エンジニアの世界に飛びこむときには、“向いている”要素である適性を意識しますが、エンジニアとして働きはじめると、“向いていない”要素が気になってきます。その「向いていない」と感じたときにこそ、考えてみるべきことがあります。(Misa)
エンジニアに向いていない人の特徴
エンジニアの仕事は、ITを利活用してサービスや業務改善を提供することです。“エンジニアに向いていない”人というのは、そのために必要な技術や作業を受け入れる資質が乏しい人ということです。エンジニアに向いていない人の特徴をあげてみます。
・ITやプログラミングが好きではない ・新しい技術に興味が持てない ・地道な調査や検証が嫌い ・論理的に考えることが苦手 ・改善や効率化につながる現状を変えることに否定的
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エンジニアに向いていないと感じるのはどんなとき
エンジニアに向いていないと感じるのはどんなときでしょう? 例を挙げて考えてみます。
仕事がうまくいかないとき
エンジニアが自分に向いていないと感じる状況としてもっとも多いのがこれでしょう。仕事が順調に進み、楽しめているときに、向いていないと感じる人は少ないです。エンジニアに限らず、仕事がうまくいかない=向いていないという考える傾向があります。しかし、仕事がうまくいかない理由を適性のせいにしてしまうと、そこで思考停止に陥ります。客観的にうまくいかない原因を分析してみましょう。
誰かと比較してコンプレックスを感じている
苦手な部分がコンプレックスになり、自分は向いていないと感じることがあります。いくつか苦手な部分があるからといって、必ずしも向かないとはいいきれません。エンジニアは多面的な仕事で、仕事の進め方やキャリアの選択肢も多いので、人と同じことが得意でなくても大丈夫です。
現状に不満がある
仕事内容や環境などの現状に対するミスマッチから、自分に向いていないと感じることもあります。環境を変える、もしくは変えることを想定して外の世界に目を向けてみると、視野が広がって、自分自身を客観的に見直せる可能性があります。
エンジニアの仕事を楽しめなくなった
以前は楽しかった仕事を楽しめなくなったとき、この仕事に向いていないのではと感じることがあります。それはエンジニアとしての適性の問題ではなく、興味の対象が、現在の案件や業務から、ほかの分野に移ってしまったためかもしれません。興味がある技術トレンドや目標とするポジションなど、ご自身のキャリアについて考えてみてはいかがでしょうか。
向いていないと感じたときに考えるべきこと
エンジニアに向いていないと悩まれる方は多いです。しかし、向き不向きの問題よりも大切なのは、意欲の有無、つまりエンジニアを続けたいかどうかです。エンジニアの仕事が好きだと思えるなら、向いていないことで悩むのではなく、「能力を発揮するためにはどうすればよいか」を考えるべきです。
所属会社、プロジェクト、職種など、現状に対する不満を感じているなら、転職で解決する場合もあります。「エンジニアに向いていない」で、思考停止しないことが重要です。
「自分に合った企業をうまく見つけられるのか?」 「職務経歴書はどうやって作ればいいのか?」 「そもそも転職するためになにが必要なのか?」…
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