Rubyとは何か?Rubyの特徴やできることについて解説
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Rubyとは何か?Rubyの特徴やできることについて解説
プログラミング言語
アンドエンジニア編集部
2021.07.22
この記事でわかること
Rubyとは、Webアプリケーション開発などで多く使われる言語
Rubyは学習コストが低いのも特徴
Rubyは需要は安定しているものの、人気が高まっている訳ではないため、油断は禁物

Rubyとは?

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Rubyとは何か、についてまずは解説しましょう。ここでは、Rubyの代表的な特徴を5つ挙げました。これら5つを知っていれば、Rubyという言語を掴むことができるでしょう。

インタプリタ型言語

Rubyは、インタプリタ型言語に分類されます。インタプリタ型言語とは、ソースコードを1行ずつ機械語に翻訳して実行する形式の言語のことです。インタプリタ型の場合、コンパイルの手間がかからないのがメリットです。ソースコードを修正した後にすぐ実行できるため、何回も結果を確認しながら開発を行いたい場合に、便利でしょう。

しかしその反面、1行ずつ機械語に訳すため、実行速度が遅いのがデメリットです。実行速度がシビアに求められる分野では、Rubyは使われないことが多いでしょう。例えば、大規模データを処理する場合などでは、Rubyを使うことは少ないです。

オブジェクト指向型言語

Rubyは、オブジェクト指向型言語なのも特徴です。オブジェクト指向とは、互いに密接に関連するデータと手続きを「オブジェクト」という単位に分けて構成していく考え方のことです。オブジェクト指向を使うことで、プログラムの修正がしやすくなる、同じようなシステムを作りやすい、などのメリットがあります。

反面、オブジェクト指向の考え方を理解するのには時間がかかることもあるでしょう。Ruby以外には、Java・C++・Pythonもオブジェクト指向型言語です。Rubyを先に習得することで、これらの言語の理解もスムーズになるでしょう。

日本人が開発した

Rubyは、日本人の「まつもとゆきひろ氏」が開発しました。日本人が開発したため、日本で人気のある言語です。ネット上に日本語で解説された情報が多く掲載されており、わからないところも調べやすいです。

ちなみに、Rubyという名称は、宝石の名前から取っています。「Perlに続く」という意味を込めて、6月の次の誕生石である「Ruby」と名付けられました。

学習コストが低い

Rubyは、学習コストが低い言語です。文法が平易で分かりやすく、C言語のポインタなどの難しい概念もありません。ライブラリも豊富なため、難しい処理を簡単に記述することが可能です。

また、Rubyは他の言語よりも記述量が少ない分、ソースコードが読みやすくなり、バグを減らすことができます。プログラミング初学者には、エラーを解決する作業で挫折する人が多いため、その作業を減らせるのは大きいことでしょう。さらに、上級者にとってもスピーディーに開発できるというメリットがあります。

Ruby on Railsが有名

Rubyといえば、Ruby on Railsという有名なフレームワークがあることでも知られています。フレームワークとは、開発に必要な部品が予めまとめられたもののことです。フレームワークを使うことで、Webアプリケーション開発にかかる時間を短縮できます。

PHPやPythonの場合、開発現場によって別のフレームワークが使われているため、エンジニアは複数のフレームワークを習得しなければいけない場合が多いです。しかしRubyの場合、フレームワークのシェアはRuby on Rails一強のため、Ruby on Railsさえ習得すれば、転職で困りません

Rubyで開発できるもの

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Rubyで開発できる代表的なものは、「Webアプリケーション」「スクレイピング」「Androidアプリ開発」の3つです。これらの開発に関わりたい方はRubyを学びましょう。1つ1つ、開発できるものについて詳しく解説します。

Webアプリケーション

Rubyで開発できるものの代表例が、Webアプリケーション開発です。先程解説したRuby on Raiesを活用することで、スピーディーにWeb開発ができます。例えば、Cookpad・クラウドワークス・GitHubなどの有名サイトも、Rubyで作られています。大手やベンチャーを問わず、Rubyを導入する企業は多いです。

スクレイピング

Rubyは、スクレイピングでも多く使われています。スクレイピングとは、Webサイトにアクセスし、取得したい情報のみを収集してエクセルなどにまとめることです。例えば、新刊の本の情報を掲載するサイトから興味あるジャンルの本の情報のみ抽出する、などが可能です。スクレイピング案件は数が多い上に、未経験者でも受注しやすいのが特徴です。

Androidアプリ開発

Rubyは、Androidアプリ開発でも使われます。RUBOTOというフレームワークを使えば、Androidアプリ開発が可能です。Androidアプリでは、JavaやKotlinなどを使う場合が多いのですが、Rubyを使うメリットもしっかりあります。Rubyを使うことで、Webアプリとスマホアプリで使う言語を統一できるのです。両方Rubyで開発するようにすれば、エンジニアの負担を減らすことができます。

Rubyの勉強方法

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以下では、Rubyの勉強方法についてもまとめました。Rubyは人気の高い言語のため、様々な勉強方法を選べます。それぞれの勉強方法はどういった点がおすすめなのか、解説します。

書籍を活用する

Rubyについて一般的な学習方法は、関連書籍を活用することです。初心者向け・上級者向けを問わず、Rubyの本は数多く出版されていますので、自分に合った本を選べます。初心者向けだと、オブジェクト指向の概念など、基本的なところから解説されているものが多いです。また、Ruby on Raliesについても、同じく書籍で学ぶことができます

学習サイトを活用する

Progateやpaiza、ドットインストールなどの学習サイトを使うのも手です。こういった学習サイトは、イラストや図が多く使われており、視覚的にRubyを理解することが可能です。また、練習問題も掲載されているため、解くことで理解度をアップさせられるでしょう。どのサイトも月額1,000円程度で活用できるため、コスパの良い勉強方法です。学習サイトでRubyを習得するのもおすすめです。

プログラミングスクールで学ぶ

独学が困難な場合、プログラミングスクールを使うのも手です。プログラミングスクールとは、社会人向けのスクールのことで、1からRubyを学べます。講座ではRubyを使って実際にアプリを作ることもあり、作成したアプリは転職時にポートフォリオとして活用できます。

ただし、プログラミングスクールは料金が高いのが難点です。また、プログラミング経験者の場合は、プログラミングスクールで学ぶよりも独学の方が習得は早いかもしれません。

Rubyの需要と将来性について

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これからRubyを学ぶ方は、Rubyの案件数や今後の動向について気になるかと思います。ここでは、Rubyの需要と将来性についてまとめました。

Rubyの需要は安定はしている

Rubyは、現在需要が高い言語です。2021年のプログラミング言語ランキングでは、Rubyは17位にランクインしています。世界的に見ても、Rubyは安定した需要を誇っています。Rubyが人気の理由はやはり、学習のしやすさ、Ruby on Railesの優秀さが挙げられるでしょう。

ただ、去年に比べると順位は1つ落としているので、Rubyは爆発的に流行しているという訳でもないかもしれません。また、高順位ではあるものの、同じWebアプリ開発系言語のPHPやPythonには負けています

特にPythonは、機械学習や統計解析にも活用できる言語のため、人気が高まっているのです。Rubyはこれらの分野で使われにくいのが弱点と言えます。

参考:TIOBE Index for July 2021 

Rubyは将来性はあるが油断は禁物

Rubyは、将来性自体はそれなりにありますが、油断は禁物です。現状求人数は安定しているものの、少しずつ減っていく可能性はあります。そのため、Rubyエンジニアになった後も、日々スキルアップしていく必要があるでしょう。幅広いスキルを身につけ、開発だけでなく、コンサルタントやマネージャーとしても活躍が見込めるようになれば、Rubyのシェアが落ちた後も収入を上げることが可能です。

Rubyは学習コストの低さ、安定して需要があることが魅力の言語

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本記事では、Rubyについて解説しました。Rubyの特徴やRubyでできることについて、ご理解いただけたかと思います。Rubyは学習コストも低い上に、学習しやすい環境が整っているため、エンジニア経験者が次に習得する言語としてもおすすめです。RubyでWebアプリ開発やスクレイピングを行いたい方は、ぜひ学んでみましょう。

ただし、Rubyの求人数は安定しているものの、今後少しずつ減ってしまう可能性はあります。Rubyエンジニアになった後も、スキルアップを怠らないことが肝心です。

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