NotionにGoogleカレンダーを埋め込み表示できる?手順とメリットを解説!
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NotionにGoogleカレンダーを埋め込み表示できる?手順とメリットを解説!
アンドエンジニア編集部
2022.11.07
この記事でわかること
NotionにGoogleカレンダーを埋め込み表示する手順が図解でわかる
NotionにGoogleカレンダーを埋め込み表示させるメリットや活用例がわかる
NotionにGoogleカレンダーを連携するにはIndifyやZapierの利用も検討すると良い

NotionにGoogleカレンダーを埋め込み表示できる?

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Notionはメモの作成やチームWiki、タスクリスト管理など、様々なワークフローをサポートし、プライベートにもビジネスにも役立つ情報管理ツールとして注目を集めています。

【参考】:Notion(ノーション)

Notionにはカレンダー表示機能もあり、Notionのデータベースを活用した便利なカレンダーを作成することができます。

しかし、これまでGoogleカレンダーを活用していて、Notionのページ内に使い慣れたGoogleカレンダーを埋め込み表示できないかと考える方も多いと思います。

実は、NotionにはGoogleカレンダーをページ内に表示する方法があります。この記事では、その手順や、NotionにGoogleカレンダーが表示できない場合の対処方法、NotionとGoogleカレンダーを連携する他の方法について解説します。

Notionとは?基本的な使い方やEvernoteとの違いを解説

NotionにGoogleカレンダーを埋め込み表示するメリットとは?

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Googleカレンダーには、使いやすさや、Googleアカウントとの連動で他のGoogleユーザとの予定が共有しやすいというメリットがあります。また、これまで長年にわたってGoogleカレンダーを使ってきた方は、Googleカレンダーに過去の重要な記録も多く残っているでしょう。

NotionにGoogleカレンダーを表示させることで、このGoogleカレンダーのメリットをそのままNotionに取り込むことができます。

Googleカレンダーを開かずNotionで確認できる

NotionにGoogleカレンダーを表示すれば、Notionで作業中にGoogleカレンダーの内容を確認したくなったときに、わざわざgoogleカレンダーを別で開く必要がなく、効率化が図れます。

Googleカレンダーはスマートフォンからでも編集できる

GoogleカレンダーはAndroidやiPhone、iPadなどのモバイル端末があれば閲覧や編集ができ、どこにいても日程の確認や調整を行うことができます。モバイル端末での使用に特化したアプリは使い勝手が良く、効率的なスケジュール編集を行うことができます。

Googleカレンダーでは祝日の表示や予定リスト追加が容易

Googleカレンダーの特徴の1つとして、祝日のカレンダーを取り込んで簡単に表示できるという点があります。また、自作の不定期な予定をリスト入力することもできます。

CSV形式のファイルで予定のリストを取り込むことができるため、カレンダーに登録する予定が多数あっても簡単に追加することができます。

NotionにGoogleカレンダーを表示させる手順

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それでは、実際にNotionにGoogleカレンダーを表示する手順を解説していきます。

【初心者向け】Notionの基本的な使い方を7ステップで分かりやすく解説!

Googleカレンダーの設定を行う

Googleにログインし、Googleカレンダーを表示させます。 画面左下に、作成してあるカレンダーの一覧が表示されます。 Notionに表示させたいカレンダーの右側に出るメニュー(縦3点リーダー)をクリックします。

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「設定と共有」をクリックします。

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Googleカレンダーの設定画面が表示されます。 「予定のアクセス権限」の「一般公開して誰でも利用できるようにする」にチェックを入れます。 チェックを入れると、「警告」が表示されます。

警告の通り、チェックを入れて公開すると、誰でも選択したカレンダーの予定を見られるようになります。 公開しても良いカレンダーかどうかを念のため確認し、問題なければ「OK」をクリックします。

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Googleカレンダーの設定の「カレンダーの統合」にある、「埋め込みコード」をコピーします。

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Notionに埋め込み

「埋め込みコード」をコピーしたら、Notionを開きます。 Googleカレンダーを表示させたいページを用意してください。今回は、「Googleカレンダーを表示」というタイトルのページを作成し、ここにGoogleカレンダーを埋め込みます。

Notion上でブロックを追加する「+」をクリックし、表示されるプルダウンメニューの中の「埋め込み」をクリックします。

表示されるテキストボックスに、Googleカレンダーからコピーした「埋め込みコード」を貼り付けて、「リンクを埋め込む」ボタンを押します。

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Notionページ上にGoogleカレンダーが表示されました。これでNotionへのGoogleカレンダー埋め込みは完了です。

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NotionにGoogleカレンダーを表示できない場合の対処方法

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ここまでの手順でNotionにGoogleカレンダーへのリンクを埋め込んでも、カレンダー内の予定や、カレンダー自体が表示されないことがあります。その場合の対処方法を解説します。

カレンダーは表示されるが予定が表示されない場合

Notionにカレンダーは表示されても「カレンダーの表示権限がないため、予定を表示できません。」と表示され、Googleカレンダー内の予定が出てこないことがあります。

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この場合、Googleカレンダーの設定をもう1度見直しましょう。 「予定のアクセス権限」の「一般公開して誰でも利用できるようにする」にチェックが入っているか確認してください。

カレンダー自体が表示されない場合

「埋め込みコード」を設定しても、「403. エラーが発生しました。このページへのアクセス権限がありません。Googleで確認できたことは以上です。」と表示され、Googleカレンダーが表示されない場合があります。

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その場合、以下の手順を試してください。

Googleカレンダーの設定の「カレンダーの統合」の「埋め込みコード」の下にある「カスタマイズ」をクリックします。

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画面左下のカレンダー一覧から、Notionに表示させたいカレンダーの左にあるチェックを入れ、上部の「埋め込みコード」をコピーします。

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これをNotionの「リンクを埋め込む」に貼り付けて、Googleカレンダーが表示されることを確認してください。

この方法は、同一Googleアカウント内の複数のカレンダーの予定をNotionに表示させたい場合も活用できます。

Notionと連携したGoogleカレンダーの活用例

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NotionにGoogleカレンダーを表示させる手順はお分りいただけたと思いますが、Googleカレンダーを埋め込みすることで、よりNotionを活用する方法を解説します。

外出先からGoogleカレンダーで簡単に予定を編集できる

カレンダーに予定の追加や、予定を変更したくなるタイミングは、パソコンでNotionを使っているときに限りません。Googleカレンダーアプリがあれば、外出先でも、スマートフォンやタブレットなどのモバイル端末から予定の追加や編集を手軽に行えます。

Googleカレンダーではスマートフォンで手軽に予定を編集し、Notionで作業を行うときはパソコンに向かって、Googleカレンダーの予定を確認しながらタスクリスト管理やToDo管理に集中する、という使い分けが可能です。

GoogleカレンダーにNotionでコメントを追加できる

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Notionに表示したGoogleカレンダーには、Notion上でコメントを追加することができます。カレンダーの予定について検討しなればいけないことや、メモする必要があることなどがある場合に便利です。

ページを共有して、予定について意見を交換することもでき、グループでのスケジュール調整にも役立つでしょう。

NotionにGoogleカレンダーを表示させるその他の方法

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今回、NotionにもっともシンプルにGoogleカレンダーを表示させる方法を解説しましたが、他にもNotionとGoogleカレンダーを連携する方法があります。

Indifyのウィジェットを使う

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Indify(インディファイ)はNotionに様々なウィジェットを追加できるサービスです。

Noitonに追加できるウィジェットの中に、Googleカレンダーを表示できる「Google Calendar」ウィジェットもあります。Indifyを使用するには、Indifyのサイトにアクセスしてサインアップする必要がありますが、使いたいウィジェットのリンクをコピーしてNotionに貼り付けるだけです。

他のウィジェットには、天気や気温を表示できる「Weather」や、設定した日付までのカウントダウンが表示される「Countdown」、画像をギャラリー風に表示できる「Image Gallery」などがあります。

また、ウィジェットのデザインは全体としてシンプルで洗練されたものになっていて、「Google Calendar」ウィジェットも、シンプルな色使いのおしゃれなデザインでの表示となります。

Googleカレンダーだけでなく、Notionで様々なウィジェットを利用したい場合にはIndifyを使ってみると良いでしょう。

【参考】:Indify – Notion Widgets

Zapierのサービス連携機能を使う

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Zapier(ザピアー)は、異なるサービス同士を組み合わせてタスクを自動化するサービスです。

例えば、Instagramに画像が投稿されるとTwitterにも自動で投稿したり、Gmailの添付ファイルを自動的にGoogleDriveにアップロードしたりといった使い方が可能です。

このZapierを使用することで、Googleカレンダーに予定が追加されたらNotionのデータベースを更新するという連携を行うことができます。

これにより、Notionが元々持っているカレンダー機能にGoogleカレンダーの予定を反映させることができます。

他にも、ZapierとNotionを連携することで、Gメールで受信したメールをNotionにリスト化したり、Notionのリストにアイテムが追加されたらSlackに通知されるようにしたりと、多様なNotionの使い方が可能になります。

Zapierは、タスク数やパターン数に制限がありますが無料版を使用することもできます。Googleカレンダーとのより高度な連携を行いたい場合は試してみることをおすすめします。

【参考】:Zapier | Automation that moves you forward

NotionにGoogleカレンダーを表示させてスケジュール管理を効率化しよう

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ここまで、NotionにGoogleカレンダーを表示させる方法や、表示されない場合の対処方法、IndifyやZapierを使ったGoogleカレンダー連携についても解説しました。

Notionは様々な豊富な機能を持ったワークフローの一元管理ツールで、そこに手軽で使いやすいGoogleカレンダーを連携することで、スケジュール管理や業務の効率化を図ることができるでしょう。

ぜひ、この記事を参考にNotionにGoogleカレンダーを連携して活用することをお勧めします。

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