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App StoreにiPhoneから接続できない?対処方法8選を紹介
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App StoreにiPhoneから接続できない?対処方法8選を紹介
アンドエンジニア編集部
2024.06.11
この記事でわかること
App Storeにはアプリの配布やアプリの発見、購入、アップデートや管理などの役割がある
App Storeが利用できないと、iCloudへのバックアップや復元ができないなど重大な支障がある
App Storeが接続できない場合のトラプルシューティングには8つの方法がある

App Storeに接続できない?

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iPhoneにある「App Store」に接続しようとしたところ、「App Storeに接続できません」というエラーが表示され、困った経験はありませんか?iPhoneが故障したのか、アップルストアに何か不具合が発生したのか、不安になる人もいるでしょう。

そんな方のために、この記事ではApp Storeに接続できなくなる原因と対策について解説します。iPhoneでの対処方法をメインに紹介しますが、iPadのユーザの方もぜひ参考にしてください。

(※利用機器はiPhone 13 Pro、OSのバージョンはiOS 17.4.1です。)

【参考】:App Storeに接続できない|Apple コミュニティ

App Storeに接続できないと何が困る?

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App Storeに接続できないと、何が困るのでしょうか。ここでは、App Storeにはどのような役割があるのか、接続できないことでどのような問題が生じるのか確認してみましょう。

App Storeの役割

App Storeは、Apple社が運営しているアプリケーションを配信するサービスです。App Storeは2008年に開始され、今ではApple社の端末(iPhoneやiPad、Mac、Apple TVやApple Watchなど)に不可欠のアプリストアとなっています。

App Storeでは、Apple製品で動く様々なジャンルのアプリがダウンロード・購入でき、インストールして利用することができます。また自社製アプリ、自作アプリをApp Storeに登録して、世界中に配信することもできます。App Storeは、Appleユーザにとって、以下のような役目を担っています。

▪ アプリの配布 Apple向けのソフトウェア開発者は、Appleの審査を受けてからApp Storeにアプリを提出し、世界中のユーザに配布することができます。無償提供も可能ですが、中には人気の有料アプリによって収益を上げているユーザもいます。

▪ アプリの発見 App Storeには500万本近いアプリが登録されており、ユーザはカテゴリやキーワード、ランキングなど様々な方法で必要なアプリを検索することができます。また、ユーザは利用したり、購入したりしたアプリについて評価を登録することができます。

▪ アプリの購入 Appleユーザは、App Stpreを通して必要なアプリを購入できます。アプリには無料と有料のものがあり、有料アプリは支払い方法をあらかじめ設定しておくことで直ちに購入可能です。代金の支払い方法の登録は、iPhoneやiPadなどの設定アプリで行えます。

▪ アプリのアップデート App Storeは、ユーザが利用しているアプリの情報に基づいて、アップデートが必要となっているアプリ情報をユーザのデバイスに自動的に通知します。これにより、ユーザはワンタッチでアプリの更新を行うことができます。

▪ アプリの管理 AppleはApp Storeの全てのアプリを審査し、管理しています。そのため、ユーザは安心してアプリのインストールやアンインストール、アップデートを行えます。

App Storeに接続できないとどうなる?

 iPhoneからApp Storeに接続できないと、どのような問題が生じるのでしょうか。App Storeに接続できなかったり、頻繁に接続エラーが出たりすると様々な不都合が生じます。以下、詳しく解説します。

▪ 新しいアプリのダウンロードやアップデートができない 新しいアプリのダウンロードやアップデートができなくなるため、最新のゲームやツールを利用している人は不便を感じるでしょう。またセキュリティの脆弱性に関わるアップデートができないと、iPhoneが外的脅威にさらされるリスクが生じます。

▪ アプリ内課金ができない ゲーム内で必要なアイテムの購入ができなくなったり、サブスクリプションができなくなったりするなど、サービス利用に影響が出る可能性があります。

▪ iCloudのバックアップと復元ができない iCloudのバックアップと復元には、App Storeの配布アプリの情報や設定データなどが含まれています。そのため、App Storeに接続できないと、これらのデータへのアクセスができなくなり、バックアップや復元が正常に行えなくなります。

▪ Apple MusicなどのAppleサービスが利用できない Apple Musicを利用するためにはApp Storeを通じたApple ID認証が必要です。そのため、App Storeに接続できないと、Apple Musicが利用できなくなります。その他の、Apple ID認証が必要なサービスもすべて利用できなくなります。

App Storeに接続できない場合の解決法

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iPhoneでAppStoreに接続できない場合は、ここで紹介する手順でトラブルシューティングを試してみましょう。

App Storeに接続できない原因とは?

iPhoneがApp Storeに接続できなくなる原因としては、主に以下の3つの問題に集約されます。

• ネットワーク接続の問題 • iPhone本体の問題 • AppStoreの問題

なぜ問題が起きたのかを考えながら、それらを1つずつ確認していくことが問題解決の早道です。

App Storeに接続できない原因は多岐にわたるため、あらゆる可能性を想定してそれらを1つずつ確認していく必要があります。以下にその手順を示します。

ネットワーク接続を確認する

トップ画面を右上から下にスワイプすると、コントロールセンターが表示されます。Wifiやモバイルデータ通信が正しく機能していることを確認します。

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【図】:コントロールセンターでネットワーク接続を確認 

Appleのシステム状況を確認する

iPhoneのブラウザ(Safari、Chromeなど)を起動し、"アップルシステム状況"で検索します。この「システム状況」を確認することで、アップル側で現在、どのような不具合が起きているのかを知ることができます。

特に問題が起きていなければ、次の手順に進みます。

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【図】:アップル・システム状況 

システム状況にアクセスできない、アクセスしても画面の表示に時間が掛かる場合には、ネットワーク接続の設定をリセットしてみましょう。設定アプリを開き、「一般」タブをタップします。

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【図】: 設定アプリ>一般タブを選択 

一般画面の下の方にある「転送またはiPhoneをリセット」を開き、さらにその中の「リセット」をタップします。

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【図】: 設定アプリ>一般>転送またはiPhoneをリセット 

「転送またはiPhoneをリセット」から「リセット」をタップし、さらに表示された、様々なリセットの中から、「ネットワーク設定をリセット」をタップします。パスコードを要求されますので、普段利用している6桁のパスコードを入力するとネットワーク設定がリセットされます。

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【図】: 一般>転送またはiPhoneをリセット>リセット>「ネットワーク設定をリセット」

日付と時刻を確認する

iPhoneは正しい時間帯に設定されていないと、App Storeに接続できなくなる可能性があります。日付と時間の設定が「自動設定」オンになっていれば問題ありませんが、この設定がオフになっていると時間帯がズレることになります。

ホーム画面で設定アプリをタップし、「一般」タブから「日付と時刻」を選択して開きます。自動設定がオフになっていたら、オンに変更します。

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【画像】:設定アプリ>一般>日付と時刻>自動設定オンを確認 

端末を再起動する

iPhoneは不具合が起きた際に、再起動することで復旧することがあります。ネットワークにもApp Storeにも問題がなければ、iPhoneを再起動してみましょう。iPhoneはiPhone8(iOS15)以前とX以降では再起動の方法が異なります。

ここではiOSXでの再起動方法について紹介します。X以降では、「電源ボタン」と「音量+ボタン」を同時に長押しして、「スライドで電源オフ」ボタンを右にスワイプして電源をオフにし、改めて起動します。

iPhoneが再起動したら、App Storeへの接続を再試行してみましょう。

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【画像】:「電源ボタン」と「音量+ボタン」長押しで電源をオフにする 

Apple IDに再サインインする

設定アプリを開き、[自分の名前]が表示されている箇所をタップします。

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【画像】:設定>Apple ID、iCloud+、メディアと購入[自分の名前] 

画面下の「サインアウト」をタップし、サインアウトが完了したら、設定アプリから「iPhoneにサインイン」のタブをタップし、Apple IDにもう1度サインインします。

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【画像】:設定>Apple ID>「サインアウト」をタップ 

iOSを最新バージョンにしてみる

iOSのバージョンが古い場合、アップデートすることで問題が解決することがあります。設定アプリを開き、「ソフトウェアアップデート」タブをタップして、iOSを最新版にアップデートしてみましょう。

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【画像】:設定アプリ>一般>「ソフトウェアアップデート」

「ソフトウェアアップデート」画面で、アップデート可能なiOSの最新バージョンが表示されますので、[今すぐアップデート]のインストールボタンをタップし、アップデートを行います。

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【図】:一般>ソフトウェアアップデート>今すぐアップデート

ストレージの空き容量を確認する

iPhoneのローカルストレージ容量に必要な空きが不足すると、App Storeの利用ができなくなる可能性があります。空き容量が少ない場合には不要なアプリはないか確認し、削除してみましょう。設定アプリから一般タブをタップし、iPhoneストレージを選択します。

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【図】:設定>一般>iPhoneストレージ

iPhoneストレージの中で、削除しても問題のないアプリがあれば、アプリアイコンをタップし、「アプリを取り除く」もしくは「アプリを削除」を選択します。

ストレージ容量に余裕ができたら、再度インストールしたいアプリがあれば、「アプリを取り除く」にしておくと、アプリの設定情報などが残るため、再インストールして直ちに使うことができます。

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【画像】:「削除したいアプリ」>「アプリを取り除く」もしくは「アプリを削除」を選択

Appleサポートに問い合わせる

ここまで紹介した方法を試してもApp Storeに接続できない場合には、対処したことを整理した上でAppleサポートに問い合わせるのがおすすめです。必ず解決策を示してくれるでしょう。

【参考】:iPhone - Apple サポート (公式)

App Storeの機能を理解して正しく利用しよう

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この記事では、App Storeの役割、接続できなくなった際のトラブルシューティングについて紹介しました。App Storeは単なるアプリのダウンロードサイトではなく、様々な重要な役割を担っています。App Storeの機能をよく理解した上で、App Storeを正しく利用しましょう。

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