Djangoおすすめ本を紹介!特徴・メリット・学習方法も解説!
laptop
Djangoおすすめ本を紹介!特徴・メリット・学習方法も解説!
アンドエンジニア編集部
2021.11.16
この記事でわかること
Djangoの特徴は汎用性やセキュリティ強度の高さなど
Djangoを独学で勉強する場合、本・動画・学習サイトなどの教材を活用するのがおすすめ
Djangoについてある程度の知見がある方は、Djangoチュートリアルサイトを利用するのもおすすめ

Djangoを学びたい方へのおすすめ本一覧

business

Djangoとはジャンゴと呼ばれ、Pythonで実装されたWebアプリケーションフレームワークです。Djangoはオープンソースとして公開されていて、無料で誰でも自由に使用することができます。Djangoには、Webアプリケーション開発に便利な機能がまとめられているため、効率よく開発可能です。例えばInstagram・YouTube・DropBoxなどの有名サイトも、Djangoを使用して作成されています。

ここではDjangoの特徴・メリットを紹介する前に、Djangoを学びたい方へのおすすめ本を難易度別にわかりやすく解説します。実際に本を探すときには、AmazonなどのECサイトやランキング形式で紹介しているサイトを活用したり、書店を利用したりするのがおすすめです。

初心者(入門者)向け

Djangoを勉強する初心者におすすめの本を、2冊ご紹介します。

1.Djangoのツボとコツがゼッタイにわかる本 本書籍はDjangoに興味がある方や、過去にDjangoの学習に挫折してしまった経験がある方におすすめの本です。Djangoの仕組みや使い方を簡易的なWebアプリケーションを作成しながら勉強することができます。難しい解説はできる限り排除しているのが特徴で、Django初心者でも安心して学習可能です。本書籍の最初はフレームワークの解説から入り、開発したWebアプリケーションの公開方法についても説明しています。 ( 参考:https://www.shuwasystem.co.jp/book/9784798062211.html

2.Djangoビギナーズブック 本書籍はDjangoの基礎を身に付けるための初心者向けの本です。できる限りPython・HTML・CSSには触れずに、Djangoフレームワークにフォーカスして解説しているのが特徴と言えます。Djangoを使用できるけれど、仕組みについて詳しく理解を深めたいという方にも、ぴったりの1冊です。最終章ではブログアプリケーションの作成方法について解説しています。またDjango初心者の方のよくある疑問点やエラーをFAQ形式で各節の最後にまとめているため、安心して学習することが可能です。 ( 参考:https://www.cutt.co.jp/book/978-4-87783-469-2.html

中級者向け

続いては、Djangoを学びたい中級者におすすめの本をご紹介します。

1.動かして学ぶ!Python Django開発入門 本書籍ではDjangoを使用したWebアプリケーションの開発手法を勉強できます。DjangoによるWebアプリケーションの開発・動的機能の作成・認証処理・データベースやクラウドとの連携・セキュリティなど、Djangoの基礎を体系的に学ぶことが可能です。対象読者はフルスタックエンジニアとされています。なおフルスタックエンジニアとは、明確な定義があるわけではありませんが、システム開発などにおいて複数のスキルを持つITエンジニアのことです。 ( 参考:https://www.shoeisha.co.jp/book/detail/9784798162508

2.現場で使える Django の教科書《基礎編》(3.2 対応版) 本書籍はDjangoの勉強を始めた方や、ベストプラクティスを習得したいと考えている方におすすめの本です。第1章から第3章まででDjangoの全体像や重要な概念を解説しています。そして第4章以降では各構成要素の基本的な動作や記述方法、つまずきやすいポイントを丁寧に解説しながら、筆者の知見や経験にもとづくベストプラクティスも紹介しているのが特徴です。またサンプルコードや付録も記載されています。Djangoの学習本には英語書籍が数多く、日本語書籍を探し求めている方にもおすすめです。 ( 参考:https://akiyoko.booth.pm/items/1308742

上級者向け

続いては、Djangoを学びたい上級者におすすめの本をご紹介します。

1.現場で使える Django の教科書《実践編》 本書籍は「現場で使える Django の教科書《基礎編》」よりもさらに実践的な内容に踏み込んでいます。ソーシャル連携認証の仕組みから導入まで・JSONレスポンスの取り扱いとAjaxとの連携方法・ファイルアップロード実装時の注意点・本番公開時に困らないためのセキュリティ対策・Djangoサイトの高速化など、深い部分について解説しているのが特徴です。また、開発しているときによくある疑問や課題に対する解決策・ヒント・ノウハウも提供しており、Djangoのスキルを深めたい方におすすめの1冊です。 ( 参考:https://akiyoko.booth.pm/items/1030026

2.現場で使える Django REST Framework の教科書(第2版) 本書籍はDRFを実務で使用するときに役立つ基礎知識をまとめた本です。なおDRFとは「Django REST Framework」の略称であり、Djangoを使用してAPIを開発するために利用されるライブラリを指します。Djangoの経験があり、DRFに興味を持っている方や、DRFを現場で使用してみたいと考えているにおすすめの1冊です。また本書籍は改訂版であるため、改訂する前の書籍を購入しないように気を付けましょう。 ( 参考:https://booth.pm/ja/items/1559869

Djangoの特徴・メリット 

typing

Djangoに関するおすすめの本を紹介しましたが、Djangoの特徴や導入するメリットについても気になりますよね。ここではDjangoの特徴やメリットについてわかりやすく解説します。

汎用性が高い

Djangoはフルスタックフレームワークとも呼ばれ、豊富な機能が搭載されているのが特徴です。なおフルスタックフレームワークとは、Webアプリケーションフレームワークの分類の1つであり、Web開発に必要な機能がほとんど網羅されているフレームワークを指します。例えばDjangonにはWebサイトやWebアプリケーションの開発・保守・運用に必要な機能がほとんど網羅されています。Pythonの他のフレームワークとして、Flask・Bottleなどがありますが、汎用性の高さではDjangoが最も優れていると言えるでしょう。

セキュリティ強度が高い

Djangoではセキュリティレベルの高い設計が施されています。例えばパスワードをハッシュ化してデータベースに保存することで、パスワードが安全に管理されるような設計となっています。またクロスサイトスクリプティングやSQLインジェクションなど、WebサイトやWebアプリケーションに対するサイバー攻撃に対応するためのセキュリティ設計についても考慮されているのが特徴です。

MTVモデルを採用

DjangoではMTVモデルを採用しているのが特徴です。なおMTVとは「Model(モデル)」「Template(テンプレート)」「View(ビュー)」の頭文字を取った名称です。Modelでは、データベースのテーブルやカラムを定義し、データベースからデータの取得を行います。またTemplateでは、Viewから渡されたデータの表示方法を定義します。そしてViewでは、リクエストやデータベースの情報を処理し、どのようなデータを表示するかについて決定します。

一方Rubyフレームワーク「Ruby on Rails」や、PHPフレームワーク「Larave」ではMVCモデルが採用されています。なおMVCとは「Model(モデル)」「View(ビュー)」「Controller(コントローラー)」の頭文字を取った名称です。そのため他のフレームワークを扱った経験がある方は、Djangoを勉強する際に、最初は戸惑いを感じるかも知れません。

Djangoの学習方法

computer

Djangoを勉強するにあたって、本・動画教材・学習サイト・プログラミングスクールなどを活用するのがおすすめです。本を利用すれば、体系的な知識を習得することが可能です。また動画は、文字で学習するよりも理解しやすいというメリットがあります。Djangoの動画教材はまだまだ少ないですが、例えば「Udemy」というサービスを利用すれば、動画でDjangoを学習することが可能です。

本や動画で知識をインプットするだけでは、Djangoに限らずプログラミングスキルは身に付きづらいため、学習サイトなどを活用してアウトプットするのが大切です。

Djangoを勉強できる学習サイトとして、「paizaラーニング」「PyQ」などがあります。学習サイトは費用コストが低く、自分のペースで勉強できるというメリットがあります。また、ある程度の学習経験がある方であれば、下記のDjangoチュートリアルサイトを活用するのもおすすめです。 ( 参考:https://docs.djangoproject.com/ja/2.1/intro/tutorial01/

このように様々な方法でDjangoを学べるため、目的を明確にし、自分に適した勉強方法で学習することが重要です。

自分のレベルに合ったおすすめ本を活用してDjangoを効率よく勉強しよう!

laptop

これまでにDjangoを勉強するにあたってのおすすめ本や、Djangoの特徴・メリット・学習方法について解説しました。Djangoとは、Pythonで実装されたWebアプリケーションフレームワークの1つで、フルスタックフレームワークと呼ばれるように、汎用性の高さが特徴です。

Djangoを独学で勉強する場合、本・動画・学習サイトなどの教材を活用するのがおすすめです。またDjangoチュートリアルサイトでも、Djangoを勉強できます。独学が苦手な方はプログラミングスクールの受講を検討しましょう。まずは自分のレベルに合った本を活用してDjangoの勉強を始めてみてください。

気になる人のXをフォローしよう!
アンドエンジニア公式LINEでは
新着記事やエンジニアに役立つ情報をお届け!
日々のキャッチアップをお手伝いします!
マイナビITエージェント

編集部オススメコンテンツ

Sponsored
【無料個別転職相談会】アプリケーションエンジニア向け!リモート・在宅勤務で働きたい方へ
マイナビITエージェント
Sponsored

アンドエンジニアへの取材依頼、情報提供などはこちらから

お問い合わせ・情報提供
はじめて転職される方へ
SE・システムエンジニア(IT/通信/インターネット) 求人一覧

編集部おすすめコンテンツ

Sponsored
【無料個別転職相談会】アプリケーションエンジニア向け!リモート・在宅勤務で働きたい方へ
マイナビITエージェント
Sponsored

アンドエンジニアへの取材依頼、情報提供などはこちらから

Powered by マイナビ AGENT