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【ネット銀行のメリットとデメリット】インターネットバンキングとの違いも解説
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【ネット銀行のメリットとデメリット】インターネットバンキングとの違いも解説

アンドエンジニア編集部
2021.04.20

ここ数年は店舗型の銀行だけでなくネット銀行を利用する人が続々と増えています。一方、「ネット銀行のメリットって何なの?」「ネット銀行に変更することで不便はない?」などの疑問を抱いている方も少なくはないでしょう。

ここでは、ネット銀行のメリット・デメリットを紹介します。

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ネット銀行とは

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ネット銀行とはその名の通り、インターネット上で営業している銀行のことを言います。実店舗を持たず、ほとんどすべての手続きをスマートフォンやパソコン上で済ませる仕組みです。口座開設時も来店は不要ですし、印鑑も必要ありません。

銀行は、実店舗を持っている場合人件費をはじめとする大きなコストが発生します。しかしネット銀行はそうしたコストが発生しないため、手数料を安く設定したり、サービス強化に活用したりすることができます。

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インターネットバンキングとの違い

インターネットバンキングとは、一般的な銀行(メガバンクや地方銀行)が提供するインターネット上での取引サービスです。実店舗を持ちつつインターネット上でも入金や送金などが行えます。銀行は長い時代にわたって実店舗での手続きが主流でしたが、インターネット環境の進化に伴いインターネットバンキングの普及が進んでいます。

対してネット銀行は、そもそも実店舗がなく、インターネット上での営業を専業としています。サービス自体は一般的な銀行がインターネットバンキングで提供しているものとほとんど変わりません。ネット銀行とインターネットバンキングの違いは、実店舗があるかどうかの違いです(※)。

(※一部ネット銀行でも実店舗を持っている場合もあります)

2021年3月にはみずほ銀行のインターネットバンキングで定期預金の預け入れができなくなるというトラブルが発生しましたが、トラブルはあくまでみずほ銀行のインターネットバンキングのトラブルであり、ネット銀行とは関係ありません。

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ネット銀行のメリット

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ネット銀行は、実店舗を持たない代わりに一般的な銀行とは違うさまざまなメリットがあります。そのメリットを解説していきます。

預金金利が比較的高く設定されている

ネット銀行は、一般的な銀行と比べて預金金利が比較的高く設定されています。実店舗を持つコストがかからない分、金利面で顧客に利益を還元しているのです。

一例として、楽天銀行(ネット銀行)とみずほ銀行(一般的な銀行)の定期預金の金利を比べてみましょう。

●楽天銀行:0.02%

●みずほ銀行:0.002%

(2021年3月29日時点)

楽天銀行の場合、みずほ銀行の10倍の定期預金の金利が設定されています。昔と違って今は預金金利を期待できる時代ではなくなりましたが、それでも少しでも多くの金利を期待したい場合はネット銀行がおすすめです。

手数料に関するサービスが充実している

ネット銀行は手数料に関するサービスが充実しており、お得に利用できます。これもまた、実店舗のコストがかからないからこそのメリットです。

例えば楽天銀行では、ネットショッピングやクレジットカード利用で貯めたポイントで手数料を支払えます。取引毎にポイントが貯まるサービスも実施しており、使えば使うほどお得です。

時間を気にせず手続きができる

ネット銀行は原則24時間いつでも利用できます。スマホがあれば取引ができるため、使う時間を選びません。忙しくて銀行やATMに足を運べない時でも空いた時間に利用できます。

スマホで完結できるサービスが多い

ネット銀行はほとんどのサービスをスマホ上で完結できます。家の近くに銀行やATMがない場合もスマホから入金を済ませられますし、海外にいる時でもネット環境さえあれば手続きが可能です。

通帳への記帳の手間がかからない

ネット銀行は基本的に通帳の発行は行っていません。取引履歴や残高の確認はすべてネット上で行うため、情報も常に最新の状態で保てます。通帳がなければ紙の削減にもつながり、地球環境保護への貢献にもつながります。

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ネット銀行のデメリット

このように、ネット銀行にはさまざまなメリットがありますが、一方ではデメリットもあります。

セキュリティへの注意が必要

ネット銀行はIDとパスワードで口座を管理します。これはネット銀行に限りませんが、万が一IDとパスワードをハッキングされた場合、個人情報流出や不正送金などのトラブルに巻き込まれる可能性があります。

IDとパスワードのハッキングに対しては、パスワードの複雑化でセキュリティを高めることが可能です。ただし、IDやパスワードを忘れた場合、再設定に手間がかかる点は覚えておきましょう。

口座振替ができない可能性がある

一部のネット銀行は公共料金や保険料などの口座振替に対応していません。毎月の公共料金や保険料は口座振替とする場合が多いため、少々不便に感じてしまうかもしれません。

ネット銀行の口座を開設する際は、自分が支払っている公共料金や保険料の口座振替に対応しているかどうかを事前に確認しておきましょう。口座振替に対応しない場合は、別の口座やクレジットカードを用意しなければいけません。

システムメンテナンス中は利用できない場合がある

ネット銀行は基本的に24時間利用できますが、定期的にシステムメンテナンスが入ります。その間は各種手続きが行えません。

システムメンテナンスは深夜に短時間で行われる場合がほとんどですが、使いたいと思った時に使えなければ不便さを感じてしまいます。自分の使っているネット銀行のシステムメンテナンスがいつ行われるかを事前に確認しておきましょう。

まとめ

「手数料を節約したい」「時間や場所を問わず手続きをしたい」「通帳への記帳が面倒」…。ここでは、そんなふうに感じている方にメリットの多いネット銀行について解説しました。

すでにメガバンクなどのインターネットバンキングを利用している方も多いと思いますが、ネット銀行の口座は無料で開設できるので、一つ口座を持っておいて損はないでしょう。もちろん、今までネット銀行を利用していなかった方も、これを機にぜひ口座を開設してみてはいかがでしょうか。これまでわずらわしかった手続きが一気に楽になるかもしれません。

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