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AWSの無料利用枠とは?利用方法と対象AWSサービスを解説!
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AWSの無料利用枠とは?利用方法と対象AWSサービスを解説!

アンドエンジニア編集部
2024.01.28
この記事でわかること
AWS 無料利用枠とはAWSサービスを利用体験するための仕組みです
AWS 無料利用枠には3つの分類があります
AWS 無料利用枠を体験することでより最適な利用方法について調査・検討が可能です

AWS 無料利用枠とは?

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AWSはおよそ200に及ぶサービスを提供しており、かなり膨大なサービス数です。 AWSでは豊富なサービスを試してもらうために無料枠を設けており、それをAWS 無料利用枠と言います。無料利用枠としては以下の3種類の利用方法が提供されており、85以上のサービスが対象です。

常に無料  無料利用枠には有効期限が設定されておらず、全てのAWSのお客様が利用可能です。 ・12ヶ月間無料  AWSに最初にサインアップした日(作成日)から12ヶ月間サービスが利用できます。 ・トライアル  お試し用に特定のサービスにはアクティベート後短期間の無料期間が設定されています。 参考:AWS 無料利用枠

【AWS入門】ITエンジニアなら知っておくべきAWSの基礎知識
AWSのサービス一覧は?豊富なサービスを活用しよう!

AWS 無料利用枠の有効期限は?

有効期限が12ヶ月無料タイプのサービスでは、アカウントサインアップから1年間所定の上限までサービスが利用できます。トライアルの場合は、所定の時間または初回に限りサービスが無料で利用可能です。無料利用枠の有効期限が切れた場合は、標準の従量課金制での支払方法となります。

AWSの料金計算法を覚えて頼られるITエンジニアになるために

無料利用枠での請求上の留意点は?

AWS無料利用枠は、色々なサービスを試してみるには利用価値が高いものです。注意しなければならないことは、1ヶ月あたりで無料利用枠が計算されることです。具体的には1ヶ月の無料利用枠を使い切らなかった場合でも翌月に繰り越しされませんし、使いすぎた場合標準の従量課金制により支払い請求が生じます。

無料利用枠の使用状況は、Billing&Cost Managementダッシュボード確認可能です。こまめに確認して有効活用しましょう。同様に、すべてのサービスが無料ではありませんので、無料利用枠対象外のサービスについても請求が生じます。その場合も、Billing&Cost Managementダッシュボード確認する必要があります。

[常に無料]の無料利用枠対応サービスは?

2021年4月の時点で、以下のサービス無料利用枠を提供しています。

・分析  AWS Glue : 100万AWS Glueデータカタログへのオブジェクトの保存 ・アプリケーションの統合  Amazon SQS : 100万のリクエスト  Amazon SWF : 10,000のアクティビティタスク  AWS Step Functions : 4,000/月の状態遷移 ・ビジネスの生産性  Amazon Chime : 無制限のAmazon Chimeベーシックの使用 ・コンピューティング  AWS Lambda : 100万/月の無料リクエスト ・カスタマーエンゲージメント  Amazon SES : 62,000の送信メッセージ/月 ・データベース  Amazon DynamoDB : 25GBのストレージ  AWS Database Migration Service : 750時間Amazon DMS Single-AZ dms.t2.microインスタンスの使用 ・デベロッパー用ツール  Amazon CloudWatch : 10カスタムメトリクスおよびアラーム  AWS CodeBuild : 100ビルド分  AWS CodeCommit : 5のアクティブユーザー/月  AWS CodePipeline : 1のアクティブパイプライン/月  AWS X-Ray : 100,000/月のトレースの記録 ・フロントエンドウェブおよびモバイル  Amazon SNS : 100万の発行  Amazon Cognito : 50,000MAU/月 ・マネジメントとガバナンス  AWS License Manage : 無制限サードパーティーのライセンス使用の管理  AWS Well-Architected Tool : 無制限ワークロードのレビュー ・セキュリティ/アイデンティティ/コンプライアンス  Amazon Macie : 1GBコンテンツ分類エンジンでの処理・データの検出・分類・保護  AWS Key Management Service : 20,000/月の無料リクエスト ・ストレージ  Amazon Glacier : 10GBのストレージ取り出し  AWS Storage Gateway : 100GB/アカウント

[12ヶ月間無料]の無料利用枠対応サービスは?

2021年4月の時点で、以下のサービス無料利用枠を提供しています。

・分析  Amazon Elasticsearch Service : 750時間/月のシングルAZ t2.small.elasticsearchインスタンス  AWS Data Pipeline : 3の低頻度の前提条件 ・アプリケーションの統合  Amazon MQ : 750時間の単一インスタンスのmq.t2.microブローカー/月 ・コンピューティング  Amazon EC2 : 750時間/月 クラウド内でサイズ変更可能なコンピューティング  Amazon Elastic Container Registry : 500MB/月のストレージ  Elastic Load Balancing : 750時間/月のロードバランサー時間 ・カスタマーエンゲージメント  Amazon Connect : 90分/月のAmazon Connect使用 ・データベース  Amazon RDS : 750時間/月のdb.t2.microデータベース使用  Amazon ElastiCache : 750時間のcache.t2microノード使用 ・フロントエンドウェブおよびモバイル  Amazon API Gateway : 100万/月のAPIコール受信数  Amazon Pinpoint : 5,000/月の無料利用対象ユーザー  AWS Amplify Console : 15GB毎月の提供 ・Game Tech  Amazon GameLift : 125時間/月のAmazon GameLift向けc4.large.gameliftオンデマンドインスタンスの使用、およびEBS汎用(SSD)ストレージ50GB ・IoT  AWS Greengrass : 3台のデバイス  AWS IoT : 250K 1ヶ月あたりメッセージ数(公開または配信)  AWS IoT Device Management : 50リモートアクション/月  AWS IoT Events : 2,500 ひと月あたりのメッセージ評価  AWS IoT Things Graph : 5,000ステップ/月 ・機械学習  Amazon Comprehend : 50 K単位のテキスト(500万文字)(APIごと)/月  Amazon Lex : 10,000 1ヶ月あたりのテキストリクエスト件数  Amazon Polly : 500万文字/月  Amazon Rekognition : 5,000/月の画像分析  Amazon Transcribe : 60分/月  Amazon Translate : 200万文字/月 ・マネジメントとガバナンス  AWS OpsWorks for Chef Automate : 7,500ノード時間(10ノード相当)/月  AWS OpsWorks for Puppet Enterprise : 7,500ノード時間(10ノード相当)/月 ・メディアサービス  Amazon Elastic Transcoder : 20分のオーディオトランスコーディング ・ネットワークとコンテンツ配信  Amazon API Gateway : 100万/月のAPIコール受信数 ・セキュリティ/アイデンティティ/コンプライアンス  Amazon Cloud Directory : 1GB/月のストレージ ・ストレージ  Amazon S3 : 5GBの標準ストレージ  Amazon CloudFront : 50GBのデータ送信  Amazon EFS : 5GBのストレージ  Amazon Elastic Block Storage : 30GiB汎用(SSD)ストレージまたは磁気ストレージの任意の組み合わせ

[トライアル]の無料利用枠対応サービスは?

2021年4月の時点で、以下のサービス無料利用枠を提供しています。

・分析  Amazon QuickSight : 1GBの SPICE 容量  Amazon Redshift : 2ヶ月無料トライアル ・ビジネスの生産性  Amazon WorkDocs : 30日間最大50ユーザーまで、1ユーザーあたり1TBのストレージが含まれる無料トライアル  Amazon WorkDocs & WorkSpaces : バンドル 50GBストレージ無料、およびすべてのWorkDocs機能 ・コンピューティング  Amazon Lightsail : 750時間1ヶ月間無料 ・データベース  Amazon Redshift : 2ヶ月無料トライアル ・エンドユーザーコンピューティング  Amazon AppStream 2.0 : 40時間/月のstream.standard.largeインスタンスタイプの使用(Image Builder 使用時)  Amazon WorkSpaces : 40時間2つのAmazon WorkSpaces [スタンダードバンドル]を利用可能 ・フロントエンドウェブおよびモバイル  AWS Device Farm : 250デバイス分 ・機械学習  Amazon SageMaker : 250 時間 最初の2ヶ月間、1ヶ月あたり(t2.mediumでのノートブックの利用)  Amazon Comprehend Medical : 300万文字  Amazon SageMaker Ground Truth : 2ヶ月無料トライアル ・ロボット工学  AWS RoboMaker SU使用時間 : 25時間 1ヶ月間無料 ・セキュリティ/アイデンティティ/コンプライアンス  Amazon GuardDuty : 30日間無料トライアル  Amazon Inspector : 90日間無料トライアル

AWS無料利用枠を活用して最適なクラウドサービスを実現しましょう

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AWSは、およそ200に及ぶサービスを提供しており、85以上のサービス無料利用枠が設定されています。無料利用枠を最大限活用してクラウド利用を効果的に行いましょう。数多くのAWSサービスに触れることでスキルアップに繋がることは確実です。

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