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【使いやすさを追求】Windows11のメモ帳がモダンに!使い方から変更点まで解説
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【使いやすさを追求】Windows11のメモ帳がモダンに!使い方から変更点まで解説

アンドエンジニア編集部
2023.11.22
この記事でわかること
長らく大きな変更がなかったWindows付属の「メモ帳」はWindows11の新バージョンから大きく変わった
メモ帳アプリをスタートメニューにピン留する方法や従来との見た目や機能面の違い
メモ帳はさらに進化しており、タブ機能が付いた新しいメモ帳が試験的に公開されている

Windows11でメモ帳の機能が変わった

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Windowsに付属する「メモ帳」(notepad.exe)はWindows1.0登場以来使われ続けた、お馴染みのテキストエディターでした。

フォントの変更が可能になったり、64Kb以上のテキストファイルが扱えるようになったり、多少の改善が行われたものの、基本的な機能やデザインは長い期間、ほとんど変更はありませんでした。

Windows10ではLinux環境が構築できるWSL(Windows Subsystem for Linux)が搭載され、Linuxとの親和性が課題になったことから、メモ帳の機能追加やパフォーマンス改善が行われました。

例えば、Linuxの改行コードである(LF:0x0A)をサポートしたり、ズーム機能が追加されたり、大幅な改善が図られましたが、デザインに関しては大きな変更は加えられませんでした。そのためか、メモ帳の機能変更に関しては広く知られることはありませんでした。

ところが、Windows11では基本的な機能や構造はWindows10と大きな変更はなかったものの、Microsoftが提唱する「Fluent Design System」と呼ばれる新しい考え方のデザインシステムが採用され、メモ帳がモダンなデザインに変わっています。

見た目はシンプルですが、メニューバーがタイトルバーと一体化していたり、マウスを使わずにキーボード主体の操作ができたり、こだわりを感じる改善が施されています。

この記事では、そんな変化を遂げたWindows11の「メモ帳」について、表示方法・使い方・従来からの変更点・便利テクニックなどを紹介します。シンプルなメモ帳を使ってみたい方はぜひ参考にしてください。

【参考】:Windows Notepad - Microsoft Store アプリ 【参考】:Fluent Design System|Microsoft Design

テキストエディターとは?エンジニア初心者におすすめのエディタも紹介!

メモ帳を使えるようにする

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実際にメモ帳を使ってみましょう。Windows11でメモ帳は「すべてのアプリ」の中にありますが、毎回この「すべてのアプリ」から起動するのは非効率的なため、より簡単に利用できるように環境を整えてみましょう。

そもそもメモ帳とは

Windowsのメモ帳とは何かについて確認しておきましょう。日本名は「メモ帳」、英名「Notepad」と呼ばれており、Microsoft Windowsに標準で付属しているテキストエディタのことです。

メモ帳はWindows 1.0のバージョンから付属していましたが、「行番号」や「ルーラー」などの表示ができず、「表示したテキストの折り返し」や「文字数を表示する」といった機能もないため、文字数を指定されている原稿を書く人には不便でした。

こうしたテキストエディタとして基本的な機能がWindows10の「バージョン 1809」から追加され、大きく変わりました。さらにWindows11ではGUIが変わり、さらに使いやすさが追及されています。Windowsのメモ帳が使いにくいと感じている方にも、1度使ってみることをおすすめします。

GUIとは?CUIとの違いやメリット・デメリットをエンジニア向けに解説!

メモ帳のインストール

Windowsのメモ帳は付属する標準アプリのため、基本的にインストールは不要ですが、誤って消してしまったり、Windowsのバージョンアッブで稀に消えてしまったりすることがあります。

その場合は、次の「Microsoft Sore」の「Windows Notepad」のページにアクセスし、[Microsoft Store アプリの取得]ボタンをクリックして指示に従ってインストールができます。

【参考】:Windows Notepad - Microsoft Store アプリ

メモ帳の起動

Windows11の[スタートメニュー]をクリックし、表示された画面の右上「すべてのアプリ」をクリックして、アプリ一覧画面を表示します。

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アプリ一覧から「ま」の項目が表示されるまで下にスクロールすると「メモ帳」が見つかります。

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毎回、メモ帳アプリを起動するのに、上記の方法では手間が掛かりますので、スタートメニューにピン留め(ショートカット)を作成しましょう。

Windows 11でショートカット作成は難しい?手順や変更・削除方法も解説

メモ帳をスタートメニューにピン留めする

これから「メモ帳」アプリをスタートメニューにピン留めする方法について解説します。「すべてのアプリ」で「メモ帳」アプリを表示したら、右クリックすると操作メニューが表示されますので、「スタートにピン留めをする」をクリックします。

次に[戻る]ボタンをクリックします。改めてスタートメニューを表示すると、「メモ帳」アプリがピン留めしたアプリに登録されていることが確認できます。

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Windows11メモ帳の変更点

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Windows11のメモ帳は旧バージョンから大きく変わりましたが、具体的には何が変わったのかについて確認してみましょう。

デザイン変更

従来のメモ帳はWindowsの初期の頃から同様のクラシックなデザインでしたが、Windows 11ではMicrosoftが提唱する「Fluent Design System」と呼ばれる新しい考え方のデザインシステムが採用され、メモ帳がモダンなデザインに変わっています。

メニューバーはタイトルバーと一体化されているように見えます。メニューは従来の「ファイル・編集・表示・ヘルプ」から「ファイル・編集・表示」へと3項目に減り、代わりにメニューバーの右端に設定メニューがアイコンで追加されています。

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キーボード操作主体のアクセスキーに対応

Windows11のメモ帳では、キーボード中心の操作を意識した「アクセスキー」に対応し、[Alt]キーを押すだけでそれぞれのメニューに対応した英数字が現れます。ファイルメニューであれば、キーボードで[F]キーを押すとファイルメニューが表示されます。

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[F]キーを押して、ファイルメニューが表示されたら、名前を付けて保存する場合は[A]キーを押すことでファイル保存の画面に遷移します。またショートカット操作にも対応しているため、好みによって効率的な方法を使い分けできるのは大変便利です。

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検索・置換ボックスがシンプルに

新しいメモ帳では検索・置換のダイアログボックスのデザインがシンプルになりました。検索時の上下移動や、条件設定などがアイコンからの選択になっています。

カラーの絵文字に対応

新しいメモ帳は絵文字にも対応しています。旧バージョンのメモ帳では絵文字はカラーではなくモノクロで表示されていましたが、新しいメモ帳はFluentデザインによるカラフルな絵文字が利用できるようになりました。

絵文字や顔文字の画面を表示するには、ショートカットでWin + . (ピリオド) 、もしくは Win  + V キーを入力してください。

設定アイコンが追加された

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新しいメモ帳では、メニューバーの右端に歯車の形をした[設定]アイコンが追加されており、[アプリのテーマ]と[フォント]の設定変更が可能です。アプリのテーマは、好みに合わせて[ライト]モードと[ダーク]モードを指定できます。またWindowsのシステム設定に合わせることも可能です。

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新しいメモ帳の不具合が見つかったら

「Windows 11 Pro 22H2 64 ビット(ビルド 22621.963)」ではメモ帳の不具合として、「すべて置換」のボタンが表示されないという不具合が報告されています。

Windows updateの2023年2月14日 — KB5022845(ビルド 22621.1265)環境ではメモ帳の不具合は解消されていますので、不具合を発見した場合は、Windows Updateを確認してみることをおすすめします。

【参考】:最新の Windows Update を入手する - Microsoft サポート

定期的に訪れる累積更新プログラムとは?Windows Updateの専門用語を解説

タグ機能付きのメモ帳が登場

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Microsoftは2023年1月19日(米国時間)、Microsoftはタブ機能が追加されたWindows 11の新しいメモ帳アプリ(バージョン11.2212.33.0)をWindows InsiderのDevチャネル向けに提供を開始しました。

タブ機能が付いた新しいメモ帳では複数のテキストファイルをタブで管理できることで、作業性の向上が期待されます。

また未保存ファイルの改善として、内容に即したファイル名の生成、タブ名の自動生成や、保存ができていないことを示すインジケータが追加されるなどの機能追加が行われています。

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【参考】:Tabs in Notepad begins rolling out to Windows Insiders | Windows Insider Blog 【参考】:Windows 11ミニTips(168) タブ機能付きメモ帳の動作設定をいち早くチェック | マイナビニュース

新しいメモ帳を活用してみよう

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この記事ではWindows11に付属する新しいメモ帳の概要や機能、便利な使い方について紹介しました。旧バージョンのメモ帳は機能が限られるため、テキストエディタとしてVscodeや秀丸エディタなどを利用されていた方も少なくないでしょう。

シンプルながらもGUIや操作性が改善した新しいメモ帳は、難しい操作やマウス操作を行わず、テキスト入力に専念したい方には適したテキストエディタになるかもしれません。この記事でWindows11の新しいメモ帳に興味が湧いた方は1度触ってみてはいかがでしょうか。

【参考】:Visual Studio Code | Code Editing. Redefined 【参考】:秀まるおのホームページ(サイトー企画)|秀丸エディタ

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