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未経験者のためのC#勉強法とは?おすすめロードマップを紹介!
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未経験者のためのC#勉強法とは?おすすめロードマップを紹介!

アンドエンジニア編集部
2022.12.14
この記事でわかること
C#の入門者向けの勉強法として、書籍・学習サイト・学習ゲームがおすすめできる
学習ロードマップの第一ステップは学習サイトがおすすめ
学習サイトの次は書籍、サンプルプログラムの作成の順がおすすめ

C#の勉強方法はどうすれば良いのか?

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UI付きの業務用アプリケーションやWebアプリケーションなど多様な開発に使われているC#は、その汎用性や学びやすさから、未経験にもおすすめできる言語です。しかし、そんなC#をどうやって勉強していけば良いか迷っている方も多いのではないでしょうか。

本記事では、C#の概要を説明しつつ、具体的な勉強法とおすすめする学習ロードマップについて、分かりやすく紹介をしていきます

まずは取り掛かりやすい学習サイトから

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結論から言いますと、学習サイトを最初の入門として活用することをおすすめします。プログラミング言語を学習する方法にはいくつもありますが、C#の学習サイトは参考書形式のものから実践形式のものまで広く充実しています。

また、実践形式は入門者にとってのハードルが低く、継続しやすいという特徴もあります。学習サイトによる入門を終えたら、書籍を使って基礎の定着を進め、サンプルアプリケーションを設計するまでがロードマップの一区切りです。

C#とは?

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学習ロードマップの説明に入る前に、まずはC#の概要を説明していきます。C#は2000年にMicrosoft社によって開発にされたプログラミング言語であり、Javaと同じくオブジェクト指向型の言語です。.Net Frameworkと呼ばれるフレームワーク上で動作する点も特徴です。

C#とは?できることやメリット・デメリットについて解説!

C#のメリット

C#をプログラミング未経験者が学ぶことにどのようなメリットがあるのでしょうか。以下に紹介をしていきます。

■様々なプラットフォーム上で動作する C#はそれ自体が.Net Frameworkというフレームワーク上で動作するように設計されており、Windowsをはじめ、MacやAndroid、iOSなどのプラットフォームで動作するアプリケーションを容易に開発することができます。

■開発環境が便利 C#の開発環境としてMicrosoftがVisual Studioを公開していますが、このツールは初心者でも非常に使いやすく、ユーザーインターフェースの設計も簡単に行うことができます。もちろん無料で使用可能です。

■ライブラリが豊富 開発を進めるにあたって、必要な機能がパッケージ化されたライブラリが充実しており、ライブラリを組み合わせることで初心者でも作りたいプログラムを比較的容易に開発することができます。

C#の求人職種

C#の概要を解説しましたが、C#を扱う求人はどの職種に該当するのでしょうか。C#を含めたプログラミング業務を主体とする職種は、基本的にはプログラマーです。ただ、C#はWebアプリケーション開発にもよく使われるため、Web系エンジニアも職種の中には含まれるでしょう。

プログラマーとしては、業務用アプリケーションの開発やスマートフォン用アプリケーションの開発、ゲーム開発などを行う形です。このように、C#のプログラマーは様々な分野の開発にチャレンジすることができます。

しかし、未経験者からプログラマーにチャレンジできるかどうか不安な方も多いでしょう。企業の中には社内研修が充実していて、未経験者でも学びながら仕事を進めることも珍しくはないため、未経験者であっても諦めずに求人を探していくとよいでしょう。

Webエンジニアの将来性が高い理由とは?転職方法や年収も解説

C#プログラマーの年収

C#を使用する職種としてプログラマーがありますが、その年収はどのようなものなのでしょうか。

プログラマーの年収は「マイナビエージェント 職種図鑑」での平均年収は344万円、経済産業省2017年発表の「IT関連産業の給与等に関する実態調査結果」から近い職種のエンジニア/プログラマを参考にすると、平均年収592万円と分かりました。

国税庁2020年発表の「民間給与実態統計調査」における民間企業平均年収は433万円なので、プログラマーは一般平均年収よりも、やや低めであることが分かります。

C#を勉強してもあまり年収を上げられないのでは、と思った方もいらっしゃるかもしれません。しかし、プログラマーはプログラミング主体の職種の中では下流工程の職業であり、上流のシステムエンジニアへとキャリアアップできれば、相応の年収へアップすることも可能です

【参考】:マイナビエージェント 職種図鑑 ※【平均年収 調査対象者】2020年1月~2020年12月末までの間にマイナビエージェントサービスにご登録頂いた方 【参考】:IT関連産業における給与水準の実態① ~ 職種別(P7) 【参考】:民間給与実態統計調査-国税庁

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C#の勉強方法

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C#に関する概要を説明したところで、具体的な勉強方法について、未経験者におすすめの方法を紹介していきます。

書籍を活用する

プログラミング言語が生まれてから続く、最も伝統的な学習方法が書籍の活用です。C#の歴史はそこまで古いわけではありませんが、評判が良く、未経験者にもおすすめできる書籍がたくさんあります。書籍は、その一冊に必要な知識が凝縮されており、書いてある内容を全て正しく理解できれば、かなりの実力が身に付きます。その分、時間をかけた継続的な勉強が必要となるため、入門としてのハードルはやや高めです。

学習サイトを活用する

インターネット上の学習サイトを活用することは幅広い方におすすめすることができます。学習サイトには主に2種類あり、書籍のような形式でプログラミングを学ぶことができるテキスト形式と、実際にプログラムを実行できる環境がセットになった実践形式です

前者は書籍にこそボリュームは届きませんが、無料であることが多く、基礎をしっかり学ぶことができます。後者は実際にコーディングをしながらクイズ形式で学べるため、学習のハードルも低く、入門者に特におすすめです。一方、基礎的な内容までが無料であることが多いです。C#はユーザー数も多いので、両者ともに数多く存在しています。

学習アプリやゲームの活用

学習サイトもハードルが高いと感じるならば、学習アプリやゲームを活用する方法があります。スマートフォン上でも学習ができる学習アプリは、通勤などのスキマ時間を活用でき、忙しい方でも少しずつ勉強を進めることができます。

プログラミング学習を楽しみながら進めるのに学習ゲームは適しており、数はあまりありませんが、学習を継続することに関しては入門者にとって最も有効な手段であると言えます

C#のおすすめ学習ロードマップ

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具体的な勉強方法を紹介しましたが、実際に未経験からどのように勉強を進めれば良いのでしょうか。ここではC#を使って業務へあたるためにおすすめの学習ロードマップを紹介していきます。

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学習サイトで基礎を勉強

まず入門者にとって最初のステップは、学習サイトを活用するのが良いでしょう。特に、ブラウザ上に実行環境が組み込まれた実践形式の学習サイトがおすすめです。未経験からのプログラミングでは、学び始めのハードルが高く、文法の基礎や用語を理解する段階で挫折しがちです。

上記の学習サイトでは、実際にコード実行を行いながら進めるためイメージがつきやすく、モチベーションを高める工夫も随所にあるので、スムーズに学習を進められることでしょう。代表的な学習サイトにはPaizaやProgateがあります。

【参考】:Paiza 【参考】:Progate

書籍を手元にプログラミングを実践

学習サイトではC#の基本文法を抑えることができますが、それだけでは不十分と言えます。C#を使いこなすためには、基礎だけでなくライブラリを含めた幅広い知識が必要です。そんな次の段階では書籍を活用するのが良い選択肢です。

前述のように書籍は膨大な知識が集まっており、読破することができれば知識レベルも一気に上がります。多くの書籍には練習問題が付属しており、これを解いていくことで理解をより深めることができるでしょう。学習サイト上の実行環境を使えば環境構築でつまづくこともありません。

おすすめの書籍としては、独習C# 新版があります。

■独習C# 新版 ▪著者:山田 祥寛 ▪ページ数:624ページ ▪出版社:翔泳社 ▪発売日:2017/12/15

【参考】:独習C# 新版

Visual Studioでサンプルアプリケーションを開発

必要な知識を身に付けられたら、いよいよ実際にプログラムを設計することが次のステップです。C#はVisual Studioという非常に便利な開発環境と連携することができ、環境構築も容易に行えます。環境を立ち上げたら、求めるキャリアに沿って作りたいプログラムを考えていきましょう。

Webアプリケーション、ゲーム、スマートフォンアプリなど、Visual Studioを使ったサンプルプログラムはインターネット上に多数あり、それらをトレースしたり、カスタマイズすることで実用的なC#の技術を身に付けることができるはずです。その後、一から自分でプログラムを作ることができれば、キャリアに活かせるポートフォリオにもなるでしょう

【参考】:Visual Studio

Visual Studio 2022の新機能がIDEで歴代最高な理由

プログラマーとして活躍するためにC#をマスターしよう

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本記事では未経験者のためのC#の勉強方法を紹介しました。メジャーな言語であるC#は様々な勉強方法が用意されており、あきらめずに継続すれば、C#を使いこなすことができるはずです

しかし、C#を身に付けた先はどうすれば良いでしょうか。企業でプログラマーにチャレンジするにしても、未経験者でも安心できる研修が充実した企業を探していくことは困難です。

そこで利用を推奨するのがマイナビIT エージェントです。

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