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SESは「やめとけ」って本当?なぜそう言われるのか解説!
アンドエンジニア編集部
2021.05.03
この記事でわかること
SESは給料が低い、スキルアップが難しいなどの理由で「やめとけ」と言われることが多い
SES事業を行う会社の中でも優良企業はある
エンジニア経験者はSES会社に入社するのはおすすめしない

SESはやめとけと言われる理由

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SESに入社するにはやめとけと言われる理由をまとめました。あくまでこういった理由で言われているという話であり、全てのSES会社がこうである、という訳ではありません。SESの中にも優良企業は多くあります。ただ、SESに転職するなら、SESが避けられている理由も知っておいた方が良いでしょう。

給料が低い

SESは、他のIT企業より給料が低い傾向があります。なぜなら、スキルが低い人でもできる下流工程の仕事が多いからです。下流工程の仕事は経験年数が浅くてもこなせる分、給料が上がりにくいことが多くあります。SESでも上流工程の仕事を行う人もいますが、外部の人間にクライアントとのヒアリングやプロジェクト統括などの業務は任せにくいため、任命される可能性は低いです。

また、客先の企業と契約する際、請負契約ではなく準委任契約になるのも給料が低い理由でしょう。準委任契約とは、成果物を完成させることへの責任がない契約であり、成果物ではなく働いた労働時間によって報酬が決められます。そのため、仕事で成果を出しても給料に反映されないことも多いのです。

スキルアップが難しい

SESはスキルアップが難しいのも、やめとけと言われる理由です。SES会社に所属すると、様々な企業で働くことになります。しかし、1つの会社に所属する期間が短い場合も多いです。その場合、十分なスキルを身につけられないまま、他の会社に配属されることになります。

また、配属先によっては雑用業務ばかり任せられることもあります。例えば、ドキュメントの修正やアプリのテストなどを依頼される人もいます。こういった仕事ばかりだと、プログラマーとしてのスキルが身につけられません。

特に20代のエンジニアにとって、働きながらスキルアップすることは重要です。スキルアップできないと、いつまでもSES会社から抜け出さないこともあるでしょう。

1から人間関係を構築するのが辛い

新しい現場では1から人間関係を構築しなくてはならず、それが辛いという人も多いです。職場に仲の良い人がいなくて、疎外感を感じる人もいます。また、上司や部下とも上手くコミュニケーションが取れない人も多いでしょう。人間関係の悩みから、退職してしまったり気分が塞ぎ込んでしまったりする人もいます。この辺りは向き不向きも問題ですので、自分が人間関係にストレスを感じやすいか、考えた上で転職しましょう

偽装請負がある

SES会社で働く場合、「偽装請負」があるケースもあります。例えば、準委任契約を交わした筈が、実際は派遣契約のような形態になっていることがあります。派遣契約の場合、客先の会社から残業や休日出勤を命じられてしまう可能性もあります。こういった違法な契約に巻き込まれる人もいるのです。転職する前に企業の口コミなどをチェックし、偽装請負が行われていないか確認しましょう。

年齢が上がると厳しくなる

SES会社の場合、年齢が上がると勤め続けるのが難しくなる恐れがあります。30代後半になってくると、派遣先がなかなか決まらないことが増えてきます。若手の方が単価が安く、使いやすいからでしょう。派遣先が決まらないと、会社から自主退職を求められることもあります。

また、30代後半になると管理職へ出世する人も増えてきます。そういった状況でいつまでも客先常駐で働くと、周囲との給料の差がどんどん広がっていきます。そのため、年齢が上がるとSES会社から転職する人が多いです。

SESとは?詳細やメリット・デメリットについて徹底解説!

優良企業なSES会社に転職するメリット

メリット・デメリット

SES事業を行っている会社が、必ずしもブラック企業とは限りません。中には、労働者のことを考えた優良企業も存在します。そういった優良企業のSES会社なら転職するメリットはいくつかあります。これらのメリットが良いと感じるなら、SES会社に転職する選択もありと考えます。

未経験でも転職可能

SESは、未経験でも転職できるのが1番のメリットです。SES会社は大量採用を行っていることが多く、未経験でも積極的に雇ってくれます。求められる技術レベルが上がっている昨今、IT企業へは未経験だと中々転職できないのが現状です。中途からエンジニアを目指す方にとって、SES会社は救世主とも言えるかもしれません。

また優良企業なSES会社の場合、研修も手厚く行ってくれます。1からプログラミングを学べる環境が整っているでしょう。さらに、簡単な仕事を通じてスキルをアップができます。SES会社である程度スキルを身につけ、自社開発企業に転職する人もいます。こういった観点からも、未経験がSES会社を最初に選ぶのはおすすめです。

幅広い経験が積める

様々な企業に配属して働くため、1つの経験を深く積めない分、幅広い経験を積むことが可能です。特に駆け出しエンジニアの場合、幅広い経験を積み、自分に合ったジャンルを見つけることは重要でしょう。SES会社によっては、大手からベンチャーまで幅広い企業に配属可能です。

スキルアップがしにくいSES会社もあれば、スキルアップがしやすい会社もあります。会社によっては福利厚生として資格の補助を出してくれたり、勉強会を開催したりしている所もあるのです。SES会社の中でも、こういった会社を選ぶと良いでしょう。

また、幅広い経験を積めると共に、人脈も多く形成できます。様々な企業の人と知り合うことが可能なので、人脈を多く形成すれば、将来フリーランスエンジニアになる場合においても役立つ場合があります。知り合いから案件を紹介してもらえるかもしれません。

大手企業で働ける

配属先の中には、入社するのが難しいレベルの大手企業もあります大手企業の綺麗なオフィスで働くことが可能で、それだけでモチベーションがアップする人もいるでしょう。また、大手企業の社員食堂も利用が可能です。大手の社員食堂は美味しい上にコスパも良いことか多いでしょう。SES会社で働くと、こういった恩恵を受けることもできるのです。

残業が少ない

SES会社は基本的には残業は少なめです。なぜなら、常駐先の会社とは準委任契約を交わすからです。準委任契約の場合、労働者は仕事による成果物を完成させることに責任を持つ必要はなく、あくまで指定された労働時間働くことに責任を持ちます。そのため、成果物が完成しないからといって、残業しなくてはいけない義務はありません。また、残業したとしても働いた分の残業代がしっかり支払われます。

ただし、SES会社の中には偽装請負もあり、準委任契約の筈が実際は派遣契約であることもあるので注意が必要です。また、逆に残業をやりたい場合でもやらせてくれない、というジレンマが発生することもあります。

将来フリーランスを目指せる

将来フリーランスを目指せるのも、SES会社に勤めるメリットでしょう。SES会社に勤めれば、複数のプロジェクトに関われるため、幅広いスキルを習得できます。そのスキルは、フリーランスエンジニアになってからも役立つでしょう。

フリーランスになれば、自分の力で稼ぐことができ、会社が傾いても食いっぱぐれずに済みます。また、配属する案件も自由に選択することが可能です。

フリーランスエンジニアになるメリット・デメリット、年収や将来性

エンジニア経験者はSES会社に入社すべきか

ソフトウエア

SES企業の良い面、悪い面を紹介してきました。SES会社は未経験でも転職しやすいのが魅力の1つです。それでは、経験者がSES会社に転職するのはどうなのか、気になる方も多いかと思われます。こちらについて結論を出しましょう。

エンジニア経験がある人なら入社する意義は薄い

エンジニア経験者が、SES会社に入社するメリットはそこまでないでしょう。なぜならSESとして働く場合、スキルが低くでもできる仕事を任せられるため、今後の成長が難しくなるからです。既に2~3年エンジニア経験があるなら、これからはSEやPMに昇格するために必要なスキルを身につけたいところです。

加えて、SES会社は給料が安いため、転職前より給料が下がる可能性が高いです。そのため、SES会社ではなく他の受託開発や自社開発に転職するか、今の会社に残り続ける方が良いでしょう。

経験者がSESとして働きたいなら独立もあり

様々な会社に常駐して働きたいなら、独立してフリーランスエンジニアになるという選択肢もあります客先常駐型フリーランスエンジニアは、自分で案件を選択できる分、高収入を獲得しやすく、月収50万円以上獲得している人も多くいます。また、正社員に比べて働き方も自由です。

「案件探しが大変そう」と思われるかもしれませんが、フリーランス向けの案件も多くあります。また、フリーランスエージェントを活用すれば、担当者が案件探しを行ってくれるため、案件探しに関してはそこまで心配する必要はありません。

もちろん、福利厚生がない、税務処理を自分で行わないといけない、などのデメリットもありますが、こういった道も検討してみると良いでしょう。

SES会社=ブラックではないが経験者が転職するメリットはない

business partner

本記事では、SES会社に転職するのがやめとけと言われる理由について解説しました。なぜSESがやめとけと言われるのか、お分かり頂けたかと思います。SES会社が世間から良い印象を持たれていないのは事実ですし、実際にブラックな会社も多くあります。

しかし、全ての会社がブラックなのではなく、優良企業も探せばあります。優良企業のSESなら、幅広い経験を積めたり未経験でも転職できたりするため、魅力的とも言えるでしょう。とはいえ、エンジニア経験が2~3年あり、既にある程度のスキルがある人なら、SES会社に転職するメリットはそこまでないと言えます。本記事が、SES会社に興味を持っている方にとって、有意義なものとなれば幸いです。

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