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セールスエンジニアの仕事とは?転職して活躍する方法とおすすめ資格を解説
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セールスエンジニアの仕事とは?転職して活躍する方法とおすすめ資格を解説

アンドエンジニア編集部
2022.04.15
この記事でわかること
セールスエンジニアはITに詳しく、ITエンジニアのスキルを身に付けた営業職のこと
セールスエンジニアは営業ノルマや顧客対応が大変だという理由からつらいと感じる人もいる
セールスエンジニアならではの「成果が明確」「人から感謝される」「キャリアアップしやすい」などのメリットがある

セールスエンジニアとは

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セールスエンジニアとは、ITエンジニアのスキルを有する営業職のことです。エンジニアという名称が付いていますが、営業部門に所属し、売上責任があります。一般的な営業との違いは、営業スキルにITエンジニア職のスキルが備わっている点です。

セールスエンジニアは客先に出向き、クライアントの課題や要望を聴き取り、システムや製品の提案を行います。受注をすると成果物や製品の納品までサポートを行います。

セールスエンジニアはクライアントのニーズや実情をよく把握しており、自社の製品開発やソウトウェア開発部門との橋渡し役としても貴重な存在です。

セールスエンジニアの仕事のスタイルは営業職ですが、クライアントの要望を理解し、ITに関する具体的な提案ができるレベルのITスキルや知識が求められます。

他、IT業界以外にも、機械や電気大手メーカーにもセールスエンジニアはいますが、ここでは主にIT業界のセールスエンジニアについて解説をしていきます。

セールスエンジニアの仕事内容

セールスエンジニアは一般的な営業職が求められる自社製品や自社サービスに関する知識に加え、IT技術に関する知識・システム開発に関するスキルも問われます。また時にはシステム開発の上流工程の要求分析、要件定義などのシステムエンジニアとしてのスキルが求められることもあります。以下、セールスエンジニアの仕事は大別して以下の3つに集約できます。

▪クライアントの要望や課題の聞き取り

クライアントが抱える課題やニーズなどをヒアリングして、それらを解決するためのIT製品やサービスをとりまとめ、提案を行います。提案書はシステムエンジニアに依頼して作成するケースと、セールスエンジニアが自ら作成する場合もあります。

▪システムの導入支援

セールスエンジニアはクライアントに対して作成した提案書を示し、実際に自社製品やサービスを紹介したり、利用部門に対して実演などを行います。

またシステム開発や導入では、クライアントと自社システム開発担当との橋渡しをしたり、システム開発プロジェクトの側面支援などを行って、システム開発や導入の円滑化を図ります。

▪アフターフォロー

クライアントに導入したシステムのアフターフォローを行います。導入したシステムが円滑に稼働しているか、システムはしっかり活用されているかを定期的に確認し、システムの改修やユーザー部門への運用サポートなど、必要な対応策についてクライアントに提案を行います。

こうしたアフターフォローを徹底することで、クライアントとの信頼関係を構築し、更なる受注拡大に繋げます。

セールスエンジニアの年収

ここでは、セールスエンジニアの年収について見ていきましょう。年収に関してはセールスエンジニアと同じ役割を持つプリセールスエンジニアの年収を採り上げました。

セールスエンジニアの仕事はきついと言われますが、給与面では他のIT職種と比べても遜色がないどころか、かなり厚遇されています。

▪プリセールス平均年収:599万円 (参考) ・ブリセールス20代:360万円 ・ブリセールス30代:552万円 

セールスエンジニアは新卒でいきなり配属するのではなく、SE経験などを積ませてから適性を考慮した上でセールスエンジニアに登用する企業が多くあります。

【参考】: 職種別平均年収ランキング【2020年版】 | プリセールス(マイナビAGENT)

セールスエンジニアの仕事はきつい?

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セールスエンジニアの仕事は「きつい」と言われがちですが、実際にセールスエンジニアの仕事ではどういった部分がきついと言われているのでしょうか?

主には営業ノルマがきつい、顧客対応が大変、常に最新知識が求められるといった部分がきつい理由としてあげられています。1つずつ確認していきましょう。

営業ノルマがきつい

セールスエンジニアは営業職であり、売上責任すなわち営業ノルマを課されています。営業ノルマ未達の場合は、理由書を提出させられる企業もあります。

営業ノルマ達成や新規顧客開拓などの成果は、自身の人事評価に直結するため、予算やノルマ未達が続くと、これらをきついと感じるセールスエンジニアが少なからずいます。

顧客対応がきつい

セールスエンジニアがきついと感じることの2つめは顧客対応です。セールスエンジニアはクライアントの要望や課題のヒアリングの役割を担いますが、顧客のレベルはまちまちです。ITに関する知識が皆無のクライアントから、非常に詳しいクライアントまで知識レベルはまちまちです。

クライアントのレベルに合わせて、かみ砕いて説明を行ったり、逆に高度な提案を行ったり、クライアントごとに臨機応変にフレキシブルな対応が求められる点をきついと感じる人がいます。

また、顧客の質問や要望に対しては素早いレスポンスが求められ、時にはクライアントから「明日までに回答をするように」といったリクエストを受け、深夜残業を迫られることもあります。真面目な人ほど、こうした顧客対応をきついと感じる傾向が強くあります。

常に最新のIT知識や技術が求められる

IT技術は時々刻々と進化しています。IT分野では、部門や担当にかかわらず、常に新しい技術や知識が求められます。

特にクライアントと密接な関係構築を求められるセールスエンジニアはクライアントから直接、リクエストや質問を受ける立場にあり、自社製品のみならず、他社製品や、市場の動向、関連するIT知識まで常に把握しておくことが求められます。

日中は担当客先訪問で時間の確保が行えず、帰社後や定時時間外に情報収集や学習を行っているセールスエンジニアもいます。こうした最新技術や知識を得るために不断の努力が求められる点も、仕事がきついと感じる理由の1つです。

セールスエンジニアはきつい?向いている人の特徴とやりがいとは

セールスエンジニア職のメリットやおすすめの理由

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セールスエンジニアはきついと言われがちですが、将来性があり、やりがいのある職種です。ここでは、セールスエンジニアのメリットやおすすめする理由について紹介をしていきます。

成果が明確

セールスエンジニアは仕事の成果、努力の結果が人事評価や報酬に直接反映されます。またクライアントとの良好な関係を築くことで、営業成績に直結し、それがモチベーションをアップさせ、仕事のやりがいとなります。

人から感謝される

セールスエンジニアは直接クライアントと接する仕事です。クライアントの課題や悩みに寄り添い、その解決を図ります。クライアントの悩みや課題解決によって、クライアントから謝意を示されることも少なくありません。

また提案した製品やサービスが活用され、クライアントの業務効率化や営業成績向上に役立った時に、その喜びをクライアントと分かち合うこともできます。

さらに、セールスエンジニアは人脈を築く機会が豊富にあり、フリーランスとして独立したり、転職したりした際に、それが仕事の大きな力となります。

キャリアアップをしやすい

セールスエンジニアは常に最新のIT技術に触れる機会があり、自らの知識をアップデートすることが求められます。この知識や情報は大きな武器となります。セールスエンジニアとして得た知識、技術、人脈はキャリアアップの大きな力となるでしょう。

セールスエンジニアのキャリアパスとしてはITコンサルタントやプロジェクトマネージャーなどが想定され、さまざまなキャリアアップの可能性が広がります。

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セールスエンジニアに向いている人

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セールスエンジニアはエンジニア未経験の方でも転職は可能です。とは言っても、セールスエンジニアは顧客に対してシステム提案を行う立場ですので、ITに興味がない、ITスキルに欠けるという方には向いていません。営業職からセールスエンジニアに転職するには、IT系のスキルが欠かせません。

クライアントに説明や提案を行いながら、仕事を通じて自然にITスキルを高めたセールスエンジニアの方も中にはいますが、「セールスエンジニアを目指す」という強い志を持ち、地道にシステム開発などITについて体系的に学んだ人の方が活躍できる可能性は高まります。

セールスエンジニアに向いている人には次のような資質があります。該当する方はセールスエンジニアとしての適性が高いと考えてください。

ストレス耐性のある人

セールスエンジニアは人を相手にし、社内の技術職とクライアントとの橋渡しを行う立場であることから、大きなストレスを受けやすい職種です。また顧客やエンジニアからのクレームに対してストレスを溜めない、ストレス耐性が高いことが求められます。

ストレスと上手に付き合える人がセールスエンジニアに向いていると言えます。

相手に合わせる能力が高い

いわゆる、空気が読める人が向いています。相手の立場に立って、相手の目線に合わせることが得意な人は、クライアントの心をつかむことができます。

コミュニケーション能力が高い人はこうした対応ができる人です。クライアントはさまざまな人がいますので、臨機応変にクライアントに合わせる能力を持つ人がセールスエンジニアに向いているのです。

知識欲が高く、向上心のある人

セールスエンジニアは常に最新のIT技術や知識を有していることが求められます。そのため、それらの習得を行うための知識欲の高さ、好奇心、コツコツ勉強をする向上心がある人が向いています。

セールスエンジニアにおすすめの資格

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セールスエンジニアになる上で資格取得は必須ではありませんが、技術職の側面を持つセールスエンジニアは、取得資格を名刺などに入れることで、クライアントからの信頼を得やすく、仕事がしやすくなるでしょう。

セールスエンジニアの仕事に役立つ資格について以下にまとめてみましたので参考にしてください。

基本情報技術者試験

基本情報技術者試験はIT技術に関わる人であれば、誰もが取得しておきたいポピュラーな資格試験です。ITの基本知識やスキル証明となり、ITエンジニアの登竜門的な試験です。この試験に合格した後は、その上位資格「応用情報技術者試験」にもぜひチャレンジしてみましょう。

【参考】:基本情報技術者試験(FE)

基本情報技術者試験とは?資格のメリットや学習方法を解説!

ITストラテジスト試験

システム開発の特に上流工程を主導する上級エンジニア向けの資格試験です。ITコンサルタントを目指す際に取得しておきたい資格の1つで、経営に直結するITの提案や、要件定義などを行う上で役立つ資格です。

【参考】:ITストラテジスト試験(ST)

セールススキル検定

ITエンジニアからセールスエンジニアに転職する方には特に取得をおすすめしたい資格です。営業について学ぶことができ、営業力のスキル証明になります。セールススキル検定は初級の3級からスタートし、上級の1級まで3ランクあります。

【参考】:セールススキル検定試験

【参考】:マイナビIT エージェント

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