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初心者の方必見!Swiftの特徴・学習ロードマップを解説
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初心者の方必見!Swiftの特徴・学習ロードマップを解説

アンドエンジニア編集部
2021.09.21
この記事でわかること
SwiftはiOSアプリ開発などで使われている
Swiftは学習コストが低く、初心者におすすめの言語
Swiftを学ぶ場合は、Macのパソコンが必要

Swiftの特徴

できること

まず、Swiftの特徴について解説します。Swiftが開発できるものやSwiftの言語としての特徴についてまとめました。Swiftという言語自体を初めて知ったという方などはぜひお読みください。

iOSアプリなどが開発できる

SwiftはApple社製品で動くアプリを開発することができます。具体的には、iOS・Mac・watchOSなどのアプリを作ることが可能で、特にiOSアプリ開発に多く使われています。iOSアプリ開発で使われる言語は、他にObjective-Cなどがあります。昔はObjective-Cが主流でしたが、最近はSwiftの方が人気が高くなってきており、将来性が高いのもSwiftの方であると推測されています。

学習コストが低い

Swiftの人気の高さに、学習コストの低さが挙げられます。プログラミングには、高難易度のもの低難易度のものがあります。Swiftは言語全体で見てもかなり初心者に優しい作りで、覚えることは少なく、ソースコードはシンプルで読みやすいのが特徴です。また、バグが出にくい仕様になっています。

Objective-Cと互換性がある

SwiftはObjective-Cと互換性があり、Objective-Cのソースコードの一部をSwiftに変更しても、問題なく動作が可能です。そのためObjective-Cで動いている既存アプリをSwiftで書き直す作業がスムーズに行えます。また、Objective-Cのフレームワークは、Swiftでも使うことが可能です。 Objective-Cだけでなく、C++やC言語とも互換性があります。

処理速度が早い

Swiftは処理速度の早さも評価されています。Objective-Cよりも最大で2.6倍早いと言われています。処理速度が早いとアプリが表示する早さなどが改善され、よりユーザーにとって使いやすいものとなります

初心者がSwiftを習得するための学習ロードマップ

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続いて、初心者がSwiftを習得するための学習ロードマップを紹介します。どういった手順でSwiftを習得すればよいのかまとめました。プログラミング学習は正しい手順で行うことが肝心です。この学習ロードマップに沿って学習すれば、効率的にSwiftでiOSアプリを開発するスキルを身につけられるでしょう。

Step1.WindowsではなくMacのパソコンを用意

まずは、Macのパソコンを購入しましょう。MacのパソコンがないとiOSアプリの動作チェックを行うことができません。Windowsでも一応シミュレーターなどを使えば可能ですが、シミュレーターだとアプリの処理の一部がテストできないなど、不便なことが多いためおすすめはできません。Macのパソコンは少し高額ですが、快適な開発環境を作りたいのなら必須の端末です。

Step2.Xcodeをインストールする

MacのパソコンにXcodeをインストールしてください。XcodeはApple社が開発した統合開発環境で、iOSアプリ開発では必ずと言って良いほど使われるものです。Xcodeを使うことでiOSアプリの開発が楽に行なえます。

Xcodeには、ファイル管理機能・コンパイル・デバッグ機能などが備わっており、アプリ開発の工程を全てサポートしてくれます。ただし、Xcodeは使いこなすのに少し知識が必要です。Xcodeをインストールしたら、Xcodeの各機能を覚えていきましょう。

Step3.書籍など基礎文法を習得する

開発環境を整えたら、Swiftの書籍を購入し文法を覚えていきましょう。入出力・条件分岐・ループ・クラスなど、1つ1つの文法を丁寧に学習していきます。参考書は理解し終えるまでは飛ばさずに読むことが肝心です。理解しないまま進むと、どんどん分からないことが増え、プログラミング学習に挫折してしまいがちです。

また、書籍のサンプルコードは実際に自分の環境で実行してみましょう。手を動かしてコードを書くことで、記憶に定着しやすくなります。さらに、コードの細部を変更し、実行結果がどう変わるのか確認をしてください。これを繰り返すことで、最終的に自分でソースコードが書けるようになります。

Step4.Appleの公式ドキュメントを読む

iOSアプリ開発に挑む前に、Appleの公式ドキュメントを必ず読んでください。アプリを公開する場合、Appleの審査に合格しないといけません。審査に合格するために、公式ドキュメントの規約を読んで、規約違反にならないようにしましょう。

Step5.簡単なアプリを開発する

まずは簡単なiOSアプリを開発してみましょう。初心者の方なら、電卓アプリの開発がおすすめです。アプリを作る場合は、処理が正しく行われるだけでなく、ユーザーにとって使いやすいものであることも意識してください。

開発したアプリは、ポートフォリオとして面接時に企業に提出ができます。iOSエンジニアは未経験だと採用されるのが難しい傾向にあるため、ポートフォリオを提出して実力を証明しましょう。

Step6.開発者ライセンスを取得する

アプリを外部に公開するなら、開発者ライセンスの取得が必要です。開発者ライセンスの取得にはお金がかかるので注意です。自分のiPhoneでテストするだけなら取得は不要ですが、公開する場合は準備しておいてください。

Swiftを勉強する上での注意点

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ここでは、Swiftを勉強する上での注意点をまとめました。最低限学ぶ上で気をつけるべき点を2つ紹介しています。この2つはSwiftの学習をスタートさせる前に頭に入れておきましょう

Androidアプリは開発できない

SwiftはiOSアプリは作れても、Androidアプリは作れないので注意です。Androidアプリを作りたい場合は、JavaかKotlinを習得しましょう。初心者であれば、Kotlinの方が文法が簡単なのでおすすめです。自分が何を開発したいのか、ということを決めてから学習する言語を決めるようにしましょう。

日本語情報は現状少なめ

Swiftは日本企業で最近新しく使われ始めた言語なため、現状日本語の情報は少なめです。アプリ開発時に分からないことを調べる場合、英語の情報しか出てこない可能性があります

Swift初心者におすすめの本3選

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最後に、Swift初心者におすすめの本をまとめました。Swiftの文法について解説する本や、iOSアプリの作り方について解説する本を紹介しています。Swiftはネット上に日本語の情報が少ないので、本で学ぶことをおすすめします。これらの本を購入し、Swiftの勉強してみてください。

Swift実践入門 ── 直感的な文法と安全性を兼ね備えた言語 WEB+DB PRESS plus

こちらはSwiftの基礎文法から実践的な利用方法まで網羅した入門書です。読者の「なぜ?」を解決することにフォーカスを置いており、説明が詳しく書かれています。Swiftの標準的な機能のほか、非同期処理やエラー処理など、実用的なものも解説されています。

Swift実践入門 ── 直感的な文法と安全性を兼ね備えた言語 WEB+DB PRESS plus

絶対に挫折しないiPhoneアプリ開発「超」入門 第7版 【Xcode 10 & iOS 12】 完全対応

こちらは人気の高いiOSアプリ開発の入門本です。はじめてiOSアプリ開発をやる方に特におすすめです。「誰1人、絶対に挫折しない」がコンセプトであり、解説文がかなり噛み砕かれて説明されています。また、レイアウトも工夫されており、飽きずに読んでいけます。iOSアプリ開発の基礎は、この一冊で抑えることが可能です。

絶対に挫折しないiPhoneアプリ開発「超」入門 第7版 【Xcode 10 & iOS 12】 完全対応

本気ではじめるiPhoneアプリ作り Xcode 10.x対応

Yahoo!のアプリエンジニアが書いた本格的な技術書です。ユーザーにとって使いやすいアプリを作るためのテクニックを多く解説しています。iOSアプリエンジニアとして転職を目指す方におすすめでしょう。ただし、内容は難しめなので、上記2つの本を読んでからにするのが良いです。サンプルコードも多く掲載されており、こちらを写すだけでも実力がつきます。

本気ではじめるiPhoneアプリ作り Xcode 10.x対応

iOSアプリを作りたいならSwiftがおすすめ!ぜひ習得しよう

Swift

本記事では、Swiftについて解説しました。Swiftの言語としての特徴やSwiftの学習ロードマップがお分かり頂けたかと思います。iOSアプリ開発に携わりたいなら、Swiftを勉強するのがおすすめです。Swiftは学習コストが低く、今後iOSアプリ分野で主流になると言われています。本記事でまとめた学習ロードマップを参考に、まずはSwiftで簡単なiOSアプリの開発を目指してみてくださいね。

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