[【関連記事】【Pythonのライブラリ管理ツール】pipインストールを徹底解説！Windowsでも簡単？](https://and-engineer.com/articles/YcJyaRAAACMAl3BX)

[【関連記事】PythonのコードをEXE化するには? PyInstallerやその他ツールの特徴や使い方](https://and-engineer.com/articles/ZDZ41BEAAH-qRRlT)

[【関連記事】Pythonで自動化できること7選！面倒な作業を効率化してより便利に](https://and-engineer.com/articles/YRn2KRAAACIA6YPW)

## Python独学にはどんな本がおすすめ？

Pythonのおすすめの本を紹介していく前に、まずはPythonの基礎知識や学習方法について解説します。そもそもPythonとは何か、Pythonでできることなど、勉強を行う前に知っておきたい知識をまとめました。

Pythonは最近注目されているプログラミング言語です。**AI開発など需要の高い分野で多く使われており将来性が高いのが特徴です。**

また、ソースコードの可読性が高い上に、文法も平易で初心者でも習得しやすい特徴もあるため、初心者からも上級者からも人気の言語といえるでしょう。Pythonは初心者が学ぶIT言語としておすすめです。

【参考】：[プログラミング言語 Python 総合情報サイト - python.jp](https://www.python.jp/)

Pythonとは？人気の理由と基本知識をわかりやすく解説！

Pythonは、*PHPやRuby同様にWebアプリ開発で活用できます。*Pythonは数多くのフレームワークが存在し、効率的にECサイトやSNSなどのアプリを開発することが可能です。

また、Pythonは機械学習・ディープラーニング・データ分析といった分野でも活用されており、数値計算やグラフ作成を行えるライブラリが豊富なため、高度なアルゴリズムを実装することなくAI開発などが可能です。AI開発で使える言語には他にRがありますが、Pythonの方が汎用性が高く将来性があると言われています。他にも、ゲーム開発・画像処理・スクレイピングなどさまざまな用途で使われています。

他にも、ゲーム開発・画像処理・スクレイピングなどさまざまな用途で使われています。

【初心者向け】Pythonでできること７選！活かせる仕事も解説！

**Pythonを学ぶ上で重要なのは、まずは目的を明確にすることです。**Pythonでやりたいことや作りたいものなど、予め目的をハッキリさせることで学習スケジュールを立てやすくなり、勉強も捗りやすくなります。

また学習スケジュールを立てる際は、1週間後や1ヶ月ごとなどのノルマを決めて進捗管理を行う方法がおすすめです。スケジュールなしで勉強して行くと、どこまで学習が進んだのかが分かりづらく、モチベーション維持も難しくなる可能性もあります。

実際に勉強を始める際は、参考書を活用したりスクールに通ったり、自分に合った学習スタイルが1番ですが、プログラミングの学習をする上で重要なのは手を動かしながら覚えて行く方法です。参考書にあるサンプルコードを実際に書き、自分の環境で実行してみることで記憶に定着しやすくなるでしょう。

Pythonの勉強方法とは？ロードマップやおすすめの本10選を紹介

Pythonの学習ロードマップとは？習得のコツやおすすめのサイトを紹介！

### レベル別に本を選ぶのが重要

*Pythonの参考書は、習得レベル別に本を選びましょう。*例えば、初心者の方がいきなり上級者向けの本を選んでしまうと、理解が追い付かずに時間を浪費してしまうだけかも知れません。

本を選ぶ際は初心者・中級者・上級者と大きく3つほどに分け、自身のレベルに合っている本を選ぶことで理解が進みやすくなり、習得もしやすくなります。次項からは、初心者・中級者・上級者に分けて当記事おすすめのPython学習本を紹介していきます。

Pythonの難易度は高い？他のプログラミング言語と比較して解説！

## Python初心者におすすめの本11選

ここでは、入門者におすすめしたいPythonの本を紹介します。これらの書籍は豊富なイラストを用いて丁寧に解説されていることが多く、理解しやすいため挫折することなく最後まで読み進めることが可能です。

初心者向けPython：基礎構文や入門情報を丁寧に解説！

### スッキリわかるPython入門 第2版

本書は、**コツ・しくみ・落とし穴をしっかりおさえたPythonの定番入門書です。**Pythonの基礎である変数やデータ型、コンテナなどから始まり、組み上げに必要なオブジェクト、モジュールなども解説しています。また、付録ではエラー解決集やパズルRPGの製作方法、練習問題の解答などが付いています。

さらに、本書オリジナルで制作したインストール不要の仮想環境「dokopy（ドコパイ）」によって、手軽にPCやスマホのWebブラウザでプログラミングができます。

▪著者：国本 大悟、須藤 秋良、株式会社フレアリンク（監修）
▪ページ数：416ページ
▪出版社：インプレス
▪発売日：2023/11/06

【参考】：[スッキリわかるPython入門 第2版](https://book.impress.co.jp/books/1122101165)

### 今すぐ使えるかんたんbiz　Python×Excel自動処理　ビジネス活用大全

本書は、**Pythonを活用してExcelデータを自動処理するテクニックが解説されている参考書です。**多くの場合、Excelデータを自動処理するには「VBA」を使うのが一般的ですが、環境や目的、作業の種類によってはPythonの方が向いている場合もあります。

Pythonを使用したExcelデータの自動処理方法を学びたい人におすすめです。

▪著者：土屋 和人
▪ページ数：352ページ
▪出版社：技術評論社
▪発売日：2023/06/29

【参考】：[今すぐ使えるかんたんbiz　Python×Excel自動処理　ビジネス活用大全](https://gihyo.jp/book/2023/978-4-297-13583-6)

### Pythonプロフェッショナルプログラミング 第4版

Pythonをはじめとしたプログラミングの学習は参考書などを活用することが多いですが、実際に開発現場に身を置くと学んだノウハウと異なることもあります。本書では、そういったギャップをなくし、新人エンジニアでもスムーズに開発に参加できるようなノウハウが詰まっています。

どんどん進むPythonのシステム開発技法に追いつくために、**Pythonでの開発経験豊富なシステム開発会社員である著者による、技術や知識、ノウハウなどを解説しています。**

▪著者：株式会社ビープラウド
▪ページ数：468ページ
▪出版社：秀和システム

【参考】：[Pythonプロフェッショナルプログラミング 第4版](https://www.shuwasystem.co.jp/book/9784798070544.html)

### Pythonではじめるゲーム制作 超入門　知識ゼロからのプログラミング＆アルゴリズムと数学

本書は、**知識ゼロの初心者でもゲーム制作ができるPythonプログラミングのノウハウをわかりやすく解説している本です。**プログラミングやゲーム制作の知識、ゲームのアルゴリズムを組むために必要な数学の知識などを無理なく学べます。

本書で作成できるサンプルゲームは、モグラ叩きやテニスゲーム、3D探検プログラムなどさまざまです。基本から応用まで学べるため、初心者の方や数学が苦手な方にもおすすめです。

▪著者：廣瀬 豪
▪ページ数：296ページ
▪出版社：インプレス
▪発売日：2023/09/05

【参考】：[Pythonではじめるゲーム制作 超入門　知識ゼロからのプログラミング＆アルゴリズムと数学](https://book.impress.co.jp/books/1122101052)

本書は、**Pythonを活用して本格Webアプリを開発するために欠かせないDjangoの入門書です。**PythonやDjangoの基礎知識の他、開発環境であるVS Codeの解説、データベース、ミニSNS開発の手順など、Python開発に必要なあらゆる知識を丁寧に解説しています。

1冊の参考書で済ませたい人におすすめです。

▪著者：掌田 津耶乃
▪ページ数：424ページ
▪出版社：秀和システム
▪発売日：2023/09/01

【参考】：[Python Django 4 超入門](https://www.shuwasystem.co.jp/book/9784798062419.html)

### 楽しくてためになるPython入門

本書は、**プログラミング初心者に向けてPythonを活用して作成するさまざまなプログラムを解説している参考書です。**

第1部ではPythonの基礎知識を解説し、第3部以降では簡単なプログラム制作のノウハウを学べます。取りかかりやすい簡単なものからスタートし、徐々に難易度を上げて最終的に高度なプログラムの制作を目指します。

▪著者：日経ソフトウエア
▪ページ数：180ページ
▪出版社：日経BP
▪発売日：2024/02/13

【参考】：[楽しくてためになるPython入門](https://info.nikkeibp.co.jp/media/NSW/atcl/books/020900065/)

### Flask Webアプリ開発実装ハンドブック

本書は、**Python用のWebアプリケーションフレームワークであるFlaskについて解説している参考書です。**第1章ではFlaskの概要やPythonのインストール方法、Pythonプログラミングのポイントなどを解説しています。第2章以降では、Bootstrapを利用したトップページの作成方法やデータベースとの連携方法、ユーザ登録・認証など、Webアプリの開発を一通り学べます。

▪著者：チーム・カルポ
▪ページ数：368ページ
▪出版社：秀和システム
▪発売日：2023/05/20

【参考】：[Flask Webアプリ開発実装ハンドブック](https://www.shuwasystem.co.jp/book/9784798067964.html)

### PythonでExcelやメール操作を自動化するツボとコツがゼッタイにわかる本

本書は、**Pythonを活用して普段の業務を効率化させるための本です。**Excelやメール操作を自動化させることで、これまで面倒だった業務をPythonが担ってくれます。

Anacondaのインストール方法に始まり、Excelで請求書の自動作成やPDF化、それを添付したメールの作成や自動送信、さらにはインターネットからWeb APIで情報を取得する方法まで、分かりやすい解説がされています。

▪著者：立山 秀利
▪ページ数：340ページ
▪出版社：秀和システム
▪発売日：2023/01/31

【参考】：[PythonでExcelやメール操作を自動化するツボとコツがゼッタイにわかる本](https://www.shuwasystem.co.jp/book/9784798067766.html)

### Pythonで学ぶ　はじめてのプログラミング入門教室

本書は、**プログラミングによってコンピュータがどのように動いているのかをPythonを学びながら理解できる参考書です。**まずはPythonのコードを読むことから始め、「読む・動かす・書き換えて動かす」を繰り返しながらPythonプログラミングのスキルを向上させます。

また、スマホやタブレットでも試せるサンプルプログラムとして、GoogleのColaboratoryを使用したプログラムを作成できます。PCの動作環境としてAnacpnda用のダウンロード版も用意されています。

▪著者：柴田 淳
▪ページ数：304ページ
▪出版社：SBクリエイティブ
▪発売日：2023/12/01

【参考】：[Pythonで学ぶ　はじめてのプログラミング入門教室 ](https://www.sbcr.jp/product/4815613358/)

### ChatGPTプログラミング1年生 Python・アプリ開発で活用するしくみ 体験してわかる！会話でまなべる！

ChatGPTの登場により、あらゆる業務が効率化されており、その中にはプログラミングも含まれます。本書では、**ChatGPTの仕組みから使い方、Pythonプログラミングへの活用方法、ChatGPTアプリの作成方法などを紹介しています。**

イラストを交えた対話形式で解説しているため、本を読むのが苦手な方や初心者の方におすすめしたい1冊です。

▪著者：森 巧尚
▪ページ数：204ページ
▪出版社：翔泳社
▪発売日：2024/02/13

【参考】：[ChatGPTプログラミング1年生 Python・アプリ開発で活用するしくみ 体験してわかる！会話でまなべる！](https://www.shoeisha.co.jp/book/detail/9784798183862)

### Pythonプログラミングパーフェクトマスター［最新Visual Studio Code対応 第4版］

文法がシンプルで誰が書いても読みやすいコードになるPythonについて、**「そもそもPythonとはどういう言語？」というところから解説している参考書です。**他のプログラミング言語との違いやPythonで作れるもの、インストール方法、仮想環境の作成など、基礎知識から丁寧にわかりやすく紹介されています。

また、本書ではAIチャットボットの開発を体験しながら学べるため、途中でつまずきにくい仕様です。

▪著者：金城 俊哉
▪ページ数：716ページ
▪出版社：秀和システム
▪発売日：2023/10/24

【参考】：[Pythonプログラミングパーフェクトマスター［最新Visual Studio Code対応 第4版］](https://www.shuwasystem.co.jp/book/9784798070667.html)

Pythonは本で学ぼう！入門者におすすめの技術本5選！

【入門編】Pythonの基本構文まとめ！学習方法や年収も解説

## Python中級者におすすめの本9選

続いて、Python中級者におすすめの本を紹介します。Pythonの知識を更に深めたい、Pythonで簡単なアプリやツールを作成したいという方に合う本を厳選しました。

### 現場ですぐに使える！ 最新Pythonプログラミング逆引き大全450の極意

本書は、**Pythonの基礎知識からAI・大規模言語モデルの技術まで、現場ですぐに使える情報を逆引き形式でサッと引ける事典のような使い方ができる参考書です。**Pythonの基本事項や基本プログラミング、ファイルの操作と管理、自然言語処理、ディープラーニングの方法まで、Pythonに関する情報が多岐にわたって記載されています。

▪著者：金城 俊哉
▪ページ数：902ページ
▪出版社：秀和システム
▪発売日：2023/12/09

【参考】：[現場ですぐに使える！ 最新Pythonプログラミング逆引き大全450の極意](https://www.shuwasystem.co.jp/book/9784798071558.html)

### 退屈なことはPythonにやらせよう 第2版

本書は、**自作RPA（Robotic Process Automation）本の草分けとして大ヒットしたベストセラー書の改訂版です。**業務効率化・コスト削減・生産性向上を実現させるには、あらゆる作業の自動化が欠かせません。

Word・Excel・PDF文書の一括処理や、メール・SMSの送受信、GUI操作など、日常業務で面倒な作業をPythonで自動化させるノウハウを紹介しています。また、本書日本語版では、PyInstallerによるEXEファイルの作成方法が巻末付録として収録されています。Python知識をもっと活かしたい人におすすめです。

▪著者：Al Sweigart（著）、相川 愛三（訳）
▪ページ数：744ページ
▪出版社：オライリー・ジャパン
▪発売日：2023/03/25

【参考】：[退屈なことはPythonにやらせよう 第2版](https://www.oreilly.co.jp/books/9784873119274/)

### Python Distilled ―プログラミング言語Pythonのエッセンス

Pythonの学習方法でもっとも王道なのが、書籍を参考にすることです。本を読むことで、Pythonの知識を偏ることなく習得できます。今回は初心者向け、中級者向け、上級者向けに分けて、それぞれおすすめの本を紹介するので、ぜひ参考にしてください。

PythonはAI開発やデータ分析、ゲーム開発など幅広い用途で使われている言語

Python初心者はイラストが豊富で専門用語少なめで解説されている本がおすすめ

Python中級者・上級者は現場で使える実践的なスキルを網羅している本がおすすめ

Python学習におすすめの本27選！初心者・中級者・上級者別に紹介

[【関連記事】独学で合格！基本情報技術者試験におすすめの参考書8選！](https://and-engineer.com/articles/Y6Rd9BIAACUAZnkk)

[【関連記事】基本情報技術者試験は意味ない？メリット・デメリット・勉強法を解説](https://and-engineer.com/articles/YTxjQhAAACUAmTAZ)

[【関連記事】応用情報技術者試験は意味ない？難易度・メリット・勉強方法を解説！](https://and-engineer.com/articles/YTmcZhAAACMARgu4)

<center>[応用情報技術者試験に合格すれば転職でも有利？ 『*マイナビエージェント*』で公開求人をチェック！](https://mynavi-agent.jp/it/?utm_source=and-engineer&utm_medium=content-text&utm_campaign=acv11_2)</center>

*<center>[【無料転職サポート申し込みはコチラ】](https://mynavi-agent.jp/it/lp/029.html?utm_source=and-engineer&utm_medium=content-text&utm_campaign=acv16_2)</center>*

## 応用情報技術者試験は参考書選びが大変？

応用情報技術者試験（AP）はIPA（独立行政法人 情報処理推進機構）が実施する国家試験です。**システムエンジニアとして幅広い知識を求められる試験で、システムエンジニアを目指すのであれば、ぜひ合格しておきたい試験の1つです。**

難易度はIPA主催の国家試験の中では、スキルレベル3、合格率20%程度とかなり難関の試験です。また、主にITエンジニアとして数年の経験がある人を想定した試験内容のため、受験者はスクールに通う時間がとれないほど多忙な場合がほとんどです。

その結果、独学に頼る人が多くなりますが、応用情報技術者試験向けの参考書や対策本は数多く出版されているため、その比較や選択も簡単ではありません。

この記事では、応用情報技術者試験でおすすめの参考書、問題集やWebサイトなど、合格に役立つ情報をまとめたので、ぜひ参考にしてください。

【参考】：[応用情報技術者試験｜試験情報｜IPA](https://www.ipa.go.jp/shiken/kubun/ap.html)

システムエンジニア（SE）とはどんな仕事？スキルや年収なども解説

システムエンジニアに必要な資格は？転職に有利なおすすめの資格6選！

応用情報技術者試験（AP）の試験概要を紹介します。応用情報技術者試験は「ワンランク上のITスキルを証明する国家資格」として、IPA（情報処理推進機構）が主催する「基本情報技術者試験（FE）」の上位試験として位置づけられます。

システムエンジニアとして幅広い知識を求められる試験であり、プログラマーからシステムエンジニア、プロジェクトリーダーなどへのキャリアアップを目指す方におすすめの、**システムエンジニアとしてのスキル証明になる資格試験です。**

応用情報技術者試験の勉強を行うことで、技術面に加え、管理や経営などの幅広い知識と応用力を身に付けることができます。

基本情報技術者試験とは？試験概要や合格率、ITパスポートとの違い

応用情報技術者試験の実施概要は以下の通りです。

*1.受験資格*
受験者に関する制限はありません。学歴や年齢を問わず誰でも挑戦できます。

*3.受験日程*
年2回開催、春期試験は例年4月の第3日曜日、秋期試験は10月の第2日曜日です。申込期間は、試験日の3ヶ月前から1ヶ月ほどの期間です。

*4.合格発表*
試験日のおよそ2カ月後です。詳細日程は試験開催日の夜にIPAのサイトで公表されます。合格証書の発送は合格発表の後、約1週間後です。

*5.試験会場*
全国主要56都市以上で開催されます。

【参考】：[スケジュール、手数料など｜IPA](https://www.jitec.ipa.go.jp/1_02annai/_index_annai.html)
【参考】：[令和6年度春期試験について（受験申込み） | 試験情報 | IPA](https://www.ipa.go.jp/shiken/2024/r06haru_exam.html)

応用情報技術者試験の申し込み方法は？日程から試験概要まで解説

応用情報技術者試験の合格率は？試験の概要と合格するメリット・デメリット

試験の構成は午前試験と午後試験に分かれ、以下のような問題数、時間配分です。

形式：記号選択式
出題数：80問
合格ライン：正答率60％
試験時間：150分
備考：概ね50問以上正答なら合格ライン

形式：記述式
出題数：11問中5問選択（1問必須、4問選択）
合格ライン：正答率60％
試験時間：150分
備考：概ね大問3問分で合格ライン

【参考】：[応用情報技術者試験(AP)　～ ワンランク上のITエンジニア ～](https://www.ipa.go.jp/shiken/kubun/ap.html)

応用情報技術者試験の難易度は高い？合格率の比較や独学方法を紹介！

### 自分に合った参考書を選ぶことが大切

参考書は何冊も揃えるのではなく、*自身に合った参考書を選び、徹底的に活用することが大切です。*また、多少古い参考書でも学習はできますが、細かな改定なども行われているため、できるだけ最新の書籍で学習した方が良いでしょう。

参考書を使用した学習には下記のようなメリットがあります。

▪試験の出題範囲について体系的に学べる
▪過去問の解説文を読んでも分からない場合に、参考書を読むと理解しやすい
▪目次や巻末のインデックスを利用して辞書代わりに使える
▪ネットにはない著者からの助言や情報を得られることがある（ex.出題ポイント、傾向、効果的な解答方法など）
▪紙媒体の場合、マーカーを引いたり、付箋をつけたりできる

これらの参考書のメリットを理解した上で、ぜひ自分に合った参考書を入手しましょう。

応用情報技術者試験は独学で合格できる？出題範囲や勉強法を解説！

応用情報技術者試験合格に必要な勉強時間は？効果的な学習法も解説

### 参考書と問題集はセットで勉強する

参考書はいらないという方もいるかもしれませんが、問題集が必要ないという方はいないでしょう。どんな試験でも過去問を解くというのは試験勉強の鉄則です。多くの試験では過去問から出題されたり、過去問の類似問題が出題されたりするので、過去問を多く解くことで合格の確率は上がります。

応用情報技術者試験の過去問は公式サイト上に無料で公開されているため、問題集を購入しなくとも過去問による演習は可能です。

ただし、*過去問をまとめた問題集には、出題問題に関する詳細な解説や付加情報があります。*たとえば、出題傾向、問題の難易度、記述問題の解答法や解答例などです。また、問題や解答、説明などにマーカーを入れたり、メモを記したり、紙媒体ならではの便利さもあります。

特に午後の記述式問題や長文読解の設問などは、詳しい解説があると理解も早いでしょう。以上の理由から、問題集は購入することをおすすめします。

ここからは、定番の参考書、午後対策参考書、問題集など数ある参考書の中から最新のおすすめ参考書を厳選して紹介します。ぜひ参考にしてください。

応用情報技術者試験の午後問題でおすすめの分野は？合格のコツも

## 応用情報技術者試験全般に使える参考書8選

信頼できる確かな参考書が手元にあると心強いです。ここでは、試験に実際に合格された方たちが活用した参考書、長い歴史があり定着している参考書などの中からおすすめを紹介します。

### 令和06年【春期】【秋期】 応用情報技術者 合格教本

**定番とも言うべき技評社出版の合格教本シリーズです。**応用情報技術者試験の参考書の売れ筋ランキングやおすすめランキングでもトップに入ることが多いです。

最新版ではネットワークやセキュリティ分野が強化されています。また、巻末には本試験最新19回分の午前問題に挑戦できる演習アプリ「DEKIDAS-WEB」が付属しています。スマホを利用して解答ができるので、スキマ時間の活用ができます。

▪著者：大滝 みや子、岡嶋 裕史
▪頁数：800ページ／A5判
▪出版：技術評論社
▪発売：2023年12月14日

【参考】：[令和06年【春期】【秋期】 応用情報技術者 合格教本](https://direct.gihyo.jp/view/item/000000002895)

### キタミ式イラストIT塾 応用情報技術者 令和06年

**IT関連があまり得意ではない方や初心者の方におすすめの参考書です。**イラストによる優しい解説が特徴で、硬い本が苦手という方も読みやすいでしょう。一方で、既に基本情報技術者試験に合格した方や情報系の学習経験がある方には物足りなさを感じるかもしれません。

▪著者：きたみりゅうじ
▪頁数：944ページ／A5判
▪出版：技術評論社
▪発売：2023年12月2日

【参考】：[キタミ式イラストIT塾 応用情報技術者 令和06年](https://gihyo.jp/book/2023/978-4-297-13809-7)

### 2024年度版 ニュースペックテキスト 応用情報技術者

**見やすさ、分かりやすさに重きを置いた参考書です。**フルカラーの図解が豊富で、本試験に役立つ側注や頻出用語、重要ポイントなどを側注アイテムを用いて示し、重要度もレベル別で表示されています。

また、各章末には厳選過去問による「確認問題」があり、単に読み進めるだけではなく、章ごとに実力判定ができます。

▪著者：TAC株式会社（情報処理講座） 編著
▪頁数：780ページ／A5判
▪出版：TAC出版
▪発売：2023年12月18日

【参考】：[2024年度版 ニュースペックテキスト 応用情報技術者](https://bookstore.tac-school.co.jp/book/detail/110942/)

### 情報処理教科書 応用情報技術者 テキスト＆問題集 2024年版

**応用情報技術者試験に必要な知識の解説と過去問演習で、幅広い出題範囲を網羅しています。**また、基本情報技術者試験を受験せずに、応用情報技術者試験を受験する場合に配慮して、数学系の基礎理論を解説しているのが特徴的でもあります。

Webダウンロードできる特典PDFが用意されており、「過去問解説19回分（平成25年度春期試験～令和4年度秋期試験）」とスマホでも読める「よく出題される重要ポイント100」を利用することができます。

▪著者：日高 哲郎
▪頁数：840ページ／A5判
▪出版：翔泳社
▪発売：2023年11月20日

【参考】：[情報処理教科書 応用情報技術者 テキスト＆問題集 2024年版](https://www.shoeisha.co.jp/book/detail/9784798183527)

### 徹底攻略 応用情報技術者教科書 令和6年度

本書は、**応用情報技術者試験の最新の試験傾向を解説している参考書です。**幅広い試験範囲の中から頻出項目に絞っており、効率的な試験対策が可能です。巻末付録には令和5年度春期試験の解説を掲載し、単語帳Webアプリもあるなど、合格へのサポートが徹底されています。

▪著者：株式会社わくわくスタディワールド、瀬戸 美月
▪ページ数：840ページ
▪出版社：インプレスブックス
▪発売日：2023年10月23日

【参考】：[徹底攻略 応用情報技術者教科書 令和6年度](https://book.impress.co.jp/books/1123101067)

### この1冊で合格! 石田宏実の応用情報技術者 テキスト&問題集

本書は、**身近な具体例を用いたわかりやすい文章が特徴的であり、サクサク読み進められる参考書です。**初心者の人でも理解しやすいよう丁寧に解説しつつも、合格を目指すためにテーマを厳選するなど、効率的な学習ができるのもおすすめです。

基本情報技術者試験を受けずに応用技術者試験からチャレンジしたい方向けに、難しい内容には動画解説が付いているなど、これ1冊でも十分に合格を目指せるでしょう。

▪著者：石田 宏実
▪ページ数：672ページ
▪出版社：KADOKAWA／A5判
▪発売日：2024年03月04日

【参考】：[この1冊で合格! 石田宏実の応用情報技術者 テキスト&問題集](https://www.kadokawa.co.jp/product/322304000189/)

### 令和06-07年 応用情報技術者 試験によくでる問題集【午前】

本書は、**応用情報技術者の午前試験において頻出する問題を厳選している参考書です。**高度試験の出題問題も分析して、広い試験範囲の中から出題傾向を探り、図解でわかりやすく紹介しています。

第1章で「基礎理論」、第2章で「アルゴリズムとプログラミング」など、章ごとにテーマを分けて解説しているため、辞書感覚でも利用できます。

▪著者：大滝 みや子
▪ページ数：448ページ／A5判
▪出版社：技術評論社
▪発売日：2023年12月27日

【参考】：[令和06-07年 応用情報技術者 試験によくでる問題集【午前】](https://gihyo.jp/book/2024/978-4-297-13867-7)

### 2024　高度午前Ⅰ・応用情報　午前試験対策書

本書は、**午前試験における最新の出題傾向に合わせた演習問題が掲載されている参考書です。**普段忙しくあまり勉強時間を割けない人のために、重要なポイントを絞って効率的な学習を目指します。「IT用語スペルチェック」によって用語の確認ができたり、公式YouTubeチャンネルで解説動画をチェックできたり、さまざまなアプローチで試験対策が可能です。

▪著者：アイテックIT人材教育研究部
▪ページ数：497ページ／A5判
▪出版社：ITEC（株式会社アイテック）
▪発売日：2023年11月17日

【参考】：[2024　高度午前Ⅰ・応用情報　午前試験対策書](https://www.itec.co.jp/store/products/detail.php?product_id=3854)

<center>[応用情報技術者試験合格で転職活動が有利に？ 『マイナビIT AGENT』で転職相談を受けてみる](https://mynavi-agent.jp/it/lp/029.html?utm_source=and-engineer&utm_medium=content-text&utm_campaign=acv15)</center>

## 午後試験対策におすすめ参考書3選

応用情報技術者試験（AP）の午前試験は選択式なので、過去問演習とテキストの読み込みで十分合格できますが、午後試験は記述式で、「情報セキュリティ」は必須解答、残り10科目から4科目選択という変則的な試験です。

科目の選択も重要ですが、*長文読解や記述式問題などがあるため、難易度は午前より高いと考えましょう。*応用情報技術者試験（AP）に合格するには午後試験が鍵になると言えます。

以下、午後対策におすすめの参考書を3冊紹介します。

応用情報技術者試験（AP）はシステムエンジニアとして幅広い知識を求められる試験で、ITエンジニアとしてぜひ合格しておきたい試験の1つです。ここでは、応用情報技術者試験対策におすすめの参考書や過去問題集、Webサイトなど、試験合格に役立つ情報を提供します。

システムエンジニアとして幅広い知識を求められる応用情報技術者の概要や試験実施概要などについて

応用情報技術者試験でおすすめの参考書、問題集やWebサイトなど、合格に役立つ参考書について

自身のレベルを見極めて必要な参考書を揃え、学習計画を立てて納得できるまでしっかり勉強することが大切

応用情報技術者試験におすすめの参考書13選！過去問・問題集を紹介

## CISSPはどのような勉強方法が効果的？

国際資格でもあり、セキュリティのエキスパート向けの資格でもあるCISSPは、その難易度や希少性の高さから知っている人も多いでしょう。そんなCISSP取得を目指したいと考える方の中には、どんな勉強をすればよいか、模索中の方もいるはずです。

本記事では、**CISSPの試験を突破するための勉強方法について、試験内容をおさらいしつつ、具体的な学習ステップやおすすめの学習リソースを解説します。**

CISSPとはどのような資格？概要や活用できる職種を解説！

## CISSPの考え方を理解する勉強法が重要

結論から言うと、CISSPは過去問や問題集を繰り返し解く、いわゆるテスト対策的なアプローチでは試験突破は難しいでしょう。勉強の方針としては、**CISSPの技術領域を基礎や考え方を理解することに重点を置くことが重要です。**

その大きな理由は、CISSPが過去問を一切公開していない点に加えて、同じ問題がほとんど出題されないテスト内容であるためです。

公式としてはっきりとした記載はありませんが、インターネット上の多くの合格体験記には後者の旨が記載されており、知識を身に付けて理解し、それを応用できることが合格に必須と言えます。

そのための勉強方法としては、まず公式のトレーニングで基礎や考え方をじっくり理解し、その上で問題集を繰り返し解きながら不足している知識や考え方を補間していく方法がおすすめです。

CISSPは受けても意味ない？そう言われる理由やメリット、試験概要を解説

<center>[エンジニア転職を成功させるため ぜひ*『マイナビIT エージェント』*をご活用ください！](https://mynavi-agent.jp/it/?utm_source=and-engineer&utm_medium=content-text&utm_campaign=acv07_2)</center>

本・参考書の記事（2ページ目）