Unityのインストール方法を紹介!よくある疑問も併せて解説
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Unityのインストール方法を紹介!よくある疑問も併せて解説
アンドエンジニア編集部
2024.02.29
この記事でわかること
Unityで開発するにはUnity HubとUnity Editorの2つが必要です
Unity HubとUnityの日本語化は、それぞれ手順が異なります
Unityインストール時によくある疑問を紹介します

Unityの概要とインストール方法について

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Unityとはゲーム開発向けの開発環境のツールで、パソコンの環境があれば誰でも利用できます。さらに、個人や学生の方は無料で利用することも可能なため、初心者の方でも気軽に試しやすいツールです。

しかし、初心者の方の中にはインストールの方法が分からない方も多いのではないでしょうか。

本記事では、Unityのダウンロードとインストール方法やよくある疑問を紹介します。これからUnityをインストールする方は、ぜひ参考にしてください。

【参考】:Unity公式 

Unityとは?入門情報から特徴や活用方法・事例まで解説!
Unityでできること・できないことを解説!特長や事例も紹介

Unityのプランについて

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Unityのツールを使う際は、学生か個人かなど、プランによって料金などが異なります。今回は、個人かつ無料版のUnityをインストールする前提で解説を進めます。プランの詳細が気になった方は、公式サイトの料金プランのページを参照してください。

【参考】:Unity公式 プランと価格 

Unityのインストール方法

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ここからはUnityインストール方法について解説します。各手順はそれほど難しくありませんので、時間のある方は本記事を参考にしつつ、一緒にインストールしてみましょう。

Unity Hubのダウンロード

まずは、Unity Hubをダウンロードしましょう。Unity HubとはUnityのアカウント管理やプロジェクトの作成、エディタの起動、バージョン管理などを行うツールです。

このUnity Hubは、OSごとにそれぞれダウンロードするものが異なります。そのため、公式サイトから自分のOSに対応しているUnity Hubをダウンロードしてください。また、本記事ではMac OSでインストールした場合の画面を紹介します。

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【図】Unity Hubをダウンロードする

【参考】:Unity Hub ダウンロード  【参考】:Unity Hub について 

Unity Hubをインストールする

ダウンロードが完了後、Unityのインストーラーを起動すると、下図のような利用規約の画面が表示されます。利用規約に同意する場合、「Agree」ボタンを押しましょう。ボタンを押すとインストールが始まります。

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【図】Unity Hubをインストールする

アプリケーションを起動する

インストールが完了したら、次はアプリケーションを起動しましょう。Unity Hubを起動すると、図のような画面が表示されます。

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【図】インストール後、アプリケーションを起動した直後の画面

チュートリアルの説明が表示されることもありますが、こちらは後で設定できますので今回は「Maybe later」のボタンを押しましょう。

Unityをインストールする

次に、Unityをインストールしましょう。Unity Hubの左側のメニューバーに「Intalls」の項目がありますのでクリックしてください。そうすると、インストールしているソフトが表示されます。

初めてUnityをインストールする場合は既存のソフトがありませんので、何も表示されていない状態のはずです。画面を確認できたら、次は画面右上の「Install Editor」のボタンを押しましょう。

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【図】Install Editorをクリックする

そうすると、UnityのEditorが表示されますので、任意のものを「Install」ボタンを押してインストールしましょう。今回は公式リリースされている最新のUnityをインストールします。

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【図】Unity Editorを表示した画面

この時、モジュールを追加するかどうか尋ねられます。追加したいものがあれば、このタイミングで追加をしましょう。ちなみに、追加モジュールの中に「LANGUAGE PACKS」があります。Unity Editorを日本語化したい場合は、こちらの「日本語」にチェックを入れてください。

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【図】「日本語」にチェックを入れる

また、画面右上にインストール時に必要な容量(Required)と、空き容量(Available)が表示されています。上図では、空き容量が不足しているため画面右下の「Continue」に進むことができません。

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【図】空き容量のチェック

「Continue」ボタンが押せない方は、「Back」ボタンでバージョン選択画面に戻り、空き容量を確保してから、再度バージョンを選択してください。

「Continue」を押すと、同意を求められる画面が表示されますので、赤枠のようにチェックを入れてから「Install」ボタンを押しましょう。

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【図】Install直前の画面

プロジェクトを作成する

ここまでできたら、プロジェクトを開始してみましょう。プロジェクトは、Unity Hubから作成することができます。

Unity Hubの画面左側のメニュー「Projects」を選択し、「New project」を選択します。

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【図】プロジェクトを作成する

選択すると、画面が切り替わり、2Dや3Dなど、どんな種類のゲームを作るかを選択できます。さらにプロジェクト名と、保存先フォルダも設定できます。任意のプロジェクト名を入力し、最後に「Create project」をクリックすると、プロジェクトが作成されます。

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【図】プロジェクト作成時の画面

以上がインストールから、プロジェクトを作成するまでの手順です。それぞれの手順はそれほど難しくありませんので、記事を参考にしつつ一緒にインストールを行いましょう。

Unityのよくある質問

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ここからは、Unityを初めて利用する際によくある質問をまとめました。初めてUnityでゲーム作りをする方や、インストールで困っている方はこちらも参考にしてください。

日本語化したい場合

Unity Editorはインストール時に日本語化することができますが、日本語でUnity Hubを利用したい場合は、追加で設定する必要があります。

具体的な手順はUnity Hubを起動後、歯車マークを選択し「Appearance」をクリックします。その後、Languageのプルダウン項目から「日本語」を選択すれば、日本語に変更できます。

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【図】Unity Hubを日本語化する

Unityのインストールが終わらない

Unityのインストールをしたいのに、インストールが完了できない方もいるかもしれません。このような問題が起きた場合、いくつか原因が考えられます。

1つ目は、異なるバーションのUnityをインストールした場合です。複数のバージョンをインストールした場合、古いバージョンのUnityは開けません。

2つ目は、動作環境を満たしていない場合です。インストールがうまくいかない場合は、OSや容量が条件を満たしているか確認しましょう。

3つ目は壊れたプロジェクトがある場合や、インストールに失敗している場合です。すでに何度かインストールを繰り返している場合は、壊れたプロジェクトが残ったままかもしれません。この場合は壊れたファイルを1度削除し、再インストールをする必要があります。

その他にも、いくつか考えられる原因はありますが、ここでは代表的なインストール時のエラーの原因を紹介しました。さらに詳しく詳細を知りたい方は、公式サイトも参考にしてください。

【参考】:Unity エディターのトラブルシューティング

Unityの学習に役立つサイトが知りたい

Unityでは、チュートリアルを用意しています。Unityを初めて利用する場合や、使い方をじっくり学びたい方は、公式サイトのチュートリアル動画を参考にしましょう。

ただし、こちらのチュートリアル動画は英語で提供されているので注意しましょう。また、チュートリアル動画の他にもUnityの公式サイトでは、ユーザーマニュアルというページも用意されています。

テキストで学びたい方は、こちらのユーザーマニュアルでじっくり学ぶことをおすすめします。

【参考】:Unity チュートリアル動画 【参考】:Unity ユーザーマニュアル

Unityの開発環境を活用してITスキルを高めよう

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本記事ではUnityのインストール方法や初期設定で必要なことなどを紹介しました。インストールの説明でもいくつか注意点を紹介しましたが、作業の際には容量などにも注意しつつインストールを行いましょう。

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