グーグルは、2024年6月26日、スマートフォンやタブレットからより簡単に検索ができる、AndroidとiOSのChromeの5つの機能をアップデートしたと発表しました。
地元のレストラン、小売店に素早くアクセスできるChromeアクション
現在地近くのレストラン、小売店にアクセスする時に時間を節約できる新しいChromeアクションを追加しました。例えば、現在地近くのレストラン名を検索すると、検索候補一覧の上に「電話」「ルート」「レビュー」のショートカットが表示されます。検索結果を表示せずに、店舗にアクセスをすることができます。
この機能はAndroidのChromeではすでに実装されており、今秋にiOSのChromeに搭載されます。
タブレット用Chromeのアドレスバーを再設計
iPadとAndroidタブレット用のChromeのアドレスバーを再設計しました。大きな画面が利用できる優位さを利用して、より使いやすくし、グーグルのデザイン言語「Material You」に適合させました。
アドレスバーをタップすると、ドロップダウンに過去に閲覧したウェブがアイコン表示されます。これにより、以前閲覧したウェブに簡単に戻ることができるようになりました。
新しいショートカット提案機能
AndroidとiOSの両方のChromeで、ショートカット提案機能を刷新しました。単なるサイト名の検索ではなく、サイトの説明を検索して、ショートカットを提案します。
例えば、「時刻表」とアドレスバーに入れて検索すると、「地下鉄の時刻表ページ」へのショートカットが表示されます。また、この「地下鉄の時刻表」ショートカットを利用する頻度が高まるごとに、検索候補の提案リストの上位に表示されるようになります。
iOS用Chromeでもトレンド検索が利用可能に
Androidですでに利用可能だったトレンド検索(急上昇ワード)が表示されるようになりました。アドレスバーをタップして、まだ何も入力していない状態の場合、その時点での検索回数の多いトレンドワードへのショートカットが表示されるようになりました。
新しいタブページを開いて、アドレスバーをタップすると、「最近の検索」が表示され、その下に「急上昇ワード」としてトレンド検索が表示されます。
ディスカバーフィールドに新しいスポーツカード
ディスカバーフィールドにライブスポーツカードが表示されるようになりました。野球、フットボールなどお気に入りのチームが試合中の場合、スポーツカードが表示され、途中経過や過去の情報を見ることができます。試合の進行に合わせて、情報は自動的に更新されていきます。
3ドットメニューの設定から、ディスカバーフィールドのカスタマイズができます。
【記事出典】Google The Keyword「5 new Chrome features to help you search on mobile」
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