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関東ITソフトウェア健康保険組合の概要!加入条件やメリットを解説
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関東ITソフトウェア健康保険組合の概要!加入条件やメリットを解説
アンドエンジニア編集部
2024.06.06
この記事でわかること
関東ITソフトウェア健康保険組合は、ソフトウェア産業に関わる事業者向けの健康保険組合です
保険料率が低く、加入事業者数も多いことから福利厚生にも力を入れています
レクリエーションなどへの参加補助も提供しています

関東ITソフトウェア健康保険組合の概要

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関東ITソフトウェア健康保険組合(通称ITS健保)は、昭和61年に設立された健康保険組合です。

社団法人コンピュータソフトウェア協会を母体としており、ソフトウェア産業に関わる事業者を対象とした健康保険関連業務全般を手がけています。大企業の場合は独自の健康保険組合を持ちますが、ベンチャー企業が多いIT業界において、複数企業の保険業務を受け持っています。

ソフトウェア産業には成長企業が多いことから、加入企業も増加しています。令和6年4月末時点では、加入事業所数7,386社、被保険者数680,040人が加入する有数の健康保険組合に成長しています。

ここからは、さらに詳しく関東ITソフトウェア健康保険組合のメリットなどについて解説していきます。

【参考】:関東ITソフトウェア健康保険組合 【参考】:関東ITソフトウェア健康保険組合: 事業概況

関東ITソフトウェア健康保険組合の業務

同健康保険組合は、健康保険業務として保険料の算出や保険料納入、収納の管理などを行います。通常行われる、医療機関での診療費の負担や給付金の手続き・傷病手当の支給などを担当します。このほか、健康管理や健康増進などの付加サービスも手掛けています。

【参考】:関東ITソフトウェア健康保険組合: ITS健保について 【参考】:関東ITソフトウェア健康保険組合: 健康保険の手続き 【参考】:関東ITソフトウェア健康保険組合: こんなときどうする!?

関東ITソフトウェア健康保険組合の加入条件

加入条件は、社団法人コンピュータソフトウェア協会を母体としていることから以下のような事業に該当している企業が対象です。

・パッケージソフトウェアの利用技術・研究開発及び流通 ・ソフトウェア製品の研究開発及び流通 ・コンピュータ及び周辺機器の販売、保守サービス ・コンピュータの利用による情報の提供

加入企業は関東の全国健康保険協会に加入し、被保険者が20名以上の事業所が対象です。加入すると、「被保険者資格取得届」が認められた被保険者に対して、事業主を通じて保険証が交付されます。

【参考】:関東ITソフトウェア健康保険組合: 法人加入について 【参考】:関東ITソフトウェア健康保険組合: 加入基準

関東ITソフトウェア健康保険組合の加入企業

実際にどのような企業が参加しているのか気になりますが、加入企業一覧は公開されていません。一方、健保連東京連合会には「健康企業宣言」参加企業一覧が掲載されています。

「健康企業宣言」参加企業のうち、組合名が「関東ITソフトウェア健康保険組合」の企業が該当します。2024年5月現在、465社が表示されます。本組合の「健康企業宣言」事業所数は526社ですので、ほとんどの企業名がこちらで確認できます。

【参考】:健保連東京連合会: 参加企業一覧 【参考】:関東ITソフトウェア健康保険組合: 健康企業宣言

関東ITソフトウェア健康保険組合のメリット

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本組合は健康保険の関連事業すべてをカバーし、多くの加入メリットをもたらします。昭和61年の設立依頼、低い保険料率を維持しながら健康づくりや疾病予防のための保健事業など、福利厚生の充実した独自の事業を展開しています。

ここからは、事業内容とメリットを解説していきます。

【参考】:関東ITソフトウェア健康保険組合: ITS加入のメリット

特定健診や保健指導・疾病予防プログラムへの参加が可能

東京都にある山王と大久保に2つの直営健診センターを開設するほか、健康診断などで契約健診機関を活用することができます。生活習慣病の予防やインフルエンザ予防接種、保健指導プログラムなどが整備されています。直営の健診センターでは飲食施設、健保会館ではレストランなども完備しています。

【参考】:関東ITソフトウェア健康保険組合: 検診・健康管理 【参考】:関東ITソフトウェア健康保険組合: レストラン

低い保険料率

本組合の運営は堅調で、低い保険料率を維持している特徴があります。令和6年度保険料率は全国平均10%、東京都9.98%ですが、関東ITソフトウェア健康保険組合は9.5%と保険加入者の財布にも優しい健康保険組合と言えます。

【参考】:関東ITソフトウェア健康保険組合: 令和6年度の健康保険料率及び介護保険料率について 【参考】:全国健康保険協会: 保険料率

付加給付金が支給される

健康保険では、病気やケガ、高額な医療費がかかったときなどに法廷給付がされます。このほか、在宅看護が必要だったり病気やケガで働けなかったり、出産、死亡時などにも給付されます。

関東ITソフトウェア健康保険組合では、法定給付金のほか、一部負担還元金や療養費付加金、 出産育児付加金などが付加給付として支給されます。安い保険料率で手厚いサポートが受けられます。

【参考】:関東ITソフトウェア健康保険組合: 保険給付一覧

保養施設やレクリエーションの補助体制が整っている

本組合は、トスラブ箱根和奏林、トスラブ箱根ビオーレ、トスラブ館山ルアーナ、トスラブ湯沢の4つの直営保養施設を持ち、通年で利用できるほか、提携保養施設も多数あります。スポーツジムの提携もされており、健康増進につながります。

【参考】:関東ITソフトウェア健康保険組合: 保養施設 【参考】:関東ITソフトウェア健康保険組合: スポーツクラブ

旅行の補助が受けられる

JTB契約の旅館やホテルは契約保養施設利用1泊につき最大5,000円、 契約オートキャンプ場は利用1泊につき1,000円の利用補助が受けられます。交通機関とホテルの宿泊セットでは、上限10,000円の半額補助が受けられます。手厚い補助により、低料金で施設を利用することができます。

【参考】:関東ITソフトウェア健康保険組合: 健康増進・保健施設 【参考】:関東ITソフトウェア健康保険組合: 旅行の補助(宿泊プラン) 【参考】:関東ITソフトウェア健康保険組合: 旅行の補助(宿泊+交通付プラン

アウトドアスポーツも活用できる

本組合では、ゴルフ場の契約もあります。甲信越エリアに5か所、関東エリアに14か所、中部エリアに4か所の契約を持っています。乗馬クラブも契約があり、乗馬体験や乗馬体験付き宿泊プランの補助が受けられます。

休日の健康増進も、興味や用途に応じて選べるため、利用メリットが高いと感じる人が多いでしょう。

【参考】:関東ITソフトウェア健康保険組合: 健康増進・保健施設 【参考】:関東ITソフトウェア健康保険組合: ITS契約ゴルフ場(補助金対象施設) 【参考】:関東ITソフトウェア健康保険組合: ITS契約ゴルフ場一覧 【参考】:関東ITソフトウェア健康保険組合: 乗馬体験

健保主催のイベントへの参加が可能

本組合では、健保主催のイベントを多数実施しています。例えば、事業所対抗のゴルフ大会やウォーキング大会、フットサル大会などが催されています。

直近では、「東京ディズニーリゾート・コーポレートプログラム利用券」を利用して、健歩大会が実施されました。大人の場合は3,000円の補助がついており、自己負担を抑えてディズニーランドやディズニーシーが利用できます。福利厚生でこれらの利用補助があるのは、注目のメリットと言えるでしょう。

【参考】:関東ITソフトウェア健康保険組合: 保健施設 イベント一覧 【参考】:関東ITソフトウェア健康保険組合: 体育奨励イベント

関東ITソフトウェア健康保険組合は契約する場合の有力候補

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関東ITソフトウェア健康保険組合は、低い保険料率で手厚い健康維持活動や福利厚生を提供しています。ソフトウェア産業事業者向け健康保険組合のため、条件を満たしている事業者は、契約する場合の有力候補と位置付けて検討するのがおすすめです。

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