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難しくなった?Windows11のデフォルトブラウザ変更方法を解説
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難しくなった?Windows11のデフォルトブラウザ変更方法を解説

アンドエンジニア編集部
2022.09.07
この記事でわかること
Windows11とは、2021年10月5日にリリースされた、Windowsの最新バージョン
Windows10に比べて、デフォルトブラウザ変更時にファイル形式を選択する手間が増えている
おすすめブラウザはGoogle Chrome、Microsoft Edge

Windows11とは

Windows11とは、2021年10月5日に公開されたWindows最新バージョンです。前回のWindows10リリースから実に6年振りのリリースなので社会的な注目度も高く、家電量販店でWindows11がインストールされた端末が売り場に並んでいるのを見ることも多くなってきました。

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本記事ではWindows11と従来のWindows10の違いの1つとして「デフォルトブラウザの設定方法」をピックアップし、詳しく解説します。

また、そもそもどんなブラウザを使ったらいいの?という方向けに、おすすめブラウザを2つ紹介しています。

皆さんの会社の中で、情報システム部メンバーが業務端末をWindows11にアップグレードするかどうか悩んでいたら、ぜひこの記事の内容をシェアしてあげてください。

Windows11のコマンドプロンプトはどこにある?ない時の出し方

デフォルトブラウザの変更方法

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Windows11のデフォルトブラウザはMicrosoft Edgeになっています。今回は例として、これをGoogle Chromeに変更する際の手順について解説します。

Google Chromeをインストール

まずはGoogle Chromeをインストールしなければ始まりません。下記リンクに従いインストールしてみてください。

【参考】:Google Chromeをダウンロードしてインストールする

Google Chromeを起動し、「デフォルトとして設定」ボタンを押下

起動すると「Google Chromeはデフォルトのブラウザとして設定されていません」というアラートが表示されます。

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「Google Chrome」を標準のブラウザとする場合は[デフォルトとして設定]ボタンをクリックします。

アラート文の横に「デフォルトとして設定」と表示された青色のボタンがあるので、押下してください。Windows11の「既定のアプリ」ウィンドウが開きます。

ちなみに、「既定のアプリ」ウィンドウはタスクバーの「スタート」ボタンからも開くことができます。

タスクバーアイコンのデフォルト位置はWindows10では画面左下でしたが、Windows11では画面中央下となっています。細かい点ですがこれもWindows11での変更点です。

Google Chromeを選択し、ファイル形式を選択する

「既定のアプリ」を開いたら、既定のブラウザとして「Google Chrome」を選択してください。すると「HTTP」「FTP」「html」「htm」など、プロトコルやファイル拡張子ごとに閲覧するブラウザを選択する画面が表示されます。

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[設定]→[アプリ]→[Google Chrome]で、Google Chromeを既定のアプリに設定し、プロトコルや拡張子ごとにChromeとEdgeのいずれを使用するか設定します。

インターネット閲覧だけが目的なら、「HTTP」「HTTPS」「html」「htm」を設定しておけば問題ないでしょう。pdfファイルをブラウザで閲覧したい方は「PDF」も設定しておくといいかもしれません。

ちなみに、設定の際に「Microsoft Edgeをお試しください。高速でセキュリティが確保された、Windows11のために生まれたアプリです。」と確認ポップアップが表示されますが、「強制的に変更する」を押下すれば新しいブラウザに設定できます。

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以上が、Windows11でのデフォルトブラウザ設定の手順です。Windows10よりも「ファイル形式を選択する」一手間が増えていますが、変更自体は簡単です。上記を参考に、お好みのブラウザに設定してみてください。

おすすめブラウザ

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「ブラウザの変更方法はわかったけど、どのブラウザを使えばいいのかわからない」という方に向けて、ここではWindows11で使えるおすすめのブラウザを2つ紹介します。

Google Chrome

上記の例でも紹介しましたが、デフォルトブラウザを変更する手間を惜しまない方なら、世界シェア1位のGoogle Chromeを使っておけば問題ないでしょう。

Google Chromeの主な特徴は次の通りです。

<プラグインが豊富>

「Chromeウェブストア」で検索し拡張機能をインストールすることで、ブラウザ上で便利な機能を使うことができます。

Chromeウェブストアでは、表示している画面のスクリーンショットやGmailの未読通知など事務的な機能から、「Amazonで販売されている製品の価格を時系列表示する」などの生活に役立つ機能まで、数多くの拡張機能が提供されています。

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<スマートフォンと同期可能>

Googleアカウントを作成してスマートフォンと同期すれば、パソコン上で設定したブックマークや閲覧履歴をスマホ上にも共有することができます。Android端末のデフォルトブラウザはGoogle Chromeになっていることが多く、iOS端末にも簡単にインストール可能なので、ぜひ使いたい機能です。

Microsoft Edge

Microsoft Edgeは、2022年にサポート終了が決定しているInternet Explorerに変わり、Microsoftが開発した最新のブラウザです。シェアとしてはChromeに劣りますが、上記で設定したデフォルトブラウザの設定変更が面倒な方はこちらを使いましょう。

Microsoft Edgeの主な特徴は次の通りです。

<イマーシブリーダー>

皆さんの中には、Webサイトを見ていて「広告などが表示されて煩わしい、閲覧しづらい」という不満を感じたことがある方が多いと思います。 Microsoft Edgeには、そういった方のために開発された「イマーシブリーダー」という機能があります。

イマーシブリーダーは、記事内容以外の装飾や広告を除外し、より読み取りやすい表示にしてくれます。また、視力に障害のある方向けに文字を読み上げる機能も搭載されています。

【参考】:読み取りビューを入力し、イマーシブ リーダー表示

<IEモード>

IEモードは、Microsoft Edgeを使いながら、Internet Explorerで動作保証されていたシステムを動かすことができる機能です。

企業にお勤めの方で、業務端末としてWindowsを使っている場合、業務に使用しているアプリケーションがInternet Explorerでしか動作保証されていないこともあります。

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IEモードに設定し、追加された「IEモードリロードタブ」をクリックすると、アクセスしたサイトがIEモードで開かれ、赤枠内のメッセージが表示されます。

IEモードは「Internet Exploler自体は2022年にサポートが終了するのでEdgeに更新したいけれど、今まで使っていたアプリケーションが使えなくなるのは困る」といった際に効果を発揮する機能です。

【参考】:IEモード

その他Windows10からの追加機能

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ここまで、Windows11ではデフォルトブラウザの変更手順が少し増えていることを解説しました。もちろんですがWindows11にはこれ以外にも変更点があります。新たに追加された機能もあるので、確認してみましょう。

より親しみやすく、直感的なデザインになった

Windows11では、Windows10から大きくデザインの変更が施されています。より高速かつ直感的な操作のため「Fluent」と呼ばれるMicrosoft製のデザイン言語を用いて設計されています。Fluentはクロスプラットフォームであり、WindowsだけでなくmacOS・iOS・Androidでも動作する言語です。

【参考】: Windows11の設計原則

Windows11における具体的なデザインの変更点は以下の通りです。

1.全てのウィンドウ外枠のデザインが変更されました。全体的に角が丸く、親しみやすいデザインが特徴です。

2.エクスプローラーでの「ドキュメント」「ダウンロード」などデフォルトのフォルダに、カラフルなアイコンが付与されています。Windows10では基本全て黄色のフォルダアイコンだったので、より直感的に分かりやすくなりました。

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Windows11のエクスプローラーでは、操作ツールが「リボン」から「コマンドバー」に変わりましたが、フォルダーアイコンはカラフルになっています。

Androidアプリが使用できるようになる

今後のWindows11上では、Android用に開発されたアプリケーションが利用できるようになる見込みです。Microsoftが公式発表したデモンストレーションにおいて、大人気アプリ「tiktok」がWindows端末上で動作する様子が公開されました。

従来のWindows10でも、Android Studioなどからエミュレータを起動し、開発中のAndroidアプリのデバッグをすることは可能でした。しかしWindows11ではより簡単に、かつ実際に公開されているアプリを動作させられるようになるようです。

なお現在、Windows11でAndroidアプリを動かす機能は米国内かつ最新のプレビュー版でしか提供されていません。日本国内での一般公開を待ちましょう。

Windows 11でAndroidアプリが動作?プレビュー版概要

ゲーム用PCとしてより最適化された

PCゲーム好きな方に朗報です。Windows11では、Xboxでのゲームを快適にプレイ/配信するための機能が分かりやすく、より設定しやすくなりました。「設定」ウィンドウの項目として「ゲーム」タブが追加されており、ゲームプレイに関連する機能はここに全て集約されるようになりました。

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【参考】: Windows11向けのXboxを使ったゲームの改善

「Xbox Game Bar」はゲーム画面の録画やPCの動作状況を手軽に確認、設定できるようになる機能です。キーボードだけではなく、ゲーム用コントローラからも呼び出せるように設定可能です。

また、Windows11ではPCを「ゲームモード」に設定することで処理遅延等を起こしにくくすることができるようになりました。ゲームモードは、バックグラウンドで動作しているプロセスを解析し、時には停止させることでPCをゲームプレイに最適な環境にしてくれます。

Windows11の「コントローラーバー」が先行発表!機能や詳細を解説

好きなブラウザを選んで、快適にWindows11に移行しよう

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本記事では、Windows11上でのデフォルトブラウザの設定方法およびおすすめのブラウザ(Google Chrome、Microsoft Edge)について解説しました。デフォルトブラウザ設定方法は、Windows10と比べて「プロトコル/拡張子ごとに設定する」手間が増えています。

この記事を参考に、デフォルトブラウザを皆さんの使いやすいものに設定して、快適にWindows11を利用していきましょう。

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