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“もくもく会”できず、モヤモヤしてるエンジニアに朗報!挫折せず結果を出すアプリ「みんチャレ」って何がすごい?
三角
2020.05.27
この記事でわかること
リモートでの開発や勉強会の進捗報告。「みんチャレ」で結果が出る理由とは?
続けるコツは、ミートアップと同じ。「合わなかったら抜ける」
みんチャレ開発チームに学ぶ、優秀な開発チームの作り方。キーワードは「プロダクト愛」

外出自粛やリモートワークが長引いた結果、ついだらけてしまい、個人開発が進まない…。

いま、そんな悩みを抱えているエンジニアは少なくないはず。

これまでは、“もくもく会”など、作業や目標達成のための仕組みがありましたが、現在はそれもできないーー。

しかし、“タスク達成難民”のみなさん、朗報です!オンライン全盛のこの時代、ついに救世主が現れました!

その名は、スマホアプリの「みんチャレ」

アプリ内で共有の目標を持つ人が5人一組となり、互いのゴール達成を応援し合うというこのアプリ。

「同じ目的を持った人たちが入るLINEグループ」と思えばわかりやすいかもしれません。

ではいったい、このアプリがなぜ目標達成率を高めるのでしょうか?

この疑問に答えてくれたのは、「みんチャレ」を開発するエーテンラボ株式会社(A10 Lab Inc.)開発チームの山口さんと、林さん、CEOの長坂さんです。

(みんチャレはこちら!)

みんチャレ - 三日坊主防止アプリ

「ダイエット」から「コップ一杯の水を飲む」まで。あらゆる毎日の目標はここで達成できる!?

三角
実はみんチャレ、ちょっと前から使っているんです。
自分は漫画も描いているので、絵の練習をサボらないように…。
今日実行したことをチーム(同じ目標を持ったメンバーが集まるグループのこと)に投稿するので毎日記録に残るし、グループの他の人も応援してくれるからモチベーションにつながるんですよね。
筆者は絵の練習を報告しあうチームに入っている。
三角
ただ、他のチームには入ったことがなくて。
こういうアプリって、ほぼダイエット用という印象があります。
みんチャレにはどんなチームがあるんですか?
開発リーダー 山口さん
本当にあらゆるチャレンジのチームがありますよ
「『あつまれ どうぶつの森』をやる」とか、「感謝の日記を書く」とか、「睡眠時間を記録する」とか。
私は「朝起きてコップ1杯の水を飲む」チームにも入っています。
三角
水飲むだけ!?
そんなシンプルなチャレンジのチームもあるんですね。
みんチャレでは達成の基準として、画像を上げるというのがありますよね。
「朝起きてコップ1杯の水を飲む」チャレンジの場合、コップの画像を上げるんですか?
本当に「水を飲む」だけのチームがあった。
開発リーダー 山口さん
飲む水のボトルでもOKです。
私は他にも、Apple Watch のリング(運動に関する基準をクリアするとリング状のゲージが一周する)を完成させるチームにも入ってます。
画像を上げるだけ、というフォーマットなので、気楽にいろんな種類のチャレンジができるんですよ。
開発 林さん
私は食事の報告や、体重の報告、あと片付けのチームに入ってます。
「チャレンジあるし、食器片付けなきゃ…」っていうモチベーションにつながりますね。
三角
本当にいろんなチームがあるんですね…。
単純に見えてなかなか継続できないことってたくさんあるもんな…。
仮にチームがない場合も、作れば良いんですもんね。

Githubに近いUXでエンジニアも使いやすい

三角
みんチャレってすごく可愛らしいデザインと言うか。
アシスタントとして猫のキャラクターが、応援メッセージを送ってくれますよね。
あまりエンジニア向けの印象は無いですが、エンジニアの人って利用しているんですか?
ニャンダフル!
開発 林さん
エンジニアの方も多く利用していただいていますよ
毎日プログラミングをするチームや、GitHub の草を毎日生やすチームとか。
三角
本当だ。
調べると競技プログラミングの勉強会のチームもありますね。
開発 林さん
私は以前、「技術系のブログを毎日更新」というチームに参加していました。
三角
テックブログは相性良さそうですね。
ああいうのって、最初はやる気あっても、だんだん書かなくなるというか。
「あ、このブログ1年前で更新止まってる…」というのを見つけると、悲しくなります。
みんチャレはチャレンジが停滞するとリマインドしてくれるなど、離脱を防ぐ仕組みもありますよね。
CEO 長坂さん
エンジニアの方は筋トレの記録に使っている、という方も多いですね。
自粛期間は、運動不足のエンジニアも多いでしょうし、ぜひ筋トレ画像をみんチャレに上げてほしいです(笑)
三角
こまめに記録をつけて成果を可視化するのは、エンジニアと相性がいいのかもしれませんね。
カレンダー機能のUIはGithub の「草」(Contribution。たくさんコミットした日は濃い緑になる)と似ていると思います。
カレンダーで日々の達成状況が一発でわかる。

続けるコツはミートアップと同じ。「合わなかったら抜ける」

三角
自分は、初対面の人の輪に入るのが苦手なんですけど。
みんチャレで新しいチームに入るときのコツってありますか?
開発 林さん
とりあえず参加してみて、合わなかったらチームを抜ける、というのがコツかも知れません。
三角
合わなかったら抜けていいんですね。
一度入ったらやめられないのかなと思っていましたが、開発チームの方にそう言っていただけると安心です。
開発 林さん

同じ目的を持ったチームは他にもあるはずなので、居心地のいいところを探してみましょう。
合わないチームでやる気をなくすより、合うチームを見つけたほうが、継続しやすいですよね。

三角
確かに、検索画面では、似たテーマのチームがたくさん出てきます。
これなら、合うチームを探してチャレンジできそう。
三角
エンジニアのミートアップに行くと、周囲のエンジニアが自分より遥かに高レベルで、怖くなることがあります。
逆に、高レベルなエンジニアからすると、始めて数ヶ月の人の集まりに行っても仕方ないですよね。それと一緒です。
オンラインなら、ミートアップよりも自分に合ったレベルの人を見つけるまでのトライ・アンド・エラーが簡単です。
プログラミングを学んでいる人向けのチームもたくさんあるぞ。

「みんチャレ」開発チームに学ぶ、進捗達成の極意

三角
現在、みんチャレの開発チームは、完全リモートワークだと伺いました。
みんチャレの使い方を熟知される皆さんに、リモートワークのエンジニアに役立つ、みんチャレの使い方を教えてほしいです。
開発リーダー 山口さん
みんチャレには、リレーチャレンジという機能があって、散歩の歩数の合計をチームメンバー全員で目標として共有できるんですよ。
みんチャレ開発チームでも、散歩のリレーチャレンジチームを作って、散歩の歩数を報告しています。
開発リーダー 山口さん
例えば、今日は自分が 1万歩達成する予定だったけど、達成できなかったとしますよね。
そうすると別の人が「じゃあ私がいつもよりがんばります!」みたいなコミュニケーションが生まれるんです。
チーム全体で目標を達成するというゲーム性が有るので、団結力の向上にもつながるんですよね。
「俺が今日は助ける!」感が出るのだとか
三角
リモートワークって互いの顔もあまり見ないし、コミュニケーションもかなり減っているので、運動不足を解消しつつ、チームの団結力を楽しく向上できるのはいいですね。
開発 林さん
成果として写真を上げるので、文字だけではわからないメンバーの生活が見えてきて、面白いです。
キレイな公園で散歩してるなー、とか(笑)。
三角
Slack のやり取りだけでは伝わってこない人間味があっていいですね。
テックブログのチャレンジや、個人開発、技術書の輪読など、エンジニア仲間や開発チームでみんチャレのチームを作ると、家で過ごす時間も充実してきそうです。

では、「みんチャレ」ってどう開発したの?

三角
「みんチャレ」は継続のために必要な機能がたくさん盛り込まれていて、「作るの大変そうだろうな…」という印象があります。
現在、何名ほどで開発をしているんですか?
開発リーダー 山口さん
開発は6名でやっています。
iOS, Android を開発していて、サーバーサイドは兼務していますね。
三角
意外と少ないですね…!
1日のアクティブユーザーが1万8千人(2020年5月取材時)いるというデータを拝見しました。
それだけのサービスを6名で開発していくのは、ちょっと大変そうです。
開発リーダー 山口さん
もちろん実現したい機能はたくさんあるけど、コアとなる機能、つまりチームを組んで習慣化する、という部分に開発のリソースを割り当てるように努力しています。
三角
そういった判断は、プロダクトマネージャーが判断されているんでしょうか?
開発リーダー 山口さん
CEOの長坂がしていますね。
CEO 長坂さん
もちろん私が最終的な意思決定はしますが、開発チームはかなりオープンでフラットなんですよ。
私が思いつきで言った機能に対して、開発メンバーから「その機能本当にいるの?」みたいな意見が出て、却下される、といったことは多々あります。
三角
フラットなチームだ…!
「オープンでフラット」って多くの企業が言いますが、本当にそんなかんじがします。
事業を立ち上げたCEOに意見するって、かなりプロダクトを愛していないと難しいですよね。
CEO 長坂さん
それも理由があって。
社員が相当な数のチームに入っているのは大きいと思います。
だから、ユーザー視点での意見だったり、「プロダクトのコンセプトとしてどうなんだ?」みたいな意見がたくさん出てきて、侃々諤々の議論になることがあります。
三角
プロダクト愛を持ったメンバーが集まっていると思うのですが、
どういったきっかけで入社されたんですか?
開発 林さん
私は入社7ヶ月目なんですが、Twitter でフォローしている人がみんチャレを使っているのを見て、自分も使ってみようと思ったのがきっかけです。
三角
サービスのファンがそのまま開発する側に回る、というスタイルの採用ケースだと、モチベーションの高い人が集まりそうですね。
三角
プロダクトを愛している以外に、社内で何か特別な施策や特徴ってあるんでしょうか。
CEO 長坂さん
A10Lab では、週に一度、CEOの私と全社員、そして開発リーダーの山口と開発メンバー全員が one on one という一対一で話す機会を30分設けています。
モチベーション維持や、上司やメンバーとの関係性維持にはとてもいい取り組みだと思います。
実際にみんチャレを使っていて生まれる感想ももらえるので、ユーザーの声を集める時間でもあるかもしれません(笑)
三角
自社のプロダクトを社員も使ってるってのは、自社とプロダクトへの愛が同時に深まるので理想的ですね!

【iOS】

‎みんチャレ ダイエットや筋トレを習慣に!生活改善にチャレンジ

【Android】

みんチャレ ダイエットや勉強の継続・習慣化に仲間と一緒にチャレンジし、目標を達成するためのアプリ - Google Play のアプリ
三角
誰よりも健康になりたいと願っているWEBフロントエンドエンジニア/漫画家。上場企業で4年ほどエンジニアとして務めた後に独立しフリーランス。Next.js+Typescript+FirebaseでPWAを開発している。オススメの漫画は「チェンソーマン」・「バトゥーキ」・「堕天作戦」。
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