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Notion Webクリッパーとは?概要や導入手順、使い方を解説
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Notion Webクリッパーとは?概要や導入手順、使い方を解説

アンドエンジニア編集部
2024.03.30
この記事でわかること
Notion Webクリッパーは、ブラウザ上で気になるWebページをNotionに簡単に保存できるツール
Notion Webクリッパーにより、Notion上でWeb情報のデータベースを作れ情報の整理と閲覧ができる
Notion WebクリッパーはChromeなど主要ブラウザに対応し、PCやモバイルを問わず利用できる

Notion Webクリッパーとは?

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Notion Webクリッパーは、ブラウザ上で気になったWebページをNotionに簡単に保存できるツールです。主なブラウザ(Google Chrome、Firefox、Safari)に対応しており、スマホはiPhoneやAndroidでの利用も可能です。

またPocketやInstapaperと同様に、後ほど読みたい記事、参考となる情報などを一元管理できます。

【参考】:Webクリッパー | Notionヘルプセンター|Notion 【参考】:Pocket とは? | Pocket ヘルプ 【参考】:Instapaper |Google Play のアプリ

Notionとは

Notionをまだ利用していない方のために、その概要について確認しておきましょう。Notionは文章や情報を一元管理できる万能ツールで、以下のような特徴を持っています。

▪多機能 AI機能、メモの作成、タスク管理、データ管理、ナレッジ共有など、さまざまな用途で利用できます。

▪カスタマイズ性 データの表示の仕方をカスタマイズでき、「テーブル」「ボード」「タイムライン」「カレンダー」「リスト」「ギャラリー」といった形式で表示ができます。

▪リアルタイム共同編集 チーム組織の中で複数の人が1つのドキュメントやデータを共有し、権限の範囲で編集もできるため、チーム作業の効率化を図れます。

▪データベース機能 優れたデータベース機能があり、豊富なデータを一括で管理できます。組織でのナレッジ(知識)共有にも適しています。

【参考】:Notion |すべてのチームをひとつのワークスペースで

Notionとは?基本的な使い方やEvernoteとの違いを解説
【初心者向け】Notionの基本的な使い方を7ステップで解説!

Notion Webクリッパーのメリットとデメリット

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Notion Webクリッパーを利用することで、どのようなメリットやデメリットがあるのかについて見ていきましょう。

Notion Webクリッパーのメリット

Notion Webクリッパーを利用するメリットを挙げてみましょう。

▪1度クリップしたWebサイトが消えてもコンテンツが残る ▪ブックマークと整理した情報とを同じ場所で管理できる ▪情報を共有する際に、ブラウザに遷移する必要がなくなる ▪保存したWebページにメモを付けたり、Notion内で整理や分類を行ったりできる ▪クラウド上のNotionデータベースに格納することで、PC以外にスマホからでも簡単にアクセスができる

Notion Webクリッパーのデメリット

大変便利な Notion Webクリッパーですが、次のような制約やデメリットがありますので、注意が必要です。

▪ブラウザの拡張機能であるため、Webページをクリップする際に1度ブラウザのアイコンを「クリック」、「保存」の2段階操作が必要で、ワンタッチではない ▪Webの拡張機能として動作するため、利用するブラウザ毎にインストールする必要がある ▪Webクリップしたページによっては、クリップに失敗したり、レイアウトが崩れてしまったりする場合があるが、今後のアップデートで修正される可能性はある

Notionの拡張機能10選!作業効率アップのプラグイン【Chromeから簡単追加】

NotionクリッパーとNotion Webクリッパーの違い

Notionには標準で提供されている、「Notionクリッパー」がありますが、「Notion Webクリッパー」とは何が違うのでしょうか?ここではこの2つのツールについて比較してみます。

1. Notionクリッパー Notionクリッパーは、Notionの公式アプリ内で提供されている機能です。そのため、Notionアプリをインストールしているユーザだけが利用できます。Notionクリッパーは、Notionアプリ内でWebページをクリップして保存ができます。

クリップしたページはNotionのデータベース内に保存され、ページのタイトルやURLを追加できます。Notionクリッパーの利点としては、次の2点が挙げられます。

・Notionアプリ内で完結しているため、Notion内の他の機能と連携しやすい ・クリップしたページをNotion内で整理や管理ができる

2. Notion Webクリッパー Notion Webクリッパーは、ブラウザの拡張機能として提供されており、主要なブラウザとしてGoogle Chrome、Firefox、Safariに対応しています。Notion Webクリッパーはブラウザ上で見つけて気になったWebページを、Notionに保存ができます。

その保存先としてNotionページを選択でき、併せてタイトルやURLを保存できます。

Notion Webクリッパーの利点としては、次の2点が挙げられます。

・ブラウザから直接Webをクリップできる ・保存したページはNotionに永続的に保存される

NotionクリッパーはNotionアプリ内で利用ができるため、アプリ内の他の機能と連携しやすく、Notion Webクリッパーは日常利用しているブラウザから直接利用ができるため、手軽にWebのクリップができます。

どちらも機能的には大差がありませんので、利用シーンやユーザの好みで選択しましょう。

Notion Webクリッパーのインストールと使い方

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Notion Webクリッパーを使うには、以下の流れとなります。大変シンプルな機能ですので、Notionを使った経験がある方であれば、違和感なく使いこなせるようになるでしょう。

ここでは、パソコンのブラウザで圧倒的に利用されているChromeにインストールして Notion Webクリッパーを使う方法を紹介します。

1.インストール

ChromeにNotion Webクリッパーを追加します。Notion Webクリッパーのダウンロードは以下の公式Webサイトから行います。

【参考】:Notion Webクリッパー:Chrome、Safari、Firefox & モバイル

ここでは、Google ChromeにNotion Webクリッパーを追加する手順を紹介します。

Notionアカウントを未取得の方は先にアカウント登録しておきましょう。アカウントを取得したら、予めWeb版のNotionにログインしておきます。

①chrome web store(下記)の「Notion Web Clipper」のサイトにアクセスし、[Add to Chrome]をクリックして拡張機能を追加します。

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【図】chrome web store>Notion Web Clipper

【参考】:Notion Web Clipper|chrome web store

②Chromeの拡張機能にNotion Web Clipperが追加されたら、アプリの右隣りにあるピンのマークをクリックしてピン留めをしておきます。

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【図】Chromeの拡張機能> Notion Web Clipper>ピン留め

2.保存したいWebページを開く

拡張機能にNotion Webクリッパーを追加したブラウザでWebサイトにアクセスします。

ニュース記事、ブログ記事、研究論文など、あらゆるWebページが対象です。ここでは試しに国税庁のサイトにアクセスし、拡張機能のNotionアイコンをクリックし、保存時のタイトルを確認したら[Save page]をクリックします。

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【図】chromeの拡張機能> Notion Web Clipper>ピン留め>[Save page]

3.「Open in Notion」(Notionで保存)をクリック

表示されたポップアップの「Open in Notion」をクリックすると、続いてNotionのウィンドウが開きます。

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【図】Notion Web Clipper>「Open in Notion」

4.MyLinksに保存する

Notionでは新たに「My Links」という名前で新たなテーブルが作成されているのがわかります。「My Links」の中に先ほどクリックしたサイトの情報が保存されています。

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【図】Notion Web Clipper>「Notion」>My Links

5.タグを付ける

Notionに登録したWebサイトにタグを設定することで、情報の分類ができるようになります。ここでは、タグに「政府」と付けました。今後、サイトのデータベースが増えた時に、ポータルのタグ情報をキーにして簡単に検索できます。

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【図】「Notion」>My Links>コンテンツ>タグ付け

Chrome以外で利用する

NotionのWeb版を利用すると、Notion Webクリッパーで取り込んだWeb情報はiPhoneやiPadの標準ブラウザSafariから利用したり、AndroidスマホのChromeから更新したりすることも可能です。

また、Notion WebクリッパーはSafariやFirefoxにも対応しており、それぞれのブラウザに機能追加することで、Charomeと同じように利用ができます。

ただし、iOSのバージョンは13.0以上、Androidではバージョン7.0以上が必要ですので、バージョンを確認してから利用しましょう。

■ Safariで使う iPhoneやiPad、Macなどのデフォルトブラウザ、SafariにNotion Webクリッパーをインストールする手順です。

WebクリッパーをiPhoneまたはiPadで利用する際には、iOSのバージョン13.0以上が必要です。バージョン12以下では正しく動作せず、使えない可能性があります。

▪️インストール ①Safariの設定を開く ②「プライバシーとセキュリティ」 > 「Cookieとサイトデータ」 > 「許可の管理」を選択する ③「notion.so」を追加する ④「変更を保存」をクリックする

▪️使い方 ①検索バーの右にあるNotionアイコンをクリックする ②保存先のワークスペースとページ(またはデータベース)を選択する ③Notion Webクリッパーを使用してWebページをワークスペースに保存し、後で閲覧・編集できる

【参考】:Notion Web Clipper on the Mac App Store

■ Firefoxで使う Notion WebクリッパーはブラウザのFirefoxでも利用できます。インストールと使い方について紹介します。

▪️インストール ①Firefoxの設定を開く ②「プライバシーとセキュリティ」 > 「Cookieとサイトデータ」 > 「許可の管理」を選択する ③「notion.so」を追加する ④「変更を保存」をクリックする

▪️使い方 ①検索バーの右にあるNotionアイコンをクリックする ②保存先のワークスペースとページ(またはデータベース)を選択する ③Notion Webクリッパーを使用してWebページをワークスペースに保存し、後で閲覧・編集できる

 【参考】:Notion Web Clipper – Get this Extension for  Firefox (en-US)

Notion Webクリッパーを活用してみよう

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この記事では人気のオールインワンツール、NotionのWebクリッパー機能、メリットとデメリット、Notionクリッパーとの違い、インストール方法について紹介しました。

既にNotionを活用している方の中でも、Webサイトまで一元管理したい方には大変便利なツールであることがわかりました。無料でブラウザの拡張機能として簡単に利用できるNotion Webクリッパーをぜひ活用してみましょう。

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