AWS ブラックベルト概要
AWSブラックベルトとは、AWSの開催するオンラインセミナーを指します。無料で提供されており、利用制限は設けられていません。コンテンツはライブ配信の他、日本語資料や動画コンテンツがYouTube動画・PDFファイル・SlideShareサービス・AWS Blogを通じて提供されます。
ソリューションアーキテクト - アソシエイト(SAA)等のAWS認定資格を取得する際、オンラインセミナーの内容を理解することが効果的な学習活用例とされています。
AWSの公開資料
AWSはクラウドサービス活用資料集として、AWSサービス活用の資料を公開しています。このほかTwitterやAmazon Web Services ブログを通じて、最新情報の紹介やセミナー告知等を行っています。 参考:AWS クラウドサービス活用資料集トップ
AWS イベント情報は?
AWSはイベント情報をサイトで公開しています。イベントでは最新のサービスや事例・効率的な活用例等を公開しています。2021年11月時点では40本のイベントが掲載されています。 参考:AWS イベントスケジュール
なお各イベントの難易度はレベル別に設定されており、以下の通り分類されています。 ・Level 100(Introductory 入門レベル) 初めての方を対象としており、概要編として紹介されています。 ・Level 200(Intermediate 中級レベル) 入門レベルの知識がある方が対象で、サービスの機能詳細はデモ・事例が取り扱われます。 ・Level 300(Advanced 上級レベル) 対象トピックスの詳細を説明するもので、該当知識がある前提で紹介されます。 ・Level 400(Expert 専門家) 該当ソリューションを理解している方向けにアーキテクチャ・サービスの連携詳細が説明されます。
AWS 初心者向け資料
AWSでは、これからAWSサービス利用を始める方向けの動画や情報を掲載しています。トピックスは大まかに次の2点に分類されています。 ・「はじめてのアマゾン ウェブ サービス」 これからAWSのクラウドサービスを導入を検討する方向けの情報です。サービス概要や利用メリット・セキュリティ面の紹介がされます。活用事例についてもカバーされています。
・AWS ご利用開始時に最低限おさえておきたい10のこと 実際にAWSを利用する際に必要な要点が説明されます。コンテンツは共通チェック項目・ファイルサーバ構築・ネットワーク・Windows Server・データベース・VPN・データ分析・クラウドアーキテクチャ設計・テレワーク所リューション等の、いくつかの代表的なテーマに沿って説明されています。 参考:AWS 初心者向け資料
AWS サービス別資料
AWS サービス別資料のサイトでは、過去開催したセミナー情報がYouTube動画・PDFファイル・SlideShareサービスのリンクとともに掲載されています。個別サービスの詳細情報について多くの情報が掲載されています。 参考:AWS サービス別資料
サービスはAmazon EC2やAmazon S3の他にも膨大に公開されており、以下のサービスカテゴリに分類されています。 ・コンピュート AWS Batch、Amazon EC2、AWS Auto Scaling、Amazon Elastic Kubernetes Service Amazon Lightsail、AWS Elastic Beanstalk、AWS Fargate、AWS Graviton AWS Lambda、AWS ParallelCluster、VMware Cloud on AWS
・コンテナ Amazon ECS・Amazon EKS Anywhere、AWS Graviton 2、AWS Batch、AWS Fargate
・ストレージ Amazon EBS、Amazon S3、Amazon EFS、Amazon FSx for Lustre Amazon FSx for Windows File Server、Amazon Storage Gateway、AWS Snow Family
・データベース Amazon DocumentDB、Amazon DynamoDB、Amazon ElastiCache、Amazon Neptune Amazon RDS、Amazon Aurora、Amazon Timestream
・移行と転送 CloudEndure、AWS Application Discovery Service、AWS DataSync、AWS DMS AWS Server Migration Service、AWS Snow Family
・ネットワーキングとコンテンツ配信 Gateway Load Balancer、Elastic Load Balancing、Amazon VPC、Amazon CloudFront Amazon CloudWatch、Amazon Route 53、AWS Transit Gateway、AWS Network Firewall AWS Direct Connect、AWS App Mesh
・デベロッパーツール AWS Chalice、AWS CodeStar、AWS CodePipeline、AWS Cloud9、AWS CodeDeploy AWS CodeCommit、AWS CodeArtifact、AWS CodeBuild、AWS Command Line Interface AWS Tools and SDKs、AWS X-Ray
・マネジメントとガバナンス AWS Auto Scaling、Amazon CloudWatch、AWS CloudFormation AWS Cloud Development Kit、AWS CloudTrail、AWS Command Line Interface、AWS Config AWS Management Console、AWS OpsWorks、AWS Service Catalog AWS Systems Manager、AWS Trusted Advisor、AWS Well-Architected Tool
・メディアサービス AWS Elemental MediaConvert、Amazon Kinesis Video Streams、Amazon Media Service
・セキュリティ、アイデンティティ、コンプライアンス AWS Artifact、AWS Audit Manager、AWS Identity and Access Management Amazon Cognito、Amazon Detective、Amazon GuardDuty、Amazon Inspector Amazon Macie、AWS Certificate Manager、AWS CloudHSM、AWS Directory Service AWS Key Management Service、AWS Managed Microsoft AD、AWS Organizations AWS Shield、AWS Security Hub、AWS WAF
・分析 Amazon Athena、Amazon CloudSearch、Amazon Elasticsearch Service、Amazon EMR Amazon Kinesis、Amazon MSK、AWS Lake Formation、Amazon Redshift Amazon QuickSight、AWS Glue
・Machine Learning Amazon SageMaker、Amazon Personalize、Amazon Polly、Amazon Rekognition Amazon Forecast、Amazon CodeGuru
・ウェブとモバイルのフロントエンド Amazon API Gateway、Amazon Pinpoint、AWS Amplify、AWS AppSync、AWS Device Farm
・AR と VR Amazon Sumerian
・アプリケーション統合 Amazon EventBridge、Amazon MQ、Amazon SNS、Amazon SQS、AWS AppSync AWS Step Functions
・顧客エンゲージメント Amazon Connect、Amazon Pinpoint、Amazon SES
・ビジネスアプリケーション Amazon Chime、Amazon WorkDocs、Amazon WorkMail
・デスクトップ・アプリケーションストリーミング Amazon WorkSpaces、Amazon AppStream 2.0
・IoT FreeRTOS、AWS IoT Analytics、AWS IoT Core、AWS IoT Events、AWS IoT Greengrass
・ゲームテック Amazon GameLift、Amazon Lumberyard
・サポート AWS Support
・AWSコスト管理 AWS Cost Explorer
・ブロックチェーン Amazon Managed Blockchain、Amazon Quantum Ledger Database
・その他 AWS re:Invent
AWS ハンズオン資料
AWSのハンズオン資料は、最初のステップとして「AWS Hands-on for Beginners」や「はじめの一歩」として初心者向けに提供しています。以降個別のサービス別に構築設定方法が公開されています。 参考:AWS ハンズオン資料
AWSブラックベルトを活用し、さらに知識を深めましょう
AWSはオンラインセミナーやハンズオン等の資料の他に、ホワイトペーパー等も多数掲載しています。さらに知識吸収を深めたい方はホワイトペーパーが有効です。有償ですがAWS公式トレーニングでは認定資格に応じたトレーニングも提供しています。
まずはAWSブラックベルトを活用し、AWS認定資格への挑戦や実務スキルを高めることをおすすめします。
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