Windows・Linux・MacOSのDockerインストール
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Windows・Linux・MacOSのDockerインストール
システム運用
アンドエンジニア編集部
2022.01.13
この記事でわかること
Dockerとは、仮想化実行環境を実現するOSレベル仮想化プラットフォームです
Windows・MacOSではDocker DesktopのGUI操作が可能で、Linux版は現在開発中です
Linuxのサーバー用途にはDocker Engineを用い、CI/CDを短サイクルで実現します

Dockerとは

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Dockerとは、OSレベル仮想化プラットフォームソリューションです。Dockerイメージを用いたコンテナ仮想化システムを構築し、仮想化実行環境を実現します。環境をイメージとして登録できますので、同一環境の複製が容易で配布がしやすく利用者が増加しています。

Dockerはホストカーネルを利用しているために単一OS上で複数のコンテナが実行できます。このため、OSで用いるシステム資源は少なくすみ、メモリー効率の向上がメリットとなります。このため一言で言うと「軽量で速い」ことが特長となります。 【参考】:Docker

Dockerとは?使いどころやメリット・デメリットについて解説!

Dockerのセットアップ概要

DockerではWindows版・Mac版・Linux版のダウンロードモジュールが用意されています。Mac版・Windows版ではDocker Desktopを利用します。Linux版ではDocker Engineをインストールしておきます。 【参考】:Get Started with Docker

Windows版Dockerのインストール概要

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DockerではDocker CLIによりコマンドラインインターフェイスを通じて操作するほか、Docker DesktopによりGUI操作が可能です。WindowsでDockerを利用する場合は、Docker Desktopを用いGUI操作が可能です。モジュールダウンロードとインストールが完了したら、Docker Desktopのセットアップを行います。 【参考】:Docker Desktop overview 【参考】:Docker Desktop for Windows user manual

Windowsをクライアント用途ではなく、サーバー用途で用いる場合はDockerデーモンを起動します。 【参考】:Install server and client binaries on Windows

Windows版Docker Desktopの動作要件

Windows版Docker Desktopは以下の要件が設定されています。 ・サポートOSバージョン  - Windows 11 64 ビット:Home・Pro・Enterprise・Educationの21H2以降  - Windows 10 64 ビット:Home・Proの2004以降、 Enterprise・Educationの1909以降

WSL 2(Windows Subsystem for Linux 2)バックエンド  - WindowsでWSL 2機能の有効化  - Linuxカーネルアップデートパッケージのダウンロード・インストール

Hyper-Vバックエンドと Windowsコンテナ  - Hyper-Vとコンテナ機能の有効化  - クライアントHyper-V実行時の仮想化要件を満たすこと 【参考】:Install Docker Desktop on Windows System requirements

以前はWindows 10 Homeのインストールは大変でしたが、上記条件を満足する場合は問題なくインストールできます。

Docker Windows版のインストール

Docker DesktopはDocker Hubのサイトからダウンロードできます。ダウンロードのリンク先はドキュメントのインストール方法にも記載されており、同じモジュールがダウンロードできます。 【参考】:Docker Desktop for Windows 【参考】:Install Docker Desktop on Windows

2021年12月11日現在、Docker Desktopの最新リリースは4.3.1です。Dockerをバージョン指定し、ダウンロードする場合はリリースノート記載のリンクから旧バージョンをダウンロードすることもできます。 【参考】:Docker for Windows release notes

実際のインストール方法は以下の通りです。 ・ダウンロードモジュールの起動  Docker Desktop Installer.exeを起動します。

Configuration画面の確認  「Enable Hyper-V Windows Features」と「 Install required Windows components for WSL 2」のオプション設定を確認します。

インストール実行  手順に従い「Install」を選択し、終了後「Close」を選択します。

管理者アカウントの追加  管理者アカウントのadministratorとComputer Managementをdocker-usersグループに追加します。

最初の起動時には新しいライセンス条項が表示されますので、「Accept」をクリックすることで利用可能になります。もしインストールできない場合は管理者権限が必要ですので、インストールユーザを確認してください。

起動できない場合ですが、「Enable Hyper-V Windows Features」と「 Install required Windows components for WSL 2」要件がクリアできていない場合、起動時にエラーとなります。

メモリーの割り当て不足の場合もエラーとなります。Dockerアイコンをクリックし、「Resource」「ADVANCED」からメモリ割り当て量を1GB以上に設定します。イメージの保管場所も同じ画面で確認・変更できます。

Mac版Dockerのインストール概要

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 MacOSでDockerを利用する場合も、Docker Desktopを用いGUI操作が可能です。モジュールダウンロードとインストールが完了したら、Docker Desktopのセットアップを行います。 【参考】:Docker Desktop overview 【参考】:Docker Desktop for Mac user manual

Mac版Docker Desktopの動作要件

Mac版Docker Desktopは以下の要件が設定されています。 ・Intelチップ版  macOS 10.14以上  4GB以上のメモリ搭載  VirtualBox 4.3.30以降

Appleチップ版  Rosetta 2のインストールが必要 【参考】:Install Docker Desktop on Mac System requirements

Docker Mac版のインストール

Docker DesktopはDocker Hubのサイトからダウンロードできます。ドキュメントのリンクからも同じモジュールがダウンロードできます。 【参考】:Docker Desktop for Mac 【参考】:Install Docker Desktop on Mac

2021年12月11日現在、Docker Desktopの最新リリースは4.3.1です。Dockerをバージョン指定し、ダウンロードする場合はリリースノート記載のリンクから旧バージョンをダウンロードすることもできます。 【参考】:Docker Desktop for Mac release notes

実際のインストール方法は以下の通りです。 ・ダウンロードモジュールの起動  Docker.dmgをダブルクリックしインストーラを起動します。

アプリケーションフォルダに登録  Dockerアイコン(Docker.app)をアプリケーションフォルダーにドラッグアンドドロップします。

Windows同様、最初の起動時には新しいライセンス条項が表示されますので、「Accept」をクリックすることで利用可能になります。もしインストールできない場合は管理者権限が必要ですので、インストールユーザを確認してください。

起動時にエラーとなる場合はメモリーの割り当て不足の可能性があります。Dockerアイコンをクリックし、「Resource」「ADVANCED」からメモリ割り当て量を1GB以上に設定します。イメージの保管場所も同じ画面で確認・変更できます。

Linux版Dockerのインストール概要

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Linux版Docker Desktopは現在開発中のため、まだGUI利用ができません。Linux版ではServer向けDocker Engineをインストールします。 【参考】:Install Docker Engine

CentOS・Debian・Fedora・Raspbian・RHEL・SLES・Ubuntuの各ディストリビューションに対応します。2021年12月時点のDocker Engineの最新リリースは20.10.11です。

CentOSへのDocker Engineのインストール

CentOS 7および8でサポートされます。「centos-extras」リポジトリを利用します。

最初にリポジトリをセットアップします。 $ sudo yum install -y yum-utils $ sudo yum-config-manager --add-repo \    https://download.docker.com/linux/centos/docker-ce.repo

次にDocker Engineをインストールします。 $ sudo yum install docker-ce docker-ce-cli containerd.io

バージョン指定する場合は次のようにVERSION_STRINGを指定することができます。 sudo yum install docker-ce-<VERSION_STRING> docker-ce-cli-<VERSION_STRING> containerd.io

Dockerを起動し、「hello-world」で動作確認します。 $ sudo systemctl start docker $ sudo docker run hello-world 【参考】:Install Docker Engine on CentOS

イメージの保管場所は”docker info”で確認可能で、実行時に指定することもできます。

Debian・RaspbianへのDocker Engineのインストール

DebianではDebian Bullseye 11 (stable)・Debian Buster 10 (oldstable)・Raspbian Bullseye 11 (stable)・Raspbian Buster 10 (oldstable)がサポートされます

最初にリポジトリをセットアップします。 $ sudo apt-get update $ sudo apt-get install ca-certificates curl gnupg lsb-release

次にDocker公式GPGキーを追加します。 $ curl -fsSL https://download.docker.com/linux/debian/gpg | sudo gpg --dearmor -o /usr/share/keyrings/docker-archive-keyring.gpg

その後stableリポジトリをセットアップします。 $ echo \   "deb [arch=$(dpkg --print-architecture) signed-by=/usr/share/keyrings/docker-archive-keyring.gpg] https://download.docker.com/linux/debian \   $(lsb_release -cs) stable" | sudo tee /etc/apt/sources.list.d/docker.list > /dev/null

Docker Engineのインストールは以下の通りです。 $ sudo apt-get update $ sudo apt-get install docker-ce docker-ce-cli containerd.io

Dockerを起動し、「hello-world」で動作確認します。 $ sudo docker run hello-world 【参考】:Install Docker Engine on Debian

Fedora・ UbuntuへのDocker Engineのインストール

Linuxは個々のディストリビューションによって、インストールコマンドの用法に違いがあります。Fedoraは34・35がサポートされています。具体的な手順は以下のリンクをご確認ください。 【参考】:Install Docker Engine on Fedora

Ubuntuでは64ビット版のUbuntu Impish 21.10・Ubuntu Hirsute 21.04・Ubuntu Focal 20.04 (LTS)・Ubuntu Bionic 18.04 (LTS)がサポートされます。インストール手順は以下のリンクをご確認ください。 【参考】:Install Docker Engine on Ubuntu

Dockerが動作したら実際にアプリケーション開発に利用しましょう

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Dockerは2021年8月31日の料金体系見直しで有償化が進んでいますが、個人ユーザや小規模事業者は引き続き「Personal」プランで無償利用ができます。お手軽にコンテナが活用でき、開発・テスト・デプロイ・運用のサイクルが効率化されますので、引き続き高い需要があると考えます。

Dockerインストールが完了したら実際に公開レジストリを利用し、イメージ活用が可能となります。開発に役立ちますので実際の利用をおすすめします。

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