Kotlin入門者向け!おすすめの本や勉強方法をわかりやすく解説
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Kotlin入門者向け!おすすめの本や勉強方法をわかりやすく解説
アンドエンジニア編集部
2021.11.21
この記事でわかること
KotlinはAndroidアプリ開発を行うにあたって便利なプログラミング言語
Kotlinを勉強するにあたって自分のレベルに合った本を選ぶのが大切
Kotlinは本だけではなく、学習サイト・動画・公式サイト・チュートリアル・プログラミングスクールでも勉強できる

Kotlinを学習するにあたっておすすめの本一覧

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Kotlin(コトリン)とは、JetBrains社が開発したプログラミング言語で、2011年に産業用汎用言語としてリリースされました。構文自体はJavaと互換性を持たないですが、Kotlinによりコンパイルされたコードであれば、Java仮想マシン(JVM)で動作可能であるため、Javaのコードを相互運用できます。またKotlinは、Androidアプリ開発を行うにあたって便利なプログラミング言語です。

さらに2017年5月には、Google社がKotlinをAndroidの開発言語として公式にサポートすると発表を行い、注目を浴びています。ここではKotlin入門者向けにおすすめの本について詳しく紹介します。なお本の中にはPDF形式など、紙媒体ではなく電子書籍もあるため、自分に合う本を活用しましょう。

やさしいKotlin入門

本書籍はプログラミング未経験のような超初心者の方でも、Kotlinを楽しく勉強できるように構成されています。また本書籍を使用してKotlinを勉強するにあたって、Javaのプログラミング言語やオブジェクト指向などに関する前提知識は必要ありません。

一般的にはJavaとKotlinを比較しながら解説している書籍が多い傾向にあります。しかし本書籍では、敢えてJavaと比較はせず、Javaを勉強したことがない方でもKotlinを学べるような内容となっています。このようにプログラミング経験が全くない方でKotlinの勉強を始めてみたい方に、おすすめの1冊と言えるでしょう。 ( 参考:https://www.cutt.co.jp/book/978-4-87783-427-2.html

Kotlinハンズオン

本書籍はKotlin言語の仕組みや特徴を理論からではなく、実際にサンプル作品を制作しながら勉強するハンズオン形式の入門書です。Kotlinの概要や基礎文法から解説されているため、Kotlinに触れたことがない方でも安心して学習できます。また、JavaとKotlinの違いについても解説されています。さらに開発環境のインストール・Androidアプリ開発・デスクトップアプリ開発・サーバーサイド開発など、ハンズオン形式で幅広く勉強できるのが特徴です。 ( 参考:https://www.shuwasystem.co.jp/book/9784798064673.html

Kotlinイン・アクション

本書籍ではKotlinの概要や基礎文法から、Java仮想マシン(JVM)上やAndroidデバイス上で動作するアプリケーション開発まで、背景や内部の仕組みから丁寧に解説されています。本書籍の著者は、Kotlinの開発元であるJetBrains社の一員で、Kotlinの開発当初から携わっているため、非常に深い知識を持っています。Kotlinを使用して開発を行っている方や、Kotlinに興味を持っている方におすすめです。 ( 参考:https://book.mynavi.jp/ec/products/detail/id=78137

Kotlin Webアプリケーション 新しいサーバサイドプログラミング

本書籍では「Spark Framework」や「Spring」など、Java言語で有名なWebアプリケーションフレームワークを活用します。本書籍は3部構成で、第1部ではKotlinの文法や機能を勉強でき、Javaとの相互運用性についても学習可能です。第2部では簡単なWebアプリケーション(TODOリストアプリケーション)を作成しながら、学習を深めることができます。

そして第3部では「Spring Boot」というフレームワークを使用して、データベースと連携した本格的なWebアプリケーション開発の体験を行うことが可能です。本書籍はプログラミングの基礎については触れないため、プログラミングの経験がない方には難しい内容の可能性が高いです。Webアプリケーションの経験は問わないため、Kotlinを使用して成果物を作成してみたい方におすすめの1冊と言えます。 ( 参考:http://www2.ric.co.jp/create/book/contents/book_1066.html

Android開発を勉強するにあたっておすすめの本

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Kotlinを使用したい方には、Androidのアプリ開発を行いたい方も少なくないでしょう。ここでは、Android開発についておすすめの本を詳しく紹介します。

作ればわかる!Androidプログラミング Kotlin対応 10の実践サンプルで学ぶAndroidアプリ開発入門

本書籍では「Android SDK」と「Android Studio」を使用して、実際にアプリケーションを開発しながら、Androidアプリ開発の基礎から応用までの知識を勉強できます。なおAndroid SDKとは、Android端末向けのソフトウェアを開発するために、必要なプログラムやライブラリをまとめた開発キットのことです。またAndroid Studioとは、Google社が提供しているAndroidアプリ開発用の統合開発環境(IDE)を指します。

第1章から第3章まででは、アプリケーション開発の準備やKotlinの基礎を勉強可能です。第4章以降では実際にアプリケーション開発を行いながら学習できるため、楽しく実践的なスキルを習得できます。Androidアプリ開発を行ってみたい方や、アプリケーションを作成しながらプログラミングのコツを身に付けたい方に、おすすめの1冊です。 ( 参考:https://www.shoeisha.co.jp/book/detail/9784798160146

基礎&応用力をしっかり育成!Androidアプリ開発の教科書 第2版 Kotlin対応

本書籍では、Kotlin言語を学習している方を対象に、サンプルプログラムを作成しながら、ハンズオン形式でAndroidアプリ開発に必要な知識やプログラミングスキルを習得できます。Kotlin言語の基礎的な知識を前提に解説が始まるため、Kotlinの知識が全くない方には難しいと感じるかもしれません。

本書籍はAndroidアプリ開発のスキルをきちんと身に付けたい方におすすめです。また同シリーズ「基礎&応用力をしっかり育成!Androidアプリ開発の教科書 第2版 Java対応」では、Java言語で本書と同じ構成でAndroidアプリ開発について勉強できます。そのためKotlinとJavaを比較しながら学習することも可能です。 ( 参考:https://www.shoeisha.co.jp/book/detail/9784798169866

Kotlinの学習方法

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Kotlinを勉強するにあたっておすすめの勉強方法として、本・学習サイト・動画・プログラミングスクールなどが挙げられます。本・学習サイト・動画を活用するメリットは、コストがかからない点です。Kotlinを勉強できる学習サイトとして、「ドットインストール」「Schoo」「paiza」などが挙げられます。

Kotlinに限らず、プログラミングは手を動かさなければスキルが身に付きづらいです。そのため本と学習サイトを併用するのがおすすめと言えます。本で体系的な知識をインプットし、学んだ内容を学習サイトを利用してアウトプットすると、効率よく勉強することが可能です。また近年では動画で学習できる教材も増えています。本よりも動画のほうが理解しやすいこともあるでしょう。例えば、YoutubeでもKotlinについて紹介されている動画があります。

他にも、公式サイトを活用したり、Android Developerのチュートリアルを利用したりするのもおすすめです。いきなりチュートリアルで勉強を始めるのはハードルが高いため、まずは本・学習サイト・動画を活用してKotlinの基礎を身に付けましょう。 ( 参考:https://developer.android.com/courses

このように1つの教材だけではなく、複数の教材を組み合わせて学習することで、効率よくスキルが身に付きます。また独学が苦手な方は、プログラミングスクールの受講を検討してみましょう。

Kotlinの本でスキルを習得し、Android開発を始めよう!

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これまでに、KotlinやAndroid開発を勉強するにあたってのおすすめの本やKotlinの学習方法について解説しました。KotlinとはJetBrains社により開発されたプログラミング言語であり、Google社がAndroidの開発言語として公式にサポートすると発表したことで注目を浴びている言語です。

Kotlinを学習するにあたって、これまでにJavaを勉強した経験があるかどうかや、プログラミング経験があるかどうかで選択すべき本は異なります。自分のレベルに合った本を選ぶことは、勉強が長続きするコツでもあります。またKotlinを勉強する際は本だけではなく、学習サイト・動画・公式サイト・チュートリアルなども一緒に活用するのがおすすめです。

プログラミングは実際に手を動かしながら学習することで、実践的なスキルが身に付きます。そのため本を選ぶ際も、サンプルコードや練習問題が記載されているものを選択しましょう。

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