HTML/CSSを費用をかけずに学べるおすすめの入門書15選!
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HTML/CSSを費用をかけずに学べるおすすめの入門書15選!
アンドエンジニア編集部
2022.06.23
この記事でわかること
HTMLとCSSは言語としての機能や目的は異なるが、Web作成において必須の言語でセットで習得すべき
HTML/CSSの入門書を探すには、3つのポイントを押さえる必要がある
おすすめのHTML/CSSの入門書15選と、それぞれの特徴について理解する

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HTMLとCSSを本で効果的に学ぶ

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「プログラミング言語の他にHTMLやCSSを学ぶ意味があるのか?」という悩みを持つ初級エンジニアの方がいます。フロントエンドエンジニアなら、HTML/CSSは必須言語といえますが、バックエンドエンジニアやサーバーエンジニアにはあまり関係が無さそうに思えます。

しかし、プロジェクトリーダーやプロジェクトマネージャーを任された時に、HTML/CSSの知識やスキルがあると、その分メンバーからの尊敬や信頼を得られるでしょう。この記事では、入門ガイドとしてHTML初心者の方を対象に、HTML/CSSを学ぶ意味や効果的な学び方について解説します。

HTML/CSSとは?

HTMLを知らないエンジニアはいないと思いますが、HTMLは「Hyper Text Markup Language」の略です。HTMLはプログラミング言語ではありませんが、Webページを作るときに必須となるマークアップ言語の1つです。

HTMLと一言で呼んでも、実際には「HTML4」「XHTML」「HTML5」の3種類があります。すべて覚える必要はありません。ここでは「HTML5」を対象に解説します。

CSSは「Cascading Style Sheets」の略で、文字サイズや文字の色、余白、装飾などのレイアウトでの見栄えを決めるスタイルシート言語です。HTMLだけでもWebページは作成できますが、殺風景で味気ないページになるでしょう。

そこで、見栄えの良いページを作成するには、HTMLとCSSをセットで学ぶ必要があります。

HTML・CSSとは何か?使い方やできること、独学方法を解説!

HTML/CSSを学ぶ意味

HTML/CSSはやさしい言語です。少し学べばすぐに結果が確認できるため、挫折しにくいのが特徴です。しかも、学習人口が圧倒的に多いため、壁にぶつかってもすぐに解決できます。また、あらかじめ特に準備するものがないため、すぐに始められます。

HTML/CSSはITエンジニアの初めの一歩、エンジニアの一般常識と考えて、できれば多くの人に学んでほしい言語です。

HTML/CSSの学習は電子ブックよりも紙の本がおすすめ

最近はスマホやタブレットにダウンロードして読むタイプの電子書籍(電子ブック)が増えてきましたが、勉強目的なら紙の本の方が良いでしょう。

電子ブックの場合は、図が見にくい・一度に表示できる量に限りがあり複数のページにまたがって読む必要がある・コード表記のレイアウトが崩れていることがあるといった使い勝手にデメリットがあります。また、勉強の達成感も得にくいでしょう。

一方、紙の本は1ページ内にまとまった情報が記載されているため、複数ページにまたがって確認する必要がありません。また図や表なども見やすく、実際にコードを入力しながら学習する場合も使いやすいです。

また、電子ブックは数ページ程度しか試し読みできないことが多く、購入したあとに「自分には合っていなかった」と感じることもあります。しかし、紙の本は購入する前にある程度試し読みできるため、購入後に後悔することも少ないでしょう。

最低1ヵ月は学習を続ける

HTML/CSSの学習を始めて苦手な部分や難しいポイントに差し掛かっても、最低でも1ヵ月は学習を続けましょう。比較的簡単だと言われるHTML/CSSですが、人によっては学習の途中で挫折することもあります。

しかし、わからないところはとばしたり、簡単なところからやり直したりしながら1ヵ月は学習を継続してください。本での独学は時間がかかるのが一般的です。学習スケジュールを立て、計画的に学習を進めることが大切です。

未経験者がHTML・CSSを最短で習得できる独学方法を解説!

手を動かしながら学習する

本を読みながら実際にコードを書くと、より知識が定着しやすいのでおすすめです。HTML/CSSの学習本の中にはサンプルコードや演習問題がついているものがあり、本を読みながらコードを書くとより効率的に学習できます。

また、コードを書くことでインプットだけではなくアウトプットも同時にできるため、学習の成果や進み具合が目に見えてやる気にもつながるでしょう。

Webサイトを模写する

ある程度HTML/CSSが理解できたら、自分の好きなWebサイトを模写するのもおすすめです。Webサイトを模写することで、本で学んだ知識がどの程度身についているのかがわかります。また、わからないところや苦手なところを再認識できるため、足りない知識を補うこともできます。

HTML/CSSの入門本を選ぶポイント

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HTML/CSSの学習本を購入するにあたり、注意すべきポイントを以下で説明します。スクールに通うより遥かに安い出費で済むとはいえ、せっかく購入するからには自分に合った本を選びましょう。

自分のレベルに合っていること

学習本の購入では、自分のレベルに合っているというのが最低限の条件です。どんなに外装が素晴らしく、どんなに人気があっても自分に合わなければ意味がありません。間違って上級者用の参考書を選んでしまうと、いきなり挫折します。

また初級や入門の表記がある本でも、実際にはレベルが高すぎて理解ができないといったことがあります。書店で手に取って試し読みするのがベストです。電子書籍の場合もネットで一部試し読みができるものもあるため、まずは中身を見て自分のレベルに合っているかを確認しましょう。

HTMLとCSSを同時に学べること

Webページ作成の基本はHTMLですが、CSSが使われているケースが大半です。HTMLとCSSはセットで学びたい言語ですので、両方を解説している本をおすすめします。

HTMLとCSSの両方に対応している本であれば、効果的に2つの言語をマスターできるような構成になっており、別々に本を買って勉強するよりは遥かに効率的です。

最新のバージョンに対応していること

よく中古の書籍を購入する人がいます。小説など、時代の変化に直接関係ないものであれば問題はありませんが、学習本の場合、時代の変化の影響を受けやすいIT系では、本は最新バージョンであることがポイントです。

2022年現在HTMLの最新バージョンは「HTML Living Standard」、CSSは「CSS3」です。これらに対応している学習本や参考書を選ぶようにしましょう。

(注意:HTML5は2021年1月28日に廃止され、HTML Living Standardが標準規格になりました。内容は大きく変わりませんが、できるだけHTML Living Standardを対象としている本がおすすめです。)

辞典代わりになること

これは必須ポイントではありませんが、用語の解説が詳しく書かれている本や、インデックスがしっかりしている本は辞典代わりにもなります。学習が終わったあとも辞書として使えるため、長く使えることがメリットです。

【2022年最新】HTML/CSS入門書おすすめ15選

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HTML/CSS関係の解説本、参考書は非常に豊富です。ここでは、おすすめのHTML/CSS入門書15選を紹介します。以降で紹介する入門書のおすすめポイントとしては、入門者向けであること、HTMLとCSSを同時に学べること、最新バージョンに対応していることなどです。また、書評や口コミも参考にしています。

ちなみに出版日が比較的古いものでも、最新のバージョンに対応し、改訂している本は紹介しています。

1.スラスラわかるHTML&CSSのきほん 第2版

特徴:小規模なサンプルサイトの作成を通じて、HTML/CSSの基本が学べる入門書

2013年に初版が発刊されたロングセラーの人気本です。2018年に今回おすすめの第2版が発売されました。HTML/CSSの基本について、可能な限りわかりやすく解説されてます。

図解が多く、誰もがミスしやすい箇所のサポートも親切です。ある程度、 HTML/CSS の知識がある方には物足りない内容かもしれませんが、入門者にはぜひおすすめしたい1冊です。

▪著者:狩野 祐東

▪ページ数:296ページ

▪出版社:SBクリエイティブ

▪発売日:2018/04/14

【参考】:スラスラわかるHTML&CSSのきほん 第2版

2.デザインの学校 これからはじめる HTML & CSSの本

特徴:Webデザインの基本を学ぶ初心者向けのHTML/CSS入門書

比較的ページ数が少なく、初心者に優しい丁寧な説明で、すらすら読み進められます。わかりやすいことを最優先としており、取っ掛かりの入門書としておすすめです。しかし、簡単な内容のため初心者でもこれ1冊で十分とは言えません。

超入門という点ではおすすめの本です。分厚い本は苦手、飽きやすいという方はこの本でスタートを切るのも良いでしょう。

▪著者:千貫 りこ、ロクナナワークショップ(監修)

▪ページ数:192ページ

▪出版社:技術評論社

▪発売日:2017/05/26

【参考】:デザインの学校 これからはじめる HTML & CSSの本

  1. これからWebをはじめる人のHTML&CSS、JavaScriptのきほんのきほん

特徴:HTML/ CSS、JavaScript などの入門書として網羅性に富み、これ1冊で基本を学べる

初心者にわかりやすく書かれている本で、HTML・CSS・JavaScriptについて幅広く学べます。しかし、より詳しく学びたい人にはやや物足りなさを感じるかもしれません。Web開発の基本について広く浅く学びたい人におすすめです。

▪著者:たにぐちまこと

▪ページ数:320ページ

▪出版社:マイナビ出版

▪発売日:2017/03/27

【参考】:これからWebをはじめる人のHTML&CSS、JavaScriptのきほんのきほん

4.世界一わかりやすい HTML5&CSS3コーディングとサイト制作の教科書

特徴:Webサイト作成に必要な知識を凝縮した教科書

全15章から構成されています。レッスン1の基礎知識から始まり、 HTML/CSSの使い方を中心としたレッスンが続き、後半のレッスン14と15ではWebサイトの公開方法が記載されています。タイトル通り教科書のイメージが強いですが、しっかり基礎を学びたい初心者の方におすすめの本です。

▪著者:赤間 公太郎、狩野 咲、鈴木 清敬

▪ページ数:336ページ

▪出版社:技術評論社

▪発売日:2019/03/01

【参考】:世界一わかりやすい HTML5&CSS3 コーディングとサイト制作の教科書

5.いちばんやさしい HTML&CSS 入門教室

特徴:スマホ対応のサイト作りを題材とした新しいタイプのHTML/CSS入門書

「いちばんやさしい」のタイトル通り、HTML/CSSに特化した入門書です。特徴はスマホ向けサイトを題材としている点で、他の教本とは一線を画しています。

題材はスマホサイト作成ですが、モバイル対応サイトを作りながら、パソコン表示の対応方法なども解説されています。また、閲覧するユーザーのデバイスに合わせて自動的に表示が最適化される「レスポンシブデザイン」の制作を学べます。入門でありながら、実践力を高めたい初心者におすすめの1冊です。

▪著者:岩田宇史・平内裕子

▪ページ数:304ページ

▪出版社:株式会社ソーテック社

▪発売日:2018/10/19

【参考】:いちばんやさしい HTML&CSS 入門教室

6.HTML&CSSとWebデザインが1冊できちんと身につく本

特徴:読むだけで各言語の知識とWebデザインの基礎が身につく

HTMLやCSSのコーディング方法に加え、多くのWebサイトで使用されている4つのレイアウト手法についても学べます。基礎知識の勉強にもなる上、実践的なテクニックも学ぶことができます。そのため、実際にHTMLやCSSを使った仕事がしたい人にもおすすめです。

またサンプルサイトの見栄えも良いので、Webサイトを作りながら楽しく勉強できるのもポイントです。

▪著者:服部雄樹

▪ページ数:288ページ

▪出版社:技術評論社

▪発売日:2017/07/21

【参考】:HTML&CSSとWebデザインが 1冊できちんと身につく本

7.HTML教科書 HTML5プロフェッショナル認定試験 レベル2 スピードマスター問題集 Ver2.0対応

特徴:「HTML5プロフェッショナル認定試験 レベル2 Ver2.0」試験合格のための実践的な問題集

LPI-Japan(エルピーアイジャパン)が主催する「HTML5プロフェッショナル認定試験 レベル2 Ver2.0」試験に対応した問題集です。

試験対策の本ですが、試験自体がHTML5以外にCSSやJavaScriptなどに関する知識を問うものとなっているため、本書で学習することでWeb制作に関する基礎知識をマスターできます。

問題のあとに解説が続く構成となっているため、テンポよく学習を進めることが可能です。丁寧な解説がついているため、わからない問題もすぐに解決できます。

▪著者:株式会社富士通ラーニングメディア、抜山 雄一、七條 怜子、結城 陽平

▪ページ数:336ページ

▪出版社:翔泳社

▪発売日:2018/12/12

【参考】:HTML教科書 HTML5プロフェッショナル認定試験 レベル2 スピードマスター問題集 Ver2.0対応

8.1冊ですべて身につくHTML&CSSとWebデザイン入門講座

特徴:知識0でもWebサイトを作りながら学べる

Webサイトの仕組み・HTML/CSSの基礎知識・最新のコードの書き方・Webデザインなどについての情報が凝縮されています。1冊にWebサイト制作の入門知識が身につくので、手っ取り早くHTML/CSSについて学びたい方におすすめです。

また、Webサイトを作りながら学べるようになっており、2カラム・問い合わせフォーム・フルスクリーンなどの主流なデザインについてわかりやすく解説されています。

▪著者:Mana

▪ページ数:280ページ

▪出版社:SBクリエイティブ

▪発売日:2019/03/16

【参考】:1冊ですべて身につくHTML & CSSとWebデザイン入門講座

9.HTML5+CSS3でつくる! レスポンシブWebデザイン

特徴:CSSフレームワークの「Bootstrap」が学べる

HTML/CSSとは何かという点に加え、コードを書く準備も説明されています。「HTML/CSSを学びたいけど、何から手をつけていいのかわからない」という方は、こちらの本がおすすめです。

また、CSSのフレームワークとして人気が高い「Bootstrap」についても学べます。フレームワークとは、プログラム開発において必要な設定があらかじめ用意された枠組みのことです。Bootstrapを使うことでより簡単にWebサイトを作成できます。

▪著者:大串肇、齋木弘樹、清野奨、嵩本康志、松尾祥子、松尾慎太郎、宮崎優太郎、吉澤富美

▪ページ数:240ページ

▪出版社:株式会社ソーテック社

▪発売日:2016/03/17

【参考】:HTML5+CSS3でつくる! レスポンシブWebデザイン

10.これだけで基本がしっかり身につく HTML/CSS&Webデザイン1冊目の本

特徴:学習を継続するためのコツやポイントも紹介されている

4つのレベルに分けられたWebサイトを作成しながら、HTML/CSSを段階的に学べます。はじめは初心者の方向けの簡単なWebサイトからスタートし、最終的にはアニメーションを作成できるようになる仕組みになっています。

また楽しく勉強できる工夫もされており、おしゃれなサンプルサイト・豊富な図解とイラスト・キャラクターによるガイドがついています。

▪著者:竹内 直人、竹内 瑠美

▪ページ数:288ページ

▪出版社:翔泳社

▪発売日:2021/10/14

【参考】:これだけで基本がしっかり身につく HTML/CSS&Webデザイン1冊目の本

11.図解! HTML&CSSのツボとコツがゼッタイにわかる本

特徴:イラスト・図解でHTML/CSSを簡単に理解できる

本書はイラスト・図解が豊富に使用されているため、初心者の方や学習する時間がない方でも無理なく学べるようになっています。HTML/CSSの基本的なコーディング方法から、Webサイトを公開するまでの一連の流れを学べます。

▪著者:中田 亨

▪ページ数:352ページ

▪出版社:秀和システム

▪発売日:2020/12/15

【参考】:図解! HTML&CSSのツボとコツがゼッタイにわかる本

12.できるポケット Web制作必携 HTML&CSS全事典 改訂3版

特徴:インデックス付きで辞書としても活用できる

HTML/CSSの最新バージョンに対応しています。また、要素名・プロパティ名のインデックスが付いており、辞書としても使えます。サイズもB6判で持ち運びしやすく、通勤・通学中の隙間時間に読むのに最適です。

サンプルコードも記載されているので、実際に手を動かしながら勉強もできます。メインの入門書というよりは、より知識を深めるための補足資料として活用するのが良いでしょう。

▪著者:加藤善規、できるシリーズ編集部

▪ページ数:592ページ

▪出版社:インプレスブックス

▪発売日:2022/8/22

【参考】:できるポケット Web制作必携 HTML&CSS全事典 改訂3版

13.今すぐ使えるかんたんEx HTML&CSS 逆引き事典

特徴:やりたいことから手順を探すことができる逆引きリファレンス

文章を書く・リンクを設定するなどの目的ややりたいことから手順を確認できる、逆引き事典です。目的別にタグ・プロパティの使い方が詳しく説明されています。また、HTML/CSSの基本についても説明されているため、初心者の方にもわかりやすいです。

▪著者:大藤幹

▪ページ数:432ページ

▪出版社:技術評論社

▪発売日:2020/04/20

【参考】:今すぐ使えるかんたんEx HTML&CSS 逆引き事典

14.初心者からちゃんとしたプロになる Webデザイン基礎入門

特徴:「1日30分からはじめる」をテーマとした初心者向け学習本

初心者の方がプロのWebデザイナーになることを目指した本です。HTML/CSSの基礎はもちろん、Webサイトの制作から公開までの手順も説明されています。実務で応用できるテクニックが丁寧に解説されており、勉強するだけではなく業務でHTML/CSSを使いたい人におすすめです。

また各章ごとに学習時間の目安が記載されており、独学で勉強するための工夫も施されています。

▪著者:栗谷 幸助、おの れいこ、藤本 勝己、村上 圭、 著/吉本 孝一 

▪ページ数:336ページ

▪出版社:株式会社エムディエヌコーポレーション

▪発売日:2019/09/25

【参考】:初心者からちゃんとしたプロになる Webデザイン基礎入門

15.ゼロからわかる HTML & CSS 超入門[HTML5 & CSS3対応版]

特徴:ブラウザの環境構築から丁寧に解説されている

本書はHTML/CSSとは何かという基本的なことから、Google ChromeのインストールといったWebサイト作成の準備についても解説しています。

画像の表示・表の作成といった目的ごとに章立てされており、各章ごとに練習問題があります。練習問題を解くことで理解度を確かめることができるので、効率的に学習できるでしょう。

▪著者:太木裕子

▪ページ数:192ページ

▪出版社:技術評論社

▪発売日:2017/11/23

【参考】:ゼロからわかる HTML & CSS 超入門[HTML5 & CSS3対応版]

HTML/CSSを学んだあとにやることとは?

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以上のおすすめの入門書、いずれか1冊を読破した頃には、ちょっとしたWebサイトの構築もできるようになっていることでしょう。Webサイトを作れるようになったら、その先の目標を持つことでさらにHTML/CSSのスキルがアップします。

例えば、ほかのプログラミング言語を勉強する・資格を取得するなどの目標を立てましょう。以降で具体的に説明します。

JavaScriptやPHPも習得しよう

JavaScriptはWebブラウザ上で利用するプログラミング言語の1つです。JavaScriptを用いることで、ブラウザ上での画像の拡大・縮小、動画の再生、ユーザー操作に対応した動的コンテンツなどといった、HTMLではできないようなことを実現できます。

また、JavaScriptはどのようなWebアプリにも対応が可能なため、主にフロントエンド開発では必須のプログラム言語です。

その他にも、ユーザーが入力した問合せフォームの内容や、購入した商品に対する応答などはプログラミング言語のPHPで書きます。皆さんがよく利用するWordPressも、PHPで作成されています。

このように、HTML/CSSとJavaScriptに加えてPHPを習得すると、あらゆるWebサイトの開発が行えるようになります。PHPの習得も是非視野に入れましょう。

認定資格を取得しよう

HTML/CSSを勉強するからには、自身のスキル確認が必要です。とりあえず、簡単なサイトを作ることができればそれで満足という方以外は、活躍機会を得るためにも認定資格の取得を目指すとよいでしょう。

HTML/CSSに関する資格としては、特定非営利活動法人であるLPI-Japan(エルピーアイジャパン)の認定資格があります。

HTML5以外にCSSやJavaScriptなどに関する技術や知識が求められる試験で、初級に相当するレベル1と、中級に相当するレベル2があります。認定資格を取っていると就職や転職に有利ですので、ぜひ挑戦しましょう。

【参考】:HTML5プロフェッショナル認定試験

HTML5プロフェッショナル認定試験が難しい?試験内容や取得方法

将来のエンジニア像をイメージして目標を立てよう

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HTML/CSSに加えてJavaScriptを習得すれば、フロントエンドエンジニアとして活躍の機会が広がるでしょう。しかし、それはあくまでもITエンジニアとしての通過点です。ITエンジニアとして、将来どのような職種に就くのか明確な目標を持ちましょう。

その目標に向かって、どのようなキャリアパスを描き、どのようなスキルを身に付けるのか、しっかり青写真を描くと、勉強に向かう姿勢も大きく異なります。

皆さんがエンジニアとしてHTML/CSSを活用したいと感じるのであれば、学んだHTML/CSSやJavaScriptの知識を活かし、自分の会社や事業のWebサイトを構築するという夢を持つと良いでしょう。

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