カスタマーエンジニアとは?未経験から目指すための効果的な転職方法を解説
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カスタマーエンジニアとは?未経験から目指すための効果的な転職方法を解説
転職ノウハウ
アンドエンジニア編集部
2022.08.04
この記事でわかること
カスタマーエンジニアは自社が提供するシステムやサービス、情報機器類の導入支援から保守・サポートまで幅広く担当する
カスタマーエンジニアには、コミュニケーションスキル・ITスキル・トラブル対応スキルが求められる
カスタマーエンジニアは未経験からでもなれるが、必要な資格やスキルを計画的に身に着けることが重要

カスタマーエンジニアとは?

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カスタマーエンジニア(Customer Engineer)は、略称でCEとも呼ばれるITエンジニア職種です。

古くは購入したコピー機などのOA機器やネットワーク機器の保守や修理を行う人というイメージが強かった職種ですが、現在ではITインフラやITシステムの安定稼働や活用サポート、保守・点検・修理など、幅広く対応するのがカスタマーエンジニアの仕事となっています。

この記事では、未経験からカスタマーエンジニアを目指す方に向けて、カスタマーエンジニアの仕事内容・年収・なるためのステップ・必要なスキルなどについて解説していきます。

カスタマーエンジニアの仕事や役割

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カスタマーエンジニア(CE)は直接クライアント先を訪問し、自社が提供するハードウェアやソフトウェアなどのIT製品に関する導入支援および保守点検などを行うエンジニアのことです。クライアントに最も近い位置にいるエンジニアのため、クライアントにとっては頼りになるエンジニアです。

ここでは、カスタマーエンジニアの仕事内容や役割について解説していきます。以下、カスタマーエンジニアの仕事をすべて挙げていますが、企業によっては分業化され、もう少し担当範囲が狭いケースもあります。

導入する機器の選定と提案

クライアントの要求や自社システムエンジニアからの依頼を受け、クライアントに導入する機器の選定と提案を行います。

そのハード要件とクライアントの要望や設置場所等の確認のために、営業担当・システムエンジニアに同行してクライアントのオフィスやデータセンターなどに赴き、クライアントや関係者とのコミュニケーションを通じて選定を行い、提案します。

機器の設置と設定

社内のエンジニアや営業との調整を済ませ、クライアントに提案して導入が決まった機器を現場に設置します。また、必要に応じて電源工事や設置工事の手配、機器の設定作業なども行います。さらに機器などの取り扱い方法、操作方法についてクライアントのユーザーに対して説明や教育を行うこともあります。

システム導入支援と導入後のサポート

カスタマーエンジニアの役割として、クライアントに導入した新システムや新サービスのサポートがあります。システム導入時のサポートとともに、導入後のアフターフォローやサポートもカスタマーエンジニアの重要な仕事です。

システムやサービスの導入後にクライアントから指摘された問題点や改善要望もヒアリングし、システム開発部門などにフィードバックをするのもカスタマーエンジニアの役目です。

設置機器の保守・点検・修理手配

カスタマーエンジニアは、機器の設置後の保守・点検、修理手配なども行います。カスタマーエンジニアの仕事には、他にも納入したシステムの保守や点検もあり、点検のスケジューリングやスケジュールに基づいた点検の実施も行います。

また、システムの不具合対応窓口・機器類の障害対応などもカスタマーエンジニアが中心になって行います。

カスタマーエンジニアの年収

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カスタマーエンジニアの年収は「マイナビエージェント 職種図鑑」での平均年収は371万円、経済産業省2017年発表の「IT関連産業の給与等に関する実態調査結果」から近い職種の「IT保守(顧客向け情報システムの保守・サポート)」を参考にすると、平均年収592万円と分かりました。

国税庁2020年発表の民間給与実態統計調査における民間企業平均年収は433万円なので、カスタマーエンジニアは一般平均年収よりも、やや低めであることが分かります。

ちなみにマイナビエージェントの調査結果では、20代の平均年収341万円に対し、30代では約100万円多い440万円となっており、伸びしろが大きい点が注目されます。

カスタマーエンジニアのキャリアパスは多岐にわたり、システムエンジニア、ネットワークエンジニアなどのインフラエンジニア、さらには経験を積んでITコンサルタントといった選択肢があります。

【参考】:運用保守システムエンジニア・障害対応|職種図鑑|マイナビAGENT

※【平均年収 調査対象者】2020年1月~2020年12月末までの間にマイナビエージェントサービスにご登録頂いた方

【参考】:IT関連産業における給与水準の実態① ~ 職種別(P7)「IT保守(顧客向け情報システムの保守・サポート)」

【参考】:民間給与実態統計調査-国税庁

インフラエンジニアはきついのか?その仕事内容やスキル、将来性を解説!
システムエンジニア(SE)とは?仕事内容や年収、必要スキルを解説!

未経験からカスタマーエンジニアを目指すための方法

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転職者採用では即戦力期待での採用が主となり、IT・電気関係・半導体関係の知識や経験がまったくない方には厳しいかもしれませんが、「未経験者歓迎」の求人も少なからずありますので、まずは関連資格の取得と転職エージェントの活用をおすすめします。

関連資格を取得する

カスタマーエンジニアを目指すには、関連資格の習得をしておくと採用試験で有利になる可能性があります。

IT系であればIT全般知識を問う資格やインフラエンジニア向けの資格を取得するとよいでしょう。他、電気関係資格※(認定電気工事従事者、電気工事士)の資格を保有している方は仕事で役立つ可能性があります。

【参考】:認定電気工事従事者 (METI/経済産業省)

1.ITパスポート

国家資格の1つである「ITパスポート」は職業人として必要な、情報機器に関する基本知識、システム全般に対する知識、システム化の推進に関する知識が求められる試験です。これを取得しておくことで、基本的なITスキルを有する証明ともなります。

【参考】:IPA 独立行政法人 情報処理推進機構:制度の概要:ITパスポート試験

ITパスポートとは?詳細や必要性、勉強方法について徹底解説!

2.基本情報技術者試験

基本情報技術者試験は、高度IT人材としての基本知識や技能を有し、実践的な活用能力を証明する国家試験です。

システムエンジニアを目指す方には必須の試験です。カスタマーエンジニアはシステムエンジニアに代わって、クライアントに対してシステムや情報機器などの導入提案を行う立場であるため、この試験に合格した実績があれば転職で有利になる可能性があります。

【参考】:IPA 独立行政法人 情報処理推進機構:制度の概要:基本情報技術者試験

基本情報技術者試験の難易度は高いのか?資格取得のメリットを解説!

3.CCNA

CCNAの正式名称は「Cisco Certified Network Associate」で、ネットワーク業界で最大手のシスコ社認定のネットワークエンジニア初級者レベルの資格試験です。CCNAはネットワーク技術の基礎を身に着けた証となりますので、カスタマーエンジニアを志望する上では有利になる可能性があります。

【参考】:CCNA - Training & Certifications - Cisco

CCNAとは?詳細や試験概要、勉強方法について徹底解説!

その他

カスタマーエンジニアの仕事は多岐にわたりますので、次のような資格を取得していると有利になる可能性があります。既に何らかのIT関連資格を取得している方は、ぜひ保有資格の確認をしてみてください。

【参考】:AWS 認定 – AWS クラウドコンピューティング認定プログラム | AWS

【参考】:Microsoft の認定資格 | Microsoft Docs

転職エージェントを活用する

未経験者の転職では、さまざまな不安を抱えたり、思わぬ壁にぶつかったりすることがあります。そんな方には自分に適した募集案件や企業の紹介をしてくれる転職エージェントの利用がおすすめです。

転職エージェントは全て無料で専門家が親身に相談に乗ってくれ、必要事項や希望年収などをヒアリングし、転職活動をサポートしてくれるといった利点があります。

【参考】:マイナビIT エージェント

カスタマーエンジニアに必要なスキル

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次に、カスタマーエンジニアに向いている人はどのような人なのか、必要なスキルは何かについて見ていきましょう。自分のスキルと対比してみて、不足するスキルがあれば、その強化を図っておくとよいでしょう。

カスタマーエンジニアに向いている人

カスタマーエンジニアに向いてる人の資質を列挙していきます。

1.コンピューターや機械いじりが好き 2.新しい技術や知識に興味がある 3.コミュニケーション能力が高い 4.沈着冷静で細かい事にも配慮ができる 5.精神力が強い

反対に向いていない人は、コンピューターや機械が苦手、人と接するのが苦手な人などが挙げられます。

カスタマーエンジニアを目指す前に、自分の適性度合いがどの程度あるのか、客観的に自身を見つめ直してみるとよいでしょう。

コミュニケーションスキル

カスタマーエンジニアは、Webデザイナー・ディレクター・クライアントなどと接する機会が多い職種です。相手の意思を理解したり、自分の考えを伝えたりする円滑なコミュニケーションが求められるため、カスタマーエンジニアにはコミュニケーションスキルが欠かせません。

ITスキルやハードに関するスキル

カスタマーエンジニアは対象領域となるITシステム、ITサービスや情報機器に対する知識やスキルが求められます。そのスキル証明となる資格を取得しておくことが望ましいでしょう。また、IT分野が未経験であっても、電気関係に強いなどの点を採用面接で言えると有利です。

トラブル対応スキル

カスタマーエンジニアは、クライアントでのシステムトラブルや機器類のトラブルをいち早く、適切にリカバリーをする能力が求められます。障害の状況を客観的かつ正確に把握し、その原因を絞り込み、関係先の協力を得て復旧させねばなりません。

沈着冷静に、しかもロジカルシンキングを行いながら問題解決に当たる能力が求められます。

カスタマーエンジニアを目指すなら

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カスタマーエンジニアの仕事はITの進展とともに多様化し、その需要は増加しています。あらゆる業界でデジタル化・情報化が重要な鍵になっていますので、IT人材の不足は今後も拍車が掛かると思われます。

また、カスタマーエンジニアの仕事は多岐にわたり、すべてAIによって代替できるものではありませんので、カスタマーエンジニアは将来ともに有望な職種と考えられます。

しかし一方で、未経験からカスタマーエンジニアを目指すには、学ぶべきことが多く、転職に関するノウハウを得るのも簡単ではありません。また数ある求人から自分に適した案件や企業を1人で見つけるのは大変なことです。

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