独学でもエンジニアに転職可能?
エンジニアに独学でも転職できるのか不安に思う方も多いのではないでしょうか。エンジニア=専門職のイメージがあり、大学や専門学校でスキルを学ばないと転職できないと考える方もいるでしょう。
しかし、そのようなイメージとは裏腹に、独学でもエンジニアに転職する方は多くいます。また、プログラマーやシステムエンジニアの求人には「未経験歓迎」と記載されている募集もあります。それは未経験でも実務を通じてスキルアップしていけば、十分戦力になると考えられているからでしょう。
エンジニアに必要なスキルは独学で習得できる
エンジニアは多くのスキルが必要な職種ですが、それらは基本的に独学で習得することが可能です。特に最近ではプログラミングやサーバ、ネットワークなどについて学べる学習サイトや質問サイトが増えたため、独学でも問題なく勉強を進められるようになりました。
サーバなどのインフラに関しても、昔はサーバ用のコンピュータを自分で用意する必要がありましたが、最近ではクラウドサービスの活用が主流化しており、誰でも手軽にサーバやデータベースを利用できるようになりました。総じて昔に比べ、独学のハードルは下がったと言えます。
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そもそもエンジニアとは?
そもそもエンジニアとは何かについて詳しく解説します。エンジニアの定義やプログラマーの年収についてまとめました。
エンジニアの定義について
エンジニアは一般的にはITエンジニアを指す場合が多いです。ITエンジニアとはコンピュータやインターネットなどの技術を保持したエンジニアの総称です。
ITエンジニアの中でも代表的なのがプログラマーです。プログラマーはシステムやアプリなどを実際に開発するエンジニアを指します。一般的に未経験からITエンジニアに転職する場合、多くの方はプログラマーからスタートします。
プログラマーはシステムを開発するためのプログラミング言語知識が必要です。システムの種類などによって言語は異なるため、プログラマーは種類に対応した言語を習得しなくてはいけません。
プログラマー以外にはシステムの設計を担当するシステムエンジニア、サーバやネットワークを管理するインフラエンジニアなどがあります。プログラマとしてスキルを磨き、これらの職種に転職やキャリアアップする方も多くいます。
エンジニア(プログラマー)の年収
プログラマーの年収は「マイナビエージェント職業別年収ランキング」での平均年収は344万円、経済産業省2017年発表の「IT関連産業の給与等に関する実態調査結果」から近い職種のSE・プログラマ(ソフトウェア製品の開発・実装)を参考にすると、平均年収568万円と分かりました。
国税庁2020年発表の「民間給与実態統計調査」における民間企業平均年収は433万円なので、プログラマーは一般平均年収よりも、やや低めであることが分かります。
あくまで平均であり、スキルレベルや企業規模などによってさらに高年収なプログラマーも多くいます。また、システムエンジニアなどにキャリアアップすることで年収が上がることも期待できます。
【参考】:マイナビエージェント職業別年収ランキング/職種図鑑 ※【平均年収 調査対象者】2020年1月~2020年12月末までの間にマイナビエージェントサービスにご登録頂いた方 【参考】:IT関連産業における給与水準の実態① ~ 職種別(P7) 【参考】:民間給与実態統計調査-国税庁
独学でエンジニアを目指すための勉強手順
独学でエンジニアを目指すための勉強方法や勉強手順についてまとめました。プログラミングやサーバについて、独学で学ぶ場合は参考にしてください。
学習する言語などを決める
まずは、学習するプログラミング言語を決めることが大切です。言語は初心者でも習得しやすいものを選択するのが良いでしょう。たとえば、PHP・Python・Kotlin・Rubyなどは文法が分かりやすく、ネットに情報も多いので習得しやすいです。ただし、言語によって開発できるものが異なるため、自分が開発したい分野も踏まえたうえで言語を選択しましょう。
学習計画を立てる
続いて、どういった手順でプログラミングを学ぶか学習計画を立てます。いつまでにエンジニア転職を実現させるか明確化し、1ヶ月ごとに何を勉強するか決めましょう。計画を立てることでゴールが可視化され勉強のモチベーションが高まりやすくなります。
参考書や学習サイトに沿って文法を覚える
学習計画を立てたら、参考書や学習サイトに沿ってプログラミングの文法を覚えていきます。初心者向けの参考書などなら基礎の基礎から解説してくれるため、手順通りに行えば挫折する心配は少ないでしょう。途中で分からなくなったら前の単元に戻ってやり直すことがポイントです。
プログラミングの基礎を固めないことにはアプリ開発などは行えないので、1つ1つ丁寧に習得していきましょう。
また、企業のなかには研修制度が整っている場合もあり、未経験から知識をつけながら働くことも可能です。未経験からITエンジニアを目指すなら、自分のスキルを伸ばしてくれる企業探しをサポートしてくれる転職エージェントの活用をおすすめします。
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ポートフォリオを作成する
プログラミングの基礎スキルを固めたら、ポートフォリオに掲載する作品を作ることをおすすめします。エンジニア転職ではポートフォリオを提示できれば、スキルを持っていることに説得力が増すため有利になります。
また、実際に自分が作った作品が動いた瞬間には、大きな喜びややりがいを感じられる事でしょう。このような経験を積み重ねていく事で、プログラミングに関する知識欲や理解度向上に繋がります。
これまで学んだ知識を活かし、1からWebアプリやスマホアプリなどを作ってみましょう。
独学に限界を感じた場合の対処方法
独学で勉強してみたものの難しかったり、途中で挫折してしまったりする方もいるでしょう。そこで、独学に限界を感じた場合の対処方法について解説します。
プログラミングスクールで学ぶ
スクールに入会すれば講師に分からない箇所を教えてもらえるため、プログラミングを習得しやすくなるでしょう。独学に自信がない方はプログラミングスクールの活用をおすすめします。
勉強会に参加する
多くの企業が実施しているプログラミング勉強会に参加するのもおすすめです。勉強会に参加することで知識を得られるだけでなく、共に勉強する仲間を作ることができ、モチベーションが高まるメリットもあります。
コミュニティに所属する
プログラミング言語ごとにコミュニティがあるので所属してみるのもおすすめです。コミュニティで開催される勉強会に参加できますし、勉強していて分からないことがあれば質問もできます。独学を挫折しないポイントは一緒に勉強する仲間を作ることです。
未経験からエンジニアへ転職を目指すならエージェントを活用しよう!
本記事では独学でエンジニアを目指す方法について解説しました。プログラマーやインフラエンジニアといった仕事は独学でも十分目指すことが可能です。
学習計画を事前に立て、学習サイトや参考書に沿って少しずつ勉強を進めていくことが大切です。どうしても独学が難しいと感じた方は、スクールや勉強会などを活用しましょう。
しかし、必要なスキルを身につけられても、どのように転職活動を行っていくべきか分からない方も多いのではないでしょうか。せっかくスキルを得られても、面接で上手くアピールできなくては未経験からエンジニアへ転職するのは大きな壁になり得ます。
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