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Windows11の付箋とは?インサイト機能の使い方についても解説!
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Windows11の付箋とは?インサイト機能の使い方についても解説!

アンドエンジニア編集部
2023.03.07
この記事でわかること
Windows11の付箋はプリインストールされており、簡単に起動できる
付箋を複数表示する場合は、カラーを変更することで区別しやすくなる
付箋のインサイト機能はCortanaと連携させる機能で、英語版のみ利用可能

Windows11の付箋とは

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Windowsで簡単なメモ書きを残したい場合、メモ帳などのエディタを利用して書き残している方も多いのではないでしょうか。Windowsでは、このような用途に関してエディタよりも便利なツールとして、付箋こと「Sticky notes」がプリインストールされています。

当記事では、Windows11の付箋の起動方法や使い方について解説していきます。

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Windows11の付箋の特徴

付箋といえば、メモ書きを貼り付ける小さな紙でできた事務用品を思い浮かべるかと思います。Windows11の付箋は、画面上に付箋を配置することができるアプリケーションです。

紙の付箋をディスプレイに貼り付けるような感覚で直感的に使用できるため、簡単なメモ書きを残すのには非常に便利なアプリケーションです。

Windows11の付箋の起動方法

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Windows11で付箋を起動するには、まずスタートボタンの横にある「検索」バーをクリックし、検索バーに「Sticky note」と入力します(①)。検索結果に「付箋」または「Sticky note」が表示されますので、クリックすると付箋が起動します(②③)。

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【図】付箋を起動する

スタートメニューやタスクバーにピン留めしておくと便利

付箋機能を良く使用する場合は、スタートメニューやタスクバーにピン留めをしておくと起動しやすくなるため、設定しておきましょう。

付箋をスタートメニューに表示させたい場合は、付箋の起動方法と同様に検索バーに「Sticky note」と入力し、検索結果に表示されている付箋のアイコンを右クリックすると、表示されるメニューから「スタートにピン留めする」をクリックします(①②③)。

また、タスクバーにピン留めしたい場合も同様に、右クリックで表示されるメニューから「タスクバーにピン留めする」をクリックします(③)。

次回からは、スタートメニューまたはタスクバーに表示されている付箋のアイコンをクリックすることで、付箋を起動できるようになります(④⑤)。

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【図】付箋をスタートメニューとタスクバーにピン留めする
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Windows11の付箋でメモを取る方法

付箋を起動したら、早速テキストを入力してみましょう。付箋は作成した段階では何も入力されておらず、「メモを作成する…」というナビゲーションが表示された状態になっています(①)。

この「メモを作成する…」と表示されているエリアをクリックすると、文字入力が可能です。メモ帳などと同様にキーボードから任意の文字列を入力してみましょう(②)。

なお、付箋では下部のエリアに文字装飾のショートカットが用意されており、太字・斜体・下線・取り消し線など、メモ書きの用途に便利な文字装飾を扱うことができます(③)。

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【図】付箋にテキストを入力する

文字装飾の活用方法

付箋の文字装飾はそれぞれ以下のような用途に利用できます。

太字 テキストのフォントを太くします。太字はテキストの中で特に強調したい箇所に使用しましょう。ただし、濫用するとどれが重要な内容なのか分からなくなってしまいますので、注意が必要です。

斜体 テキストのフォントを斜めに傾けます。斜体はあまり利用したことがない方も多いかもしれませんが、引用文など、本文と違う文脈の文章を区別するのに活用すると便利です。

下線 テキストの下部に線を表示します。下線も太字と同様に、強調したいキーワードなどに使用すると効果的です。こちらも濫用は避け、適度に利用しましょう。

取り消し線 テキストの中心に線を表示します。内容に更新があった場合に、更新があったことをメモに残しておきたい場合には取り消し線を使うとよいでしょう。

また、完了・中止したタスクや、チェックリストの「チェック済み」を表現するのにも活用できます。

Windows11の付箋で箇条書きをする方法

Windows11の付箋では、テキストに行頭文字を表示して箇条書きをしやすくすることができます。行頭文字というのは、テキストの先頭に何らかの記号や数字などの文字を挿入することを指します。

箇条書きにしたいテキストにカーソルを合わせて付箋下部のメニューから「行頭文字の表示/非表示」をクリックすると、テキストの先頭に「●」が付与されるようになります(①)。

この行でエンターキーを押して改行をすると、次の行の戦闘にも「●」が自動的に付与されるため、スムーズに箇条書きを作成できます(②)。

再度「行頭文字の表示/非表示」をクリックすると、行頭文字が自動的に付与される状態は解除されます(③)。

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【図】付箋で箇条書きをする

Windows11の付箋に画像を貼り付ける方法

Windows11の付箋の大きな特徴の1つは、メモ内に画像を貼り付けることができる点です。付箋の下部メニューの「画像の追加」アイコンをクリックすると、PCに保存されている画像を選んで貼り付けることができます(①)。

また、Webページや資料などからクリップボードにコピーした画像データを付箋にペーストしたり、ドラッグ&ドロップすることでも貼り付けることができます。

画像サイズは付箋上では調整できないため用途は限られますが、テキストだけでは表現できない内容を画像で補うことができるので覚えておいて損はありません。

なお、付箋に表示した画像は右クリックすると削除したり、デバイスに保存することもできます(②)。

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【図】付箋に画像を貼り付ける

Windows11の付箋を追加する方法

付箋は、複数起動して同時に表示することができます。付箋の左上にある「+」ボタンをクリックすると、新しい付箋が起動します。

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【図】新しい付箋を追加

1つの付箋にすべての事柄を書き込んでしまうと情報が混同して読みづらくなるため、1つの事柄に対して1つの付箋を作成して区別して記載するとよいでしょう。

付箋を一覧で管理する方法

付箋の数が増えてくると、どの付箋に何をメモしたのか管理が煩雑になっていきます。付箋の右上の「…」ボタンをクリックすると表示されるメニューから、「メモの一覧」をクリックすると、付箋の一覧を表示できます(①②③)。

一覧では、すべての付箋のプレビューが表示されており、今開きたい付箋をダブルクリックすると、その付箋を表示することができます。

また、プレビューだけでは探しにくい場合は一覧の上部にある検索バーに、探したい付箋に含まれている文字列を入力すると、すべての付箋の中から検索したい文字列が含まれている付箋だけをピックアップして検索結果に表示してくれます(④⑤)。

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【図】メモの一覧を表示

付箋が増えてくると便利な機能ですので、覚えておきましょう。

付箋を削除する方法

付箋は削除しない限りは残り続けてしまうため、不要になったら適宜削除して整理するようにしましょう。付箋の削除方法は、付箋の右上の「…」ボタンをクリックすると表示されるメニューから、「メモの削除」をクリックすると、削除できます(①②)。

また、メモの一覧で削除したい付箋を右クリックすると表示されるメニューから「メモの削除」をクリックすることでも削除できます(③)。

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【図】付箋を削除

この方法で削除すると、復元はできませんので必要なメモを削除してしまわないように注意しましょう。

付箋を非表示にする方法

削除はしたくないものの、画面上に表示しておく必要のない付箋については非表示にすることができます。付箋の右上にある「×」ボタンをクリックすると、付箋を非表示にできます(①)。

非表示にした付箋を再度表示したい場合は、メモの一覧からダブルクリックすれば表示できます(②③)。

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【図】付箋を非表示にする

Windows11の付箋を移動させる方法

付箋は画面上の任意の場所に移動させることができます。付箋を移動させるには、付箋上部のエリアをクリックしたままドラッグ&ドロップします。

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【図】付箋を移動させる

Windows11の付箋のサイズを変更する方法

付箋は任意のサイズに変更することができます。サイズを変更するには、付箋の端にポインターを合わせると矢印マークに変化するので、左クリックしたままサイズを大きくしたい場合は外側へ、小さくしたい場合は内側へドラッグすることで変更できます。

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【図】付箋のサイズを変更する

Windows11の付箋の色を変更する

複数の付箋が存在する場合、メモの一覧があるとはいえ視覚的にも見分けられるようにしたいものです。そのような場合は、付箋の色を変えることができます。

付箋の色を変えるには、付箋の右上の「…」マークをクリックすると(①)、メニューの上にカラーパターンが表示されるので、好きな色を選択してクリックすると付箋の色が変更されます(②)。

選択できる色は7パターンしかないため、作成するごとに変えているとあっという間にパターンを使い切ってしまいます。仕事は青、プライベートは緑など、予めカテゴリごとに色分けしておくとよいでしょう(③)。

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【図】付箋の色を変える

付箋のインサイト機能

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付箋には、インサイトという機能が備わっています。インサイトは、WindowsのAIであるCortanaと連携させる機能です。

インサイトを利用すると、付箋に書かれている内容をCortanaが読み取って、予定を自動的にリマインダーに登録してくれるなど、より便利になります。

インサイトは英語版のWindow11でのみ利用できます。もし英語版のWindows11を利用している場合は、是非活用してみましょう。

Windows11の付箋の注意点

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メモ書きに便利なWindows11の付箋機能ですが、注意点もあります。

他人に盗み見られて困る情報は付箋上に残さない

付箋はその性質上、デスクトップ上に常時表示されているため、ID・パスワードなどの個人情報を記載したままにしておくと、何かの拍子に誰かに盗み見られてしまう可能性があります。

付箋に記載してもよい情報と、セキュリティリスクの高い情報とを区別して使用するように心がけましょう。

定期的に整理するように心がける

付箋は簡単にメモ書きを残せるため、意識していないとどんどん増えていってしまいます。数ばかりが増えてしまうと検索性も悪くなり、かえってパフォーマンスが落ちてしまうことにもなりかねません。

定期的に情報を整理する習慣をつけ、効率的に利用しましょう。

Windows11の付箋を活用して業務を効率化しよう

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付箋機能を活用すれば、メモ帳よりも効率的・機能的にメモを取ることが可能です。しかし、手軽にメモを取れる反面、適切に管理しないとかえって煩雑になったり、セキュリティリスクを招いてしまう可能性もあります。

重要な情報はいつまでも付箋に残しておくことなく、こまめに資料に転記し、不要となった付箋は削除するなど上手に活用して業務を効率化しましょう。

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