NotionにマインドマップツールMiroを連携させる方法を解説!
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NotionにマインドマップツールMiroを連携させる方法を解説!
アンドエンジニア編集部
2022.08.11
この記事でわかること
NotionとMiroを連携させる方法が分かる
Notionにマインドマップを埋め込むことで効率化が期待できる
NotionとMiroの料金プランが分かる

Notionにマインドマップを追加して効率化!

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Notionは2021年10月に日本語化され、国内での利用者も増えているドキュメント作成アプリです。Notionは外部連携性の高さが魅力であり、単なるドキュメント作成アプリに留まらない便利なツールです。この記事ではマインドマップツールであるMiroを連携させて便利に使う方法を解説します。

Notionとは?

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Notion(ノーション)はクラウド型ドキュメント作成アプリです。Notionを活用することで資料やホームページを作成できたり、資料を他人に共有したり、データを保管できます。テレワークや顧客とのやり取り、プレゼン資料作成などに活用できるサービスです。

【参考】:Notion (ノーション) – すべてのチームをひとつのワークスペースで

【参考】:ユーザー事例 - Notion公式

Miroとは?

Miro(ミロ)はオンラインホワイトボードアプリです。Miroを活用することでアイデアや思考を視覚的にまとめることができ、作業効率の向上に繋がります。Miroはマインドマップをはじめ、200種類以上のテンプレートを活用することで、様々な用途に対応します。

例えば、オンライン会議でMiroを活用すれば、オンラインホワイトボードに記入していくことで、対面での会議に近い形で進めることも可能です。この記事ではMiroのマインドマップ機能について解説します。

【参考】:Miroのオンラインホワイトボードアプリでweb会議を効率化-Miro公式

【参考】:マインドマップツールでアイデアの可視化、整理、実行-Miro公式

【参考】:Miro のブレインストーミングツールで場所を問わないチームでのアイデア出しを実現-Miro公式

そもそもマインドマップとは?

マインドマップとは、アイデアや思考を視覚的に整理するツールの一つのことです。マインドマップを活用することで思考を整理でき、より良いアイデアを得たり思考をスッキリさせることが可能です。

マインドマップの利用用途としては、プライベート用途では旅行の計画や製品購入時の思考整理など、ビジネス用途では会議で得たアイデアから枝分かれさせて、より良い成果物を目指すなど、公私問わず作業効率化が可能です。

紙にマインドマップを書いて整理することも可能ですが、Miroの便利な点はオンラインで編集可能であり、Notionのような外部ツールと連携できる、複数人で閲覧・編集できる点が大きな魅力です。

【参考】:マインドマップよくある質問-Miro公式

Miroの使い方

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Notionとの連携方法を解説する前に、まずはMiroの基本的な使用方法をマインドマップ機能を例に解説します。

アカウントを作成する

まずはじめにMiroの公式サイトにアクセスしてアカウントを作成します。公式サイトにアクセスしたら「無料で始める」をクリックします。

【参考】:チームでの共同作業のためのボード-Miro公式

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名前やメールアドレス、パスワードなどを入力します。Googleなどのアカウントでログインすることも可能です。登録後にいくつかの質問に回答し、利用を開始できます。

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マインドマップの作成方法

アカウントを作成できたら、チュートリアルとして以下のような作業したい領域を問われます。この見本では「アイデア出しとブレインストーミング」を選択しました。

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「アイデア出しとブレインストーミング」を選択したので、関連性の高いテンプレートが一覧で表示されました。

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一覧で表示されているテンプレートにカーソルを当てると、テンプレートの作成イメージを確認できます。今回はシンプルな「Mind Map」を選択しました。

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上記の「Mind Map」テンプレートをクリックすると以下のようなマインドマップが表示されます。今回は「旅行」をテーマにマインドマップを作成しました。

このように「Mind Map」テンプレートでは「旅行したい→温泉に行きたい→関東で」といったように簡単かつ視覚的に思考を整理できます。

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MiroとNotionの連携方法

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ドキュメントツールであるNotionとマインドマップツールのMiroを連携させることで、ビジネスをはじめ日常生活でも思考を視覚的にまとめることができ、非常に便利なツールになります。ここではMiroとNotionの連携方法を解説します。

共有したいマインドマップのリンクを発行する

まずはじめに、Miroで作成したマインドマップを開きます。Notionに埋め込みをしたいマインドマップを開いたら、画面右上の「共有」をクリックします。

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共有をクリックすると以下のような画面が表示されますので、「リンクを知る人全員が」のプルダウンをクリックします。

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プルダウンをクリックすると以下のような権限設定メニューが表示されます。ここでは「閲覧可」を選択しました。

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「リンクを知る全員が」項目の権限を設定することで、右側に「ボードのリンクをコピー」というボタンが出現します。このリンクをコピーしてNotionに埋め込むことで連携ができます。

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Notionドキュメントに埋め込む

Notionに埋め込みたいマインドマップのリンクが取得できたら、Notionのドキュメントを開きます。Notionドキュメントを開いたら、「+」ボタンを押してメニューを表示させます。

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メニューを下までスクロールしていくと「埋め込み」の中に「Miro」連携機能があります。

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Miro埋め込みボタンを押すと以下のように、入力欄が表示されますので、Miroからコピーしたマインドマップのリンクをペーストします。

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Miroを埋め込むをクリックするとドキュメントに以下表示がされますので、「See the board」をクリックします。

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「See the board」をクリックすると、ドキュメントにMiroで作成したマインドマップが表示できます。

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このように各種ドキュメントにマインドマップを埋め込みできるので、プライベート利用にもビジネス用途にも幅広く活用できます。

Notionの利用料金とプランの違い

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ここまでNotionとMiroの連携方法を解説してきましたが、Miroマインドマップを埋め込むなどの基本的な動作は無料のプランでも利用可能です。Notionには4つのプランがあり、利用料金は次のようになっています。

  • パーソナル:無料
  • パーソナルPro:$4
  • チーム:$8
  • エンタープライズ:応相談

無料プランでもドキュメントの作成や管理などの機能は基本的に使用できます。パーソナルProに変更することで、ファイルのアップロード数やゲスト数が無制限になるため、業務で使う場合はパーソナルProがおすすめです。

パーソナルProなどのプランには無料トライアルが設けられており、1ヶ月間無料で各機能を試すことができるため、課金すべきか迷ったらひとまず無料で使ってみると良いでしょう。

【参考】:Notion (ノーション) –料金プラン

Miroの利用料金とプランの違い

Miroの利用料金と各種プランの違いについて解説します。今回記事で紹介したマインドマップは無料プランで作成が可能です。Miroには4つのプランがあり、利用料金は次のようになっています。

  • Free:無料
  • Team:$8
  • Business:$16
  • Enterprise:応相談

Freeプランでも200種類以上のテンプレートが利用できますので、基本的な機能は使用できます。1つのホワイトボードを複数人のチームで作業する場合には、Teamプラン以上の契約が必要です。

また、AWSやGoogleCloud、Azureなどの各種クラウドサービステンプレートやデータフロー図の作成のようなエンジニアリング用途で高度な業務で使用するにはBusinessプラン以上をおすすめします。

【参考】:Miro(ミロ)–料金プラン

NotionとMiroを連携させて作業効率化を目指しましょう!

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今回はNotionとMiroを連携させる方法を解説しました。便利なドキュメントツールであるNotionにMiroを連携させることでマインドマップを埋め込み、より思考を整理しやすくなることが分かりました。Miroはマインドマップツールに留まらず、便利なテンプレートが豊富に用意されておりますので、ぜひ一度使用してみることをおすすめします。

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