## ゲームプログラマーが学ぶべき言語とは

ゲームプログラマーを目指す方は、どのゲームプログラミング言語を学べば良いのか迷うことと思います。特にプログラミング言語を扱った経験がない方は、何から始めたらいいのか分からないかもしれません。

一口にゲームと言っても、スマホアプリからパソコンアプリ、ブラウザで動かすゲーム、VRなど様々な種類があり、それぞれ適したプログラム言語が異なる場合があります。

この記事では、**ゲームプログラマーへのキャリアチェンジを目指す上で、学んでおくとよい言語、その特徴や作成できるゲームの種類、動作環境、言語の学び方、未経験者でも転職できる方法などについて紹介します。**ゲームプログラマーを目指す方はぜひ参考にしてみてください。

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## ゲーム作成で利用されるおすすめの言語

ゲームプログラミングで利用される言語を5つ紹介します。他にもゲーム開発で利用されるプログラミング言語は幾つかありますが、よく利用されており、また比較的学びやすい言語を中心に紹介していきます。

"C++"（シープラブラ）はC言語をより高度に拡張し、オブジェクト指向を取り入れた言語です。難易度は高めですが、処理速度が速く、汎用性にも優れています。また、C++はC言語と互換性があり、C言語を学んだ方はスムーズに体得できます。**主にゲーム専用機、PCゲーム、スマホゲーム作成で利用されています。**

【参考】：[ゼロから学ぶ C++](https://rinatz.github.io/cpp-book/)

"C#"（シーシャープ）はMicrosoftが開発したオブジェクト指向のプログラミング言語です。Javaの文法と似ていますが、C++よりも難易度は低く、複雑なゲームの製作でも利用されています。**ゲームエンジンのUnity上ではC#が使われているため、Unityを利用する人はC#を学習しておくとよいでしょう。**

C#はゲーム専用機以外に、PCゲーム、スマホゲームに加え、ブラウザゲーム開発でも一部使われています。

【参考】：[C# プログラミング ガイド | Microsoft Learn](https://learn.microsoft.com/ja-jp/dotnet/csharp/programming-guide/)

C#とは？できることやメリット・デメリットについて解説！

C言語をベースに開発されたプログラミング言語です。Javaコミュニティ以外にデータベースで知られるOracle社からも提供されており、両者にほとんど違いは見られません。Javaの難易度はやや高いものの、OSに依存しない汎用性と安定性の高さが特徴です。

**ゲーム開発以外では金融系の基幹システムや家電などでも使われています。**利用範囲ですが、JavaはスマホアプリやPCゲーム、ブラウザゲームでも利用されています。また、Androidの公式開発言語であるKotlinはJavaをベースにシンプルなコードで作られており、Javaとの相互呼び出しが可能です。

【参考】：[Javaソフトウェア | オラクル | Oracle 日本](https://www.oracle.com/jp/java/)
【参考】：[Kotlin と Android  |  Android デベロッパー  |  Android Developers](https://developer.android.com/kotlin?hl=ja)

Javaを効率的に独学で学習する方法とは？おすすめの勉強方法を紹介

JavaScriptはこれまで主にブラウザゲームで多く使われてきました。最近はゲーム開発向けのライブラリが充実してきており、様々な環境での利用が広がっています。JavaScriptは比較的学習しやすい言語です。

**ゲームエンジンのUnityではC#以外にも、拡張されたJavaScriptの使用が可能です。**JavaScriptはブラウザゲーム以外に、スマホアプリの作成もできます。

【参考】：[現代の JavaScript チュートリアル](https://ja.javascript.info/)

【JavaScript学習ロードマップ】勉強する上で重要なポイントも紹介

**SwiftはApple社が開発したオープンソースのプログラミング言語です。**コードがシンプルで、比較的難易度は低く、初心者でも学びやすい言語です。iOSやMacOSのアプリ開発に向いており、iPhoneやiPad、Macのアプリで利用されています。

Swift登場まではObjective-Cがよく使われていましたが、2014年のSwift発表以来シェアを伸ばし続けています。SwiftはiPhoneやiPadアプリ以外にブラウザゲームの作成ができます。

【参考】：[Swift - Apple（日本）](https://www.apple.com/jp/swift/)

Swift入門！概要・基本文法・学習方法について徹底解説！

Rubyは日本で開発されたオブジェクト指向のスクリプト言語です。Ruby開発のフレームワークとして「Ruby on Rails」が有名です。Rubyはコードがシンプルで、難易度が低く初心者にも習得しやすい言語です。**Rubyではサーバーサイドのブラウザゲームやスマホアプリの開発に利用されています。**

【参考】：[オブジェクト指向スクリプト言語 Ruby](https://www.ruby-lang.org/ja/)
【参考】：[Ruby on Rails](https://rubyonrails.org/)

Ruby初心者向けに概要・特徴・作れるもの・勉強方法を解説！

Ruby on Railsとは？特徴・できること・使い方を解説！

## ゲームプログラマーを目指す上で知っておきたいこと

ゲームプログラマーを目指すには、代表的なゲームエンジンと、ゲームプログラミングが可能な言語について知っておく必要があります。ゲームエンジンはゲームを作る際のプラットフォームです。

**ゲームプログラマーとは家庭用のゲームの他、スマホゲーム、PCゲームなどの作成に携わるプログラマーやエンジニアのことです。**ゲームプログラマーは時にゲームエンジニアと言われますが、プログラミング以外にも様々な知識やスキルを求められるからです。

では、ゲームプログラマーを目指す上で最低限知っておきたい、ゲームエンジンとゲームプログラマーにおすすめの言語について見ていきましょう。

### ゲームプログラマーにも沢山の種類がある

ゲームプログラマーはゲームプランナーが作成した企画書や仕様書に沿って、ゲームキャラクターの動きや効果音の作成、ゲームシステムの構築など、ゲームのシーンが当初意図した通りに動くように、ゲームプログラミングを行うのがゲームプログラマーの役目です。

ゲームプログラマーが活躍する会社は、*家庭用ゲーム機を開発する会社、家庭用ゲーム機専用のソフトを作成する会社、スマホ向けのゲームを開発する会社など、会社だけでも種類があります。*

また、クライアントサイドと言って、スマホやPC上で動作するゲームソフトを開発するプログラマーもいれば、サーバ側で動くオンラインゲームを開発するサーバーサイドのプログラマーもいます。

さらに細分化すると、ゲームのサウンドを作るサウンドプログラマー、グラフィックス担当のグラフィックプログラマーなど、ゲームプログラマーの世界では多種多様なプログラマーが活躍しています。

ゲームプログラマーを目指す方は、具体的にどのようなプログラマーを目指したいのか、自分の目標を明確に定めておくことをおすすめします。

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### ゲームエンジンについて学ぼう

ゲームエンジンとはゲーム開発を行う際に必要となるグラフィック描画、サウンド管理、ゲームコントローラーの操作処理など、ゲーム開発に必要な基本機能をまとめたゲームプログラミングソフトのことです。

ゲームエンジンは扱うコツをつかめば、ゲームは作れますが、思わぬ動作をしたり、不具合が発生した時にプログラミング知識がないと、その解決が難しくなります。ここでは、ゲーム業界でよく利用されているおすすめのゲームエンジンを2つ紹介します。

これらは、ゲームプログラマーにとって必須とも言えるツールですので、学んでおくことをおすすめします。

*■ Unity（ユニティー）*
米国Unity Technologies社の日本法人、ユニティ・テクノロジーズ・ジャパン株式会社が提供するゲーム開発プラットフォームです。

**ゲームエンジンの中では最もメジャーなソフトで、手軽に3Dゲームを開発できる点、あらゆる環境に対応したマルチプラットフォーム、ノンプログラミングや低価格である（学生や初心者には無料プランもある）点が人気の理由です。**

Unityはゲーム専用機からPCゲーム、ブラウザゲーム、スマホゲーム、VRゲームなどあらゆる種類のゲーム開発に対応しています。

【参考】：[Unity のリアルタイム開発プラットフォーム | 3D/2D、VR/AR のエンジン](https://unity.com/ja)

Unityとは？入門情報から特徴や活用方法・事例まで解説！

*■ Unreal Engine（アンリアルエンジン）*
米国Epic Games社提供のゲームエンジンです。Unityと基本機能はほぼ同じですが、Unityがスマホゲームアプリを得意とするのに対し、「Unreal Engine」はPCゲームアプリやコンシューマーゲームアプリ開発を強みとしています。

価格は全ての機能が無料ですが、作成したアプリの総収入が100万＄を超えた場合に限り、総収入の5%をロイヤリティとして支払い義務が生じます。

【参考】：[最高にパワフルな 3D 制作プラットフォーム - Unreal Engine](https://www.unrealengine.com/ja/)

## ゲームプログラマーに求められるスキルと年収

ここでは、ゲームプログラマーに求められるスキルやおすすめの資格、年収について見ていきます。

### ゲームプログラマーに必要なスキル

ゲームプログラマーには様々なスキルが求められますが、**特に役立つスキルを以下に4つ挙げています。**ゲームプログラマーを目指す方はスキルチェックを行い、弱いスキルは強化に努めることをおすすめします。

*1．プログラミングスキル*
ゲームの方式によっても異なります。

▪家庭用ゲーム機用では主にC++、C#、Javaなどが用いられる
▪スマホゲームではSwift、Kotlin、Java、C++、C#などが用いられる
▪ブラウザゲーム・PCゲームではJavaScript、C++、C#、Rubyなどが用いられる

C++、C#はどのプラットフォームにおいても用いられていることから、このどちらかを習得していると活躍分野は広がります。

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*2．コミュニケーションスキル*
ゲームプログラマーは1人で黙々とプログラミングを行うイメージがあると思われがちですが、実際にはチーム単位でゲームの企画、ゲームプログラミング、テストやデバッグ、製品のリリースまで行います。そのため関係する様々なエンジニアとの共同作業が多くあり、コミュニケーションスキルが必要とされます。

*3．英語スキル*
海外でも日本のゲームは評価が高く、英語に対応したゲームが数多くリリースされています。またゲームプログラミングや開発に関する技術情報は英語で発表されていることから、ゲームプログラマーは英文記事やレポートを読みこなすスキルがあると有利です。

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*4．理数系のスキル*
理数系のスキルは必須ではありませんが、ゲームプロクラムでは演算や座標計算を基にしてプログラミングを行うことから、数学や物理の知識があると役に立ちます。特に動きの激しいゲーム、スムースな動きが求められるゲームでは必須知識と言えます。

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### ゲームプログラマーにおすすめの資格

ゲームプログラマーを志望する人には、スキル証明となる有利な資格の取得をおすすめします。希望職種に生かせるプログラミング言語の資格があるとさらに有利ですが、ここではゲームプログラマー全般に共通する基礎知識として、以下の2つの資格試験の取得をおすすめします。

*1．基本情報技術者*
基本的なITスキルを有する証明となる、IPAが主催する国家資格の基本情報技術者試験（FE）はぜひ取得しておきましょう。すでに取得した方は上位資格となる「応用情報技術者試験（AP）」にチャレンジしてみることをおすすめします。

応用情報技術者試験（AP）の難易度は高くなりますが、転職では強い味方となる資格です。またどちらも取得しておくことで、資格手当を支給する企業が増えていますので、年収アップが期待できます。

【参考】：[基本情報技術者試験（FE）](https://www.jitec.ipa.go.jp/1_11seido/fe.html)
【参考】：[応用情報技術者試験（AP）](https://www.jitec.ipa.go.jp/1_11seido/ap.html)

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*2．Unity認定資格*
「Unity認定資格」は、ゲームエンジンのUnityを提供するUnity Technologies社認定の民間資格です。Unityはゲーム開発では必須と言われるゲームエンジンで、この知識や技術があるとゲーム関連企業への転職では有利です。Unityの資格にはユーザー、アソシエイト、プロフェッショナル、エキスパートの4レベルがありますが、アソシエイト以上を取得しておくことをおすすめします。

【参考】：[ゲームデザインとゲーム開発の認定資格 | Unity ](https://unity.com/ja/products/unity-certifications)

ここでは、ゲームプログラマーの年収について解説します。ゲームプログラマーはゲームエンジニアとも呼ばれ、システムエンジニアとプログラマーの両方の性格を帯びています。今回は、年収の例としてプログラマーについて見ていきます。

「マイナビエージェント 職種図鑑」でのプログラマーの平均年収は344万円（※2023年3月執筆時点）、経済産業省2017年発表の「IT関連産業の給与等に関する実態調査結果」から近い職種のSE・プログラマ（ソフトウェア製品の開発・実装）を参考にすると、平均年収568万円と分かりました。

国税庁2020年発表の「民間給与実態統計調査」における民間企業平均年収は433万円ですので、プログラマーは一般平均年収と比較して、かなりバラつきがあることが分かります。

ゲームプログラマーは、所属企業や年齢やスキル、実績や保有資格の有無によって年収が大きく変動する職種です。**経験や実績を積み、スキル証明となる資格の取得に励めば、高所得を得られる可能性があります。**

またゲームエンジニアを含むITエンジニアは、転職を重ねることで高収入・高待遇の環境を得る傾向があります。ゲームプログラマーへの転職を検討している方は、まずは自分の目標や、自分の経験・年齢・スキルなどから、自分の市場価値をチェックしてみるとよいでしょう。

【参考】：[マイナビエージェント 職種図鑑](https://mynavi-agent.jp/it/jobindex/05.html?utm_source=and-engineer&utm_medium=content-text&utm_campaign=acv7_2)
※【平均年収 調査対象者】2020年1月～2020年12月末までの間にマイナビエージェントサービスにご登録頂いた方
【参考】：[IT関連産業における給与水準の実態① ~ 職種別（P7）](https://warp.da.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/11623215/www.meti.go.jp/press/2017/08/20170821001/20170821001-1.pdf)
【参考】：[民間給与実態統計調査-国税庁](https://www.nta.go.jp/publication/statistics/kokuzeicho/minkan2020/pdf/002.pdf)


## 未経験からでもゲームプログラマーになれる

ゲームプログラマーの仕事に興味があるものの、未経験からゲームエンジニアを目指せるのか不安な方は少なくないでしょう。*簡単ではありませんが、未経験からでもゲームエンジニアになるのは可能です。*ここではゲームエンジニアに転職するための方法について解説します。

### スキル証明となる資格を取得する

**未経験者でも、ITスキルを証明できる資格を保有することで転職に有利に働きます。**先程紹介した「基本情報技術者試験（FE）」などの資格取得をおすすめします。

他、一定のスキルを持っている証として、最近需要が高まっているゲームエンジンのUnityを実際に使ってゲームアプリを作ったり、ゲームアプリ開発までの流れをポートフォリオにまとめたりしておくと転職時の有効なアピール材料になるでしょう。

この記事では、ゲームプログラマーを目指す上で学んでおきたい6つのプログラミング言語と、2つのゲームエンジンについて紹介し、併せてゲームプログラマーに必要なスキルや目指す方法などについて解説します。ゲームプログラマーを目指している方はぜひ参考にしてください。

ゲームプログラマーは様々な知識やスキルが要求される職種でゲームエンジニアとも呼ばれる

ゲームプログラマーにはゲームの種類に応じた言語の習得と、ゲームエンジンの知識が求められる

ゲームプログラマーへの転職では、未経験者の採用や入社後の教育に熱心な企業を選ぶとよい

ゲームプログラマーに必要な言語は？学ぶべきゲームエンジンや目指し方

**▼ITエンジニアにおすすめの資格一覧をご紹介！**

ITエンジニアも資格がある方が有利？おすすめの関連資格を解説！

## ゲームプログラマーになるための資格とは？

家庭用ゲームからスマートフォン向けゲームまで様々なゲームが世の中にある中、そういったゲームを自分の手で作りたいと思っている方も多いのではないでしょうか。特に、ゲームのメインプログラムを設計する「ゲームプログラマー」という職種に興味がある方は少なくないはずです。

**本記事では、ゲームプログラマーになりたいと考えている方向けに、その仕事内容を説明するとともにおすすめの資格を紹介していきます。**

## Unity認定資格のほか言語特化の資格もおすすめ

結論から言うと、ゲームプログラマーを目指すのにおすすめの資格には、**ゲームエンジンの使いこなしに関する資格や、ゲーム製作で使われるプログラミング言語に特化した資格があります。**前者にはUnity認定資格があり、後者にはOracle認定JavaプログラマやC言語プログラミング能力検定試験があります。

このあと、ゲームプログラマーについての基礎知識を説明したのち、これらの資格の詳細を解説していきます。また、ゲームプログラマーを目指すにあたって資格は必須ではなく、未経験者を採用する優良企業に転職するという手段もあります。

まずはゲームプログラマーの基礎知識を説明していきます。ゲームに興味はあるけれど、ゲームのプログラムを作成する職種がどのような仕事をするかは、詳しく知らない方もいるでしょう。ここでは、ゲームプログラマーの仕事内容や向いている人、年収についても解説します。

### ゲームプログラマーの仕事内容

ゲームプログラマーの仕事内容はその名の通り、プログラミングがメインです。しかし、プログラミングだけをすればよいわけではなく、上位職であるディレクターやプランナーとの仕様の擦り合わせも行わなければなりません。具体的な仕事の流れは以下のような形です。

*■要件定義*
まずはゲームディレクターやプランナーが検討したゲームの企画が技術的に実現できるかを検討します。そして、どのようなプログラム構成にするかの要件を定義し、仕様書を作成します。後戻りがないよう入念な検討が必要であり、最も重要なフェーズと言えます。

要件定義書とは？仕様書との違いや書き方のポイントを解説

*■プログラミング*
次に要件定義に基づいて実際にプログラミング作業を行います。多くはゲームの開発環境の整備からスタートし、仕様書をもとにプログラミング作業を行っていきます。無駄な処理がなく、見やすいコードを作成できるかが、プログラマーとしての腕の見せ所です。

プログラミングの考え方とは？プログラミング脳の鍛え方を徹底解説！

*■テスト*
完成したプログラムに対してテストを行い、仕様書通りのプログラムになっているかを確認していきます。ゲームの内容によっては無数のテストパターンを検証する必要があり、不具合が発見された場合はすぐさま原因究明と修正を行わなければなりません。

バグの数が多いと修正に時間がかかり、長時間労働になることもあります。

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### ゲームプログラマーに向いている人

続いて、ゲームプログラマーに向いているのはどのような人なのでしょうか。以下のようなタイプが向いていると思われます。

*■ゲームが好きな人*
1番の前提としてゲームが好きなことが挙げられます。仕事の中で常にゲームと向き合わないといけませんが、好きであればそれがモチベーションの維持になるでしょう。

*■プログラミングが好きな人*
プログラマーとして働くにあたり、プログラミング自体が好きであることは大きなアドバンテージです。ゲームが好きなことと同じで、仕事自体のモチベーションを高められるでしょう。

*■好奇心が旺盛で新しいものが好きな人*
ゲーム業界では、VR技術のように日々新しい技術が取り入れられ、新たなゲームが生まれています。そのため、プログラマーの仕事も日々新しいことの連続です。そういった仕事は好奇心旺盛な人には向いているといえます。

ゲームプログラマーの年収はどの程度なのでしょうか。ここでは、プログラマーという括りで見ていきます。

プログラマーの年収は「マイナビエージェント職種図鑑」での平均年収は344万円（※2023年3月執筆時点）、経済産業省2017年発表の「IT関連産業の給与等に関する実態調査結果」から近い職種のSE・プログラマ（ソフトウェア製品の開発・実装）を参考にすると、平均年収568万円と分かりました。

国税庁2020年発表の「民間給与実態統計調査」における民間企業平均年収は433万円なので、マイナビにおいてプログラマーは一般平均年収よりもやや低めでありますが、経済産業省のデータでは高めに出ています。調査媒体によって年収にはバラつきがあることが分かります。

ゲームプログラマーといってもUnityに特化した仕事、C++やJavaを駆使しないといけない仕事など、求められるスキルは様々です。こうした仕事内容で年収は異なってくるでしょう。

また、**プログラマーとして経験を積めば、上位職であるディレクターやプランナーへキャリアアップ可能ですので、さらなる年収アップも目指すことができます。**

【参考】：[マイナビエージェント/職種図鑑](https://mynavi-agent.jp/it/jobindex/05.html?utm_source=and-engineer&utm_medium=content-text&utm_campaign=acv07_2)
※【平均年収 調査対象者】2020年1月～2020年12月末までの間にマイナビエージェントサービスにご登録頂いた方
【参考】：[IT関連産業における給与水準の実態① ~ 職種別（P7）](https://warp.da.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/11623215/www.meti.go.jp/press/2017/08/20170821001/20170821001-1.pdf)
【参考】：[民間給与実態統計調査-国税庁](https://www.nta.go.jp/publication/statistics/kokuzeicho/minkan2020/pdf/002.pdf)

## ゲームプログラマーにおすすめの資格

ここからは本題となる、ゲームプログラマーを目指すにあたっておすすめできる資格を紹介していきます。ゲームに関するものからある言語に特化したものまで4種類を紹介します。

ゲーム関連の資格の中で最も代表的なものが「Unity認定資格」です。

Unityはユニティ・テクノロジーズが開発しているゲームエンジンであり、PCやスマートフォンなど様々なプラットフォームに対応しているという特徴があります。開発の敷居の低さから、様々なゲームで使用されており、Unityを使いこなせれば活躍のチャンスも広がります。

Unity認定資格は、Unityに関する技術力を問う資格試験であり、開発公式であるユニティ・テクノロジーズが主催しています。4つのレベル区分があり、さらにそれぞれの区分の中には合わせて9つの種類があります。

*初心者におすすめなのはユーザーレベルのプログラマー試験ですが、Unity自体の知識に加えてC#も使いこなせる前提である点に注意しましょう。*

【参考】：[Unity認定資格ユーザーレベルプログラマー](https://unity.com/ja/products/unity-certifications/user-programmer)

Unityでできること・できないことを解説！特長や事例も紹介

ゲームプログラマーはプログラミングをするだけが仕事とはならず、グラフィック作成なども担当しなければならない場合があります。そういった場面を想定した上でおすすめなのはCGエンジニア検定です。

本試験では、ゲームに限らずCG作成全般に関する知識や技術が問われます。*プログラミングだけでなくグラフィック作成のスキルも身につけておけば、ゲームプログラマーとしてのスキルアピールにもなるでしょう。*

【参考】：[CGエンジニア検定](https://www.cgarts.or.jp/v1/kentei/about/cg_engineer/index.html)

スマートフォンを含めて多くのゲームではJavaが使われています。Javaは非常にメジャーな言語であり、Javaのスキルはゲームプログラマーとしての力量をアピールする材料にもなるでしょう。そんなJavaの資格が「Oracle認定Javaプログラマ」です。

Oracle社が認定する本資格では、Javaプログラマとしてのスキルが問われており、ブロンズ、シルバー、ゴールドの3段階のレベルが存在します。*ブロンズは国内のみの資格でアピールするには弱いため、初心者であってもシルバーレベルの資格を目指して頑張るとよいでしょう。*

【参考】：[Java SE 11 Programmer I](https://www.oracle.com/jp/education/certification/1z0-815-jpn-48261-ja.html)

### C言語プログラミング能力検定試験

C言語はコンピュータが実行する機械語に最も近い言語であり、処理速度が高速であるため、ゲーム開発においても重宝されています。一方、C言語はかなり難易度の高い言語であるとも言われています。

そんなC言語のスキルをアピールできれば、ゲームプログラマーとしての技術力を示すことにもなるでしょう。そのための資格が「C言語プログラミング能力認定試験」です。3級から1級までレベルがあり、*3級は基礎的な内容で非常に簡単であるため、未経験者の方でも安心して臨むことができます。*

【参考】：[C言語プログラミング能力認定試験](https://www.sikaku.gr.jp/js/cpjv/cp/introduction/)

## ゲームプログラマーになるためには

ここまででゲームプログラマーを目指すのにおすすめの資格を紹介してきました。しかし、実際のところゲームプログラマーに資格は必須ではありません。資格を取得しなくとも就業する道はいくつかあり、ここではその手段を紹介していきます。

ゲームプログラマーに必要なプログラミングスキルは独学によっても身に付け、アピールすることができます。具体的には、自らゲームを製作し、それをポートフォリオとする方法です。

個人製作であれば、無料でゲーム製作を行うことができるツールや開発環境も世の中には多々あり、それらを活用することで様々なゲームを製作可能です。この場合、*書籍や学習サイトなどを駆使した地道な努力が求められるためハードルは高めと言えます。*

### 未経験者採用の優良企業を目指す

ゲーム製作経験や資格がなくともゲームプログラマーになる方法として、おすすめできる方法が、未経験者採用を行う優良企業に就職することです。

こういった企業では前職でのプログラマーやエンジニア全般のスキルが重視されるため、ITエンジニアとしてどれだけのスキルを持っているかが重要なポイントです。一方、*エンジニアとして未経験であっても採用を行っている企業も存在するため、多くの方にチャンスがある方法と言えます。*

まだエンジニアとしての知識にも自信がない方におすすめできるのが、スクールに通う方法です。スクールでは、*例えば代表的なゲームエンジンのUnityに特化したコースがあり、一からスタートして自作ゲームの開発までを行うこともできます。*

こうしたスクールの1つにTECH STADIUMがあり、UnityコースではオンラインでUnityによるゲーム開発を学ぶことができます。

【参考】：[TECH STADIUM Unityコース](https://tech-sta.com/unity/)

## 未経験からゲームプログラマーを目指すために

本記事では、ゲームプログラマーの仕事内容を解説するとともに、目指すにあたっておすすめできる資格を紹介しました。ここで挙げた具体的な資格の勉強を頑張るのもよいですが、上述したように、**業界未経験者であれば、未経験者を採用する優良企業に転職することが大きな近道です。**しかし、数ある求人の中から、そういった優良企業を探すことは非常に難しいでしょう。

そこで利用を推奨するのが[マイナビIT エージェント](https://mynavi-agent.jp/it/?utm_source=and-engineer&utm_medium=content-text&utm_campaign=acv07_2)です。

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アドバイザーは企業側と直接連携を取れるので、求人票に載っていない情報も確認することができます。こちらで、働き方などをしっかり確認の上、応募企業を選んでいくのが良いでしょう。

未経験からのキャリアチェンジは心身ともに本当に大変だと思います。少しでもご自身の負担を減らすべく、エージェントサービスを活用して、失敗のない転職活動に臨んでいただければ幸いです。

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ゲーム好きなら誰もが気になるゲームプログラマーを目指すにあたり、どのような資格が必要か気になる方も多いはずです。本記事では、ゲームプログラマーの仕事内容を説明しつつ、おすすめの資格や目指す具体的な方法も紹介していきます。

ゲームプログラマーはプログラミングだけでなく、ゲーム企画の実現性検討も行う必要がある

ゲームプログラマー向けの資格にはゲームエンジンUnityの資格やCやJavaなど言語の資格がある

ゲームプログラマーを未経験から目指すなら未経験者採用企業を狙うのがおすすめ

ゲームプログラマー向けの資格とは？未経験から目指す方法も紹介

## バックエンドエンジニアになるためのロードマップとは

インターネットにつながることが当たり前になった現在、ショッピングサイトやコミュニケーションサービスなど、多くのWebアプリやWebサービスなどが仕事やプライベートに関わらず利用されています。

バックエンドエンジニアは、そのようなWebアプリやWebサービスにおいて、データの登録や決済処理など、利用者の目に見えない裏側の処理の開発を担当するエンジニアです。

*バックエンドエンジニアになりたいと考える場合、習得すべきことを順序付けて示したロードマップを活用することで、バックエンドエンジニアになるために何を勉強すればよいか見えてくるでしょう。*

この記事では、バックエンドエンジニアを目指す方のために、その仕事内容や、バックエンドエンジニアを目指すためのロードマップなどを解説していきます。

## バックエンドエンジニアに必要とされる知識を確認しよう

バックエンドエンジニアには、Webの基本的な知識やプログラミング言語、データベース、APIなど多くのスキルが必要です。独学で勉強することも可能ですが、どこから勉強に手をつけて良いか分からないという方も多いでしょう。

*学習を効率よく進めてバックエンドエンジニアを目指すためには、まず、求められる技術の全体像を確認することが大切です。*そして、習得しやすいものや優先的に学ぶべきことから順番に取り組むことで、無駄なく学習することができます。

バックエンドエンジニアとは？必要な言語、仕事内容について解説！

## バックエンドエンジニアとは

バックエンドエンジニアのロードマップを確認する前に、まずはバックエンドエンジニアがどのような仕事内容なのか、基本的なことを確認しておきましょう。

### バックエンドエンジニアの仕事内容

WebアプリやWebサービスなどは、一般的に画面の表示やユーザーインターフェースを担当するフロントエンドと、内部側の処理を担当するバックエンドに分かれています。

*バックエンドエンジニアは、WebアプリやWebサービスなどの内部側の処理であるバックエンドを設計・実装・運用するエンジニアです。*データベースの設計・APIの開発・Webサーバの設定・パフォーマンスの最適化・セキュリティの実装など、多岐にわたる業務を担当します。

### フロントエンドエンジニアとの違い

フロントエンドエンジニアは、Web画面のデザインや、ユーザが入力する内容を受け取ってバックエンドに渡し、処理が行われた結果を画面に表示するという、ユーザの目に見える部分を担うエンジニアです。

*フロントエンドエンジニアには、Webデザインやユーザ目線に立ったユーザインタフェース（UI/UX）などのスキルが求められます。*

フロントエンドエンジニアとバックエンドエンジニアを詳しく解説！

### インフラエンジニアとの違い

バックエンドエンジニアに近い職種として、インフラエンジニアがあります。バックエンドエンジニアは、Webサーバやネットワーク、データベースなどのITインフラを活用してWebアプリなどを開発しますが、インフラエンジニアは、これらのインフラを設計・構築・運用するエンジニアです。

*Webアプリなどを開発するバックエンドエンジニアに対し、インフラエンジニアはそのベースとなるITインフラの安定稼働を担当しています。*

インフラエンジニアの仕事内容と必要なスキル・資格を知り転職に活用しよう

### バックエンドエンジニアの年収

バックエンドエンジニアに近いデータベースエンジニアの年収は「マイナビエージェント職種図鑑」での平均年収は424万円（※2023年2月執筆時点）、経済産業省2017年発表の「IT関連産業の給与等に関する実態調査結果」から近い職種のエンジニア/プログラマを参考にすると、平均年収592万円と分かりました。

国税庁2020年発表の「民間給与実態統計調査」における民間企業平均年収は433万円なので、バックエンドエンジニアは一般平均年収と同等か、やや高めであることが分かります。

*データベースやサーバ、ネットワークなどのインフラについての高い専門知識を身につけるとともに、フロントエンド側の知識も豊富なバックエンドエンジニアは、さらに高収入となる傾向があります。*

【参考】：[マイナビエージェント職種図鑑](https://mynavi-agent.jp/it/jobindex/08.html?utm_source=and-engineer&utm_medium=content-text&utm_campaign=acv07_2)
※【平均年収 調査対象者】2020年1月～2020年12月末までの間にマイナビエージェントサービスにご登録頂いた方
【参考】：[IT関連産業における給与水準の実態① ~ 職種別（P7）](https://warp.da.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/11623215/www.meti.go.jp/press/2017/08/20170821001/20170821001-1.pdf)
【参考】：[民間給与実態統計調査-国税庁](https://www.nta.go.jp/publication/statistics/kokuzeicho/minkan2020/pdf/002.pdf)

## バックエンドエンジニアのロードマップ

ここでは、バックエンドエンジニアになるためのロードマップと、その道のりの最初に必要になる、いくつかの項目について解説します。

### 必要なスキルと取り組む順序

*バックエンドエンジニアには、まずインターネットの知識やOS関連の知識とプログラミングスキルが求められます。*また、Webサーバ（Apache, Nginxなど）に関する知識や、データベース・ネットワークプロトコル・セキュリティなどのスキルも必要です。

以下のように学んでいき、しっかりと基礎を固めていきましょう。

1.インターネットやOSに関する基礎知識
2.フロントエンドの基本的な知識（HTML・CSS・JavaScriptなど）
3.プログラミング言語の習得（PHP・Java・Python・Rubyなど）
4.WebフレームワークやGitHubなどの開発環境ツールの理解
5.データベース（MySQLやPostgreSQLなど）
6.APIに関する知識の習得
7.Webセキュリティの習得
8.WebサーバやWebソケットの学習

PostgreSQLとは？MySQL・Oracleとの違いを解説

GitHubの使い方とは？初心者向けに知っておきたい用語も併せて解説！

### インターネットやOS・ブラウザなどについて学ぶ

まず、HTTP・DNS・ドメインなど、Webサイトが動く仕組みを学びましょう。*特に未経験者からバックエンドエンジニアを目指したい方は、これらの基本的な内容をよく勉強しておくことです。*

また、OSやブラウザソフトについても、基本的なことを勉強しておきましょう。Webアプリケーションを開発するときにはOSの種類や役割、仕組みや動作を理解しておくことで、アプリ側との役割分担が明確になり、開発をスムーズに進めることができます。

### プログラミング言語を習得する

バックエンドエンジニアには、プログラミングのスキルが必須です。

まずは、フロントエンドエンジニアも使用する、HTML・CSS・JavaScriptなどの画面開発に使われるプログラミング言語を学びましょう。バックエンドエンジニアがこれらを直接使うことは少ないですが、Webアプリの基本でもありますので、しっかりと押さえておく必要があります。

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