Reactの学習におすすめの本
Reactは、WebサイトやWebサービスを構築する際に人気のJavaScriptライブラリです。フロントエンドを学んでいる方は、特に興味のある分野だと言えるでしょう。
この機会に、Reactの知識を身に着けたいと考えている方の中には、学習を始める際にどの本を選べばよいか、迷っている方もいるのではないでしょうか。
そこで、本記事ではReactの学習におすすめの本を10冊ご紹介します。ご自身にあった1冊をぜひ見つけてください。
【参考】:React 公式
Reactを身に着けるメリット
JavaScriptのライブラリには、Reactの他にも様々な種類が存在しています。その中でもReactを学ぶと、どのようなメリットを得られるのでしょうか。ここからは、Reactを学ぶメリットについていくつかご紹介します。
スキルアップにつながる
Reactは現在フロントエンドの現場で人気のライブラリですので、Reactを使った案件も豊富にあります。つまり需要が高いため、Reactを身に着けておけば、周囲からも高く評価してもらえる可能性があります。
また、フリーランスとして活動しているような場合は、案件を選ぶ際に選択肢が増えますので、ぜひ学習をしておきたいライブラリです。
年収をアップできる可能性がある
Reactがフロントエンドの現場でよく使われるということは、需要も今後さらに上がるライブラリといえます。年収をアップさせたい方は、Reactを学んでいて損はないと言えます。また、未経験で転職などを検討している方にとっても、人気のReactから始めてみるのもおすすめです。
Reactの学習におすすめの本10選
Reactを学習するメリットを理解していただけたところで、次にReactの学習におすすめの本をご紹介していきます。
本記事では10冊紹介していきますので、自身の好みにあった1冊を探してみてください。
React.js&Next.js超入門 第2版
JavaScriptの基礎的な知識を身に着けた方向けに、Reactのフレームワークを分かりやすく解説した本です。難しい内容だと挫折するのではないかと心配している人は、こちらの本のような入門書で学習を始めることをおすすめします。
▪著者: 掌田津耶乃 ▪出版社: 秀和システム ▪ページ数: 460ページ ▪出版日: 2021年2月27日
【参考】:秀和システム React.js&Next.js超入門 第2版 (単行本)
Reactハンズオンラーニング 第2版 ―Webアプリケーション開発のベストプラクティス
本のタイトルに「ハンズオン」と書かれている通り、こちらは本の解説を見ながら手を動かして学習することをおすすめします。環境構築からJavaScriptの基礎知識、Reactの基本やデータの送受信についてなど、本を読み進めるにつれてReactの知識を深めることができます。
▪著者: Alex Banks ▪出版社: オライリージャパン ▪ページ数: 368ページ ▪出版日: 2021年8月6日
【参考】:オライリージャパン Reactハンズオンラーニング 第2版
基礎から学ぶ React/React Hooks
こちらの本もReactの基礎から説明をしてくれる初心者向けの本です。また、スムーズにReactの学習ができるように、JavaScriptの基礎知識も解説してくれます。
初心者がつまずきやすいポイントも丁寧にフォローしているため、独学でも学習を進めやすいでしょう。
▪著者: asakohattori ▪出版社: シーアンドアール研究所 ▪出版日: 2021年8月24日
【参考】:シーアンドアール研究所 基礎から学ぶ React/React Hooks
実践入門 はじめてのReact開発
こちらの本は、Reactの学習をチュートリアル形式に解説してくれる本です。さらに、コンポーネントの組み立て方といった開発のコツを詳しく解説しています。
その他に、この本ではテストの手法についても触れられています。Reactを開発の現場で活かしたい方はぜひチェックしてみましょう。
▪著者: 佐々木 勝春 ▪出版社: インプレス NextPublishing ▪ページ数: 114ページ ▪出版日: 2022年5月13日
【参考】:インプレス NextPublishing 実践入門 はじめてのReact開発
モダンJavaScriptの基本から始める React実践の教科書(最新ReactHooks対応)
こちらはJavaScriptの基礎知識からしっかり学んで行きたい人向けの1冊です。本書ではmapや変数宣言などをはじめとしたJavaScriptの機能や、DOM操作についても触れています。またAPIについても触れていますので、体系的に知識を習得したい方向けの本といえます。
JavaScriptの知識もあわせてしっかり習得したい人は、こちらの1冊を選ぶと良いでしょう。
▪著者: じゃけぇ(岡田 拓巳) ▪出版社: SBクリエイティブ ▪ページ数: 272ページ ▪出版日: 2021年9月17日
【参考】:SBクリエイティブ モダンJavaScriptの基本から始める React実践の教科書
React Angular Vueをスムーズに修得するための最新フロントエンド技術入門
こちらは、React以外のフレームワークの基礎知識も含めて解説してくれる本です。この本ではReact、Angular、Vueという3つのフレームワークの違いや、フロントエンドの基礎知識を体系的に解説してくれます。
コードを書く前に、知識の整理をしっかりしたい方におすすめの1冊です。
▪著者: 末次 章 ▪出版社: 日経BP ▪ページ数: 284ページ ▪出版日: 2021年12月16日
【参考】:日経BP React Angular Vueをスムーズに修得するための最新フロントエンド技術入門
速習 React 第2版
この本は、Reactの使い方や基本知識を解説してくれる1冊です。また、サンプルコードを使用しながら解説をしてくれるため、実際にコードを記述しながら理解することができます。
本を参考にしながら簡単な実装もしてみたい方には、おすすめの本です。
▪著者: 山田祥寛 ▪出版社: WINGSプロジェクト ▪ページ数: 214ページ ▪出版日: 2022年10月30日
React環境構築の教科書
この本はReactの環境構築を主軸にした本です。ただ手順にしたがって環境構築をするのではなく、設定の意味をしっかり理解し、フロントエンド開発の知識を培うことを目的にした本です。
環境構築の手順と、その設定の意味を理解したいという方は、こちらもぜひ参考にしてください。
▪著者: 井手 優太 ▪出版社: インプレス NextPublishing ▪ページ数: 122ページ ▪出版日: 2020年8月21日
【参考】:インプレス NextPublishing React環境構築の教科書
ReactとPythonでAPI販売サービスを作ろう
本書は、ReactとPythonを使ってフロントエンドとバックエンドの学習を同時にできる本です。また、APIも使用しますので、Reactの基礎だけでなく様々なスキルを身に着けたい方におすすめの本です。
また、こちらの本では実際にシステムを開発するので、より実践的な知識を身に着けることができます。
▪著者:高橋 太郎 ▪出版社: インプレス NextPublishing ▪ページ数: 162ページ ▪出版日: 2022年11月25日
【参考】:インプレス NextPublishing ReactとPythonでAPI販売サービスを作ろう
TypeScriptとReact/Next.jsでつくる実践Webアプリケーション開発
本書は、Reactの勉強をこれからする方向けに、入門編から詳しく解説してくれる本です。コンポーネントやReactの型など、基本的な知識をしっかり固めたい方にはおすすめです。
また、こちらの本はTypeScriptや、Next.jsについても触れていますので、React以外の知識も学習できます。
▪著者: 手島 拓也、吉田 健人、高林 佳稀 ▪出版社: 技術評論社 ▪ページ数: 448ページ ▪出版日: 2022年7月28日
【参考】:技術評論社 TypeScriptとReact/Next.jsでつくる 実践Webアプリケーション開発
Reactを学んでスキルを磨こう
Reactは需要の高いライブラリのため、JavaScriptを使う人であればぜひ学習をしてみましょう。また、学習する際には知識を詰め込むだけではなく、実際にコードを書いてみた方がより知識が身に付くでしょう。
これからフロントエンドの技術者を目指している方も、すでに現場で開発をしている方も、本記事を参考にして自分にピッタリの1冊を探してみてください。
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