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「家業を継ぐため」「介護のため」…。一度離れたSHIFTに戻ってきた二人の事情
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「家業を継ぐため」「介護のため」…。一度離れたSHIFTに戻ってきた二人の事情
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株式会社SHIFT
アンドエンジニア編集部
2024.06.28

家庭の事情で、職場を離れざるを得なくなった――。 そのような理由で、やむなく離職を選ぶ方は少なくありません。

本記事でご紹介をいたしますYとNは、まさに家庭の事情で職場を離れることとなった方々です。しかし、かつて離職を選んだ二人は今もSHIFTのSAPサービスグループとトレセン室でそれぞれ活躍をしており、存在感を遺憾なく発揮しています。実は、彼らは一度SHIFTを離れながらももう一度戻ってきたカムバックメンバーなのです。

二人はどのような思いでSHIFTを離れ、そしてまた帰ってきたのか?カムバックしたからこそ「あらためて実感している」SHIFTの強み、働きやすさとは?ざっくばらんにお伺いいたしました。

※本記事の内容および取材対象者の所属は、公開当時のものです。

Y(SAPサービスグループ)

1970年生まれ。米国で生まれ育ち、米国の大学を卒業。2011年にシカゴの通信系企業から北欧系通信会社の日本支社に転職のため来日。2019年SHIFTへ入社後、2021年に米国に戻る事情ができたためSHIFTを離れて米国の通信会社へ。そして2023年に再びSHIFTに戻る。

N(トレセン室)

1986年生まれ。米国でIT関連の学部を専攻。帰国後、米軍基地やサービス業を経てSEとしてキャリアを積む。その後大手研修会社で新人向けの研修講師や運営を経験し、2020年にSHIFTへ入社。能力開発部トレセン室にて社内外の研修を手がける。その後、2021年に退職をするも翌年にSHIFTに復帰。現在に至る。

外資系ベンチャーの雰囲気と、「超人」に近づける環境

インタビュアー

お二人は同じ時期、アメリカにいたことがあるそうですね。

N

ええ…とはいっても、面識はなかったんですけどね。さきほど聞いて驚きました。私は2000年代にアメリカの大学に留学をして、会社の出張でワシントン州のシアトルにいた時期があります。ちょうどその出張をしていた頃に、Yさんもシアトルにいらっしゃったそうなんです。

Y

はい。妻の両親がシアトルにおりまして、私もその近くに住んでいたんです。当然そのころのNさんとは面識がありませんでしたが、もしかするとどこかで会っていたかもしれませんね(笑)。

インタビュアー

すごい偶然ですね。そんなお二人には「SHIFTを離れて、また戻ってきたカムバックメンバーである」という、もう一つの共通点がありますよね。そもそも最初にSHIFTに入った経緯から伺えますか?

N

私はアメリカの大学でITを学んでいました。帰国後はまず日本の米軍基地で就職し、サービス業なども経験した後SE職に。その後さらに企業向けの研修会社に転職をして、新卒学生など初学者向けにIT研修を行う仕事をしていました。

N

SHIFTに入社をしたのは、その後のことです。きっかけはコロナ禍でした。当時研修は対面式が当たり前だったので、開催に関してコロナの影響を大きく受けてしまったんですよね。そうして自分を見つめ直す時間ができたことで「転職して新たな挑戦をしたい」と思うようになったんです。ちょうどそのころ、ニーチェの著作『ツァラトゥストラかく語りき』にも触れました。人は現状に甘んじることなく高みを目指して歩み続けるべきだとする「超人」という思想に触れ、私も現状に甘んじることなく自身を磨けるような環境に身を置きたいと思いました。さっそく転職エージェントに相談をしたところ、SHIFTをご紹介いただき入社したのです。それが2020年ですね。

インタビュアー

Nさんの当時の配属先は、いまと同じ能力開発部トレセン室だったのですか?

N

はい。社内向けにITスキルを磨く講習をする部署です。私は講師として主にオンライン講習の講義と企画などを担当し、同時に社外に向けた研修なども手がけています。

N

超人に近づけたかはともかく(笑)、前職での経験を活かしつつ、責務が重くてより濃密な仕事を手がけることができ満足です。

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インタビュアー

Yさんが最初にSHIFTにジョインされたきっかけは何ですか?

Y

アメリカで生まれ育ち、大学を出たあとはイリノイ洲のシカゴで通信関係の仕事をしていました。しかし12年前の2012年に、縁あって北欧の某通信会社の日本支社からお声掛けをいただき転職をすることになりまして。そこから日本での暮らしを始めたのです。

Y

けれども、転職をしてから1年半ほど経っても事業としてあまりうまくいかず…遂には規模を縮小することになったのです。そんな時にSHIFTから「うちに入らないか」とお声掛けをいただき、再度の転職を決意致しました。SHIFTにジョインをした後は、現在の所属先と同じくERPシステムのSAP導入・支援を手がけるようになりました。

インタビュアー

ずっと外資系でキャリアを積んでこられたYさんにとって、日系企業のSHIFTで働くことに違和感はありませんでしたか?

Y

それが、まったくなかったんですよ。理由のひとつとして、元々日本とアメリカ両方のカルチャーに接していてワークスタイルや価値観の違いを理解していたことがあるかと思います。

Y

SHIFTが、従業員と丹下さん(代表取締役社長)との距離が近く、一人ひとりの裁量も大きいグローバルなベンチャー企業に近い社風だったということ。加えて私のように海外で育った人や帰国子女の方も多かったということも違和感を感じなかった理由ですね。「欧米の企業よりも、外資系っぽいんじゃないか」と感じるほどでした。

ほかと違う強さと魅力が、SHIFTにはあった

インタビュアー

話を伺っていくと、お二人ともSHIFTがご自身にすごくフィットしておられたように思えます。それなのになぜ、一度SHIFTを離れることになったのでしょう?

N

私の場合は「家業を継いだから」ですね。

インタビュアー

ご実家は何をされていたのですか?

N

リサイクル業です。当時は両親が2人で営んでいたのですが、売上が下がっていました。2021年の10月頃、その家業を自分が手伝ってなんとか立て直そうとSHIFTを離れることに決めたのです。その後実家のリサイクル業は「買取専門」と銘打ち、専業の業態に切り替えて再出発いたしました。

インタビュアー

Yさんは、いつSHIFTを離れたのでしょうか?

Y

これも偶然なのですが、私も2021年ですね。理由もNさんと同じで、いわば「家庭の事情」です。実は9年前、12歳からシアトルの日本語補習校で幼馴染だった女性と結婚し、日本で生活を共にするようになりました。私にとってドリーム・ガール…理想の女の子だったのでとても嬉しく光栄なことだったのですが、彼女の両親がアメリカでの生活を続けていたため我々夫婦とは離れ離れになっていたんです。しかし、義父母は体のケアも必要な年齢。夫婦で話し合った結果「実家の近くに住んだほうが安心だよね」ということになり、悩んだ末アメリカに戻ることを決めたのです。

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インタビュアー

アメリカに戻ってからは、どんなお仕事を?

Y

某大手クラウド系企業にお声掛けいただき、そこに転職しました。ちょうど義父母の家から車で20分ほどの位置にあったことが決め手でしたね。

インタビュアー

あらためてアメリカ系企業にお勤めになって、どのように感じられましたか?

Y

今だから言えますが…たった一人で大量の仕事をこなさなければいけない重圧とワークスタイルに疑問を抱いていました。 グローバルな仕事なので、各国のさまざまなタイムゾーンに対応しなければならない。マネージメントも任され、クライアントも本当に多かった。 そのうえで、私がどんなに忙しくても手を貸してくれるような同僚がいないんです。このあくまで個人主義なところが「SHIFTともっとも違うな」と強く感じた部分ですね。日々疲弊して、プライベートの時間もとれず、量に圧迫されて仕事の質をあげられないというところにフラストレーションを感じていました。

インタビュアー

なるほど、そのような背景があったのですね。その後、お二人は再度SHIFTにジョインされます。特にNさんは半年後には戻られていますね。

N

思いのほか、はやかったですね(笑)。実は継承したうえで業態切替をした実家のリサイクル買取業が思ったほどうまくいかず、経営が行き詰まってしまったのです。 キズが深くなる前に事業をたたみ、2022年3月には「SHIFTに戻りたい」と以前の上長にLINEを送っていました。

インタビュアー

SHIFTではない、他社への転職などは考えられましたか?

N

考えませんでした。事業を継承することが無ければ、そのままSHIFTに在籍し続けていたでしょうからね。退職時も円満で、買取専門店をオープンした時も上長からお花を送っていただいたくらい良い関係が続いておりました。なので「SHIFTに戻りたい」という私からの連絡も「戻る?ぜひ!」とすぐに受け入れていただけました。

インタビュアー

本当に良い関係ですね。YさんがSHIFTに再度ジョインされるのは退職から2年後のことでしたが、戻られた理由は何だったのでしょうか?

Y

2022年に義父が亡くなったことです。そこから「このタイミングでお義母さんにも帰国してもらい、日本でいっしょに暮したほうがいいのではないか」と話が進みました。いざ帰国が決まって「それでは日本での仕事をどうしようか」と考えたとき、実はいくつか他社も面接させていただきました。いいお話も多かったのですが、「カルチャーの面でSHIFTを超えるものがないな」と私は感じたんです。

インタビュアー

具体的には?

Y

転職活動を進めるにあたって、インターネットで各企業ではどんな方がどのように働いているのかをリサーチしました。感覚的なお話になりますが、SHIFTで感じたような自由や互いを高めつつ支えあうチームの雰囲気をあまり感じとれなかったんです。

Y

悩んだ結果、Nさんと同様に私も元いた部署の同僚と繋がっていたので「もしよかったらまた一緒に働きたい」とLINEを送って、「ぜひぜひ!」とお返事をいただきました。余談ですが、実はこの同僚の彼も私と同じカムバックメンバーだったんですよね。

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SHIFTというステージでの、新たなる挑戦

インタビュアー

SHIFTに戻ってからの仕事はいかがですか?見え方が変わった部分などはありましたか?

Y

見え方が変わったというよりも、あらためて感動した部分はあります。繰り返しになりますが、SHIFTのチームを大切にするスタイルは本当に凄いなと思っております。まさに昨日あった出来事なのですが、他の業務が立て込んでいて、お客様に提出すべきドキュメントに手を付けられないでいたんです。すると、チームメイトが「Yさんが忙しそうなのでやっておきました」と。こうしたお客様のためのチームプレイが自然とできて、結果質の高い仕事に繋がっていくのは本当にこの会社のストロングポイントだなと思います。

インタビュアー

Nさんはいかがですか?

N

私の場合は数ヶ月しか離れていないので、それほど変わってはいないのですが(笑)。けれど、柔軟な対応による働きやすさはとても感じますね。例えば、特に私の部署は働き方として在宅勤務を推奨しています。他社の話を聞くと、意外と「1週間のうちこの日は出社しなければダメ」「1ヶ月のうち数日は本社に出社しなければダメ」といった縛りが多いようで。それこそ、かつての私たちのように家庭の事情やライフステージの変化によってSHIFTを辞めざるをえなかった方も、いまならば辞めずとももっと柔軟な解決策があるような気がします。

インタビュアー

最後に、復帰したSHIFTというステージで新たに挑戦してみたいことなどはありますか?

N

いまは研修事業に専念しておりますが、教える立場にいるはずの私の方がとても勉強となっており、スキルアップをさせてもらっている自負があります。この培ったスキルを活かして、PMなどの仕事にも挑戦してみたいという思いが最近芽生えてきました。

Y

SHIFTの雰囲気や、成長に伴ってすばらしいメンバーが集まりつづけているのをみた海外の取引先から「SHIFTっていい会社だね」と仰っていただくことが多々あります。海外からみても良い会社である、というところから個人的にはSHIFTの海外支社を、具体的にはSHIFT USAをつくれたらいいなと思っています。SHIFTのよさを、国内外問わずもっと多くの方に感じてもらいたいです。

◆株式会社SHIFT:https://www.shiftinc.jp/

インタビュー企業

株式会社SHIFT
【主要事業】 ソフトウェアの「品質」を軸にしたコンサルティング、テスト、開発事業 【会社概要】 SHIFTはソフトウェアの開発に不可欠な品質保証・テストの専門企業です。ソフトウェア製品で溢れ、もはやそれらなしでは成り立たないこの世の中に、安心安全な製品を届けるため、開発プロジェクトの上流工程におけるコンサルティング、「品質」を意識した開発業務、製品リリース直前のテスト業務まで、横断的に品質保証サービスを提供する独自のビジネスモデルを展開しています。 金融・流通といったエンタープライズ領域、Web・ゲームといったエンターテインメント領域など幅広い製品/サービスに携わり、ユーザー企業との直接取り引きのもと、一次請けとしてプロジェクトに参画。 競合他社がほとんどいないブルーオーシャン市場で、高い売上高を継続し、従業員にも「やりがいのある仕事」と、成果に対する「報酬」でしっかり応える好循環を生み出しています。 2019年よりコーポレートタグラインを「その常識、変えてみせる。」とし、常に変革と改善にこだわる成長企業です。 <PMOとしてプロジェクトの上流から携わることができます> 同社は各開発工程において品質改善のノウハウを保有しているため、品質を管理する立場としてプロジェクトの上流工程から参画をしています。エンドユーザーからの引き合いでPMOとして要件定義からプロジェクトに参画し、品質改善/業務効率/コストの見直しなどを実現しています。直近の事例では、要件定義前から依頼を受け、プロジェクト全体の企画/ベンダー選定から任されるケースもあり、IT品質向上の全工程に携われるチャンスが広がっています。
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