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機械学習が学べるおすすめの本12選!初心者から上級者まで厳選してご紹介!
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機械学習が学べるおすすめの本12選!初心者から上級者まで厳選してご紹介!

アンドエンジニア編集部
2022.04.11
この記事でわかること
機械学習とは、多くのデータからパターンを認識する人工知能の学習手法のこと
機械学習を学ぶならまずは本を読んで基礎知識を身につけるのがおすすめ
機械学習の本には概要を学べるものから、Pythonのライブラリを学べるものまでさまざまな種類がある

機械学習とは?

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機械学習とは、多くのデータからパターンを認識する人工知能の学習手法のことです。機械学習でもっとも有名なのは教師あり学習と呼ばれる分野です。何が正解かをあらかじめ人工知能に教え、入力データに対して正解となる出力ができるようにします。ほかにも、教師なし学習や強化学習といった分野があります。

機械学習は将棋AIや顔認識システム、ECサイトのレコメンド機能などで既に使われています。人工知能の学習手法の中でも実用性が高いと言えるでしょう。

この記事では機械学習入門者から上級者までおすすめの書籍をピックアップして紹介します。

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機械学習を学ぶ人がまず読みたい本 3選

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機械学習をこれから学ぶ人におすすめの本を3冊紹介します。機械学習にかぎらずAIやデータサイエンス全般について詳しく解説されており、基礎知識を得られる本をまとめました。

ビジネスの現場で使えるAI&データサイエンスの全知識

本書はビジネス現場でAIがどのように役立つのか解説しています。身近なことに置き換えてわかりやすく機械学習を学びたい方におすすめの本です。難しい話にはあえて触れずに解説しているので、初心者にもおすすめできます。

▪著者:三好 大悟

▪ページ数:272ページ

▪出版社:インプレスブックス

▪発売日:2022/3/15

【参考】:ビジネスの現場で使えるAI&データサイエンスの全知識

一般教養としての人工知能入門

本書はAIや機械学習に関して文系でも理解しやすいようにまとめてあります。AIの基礎から応用まで数式なしで解説しているため、数学知識がない方でも読み進めることが可能です。また、AIと社会のつながりやAIの限界などについても触れています。

▪著者:上野 晴樹

▪ページ数:208ページ

▪出版社:近代科学社

▪発売日:2022/01/28

【参考】:一般教養としての人工知能入門

図解まるわかり AIのしくみ 

機械学習やディープラーニングについて図解で解説している1冊です。図が多く挿入されているため、文章を読むのが苦手な方でも読み進められます。また、機械学習に関連するキーワードの説明も解説されており、入門書として最適と言えるでしょう。

▪著者:三津村 直貴

▪ページ数:240ページ

▪出版社:翔泳社

▪発売日:2022/03/25

【参考】:図解まるわかり AIのしくみ

Pythonでの機械学習を学ぶのにおすすめの本 4選

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Pythonで機械学習を学ぶのにおすすめの本を4冊まとめました。Pythonは機械学習で多く使われている言語ですので、機械学習と合わせてPythonも学ぶことをおすすめします。

Pythonと機械学習を学んでAI時代に対応できるエンジニアに

Python3年生 機械学習のしくみ 体験してわかる! 会話でまなべる!

本書はPythonでの機械学習に関して入門者向けに分かりやすく解説しています。機械学習の基本的な仕組みについてサンプルコードを提示しながら解説しているため、実際に手を動かして学ぶことが可能です。Pythonの文法をマスターしたら次に読みたい1冊です。

▪著者:森  巧尚

▪ページ数:非公開

▪出版社:翔泳社

▪発売日:2021/12/06

【参考】:Python3年生 機械学習のしくみ 体験してわかる! 会話でまなべる!

RとPythonで学ぶ[実践的]データサイエンス&機械学習【増補改訂版】

本書はPythonやRでの実践的な機械学習について学ぶことが可能です。Pythonを利用してデータからモデルを作成して結果を得るための手順を学ぶことができます。本格的に機械学習について学びたい方におすすめの1冊です。

▪著者:有賀 友紀、大橋 俊介

▪ページ数:512ページ

▪出版社:技術評論社

▪発売日:2021/04/26

【参考】:RとPythonで学ぶ[実践的]データサイエンス&機械学習【増補改訂版】

スッキリわかるPythonによる機械学習入門 (スッキリわかる入門シリーズ) 

本書はPythonでの機械学習に関して手順を追ってしっかり学ぶことができる1冊です。はじめは機械学習とはなにかという点から解説し、後半では機械学習の応用について解説されています。本書を読むことで、機械学習初心者から中級者まで上達することができるでしょう。また、Pythonでよくあるエラーの解決方法についても解説されています。

▪著者:須藤 秋良

▪ページ数:664ページ

▪出版社:インプレスブックス

▪発売日:2020/10/06

【参考】:スッキリわかるPythonによる機械学習入門 (スッキリわかる入門シリーズ)

そろそろ常識? マンガでわかる「Python機械学習」

本書は漫画でPythonでの機械学習について解説されています。漫画でありながら機械学習の各手法について詳しく解説されており、実践的な内容と言えます。漫画なので文字を読むのが苦手な方も楽しく読み進めることができるでしょう。

▪著者:田中 賢一郎、澤田 千代子

▪ページ数:非公開

▪出版社:シーアンドアール研究所

▪発売日:2021/09/22

【参考】:そろそろ常識? マンガでわかる「Python機械学習」

機械学習に必要な数学を学ぶのにおすすめの本 3選

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機械学習を行う場合、線形代数や微分積分といった数学知識が必要になることが多いです。そこで、機械学習で使われる数学を学ぶのにおすすめの本を3冊まとめました。

問題解決のための「アルゴリズム×数学」が基礎からしっかり身につく本

本書はアルゴリズムと数学の知識を基礎から身につけることが可能です。有名なアルゴリズムと数学的考察について丁寧に解説されています。また、数学の問題が200問も掲載されており、習熟度を確かめながら勉強を進めることが可能です。

▪著者:米田 優峻

▪ページ数:288ページ

▪出版社:技術評論社

▪発売日:2021/12/25

【参考】:問題解決のための「アルゴリズム×数学」が基礎からしっかり身につく本

高校レベルからはじめる! やさしくわかる線形代数 

本書は機械学習で頻繁に使われている線形代数について解説しています。線形代数は、高校で学んだものの忘れている方が多い分野なので、本書で復習すると良いでしょう。線形代数の活用例も挙げているため、線形代数がどのように機械学習で使われているかもイメージできるようになります。

▪著者:ノマド・ワークス

▪ページ数:288ページ

▪出版社:ナツメ社

▪発売日:2022/02/10

【参考】:高校レベルからはじめる! やさしくわかる線形代数

文系学部のための線形代数と微分積分

本書は高校レベルの線形代数と微分積分の基礎をおさえられる1冊です。線形代数と微分積分は、機械学習では多く使われる数学分野です。「積分とは何か」「線形代数とは何か」という点から詳しく解説しているため、数学に苦手意識を持つ方でも読み進めることができます。

▪著者:海老原 円

▪ページ数:260ページ

▪出版社:日本評論社

▪発売日:2022/02

【参考】:文系学部のための線形代数と微分積分

ディープラーニングについて学ぶのにおすすめの本 2選

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最後に、ディープラーニングについて学べる本を2冊紹介します。ディープラーニングは機械学習の1分野であり、特に多くの可能性を秘めていると言われています。

ディープラーニング 学習する機械 ヤン・ルカン、人工知能を語る

フランスでベストセラーとなった本です。本書はディープラーニングがどのようなものなのか学ぶことができます。Facebook副社長のヤン・ルカン氏が、ディープラーニングは今後私達の生活をどのように変えるのか深く考察して書かれています。

▪著者:ヤン・ルカン

▪ページ数:384ページ

▪出版社:講談社サイエンティフィク

▪発売日:2021/10/21

【参考】:ディープラーニング 学習する機械 ヤン・ルカン、人工知能を語る

ディープラーニングを支える技術 ——「正解」を導くメカニズム[技術基礎] 

本書はディープラーニングがどのような仕組みで動いており、どのような問題に使えるのか詳しく解説されています。ディープラーニングの原理を知るうえで最適な1冊と言えるでしょう。ディープラーニングでできることだけでなく、「難しいこと」も解説されているのが特徴です。

▪著者:岡野原 大輔

▪ページ数:304ページ

▪出版社:技術評論社

▪発売日:2021/12/24

【参考】:ディープラーニングを支える技術 ——「正解」を導くメカニズム[技術基礎]

さらに機械学習の知識を深めるには?

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最後に、本を読む以外の機械学習の勉強方法について解説します。これらも平行して行うことで、機械学習の知識をより深めることができますし、飽きずに勉強を続けやすくなるでしょう。

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オンラインの学習サイトを使う

オンラインで勉強できる学習サイトには機械学習を学べる教材が用意されているものもあります。学習サイトはスマホで気軽に勉強できる点がメリットです。通勤時や昼休みなどのスキマ時間は学習サイトを使う、自宅に帰ったら本でじっくり勉強するなどと使い分けると良いでしょう。

プログラミングスクールに入会する

本格的に機械学習を学ぶならプログラミングスクールに入会する手もあります。最近では人工知能に特化したコースを設けるスクールもあります。スクールでは講師の方が1から教えてくれるため、独学よりも途中で挫折する心配が少ないのがメリットです。

自分の学習のステージに合った本を選択しよう

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本記事では機械学習を学ぶのにおすすめの本を解説しました。どのような本を購入すれば良いのかお分かりいただけたかと思います。機械学習の本は入門者向けから上級者向けまで幅広く販売されています。初心者がいきなり専門的な本を読んでしまうと勉強に挫折してしまう可能性が高いです。

まずは、簡単な本で基礎知識を深め、それからPythonや数学、ディープラーニングなどについて学び、実践的な機械学習のスキルを身につけていくと良いでしょう。機械学習は今後さらに注目度が高まっていくことが予想されるので、興味がある方は本記事で紹介した本でぜひ勉強してみてください。

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