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Gemini for Google Workspaceで生産性を高める3つの方法
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Gemini for Google Workspaceで生産性を高める3つの方法
アンドエンジニア編集部
2024.10.09

Gemini for Google Workspaceは、Gmailでの電子メールの作成から、シートでの作業まで、Googleアプリケーションからより多くを引き出すのに役立っています。昨年だけでも、100万人以上、数万の企業が、追加の人手やアイディアが必要な時に、Google Workspaceで生成AIを活用しました。

Google Workspaceのサイドパネルに搭載されたGeminiがGemini 1.5 Proになり、より多くのユーザーが利用できるようになりました。Workspace LabsとGemini for Google Workspace Alphaで利用可能になり、また6月からは、Gemini for Workspace アドオン、Google One AI Premiumプランなどで、企業でも個人でも使えるようになりました。

また、GmailのモバイルアプリにもGeminiの新機能が追加され、Help me write in Docs、言語サポートなどの機能が利用できます。

Google Workspaceに搭載された生成AI「Gemini」で、個人の生活や業務でより多くのことを成し遂げる新しい方法をご紹介します。

Workspaceのサイドパネルで、Gemini 1.5 Proを利用する

Google WorkspaceのGmail、Google ドキュメント、Google ドライブ、Google スライド、Google スプレッドシートでは、サイドパネルからGemini 1.5 Proが利用できます。ロング コンテキスト ウィンドウと高度な推論が搭載され、幅広い質問に答え、より洞察力に富んだ回答をします。また、サイドパネルに要約や提案を表示し、作業をそこから始めることもできます。

ロング コンテキスト ウィンドウにより、Geminiははるかに大きなデータを扱うことができるようになりました。お子さんが通っている学校が、毎月大量のメールを送信してくる場合でも、Gmailのサイドパネルを使用して「メイウッドパーク小学校からのメールを要約して」と問い合わせることで、重要な要件とやるべきことを即座に抽出してくれます。

家族や親戚が休暇にあるホテルに集まる場合に連絡先をメールする時も、Geminiが役立ちます。サイドパネルに「@」と入力して、Googleドライブの中にある適切なドキュメントをを探すことができます。あとは、Geminiにホテルの名前や連絡先の情報を尋ね、その結果を電子メールに挿入すれば、家族や親戚に簡単にホテルの詳細を伝えることができます。

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WorkspaceのサイドパネルからGeminiを利用することができる。

GmailモバイルアプリでGemini for Workspaceを使う

Gmailのモバイルアプリでも、Workspace Labs、Gemini for Workspace、Google One AI Premiumなどに加入されている方は、Gemini for Workspaceの機能を利用し、外出先でもオフィスと変わらない生産性を実現することができます。

電子メールの要約

電子メールのやり取りが重なり、長いスレッドになると、どのような話題であったかを追いかけることは難しくなります。ましてやモバイルの画面ではさらに困難になります。

Geminiは、電子メールのスレッドを分析し、Gmailアプリで電子メールスレッドの要約を提供します。電子メールスレッドの要約ボタンをタップするだけで要約が表示されます。この機能は、Workspace Labsユーザー、Gemini for Workspaceユーザー、Google One AI Premiumユーザーに提供されます。

Contextual Smart Reply

Gmailを使われている方は、Smart Replyから推奨の返信、Smart Composeからの入力提案、Help me writeのドラフト生成などで、メール作業の効率を高めてきました。さらに、Geminiがメールスレッドの内容に基づいて、さらに詳細で微妙なニュアンスの返信内容を提供します。編集をして送信することも、そのまま送信することもできます。この機能はWorkspace Labsユーザーに提供されます。

Gmail Q&A

モバイル アプリで新しい Gemini アイコンをクリックすると、すぐに Gmail の Gemini が「メールの要約」、「次のステップのリスト」、「返信の提案」などの便利なオプションを表示します。PC版のサイドパネルと同様に、より具体的なリクエストがある場合は、開いているプロンプトボックスを使用できます。例えば、受信トレイのどこかに埋もれている「屋根の修理業者からの見積書」を見つけるようにGeminiに依頼することができます。また、次回の読書会のために準備した質問リストをGoogleドライブの中から見つけるのが面倒な時は、Geminiに「次の読書会の質問リストは何ですか?」と尋ねることができます。この機能は、モバイルでもウェブでもWorkspace Labsユーザーに提供されます。

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GmailモバイルアプリでもGeminiが利用できる。

Help me write機能を多くの言語で使う

Google MeetでTranslate for me機能の提供を始めました。自動言語検出機能と60以上の言語でのリアルタイム翻訳キャプション機能があり、世界中の人々がコミュニケーションすることを助けています。現在、Gemin for Workspaceでも言語サポートを追加しています。Gmailと Google ドキュメントの Help me writeではPC版にスペイン語とポルトガル語を追加しましたが、順次、他の言語も追加し続けていきます。

このような機能を使うには、企業向けのGemini for Workspaceアドオンまたは一般ユーザー向けのGoogle One AI Premiumが必要です。また、Gemini for Workspaceを活用する方法については、Workspaceブログの「Beyond the Prompt」シリーズが参考になります。

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