2023年11月16日、SHIFTのコンサルティング部がオンライン説明会を開催いたしました。登壇したのは、コンサルティング2グループでグループ長を務めるKとコンサルティング5グループに所属をするMの2名。
彼らはなぜキャリアの集大成としてSHIFTのコンサルティング部を選んだのか?実際にITコンサルタントに転身してどう活躍し、どのようにお客様の課題解決に携わっているのか?また、苦労した点とは?などについて、語ってもらいました。本記事では、その内容をお伝えします。
※本記事の内容は、イベント開催当時のものです
SHIFTについて
設立からまもなく19年となるSHIFTは東京の本社をはじめとして北海道から福岡まで全国に拠点をかまえ、そのグループ従業員は1万人を超えました。
そんなSHIFTの事業は製造業向けのコンサルティングからスタートし、そのノウハウをIT業界に応用することで2009年にソフトウェアテスト事業を本格始動いたしました。それらのサービスの提供によって、SHIFTの売上高は毎年成長をつづけています。
そして、今後SHIFTはお客様の経営課題を解決し「DX」「売れるサービスづくり」を支援する会社となることを目指しております。お客様が必要とするソリューションのすべてをSHIFTでそろえることでビジネス成功にコミットする会社となるべく、変革を推進中です。
SHIFTが目指す姿の実現には、プロジェクトの上流工程から参画するコンサルタントの役割が非常に重要となっております。そんなコンサルタントの方々が所属するのが今回の説明会の主役である「コンサルティング部」です。その担う役割の重要さから、コンサルティング部には社内外から多くの期待が集まっております。
コンサルティング部について
コンサルティング部には、大きく4つのサービス内容がございます。
①業務改善・DX推進支援 ②戦略企画支援 ③組織型支援 ④上流工程~プロジェクト実行支援
の4つです。そのなかでも特筆したいのは、ITプロジェクトの支援を担う「④上流工程~プロジェクト実行支援」です。企画構想やロードマップの作成はもちろん、PMOとして事業会社側のPM支援を行いプロジェクトの伴走をしていきます。
このように企画構想から運用までを一気通貫で支援することで、上流工程でつくったものを下流行程までしっかり落とし込むことに注力できます。そうして提案内容が机上の空論とならないことがSHIFTの支援の特徴です。
また、コンサルティング部はインダストリーごとにグループがわかれているもののワンプール運営を採用しています。つまり、案件・業界ごとにグループは分かれているものの全てのコンサルタントは同じコンサルティング部に所属している、ということです。
案件が終わったらメンバーはそれぞれの「グループ」ではなく「コンサルティング部」という1つの大きな場所に戻ってくるというイメージで、そこからまた新たなグループ・案件が決まっていきます。そうすることで、従業員はグループの垣根を越えて、希望する案件や領域にチャレンジすることが可能となるのです。
そんなコンサルティング部が持つ、ビジネス上の強みは3つ。
①完全ソリューションフリー ②企画構想から開発まで一気通貫で携わる ③圧倒的なスピード感で課題抽出から提案実行まで行う
です。上記3つが組み合わさることで実現可能な提案を柔軟かつスピーディに行うことができ、お客様からの厚い信頼・リピートにつながっております。
最後に、評価制度についてです。
コンサルティング部に限らずSHIFTには年に2回評価のタイミングがあり、職能定義に基づいた絶対評価制度となっております。年間の平均昇給率は10.2%(2022年8月期実績)と日本の平均昇給率を大きく上回っており、これらの明確な評価制度と高い昇給率によってモチベーション高く日々の業務に向き合える環境になっています。
それでは、ここからはメインパートである「SHIFTコンサルティング部のオンライン説明会」の様子をお届けいたします。
登壇者について
K(コンサルティング2G グループ長)
<経歴>
大手SIerグループから2020年2月よりSHIFTへジョイン。SHIFTではコンサルティング2Gの責任者として、主に産業計アカウントをリード。
<経験>
SHIFT入社前:
金融業のアウトソーサーして従事。
企画構想から参画し、ピロジェクト完了までをPMとしてリード。
SHIFT入社後:
製造・流通小売・通信・エンタメなど様々なアカウントに対し、プログラムマネジメント・情シス支援・ITガバナンスの最適化を支援。
コンサルティング2グループでグループ長を務めるKさんは、大手SIerグループ会社で20数年以上も金融・銀行系のシステム開発に幅広く携わってこられました。2020年にSHIFTへ入社した後は、産業系の案件のプロジェクトマネジメントを担当されております。
M(コンサルティング5G)
<経歴>
新卒で大手SIerへシステムエンジニアとして入社し、約34年間従事。
2022年4月にSHIFTへ入社。SHIFTでは地方拠点メンバーとしてITコンサルタンツを担務。
<経験>
SHIFT入社前:
製造業のお客様のアカウントSEとして従事。
ビジョン策定・システム構想策定のフェーズから参画し、実現手段を考え、プロジェクトが完遂するまでPMとしてプロジェクトを強固にリード。
SHIFT入社後:
某製造業(上場企業)様へCIOアドバイザリーやPgMOとしてご支援。
つづいては、コンサルティング5グループに所属するMさんです。前職では大手SIerにて34年間、製造業におけるアカウントSEを経験されています。その後、2022年に広島拠点初のコンサルティング部メンバーとしてSHIFTに参画し、入社後は主に製造業の案件のアドバイザリーを担当されております。
トークセッション
早速ではありますが、本日のイベントテーマでもあります「キャリアの集大成としてSHIFTに転職を決めた理由」とは一体なんでしょうか?
保守的な環境のなか「新しいことに挑戦してみたい」という思いが募ったことがきっかけです。具体的には、新たなスキルの取得ですね。人生100年時代が叫ばれている昨今、これからも必要とされるスキルを身に付けてもっと自己成長していきたいと思ったんです。当時所属していた会社では55歳が役職定年となっており、以降給料が下がってしまうという点も転職を決める後押しとなりました。
新しいことに挑戦したい、役職定年が遠くない未来で訪れてしまうという悩みを持つ中で出会ったSHIFTは、それらを一気に解決してくれる正に理想の職場でした。チャレンジングな社風であり定年が70歳かつ役職定年も無いという点から、自己成長を続けながら第一線で働き続けられる環境であるというところが非常に魅力的だと思ったのです。
私も役職離任が近づいてきたことが転職を考えたきっかけでした。そのタイミングで自身の今後のキャリアを考えた際「上流工程や企画などができるプロジェクトマネージャーを現役でやっていきたい」と思ったのです。また、故郷の広島に戻って家族との時間を大切にしたいという思いもあったためリモートワークを希望しておりました。
SHIFTであれば、プロジェクトマネージャーとして第一線で働きつづけること・広島に住んで家族との時間を大切にすることのどちらも叶えられる。そういった点から、私はSHIFTへの入社を決めました。
なるほど、お2人とも実現させたい理想があったのですね。実際にSHIFTへ入社してよかった点は?
風通しがよく、コミュニケーションが活発な職場だという点ですね。広島在住のMさんと物理的な距離はありますが、仕事をしている上で距離を感じることはないです。誰に対してもフランクで、遠慮せずに意見を言い合えるカルチャーが浸透しているのだと思います。Mさんとはリアルで一度もお会いしたことがありませんが、仲良く仕事していますよ。
私もKさんと同じくコミュニケーションが円滑な職場だと日々感じており、そこがSHIFTの良い点だと思っています。チャット文化なので、困ったときも気軽に連絡ができますしね。
対社外的な点ですと、お客様が求めている“スピード感”に応えられるのがうれしいです。現場がもつ裁量が大きいため、社内決裁がとにかくはやいんです。素早く次のアクションに移ることで作業もスムーズに進みますし、お客様と私たち双方にメリットがあると思います。
現場への信頼感が伺えますね。一方で、SHIFTへ入社してから苦労したことはありますか?
情報量とスピード感でしょうか。転職のきっかけにもなった「新しいことに挑戦してみたい」という思いから、SHIFT入社を機に前職で長年向き合ってきた金融だけではなく他の業界も担当することを自ら希望しました。そのため新たな知識をインプットする必要があったのですが、本や資料で情報をキャッチアップしつつすぐ実践にうつすのは大変でした。先ほど役職離任の話がありましたが、役職から離れず自分が担当者で居続けるとなると新たな知識をインプットして実践するというサイクルを回し続けることとなります。自身が希望したこととは言え、やはり慣れるまでは一苦労ありましたね。
私は入社当初、お客様への提案内容の幅広さに戸惑いました。SHIFTはグループ会社が続々と増えており、それぞれの会社が開発やデータ分析、デザイン、マーケティングなど様々な強みを持っております。コンサルタントとしてお客様の課題を適切に解決していくには、それぞれの強みをきちんと理解しておくことが不可欠です。私も慣れるまでは大変でしたが、いまはすっかり慣れたのでまったく問題ありません。
最後に、これからコンサルタントへの転職を検討されている方に向けてメッセージをおねがいします。
ITエンジニアの方は「35歳定年説」という言葉を聞いたことがあるかと思います。ですが時代は変わり、マネジメント経験や豊富な知識を持つ方は、年齢に関係なくすぐに活躍できる世の中となっております。 実際に私自身が49歳で転職しておりますので、40代以上でも何も問題はありません!
年齢に関わらず、新たなチャレンジを通じて「世の中の役に立っている」という貢献感を肌で感じられる会社がここにあるのだということをお伝えしたいです。
SHIFTには幅広い年代の方が在籍していますが、チャットや社内SNSでコミュニケーションをとることで年齢関係なく円滑に仕事ができていますよ。
私自身の目標は、70歳まで現役で働くこと。実現させて「第一線で働き続けたい」という方のロールモデルになりたいと思っています。私が広島で働いているように、SHIFTでは東京に限らず全国各地で採用をしています。興味がある方は、ぜひご応募をおまちしております。
質疑応答
トークセッションについていかがだったでしょうか?この次は、説明会に参加された方々からの質疑応答タイムへ移りました。寄せられた質問のなかから、いくつかをご紹介いたします。
Q. コンサルティング部に配属後、受講可能な教育はどのようなものがありますか?また、会社にフィットするための施策はありますか?
コンサルティング部は所属しているメンバーの約6割がSIer出身でコンサル未経験です。SHIFTは採用に力を入れているだけあって、入社後の教育面に関してもナレッジが整っていると思います。
例えば、いちばん手軽なものですと教育用の動画コンテンツがあります。事例紹介や勉強会などは動画のように一方通行ではなく、メンバーとコミュニケーションをとりながら進めていますね。コンサルティング部においては基本的にはOJTがあり、実践のなかで学び会社に馴染んでいくスタイルが基本となります。
Q. SHIFTならではの強みを教えてください。
SHIFTのコンサルティング部はソリューションフリーです。つまり、お客様に対して特定の製品やサービスを提案しなくてはならないといった縛りが無いんですね。「このようなパターンに対してはこのサービス・製品を提案しなくてはならない」という型が決まっていると、どうしてもそのソリューションを売らなくてならないという圧力がはたらいてしまうかと思います。 ですが、SHIFTのコンサルティングにおいてはそういった型が決められていないので、ソリューションに縛られることなくそのお客様に最適な提案ができます。このことはSHIFTならではの強みだと思いますし、コンサルタントにとっても仕事の醍醐味を感じるのではないでしょうか。
また、私たちで企画した提案はその後の開発工程まで伴走いたします。なので、理想だけを語ってその後プロジェクトから抜けるということはありません。最後まで責任をもって寄り添う姿勢が、お客様から評価をいただけているポイントだと思っています。
Q. コンサルティング部の一人当たりの担当プロジェクト数はどのくらいですか?複数プロジェクトを同時進行するのが通常でしょうか。
基本は1人1案件に向き合っています。ですが、本人の希望があれば複数案件入ることも可能です。実際にMさんはいかがでしょうか?
時期にもよりますが、現在は複数の案件に携わっております。前職からのお付き合いもあってヘルプや相談役として携わっているケースが多いですね。
Q. 積極的に採用したい経験業界・職種があれば教えていただきたいです。
現在コンサルティング部には多種多様なプロジェクトのお問い合わせが届いているので、経験業界・業種を問わずご活躍いただけるかと思います。 採用したい人物像としては「自分できちんと答えを導き出して、お客様に提案ができるか」。ここが重要になります。
私にも当てはまりますが、SIerに勤めていた方の中には「どうしますか?」とお客様へ聞く癖がある人が多いかなと。お客様にお伺いすること自体が間違っているのではありません。お客様の意見を聞くだけではなく、自分視点からも解決のための提案をすることができるか。お客様の抱えている課題を一緒に解決したいという気持ちがちゃんとあるのか。それが一番重要なことだと思います。
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その後もたくさん質問いただき、多くの参加者にSHIFTのコンサルティング部に興味をもってもらえたのかと思います!
この記事を読んだあなたも、SHIFTについてもっと知りたいと思われましたら、ぜひ採用HPをご覧いただければと思います。
◆株式会社SHIFT:https://www.shiftinc.jp/
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