Pythonのよく使うライブラリ一覧!一段上の開発を目指そう

Sublime Textの特徴

Sublime Textの特徴は、コードサイズが小さいので動作が軽かったり、必要な機能をプラグイン追加で拡張できたりすることが挙げられます。プラグイン管理は、パッケージマネージャである”Package Control”を用いて、最新の状態に維持することができます。

【参考】:Sublime Text Package Control

Sublime Text 4の新機能

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Sublime Text 4では、以下に挙げる機能を新規あるいは改善し、提供しています。変更は多岐に渡りますので、ここでは、ハードウェアのサポート・ 言語サポートの拡充・操作感の改善の3分類に整理して解説します。詳細は、以下のリンクよりご確認ください。

【参考】:Sublime Text 4 【参考】:Sublime Text Documentation

ハードウェアのサポート

Sublime Text 4では、GPUレンダリング機能が、Linux・MacOS・Windowsのいずれでも利用可能です。滑らかなUIを実現し、低消費電力で実行します。Sublime Text for Macでは、Apple Silicon プロセッサをネイティブサポートするほか、Linux ARM64ビルドも提供します。

言語サポートの拡充

JavaScriptエコシステムであるTypeScript・JSX・TSXをサポートし、デフォルトで利用可能です。シンタックスハイライトのエンジンが改良され、非決定論的な文法や、複数行構成・遅延埋め込み・シンタックス継承などが実装されました。メモリ使用量削減や、ロード時間短縮も図られています。

また、Python APIも更新され、現在はPython 3.8です。Sublime Text 3用のパッケージとの後方互換性は保たれています。

JavaScriptとは?その特徴やメリット・デメリットを解説!

操作感の改善

実行時のファイルタブが強化され、分割表示が簡単にできます。サイドバー・タブバー・Goto Anything・Goto Definition・オートコンプリートなどの機能が強化され、より直感的なコードナビゲーションが可能です。

サジェスチョンには、その種類に関する情報が追加され、定義へのリンクも提供されます。UIも更新され、テーマとカラースキームがダークモードの自動切り替えに対応したほか、WindowsとLinuxのAdaptiveテーマにカスタムタイトルバーが追加されました。

Sublime Textの料金体系

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Sublime Textは、無料版と評価版の区別がありません。無料でダウンロードして評価し、利用することができます。継続使用に関しては、Sublime Textの公式サイトに次の記載があります。

>Sublime Text は無料でダウンロードして評価できますが、継続して使用するにはライセンスを購入する必要があります。

無料版としての期限(無料期間)は設定されておらず、定期的に購入を促す表示が現れるのみです。

【参考】:Buy Sublime Text

Sublime Textのライセンス購入

ライセンス購入についてですが、個人向けはワンタイム購入で3年間利用できます。その後継続使用する場合は、アップグレードが可能です。ワンタイム料金は99USドル、アップグレード料金は80USドルです。

【参考】:Buy Sublime Text 【参考】:Upgrade Sublime

Sublime Textのライセンス有効期限

個人向けライセンスは3年間有効であり、購入日から3年以内にリリースされた製品は期限なく利用できます。3年経過後に新しいバージョンを利用する場合はアップグレードが必要です。

Sublime Textを複数のPCやOSで利用するには

Sublime Textはユーザーライセンスです。*個人向けの場合は、個人で所有する複数のPCや異なるOSでも利用することができます。

【参考】:Sublime Sales FAQ

Sublime Textの利用準備

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ここでは、Sublime Textを利用するにあたって、必要な準備について順に説明していきます。具体的には、Sublime Textのインストーラのダウンロードからインストール作業、セットアップについて解説していきます。

Sublime Textのダウンロード

Sublime Textのダウンロード方法ですが、Windowsを例に用いて解説します。Windowsのダウンロード方法はとても簡単です。公式サイトを表示すると、表示画像上部に「DOWNLOAD FOR WINDOWS」の表示が見えます。

この表示をクリックすると、”sublime_text_build_4126_x64_setup.exe”がWindows PCに格納されます。公式ダウンロードサイトでは、MacOS・Windows・Linuxのモジュールが公開されています。お使いの環境に合わせて作業を進めていきます。

【参考】:Sublime Text - テキスト編集を正しく行う

Sublime Textのインストール

インストールするには、保存されている”sublime_text_build_4126_x64_setup.exe”を実行します。最初に「Select Destination Location」で、インストール先のフォルダを指定します。

あらかじめ、”C:\Program Files\Sublime Text”が入力されていますので、問題なければそのまま「Next」をクリックします。

続いて「Select Additional Tasks」で、インストール時の追加タスクとして「Add to explore context menu」のチェックボックスを指定します。問題なければそのまま「Next」をクリックします。

最後に「Ready to Install」が表示され、インストール前の最終確認となります。ここで問題なければそのまま「Install」をクリックします。インストール後、完了画面が表示されますので「Finish」をクリックし、終了します。

Windows以外のOSですが、MacOSでは、ダウンロードしたdmgファイルを「Applications」フォルダにドラッグアンドドロップします。Linuxでは、他のパッケージ同様にリポジトリからインストールします。

Sublime Textの実行方法

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インストール完了により、Sublime Textが実行可能です。Windowsの場合、スタートメニューに表示されるSublime Textをクリックし、起動します。この時点でテキストエディタとして正常に動作し、日本語表示と入力を行うことができます。

Sublime Textのプラグイン

プラグインを使うには、パッケージマネージャであるPackage Controlをインストールします。インストールするには、メニューの「Tools」「Install Package Control…」をクリックします。Package Controlのインストールが完了すると、ポップアップメニューが表示されます。

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 【図】:Package Comtrolのインストール

Package Controlインストール完了により、「Tools」「Command Palette…」からパッケージをインストールすることができます。

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 【図】:パッケージのインストール

Sublime Textの日本語化

Sublime Textのインストール直後は、日本語表示と入力は可能ですがメニューは英語のままです。メニューの日本語化をするには、パッケージをインストールします。

さきほどの、「Tools」「Command Palette…」で表示される入力フィールドに”install package”を入力すると、下に候補が表示されます。ここでは、「Package Control: Install Package」をクリックします。

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 【図】:install packageの実行

続いて入力フィールドに、”japanize”と入力すると、下に候補として「Japanize」が表示されます。その該当部分をクリックします。

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 【図】:メニューの日本語化

インストール完了後は、以下のようにメニュー表示も日本語化されていることが分かります。残念ながら、メニューで表示されるサブメニュー以下は英語のままで、完全な日本語化というわけではありません。

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 【図】:メニューの日本語表示

キーボードのカスタマイズ

Sublime Textの基本設定は、Preferences(基本設定(n))から行うことができます。例えば、キーボードのカスタマイズは、「Preferences(基本設定(n))「Key Bindings」から行います。カラースキームやテーマなど、必要に応じて設定変更します。

【参考】:Sublime Text Key Bindings

Sublime Textを使ったC言語の開発から実行まで

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Sublime Textはテキストエディタですが、ビルド環境を用意することで統合開発環境(IDE)のように利用することが可能です。そのため、あらかじめビルドに必要なコンパイラ等を別途用意する必要があります。

C言語については、MinGWでGNU環境をインストールするなどしてください。他の言語系でも同様に準備しましょう。

【参考】:MinGW - Minimalist GNU for Windows

IDEとは?詳細やメリット、おすすめのIDEを紹介します!

C言語によるHello Worldの作成

ここまでの設定で、すぐに必要となる準備作業は完了しました。ここでは、プログラム開発の最初のステップとしてHello Worldを作成してみます。以下のように、シンタックスに応じてカラーハイライトされることで、入力したプログラムコードは、C言語の構文や表記が正しく解釈されていることが分かります。

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 【図】:C言語のプログラム編集

作成コードのビルドと実行

作成コードは、「Tools(ツール)」「Build」でビルドすることができます。「Tools(ツール)」「Build With…」を選択すると、Build(ビルドのみ)またはBuildとRun(ビルドから実行まで)が選択できます。

「Tools(ツール)」「Build System」を見るとAutomaticが設定されていますので、C言語の場合C Single Fileとして認識されます。

【参考】:Sublime Text Build Systems

「Tools(ツール)」「Build With…」から「C Single File - Run」を選択すると、ビルド時のGCCのコンパイルからEXE作成、実行までを行います。実行結果は、次のように下側ペインに表示されます。正常にコンパイルが完了したので、実行結果として”Hello World”が表示されていることが分かります。

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 【図】:C言語のビルドと実行結果

プラグイン機能を活用しましょう

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Sublime Textは、パッケージマネージャであるPackage Controlを用いて、用途に応じた多様なパッケージを組み込むことができます。パッケージ利用により、求める機能の適合性や操作性が高まります。

クロスプラットフォームでも動作しますので、1度導入したらとことん利用することができる、おすすめのテキストエディタと言えるでしょう。

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