タスク管理を便利にするNotionのサブタスク機能
プロジェクトのタスク管理などをする場合、プロジェクトが進むにつれてタスクが増えすぎてしまうことも多いのではないでしょうか。そんな時に役に立つのがサブタスク機能です。
サブタスク機能は、タスク同士に依存関係を持たせることで、大きなタスクとそれに付随する小さなタスクに振り分けができます。
本記事では、Notionのサブタスク機能の使い方やよくある質問を解説します。Notionでタスク管理をしている方は、ぜひ本記事を参考にしてください。
【参考】:Notion公式 サブタスク 【参考】:Notion公式 サブタスクについて
サブタスク機能の活用場面
サブタスク機能を使いこなせるようになると、さまざまな場面で業務を効率化することができます。ここからは、サブタスクがどのような場面で活用できるのかを解説します。
サブタスク機能の活用する場面が、まだよく分からないという方は、ぜひ参考にしてください。
チームメンバーでタスクの共有をする
サブタスクを活用すれば、大きなタスクを細分化したり、タスクの共有もできます。例えば、本来であれば1人だけに任せていた大きなタスクを、サブタスク機能を活用して作業を細かくすることも可能です。手の空いているメンバーに小さなタスクを割り振れば、結果的に業務の効率化を図ることもできるでしょう。
さらに、メンバー同士がどのタスクまで完了しているのか詳しく共有できれば、課題の発見も早くなるかもしれません。
このように、Notionでタスク管理をしている場合は、サブタスク機能を上手く活用すればチームでの業務効率を向上させることにも繋がります。
【参考】:Notion公式 サブタスクについて
タスク同士の関連性を整理する
サブタスクの機能を活用すれば、小さなタスクの順番や関連性を整理することができます。
例えば小さなタスクが複数あり、着手する順番が決まっているプロジェクトもあるかと思います。サブタスクを活用すれば、この順番の整理をすることができます。
タスクの表示方法には、タイムラインという表示形式でタスクを管理する方法がありますが、この方法でサブタスクを利用すると、作業の順番も管理できます。
タスクの大きさや順番を整理することで、プロジェクトにおいてどのタスクで問題が起きているか、予定通りに計画が進んでいるのかなどの確認ができます。ちなみに、タイムラインでのサブタスクの使い方は、後述で詳しく解説していますのでそちらも参考にしてください。
【参考】:Notion公式 サブタスクについて
Notionのサブタスク機能の使い方
ここまではサブタスク機能の概要や、活用できる場面について説明しました。ここからは、具体的なサブタスク機能の利用方法をご紹介します。
特別難しい手順はありませんので、余裕のある方は一緒に手を動かしてみましょう。また、Notionのサブタスクを試すためには、テスト用にページを作成し、任意のテーブルを準備する必要があります。
一緒に手を動かす場合は、テスト用のテーブルも事前に用意しましょう。本記事では、テーブルの作成方法についても軽く触れますので、そちらも参考にしてください。
バージョンをチェックする
まず、Notionのバージョンをチェックしましょう。サブタスク機能を利用するには、Notionのバージョンが2.19以上になっている必要があります。
デスクトップ版アプリを使用している方で、更新をされていない方はバージョンを確認しましょう。
【参考】:Notion公式 Notionバージョン2.19について
Notionのテーブルを作成する
次に、テスト用のNotionのテーブルを作成します。Notionのテーブルは、ログイン後に新規ページを作り、そこからテーブルを作成します。
下図のように、例えば画面左側のメニューの「ページを追加」ボタンから、任意のテーブルを作成しましょう。
さらにデータソースを選択できますので、任意のデータソースを選びます。このデータソースがない方は、新しくデータを作成することも可能です。ご自身のお好みでサンプル用のテーブルを作成しましょう。
Notionのサブタスクを使用する
テーブルを作成できたら、サブタスクを登録しましょう。まずは、先ほど作成したテーブルの右上に、下図の赤枠のようなアイコンが用意されていますので、こちらをクリックしてください。
「サブタスク」というメニューを選択し、「サブタスクをオン」ボタンを押しましょう。するとテーブルに「サブアイテム」という列が表示されます。下図のようにすでに親のタスクの列が表示されている場合には、タスク名をクリックすると、サブタスクを追加する欄が表示されます。
本記事では、タスク名が表示されていますので、こちらをクリックします。クリックすると、「新規サブアイテム」という項目が表示されますので、ここを選択しましょう。これで、既存のタスクに紐づく子のタスクを設定できます。
このように、サブタスクの設定方法は非常に簡単です。テーブルの内容にもよりますが、基本的には画面に表示される項目を選択するだけで設定できます。
タイムラインビューからサブタスク機能を使用する
タイムラインビューを使用している方や、タスクの順番を重視するプロジェクトでは、タイムラインでサブタスクが使えるか気になる方も多いかと思います。結論から言うと、タイムラインビューからサブタスクを利用することは可能です。
タイムラインビューでのサブタスクの利用手順は、まずテーブルの右上にある赤枠のアイコンをクリックして「依存関係」を選択します。さらに、親タスクを表示するのか、子タスクを表示するのか設定します。その後「依存関係を設定」を選択してください。
設定が完了したら、タイムラインに移動してテーブルをタイムライン上に表示させましょう。矢印が表示されます。その後、タスクをドラッグ&ドロップして順番を変更することができます。
タスク同士の順番などを管理したい場合には、こちらの機能を利用すると便利でしょう。
よくある質問
ここまで、Notionのサブタスク機能の使い方を説明してきました。ここからは、サブタスク機能を使用する上でよくある質問をご紹介します。
サブタスク機能を使いたいのに上手くいかない場合や、疑問点がある方はこちらも参考にしてください。
Notionのサブタスクが表示されない
Notionのサブタスクが表示されないのは、ビューの設定に問題があるかもしれません。サブタスクを表示するためには、ビューを表示する必要があります。
さらにそのビューの表示の設定でタスクを設定する表示になっていないと、サブタスクも表示されません。Notionのサブタスクが表示されずに困っている方は、ビューの設定を確認してみましょう。
ビューの確認方法は、作成したテーブルの右上にある赤枠のアイコンをクリックし、ビューのオプションから「サブタスク」をクリックし、サブタスクが表示されるようになっているか確認してください。
サブタスクのテンプレートはあるか
サブタスクのテンプレートがあるのか気になる人も多いかと思います。結論から言うと、サブタスクの使えるテンプレートは存在します。
全てのテンプレートで使用できるとは限りませんが、基本的なテンプレートであればサブタスク機能は利用できます。
テンプレートの詳細については公式サイトで確認できるため、こちらも参考にしてください。
【参考】:Notion公式 テンプレートについて
Notionのサブタスク機能を使いこなそう
Notionのサブタスク機能は、複雑なタスク管理をより簡単に管理するために重要な役割を担っています。プロジェクトのタスク管理に困っている方は、サブタスク機能を活用してみましょう。
Notionのサブタスク機能を活用できれば、作業効率化やプロジェクトメンバーの利便性も上がります。さらに、サブタスクの設定方法はそれほど難しくありませんので、もし興味のある方は本記事を参考にしながら手を動かして試しに設定してみましょう。
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