女性エンジニアの実態や悩み、メリット・デメリットを徹底解説!
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女性エンジニアの実態や悩み、メリット・デメリットを徹底解説!
基礎知識
アンドエンジニア編集部
2021.03.13
この記事でわかること
女性エンジニアは増加傾向であるが、男性と女性エンジニアの比は7:3である!
女性がエンジニアとして働くにあたって「ライフイベント」や「育児休暇取得後の復帰」、「女性管理職が少ない」などの悩みを抱えている!
女性がエンジニアとして働く場合、「実力主義」や「肉体労働が少ない」、「服装自由」などのメリットがある!

女性エンジニアの実態

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システムエンジニアなど「エンジニア」という言葉を耳にすると、「男性」をイメージする方が多いのではないでしょうか。当然ですが、「男女雇用機会均等法」という制度があるように男女が働くことにおいて平等です。エンジニアも例外ではありません。

しかし近年、Web業界ではエンジニアとして就職や転職したいと考えている女性も増えてきています。ここからは、まずエンジニアの男女比について説明します。その後、女性エンジニアに多い悩みについて解説します。

エンジニアの男女比

最初にも説明したように、エンジニアは男性というイメージを持っている方が多いでしょう。では、実態はどうでしょうか。実際のデータを用いて解説していきます。

type転職エージェントサービスに登録しているエンジニアの男女比のデータから算出したところ、2012年代では、男性と女性のエンジニア比率はおよそ8:2という結果になっています。一方、その6年後である2018年代では男性と女性のエンジニアの比率はおよそ7:3という結果が見られました。

よって、2012年代から2018年代の6年間で約1割の女性エンジニアが増えています。このデータから、徐々に女性エンジニアが増加傾向であることが言えるでしょう。

女性エンジニアの悩みについて解説

「エンジニアとして就職しても電話対応や資料作成などの仕事を多く任される。」という口コミを見かけました。ここでは、女性がエンジニアになることに対する悩みについ詳しく3点紹介しましょう。

1.結婚や出産などのライフイベント 結婚や出産の際にキャリアが途絶えてしまうことは、男性には経験できない女性ならではの悩みと言えます。家庭と仕事の両立は、簡単なことではありません。昔からの風習として、「男性は仕事、女性は家庭」という名残りが未だに残っていることもあります。

結婚後の生活を充実させるためにも、自分がどうしたいのか、何を優先させたいのかなど、働く理由を考えてみることで、結婚と仕事の両立についての答えが見つかるかもしれません。また、出産休暇や育児休暇などの女性に対するライフイベントに関する福利厚生が良い会社を選ぶことも大切です。

2.育児休暇取得後の職場復帰 近年は、エンジニアの人手不足や働き方改革の推進といった側面から、IT企業が女性を積極的に採用しており、育児休暇を福利厚生として取り入れる企業は増えてきました。しかし、育児休暇を取得後に復帰する際、他の社員と比べてスキルの差が生まれてしまうことや、育児のために、長期間労働が厳しい環境に陥る可能性もあります。

育児休暇を取得する前だけではなく、職場復帰する前や復帰した後にも定期的にサポートする機会を設けることが重要です。そのため、今後の働き方についてフォローアップを行うことは、女性の職場復帰後の継続した就業につながる取り組みと言えるでしょう。育児休暇は長期にわたる場合も多いことから、上司から職場や業務について定期的に相談や情報提供を行うことで、職場復帰への不安の軽減につながることもあります。

3.女性管理職が非常に少ない 依然として、管理職や役員の地位にいる方は男性が多いです。管理職に占める女性の割合はおよそ10%と言われています。女性の管理職が増えない原因のひとつとして、行動や考え方の模範となるような女性のロールモデルが出ないことが挙げられます。そのため、身近に同性のロールモデルがいない方が多いことから、将来的なキャリアプランを描くことができない点が女性の悩みと言えるでしょう。

以上のように、男性には理解することができないような女性ならではの悩みというものがあります。女性エンジニアを増やすためには、こういった点を考慮して企業の制度を見直す必要もあるといえるでしょう。また、女性エンジニアとして活躍したいと考えている方には、出産休暇や育児休暇、職場復帰のしやすさなど企業ごとに異なるので、まずは調べてみることをおすすめします。

女性がエンジニアになるメリットとデメリットを紹介

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ここまで、女性エンジニアの実態や、女性がエンジニアとして働く悩みについて紹介してきました。当項目では、女性がエンジニアとして働くにあたってのメリットとデメリットについて紹介します。メリットとデメリットを知ることで、自身がエンジニアに向いているかのひとつの指標となることができるでしょう。

女性がエンジニアになる3つのメリット

女性がエンジニアとして働くにあたって、3つのメリットをそれぞれ解説していきます。

1.エンジニア業界は男女平等 他業界や他業種では年功序列の仕組みによって昇給や昇格が変わることもありますが、エンジニア業界では比較的実力が評価されやすい業界となっています。エンジニアとしての実力がなければ、昇給や昇格ができない場合もあります。

一方で、実力があれば、年齢や性別に関係なく、出世や年収アップしていくことができるでしょう。また、エンジニアの中で会議などで議論が行われることがよくありますが、年齢や性別など実力以外の部分が理由で、意見や主張を却下されることはありません。

2.肉体労働が少ない エンジニア業界では肉体労働はほとんどありません。エンジニアの業種にもよりますが、システムエンジニアやプログラマーの場合、仕事で1日中パソコンと向き合っている日も少なくありません。

例えば、ネットワークエンジニアの場合、ネットワークを構築する際などに、必要な機器を用意したり、運んだりすることはあるでしょう。仮にそのような肉体労働がもし必要な場合があったとしても、女性エンジニアは周囲の男性エンジニアに依頼すれば、運んでくれる場合が多いでしょう。

仕事をする中で女性エンジニアが筋肉痛などの疲労を負うことはまずありません。疲労の可能性があるとしたら、タイピングのしすぎによる腱鞘炎や、デスクワークによる肩こりなどでしょう。

3服装が自由な会社が多い エンジニア業界では仕事や業務内容、企業によって服装が自由なところも他業種と比べると多い傾向にあります。例えば、男性エンジニアはスーツでの就業が一般的であるのに対して、女性エンジニアは服装が自由な企業もあり、自身の好きな恰好で働くことができこともメリットでしょう。しかし、クライアント先に出向く際は、服装の指定がない場合もスーツなどの節度のある恰好をする必要があります。

また過度の露出や強い香水など周囲に迷惑を掛ける行為はできるだけ避けましょう。女性の中には服装を毎日選ぶのが面倒臭いと思う方もいるかと思いますが、その場合はスーツで問題ありません。エンジニアは自由な服装で働きたい女性にもおすすめすることができます。

女性がエンジニアになる2つのデメリット

女性がエンジニアとして働くにあたってのメリットについて紹介してましたが、もちろんデメリットもあります。ここでは、2つのデメリットをそれぞれ解説していきます。

1.女性エンジニアが少ない これまでにも説明したように、女性エンジニアが少ないのはデメリットでしょう。女性が少ないため、女性ならでは悩みの相談が女性同士でできないことや、育児などの苦労を理解してもらえず仕事の調整が難しいことも少なくありません。また男性と話すのが苦手な方は、女性がいない環境に苦痛を感じてしまう方もいるでしょう。

一方で、男性エンジニアが多いことから女性エンジニアは丁寧に扱われる可能性もあります。また男性が多いことから、女性エンジニアの場合、結婚相手を探すのに困ることが少ない業界だとも言えます。

2.残業が多い 他の職種と比べると、エンジニアという職業は残業が多い傾向にあります。女性エンジニアは、男性エンジニアに比べて残業時間の配慮をしてもらえる可能性もありますが、納期間近やシステムトラブルが発生すると、性別に関係なく、徹夜作業や休日出勤がやむを得ない状況になることも少なくありません。

そのため、急遽予定を変更せざるを得ないこともあり、家族や恋人とのトラブルの原因になるケースもあります。結婚後に仕事と家庭の両立ができず、離婚の原因になってしまう可能性もあるのです。仕事とプライベートを両立をするためにも、キャリアプランや転職などについて深く考えておくことが大切でしょう。

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今後は女性エンジニアの活躍が期待!

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近年、Web業界などではエンジニアとして就職や転職したい女性も増えています。とはいえ、まだまだ女性ならではの悩みを解決することができていないため、女性エンジニアを目指す方が少ない状況です。しかし、これまでに紹介したように、女性がエンジニアになるあたってメリットやデメリットはありますが、女性エンジニアが実力以外の部分で不当な評価を受けることはありません。

さらに男性エンジニアと比べて、女性エンジニアは出産休暇、育児休暇など優遇されている部分もあることや服装自由など快適に働ける環境が整っていることも多いのです。

女性はライフイベントが多く、その対応を考えておくことが最も重要です。結婚後や出産、育児など仕事と家庭をどう両立させていくか深く考えを練っておきましょう。またIT業界全体として人手不足な状況であるため、女性エンジニアの活躍が期待されています。そのため、今後も女性エンジニアが働きやすいように企業の福利厚生などの見直しも行われる可能性が十分にあるでしょう。

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