「Gemini」とはGoogle AIが開発している会話型のAIチャット、大規模言語モデルの総称です。Geminiの前身はGoogle AIの会話型AIチャット「Bard」ですが、改良が加えられ「Gemini」ブランドとして生まれ変わっています。

Geminiシリーズには、主にスマホ向け無料サービスの「Gemini Nano」、一般向けで汎用性の高い「Gemini Pro」、ビジネスや研究開発分野で威力を発揮する高性能モデルの「Gemini Ultra」などがあります。

この記事では、初めてGeminiに触れてみたいという方に向けて、*Geminiは何ができるのか、Geminiの始め方、基本的な操作方法について、Gemini Proの無料版を用いて紹介していきます。*

【参考】：[‎Gemini と話してアイデアを広げよう | Google](https://gemini.google.com/?hl=ja)

Google Bardとは？APIの使い方を図解で詳しく紹介！

Google Bardが待望の日本語に対応！特徴と使い方を解説

Gemini Proには、無料版と有料版の2種類があり、各々の機能や性能に違いがあります。以下に、これらの違いを詳細に解説します。

**無料版は、テキスト生成や簡単な質問応答、会話が可能であり、日常的な利用には十分な機能が備わっています。**無料版はリクエスト数や利用時間に制限があり、長時間の連続使用や大量のリクエストには対応しません。

具体的に、無料版で利用できる機能としては、テキスト生成、翻訳、要約、コード生成、質疑応答です。他社のAIではまだ日本語が完全には使えないといった製品もありますが、Geminiはすべてのレベルで日本語に対応しています。

**有料版（Gemini 1.5 Pro）は、無料版の全機能に加え、画像生成や音声認識、データ分析、API連携など、より高度な機能を利用できます。**また、有料版は、回答の生成スピードが速く、データベースも大きいため、より正確で詳細な回答が得られます。

その他、リクエスト数や利用時間の制限が大幅に緩和され、ビジネス利用や大量のデータ処理が可能です。さらに、有料版では、専用のカスタマーサポートが提供され、技術的な問題や質問に迅速に対応してもらえます。

【参考】：[‎Gemini 1.5 Pro を Gemini Advanced に搭載 | Google](https://blog.google/intl/ja-jp/company-news/technology/google-gemini-update-may-2024context-window/)

無料版はもちろん無料で利用可能ですが、有料版（Gemini Advanced）は2,900円の月額料金が発生します。また入力文字数や出力文字数に差があり、有料版は文字数制限が緩和され、処理速度も上がるため、よりレベルの高いやりとりが期待できます。

**有料版は無料プランの機能に加え、画像生成やAPI連携機能を利用できる点も強みです。**他、商用利用が可能であり、大規模データの処理やワークフロー（Google Workspace）連携などが利用できます。

Geminiは執筆時点（2024年6月現在）で、*Googleアカウントを利用して無料版の利用が可能です。*Googleアカウントを保有している人は次の流れですぐにGeminiを始めることができます。

【参考】：[Google Gemini ｜Google AI](https://gemini.google.com/)

### Google Geminiの公式サイトにアクセス

Geminiを利用するには、まずGeminiの公式サイトにアクセスすると、Geminiのスタート画面が表示されます。**既にGoogleアカウントでChromeにログインしている場合は、画面左下の［Geminiと話そう］のボタンをクリックします。**

~~【図】：Google Gemini　「Geminiと話そう」画面　~~

GoogleアカウントでChromeにログインしていない場合、もしくはMicrosoft Edgeからアクセスした場合は、以下のログイン画面が表示されます。「メールアドレスまたは電話番号」の欄にGoogleアカウントを入力し、［次へ］をクリックします。

Googleアカウントがない方は、「アカウント作成」をクリックして新規アカウントを登録することができます。

~~【図】：Google Geminiログイン「メールアドレスまたは電話番号」入力画面　~~

初めて利用する方は、利用規約への同意を求められます。利用規約を読んで同意できたら、右下の［Geminiを使用］ボタンをクリックします。納得できない、合意できない場合には左下の［利用しない］ボタンでエスケープします。

~~【図】：Google Gemini「利用規約とプライバシー」確認・合意画面　~~

**Geminiの基本操作は、コマンドプロンプトを使ってGeminiと対話するだけのシンプルな操作です。**Geminiは様々な種類の情報に対応しますが、執筆時点（2024年6月）で、画像生成機能は人権侵害などの懸念があるとして、Google社が機能を停止しており、利用ができません。

また、無料版のプロンプト入力ではレート制限があり、1分間に60クエリまでとなっています。

コマンドプロンプトとは？できることや使い方をわかりやすく解説！

**Geminiのテキスト生成機能では、文章、コード、台本、楽曲、メール、手紙など、あらゆる種類のテキスト生成が可能です。**プロンプトには、テキストの種類、テキスト生成に必要な情報を与えて、自然言語で入力します。

~~【図】：Google Geminiログイン後のチャット画面　~~

試しにプロンプトに実際に指示内容を入力してみましょう。ここでは「取引先のA社に送る、納期遅延の謝罪文書を作成して」という指示を行い、次のレスポンスを得ました。基本的なビジネス文書としての要件を完全に反映している雛形が作成されました。

この後、担当者は必要なパラメーターを付加するだけでビジネスメールの作成が完了します。

~~【図】：Google Gemini　テキスト生成「取引先への謝罪メール」作成の例　~~

プロンプトエンジニアリングとは？具体例や応用手法も徹底解説

プロンプトエンジニアリングとは？実用例も交えてポイントを解説！

Geminiの翻訳機能を試してみましょう。**翻訳したい文章をプロンプトに入力（ペースト）し、翻訳先の言語を指定して実行するだけで、瞬時に翻訳結果が表示されます。**ここでは試しに、英文のGoogleブログ記事をコピーし、プロンプトに貼り付けて「記事を日本語に翻訳して」と指示をしました。

回答案は3パターン作成され、「回答案の表示⬇」で切り替えて、回答案から気に入った結果を選択できます。またその右横にあるスピーカーボタンをクリックすると、音声で結果を聴くことができます。

~~【図】：Google Gemini　翻訳機能「Googleブログ記事」翻訳の例　~~

プログラミングコードの生成もGeminiの強みの1つです。**GeminiはPython、Java、C++、Go言語など人気のプログラミング言語を理解し、プロンプトに自然言語で指示するだけで、高品質のコードを生成できます。**

ここでは、プロンプトに「1から50までのランダムな数を生成し、その数が偶数なのか、奇数なのかを判定するPythonコードを生成してみて」と入力し、出力結果を、コードをWeb上で実行できる「paiza.io」で試してみたところ、エラーもなく正しく動作していることを確認できました。

【参考】：[ブラウザでプログラミング・実行ができる「オンライン実行環境」| paiza.IO](https://paiza.io/ja)

~~【図】：Google Gemini　コード生成の例　~~

自然言語処理とは？注目される理由やできることをわかりやすく解説

Geminiには拡張機能があり、その拡張機能と連携することでより優れた結果を示しています。

例えば、旅行プランの作成などでは拡張機能の「Googleフライト」、「Googleホテル」、「Google MAP」が連携して、緻密なプラン作成を行います。

これらは設定メニュー（画面左のサイドメニュー下）で設定を行います。**拡張機能には他に「Googel Workplace」、「YouTube」などがあり、オン・オフボタンで、拡張機能を有効化したり、無効化したりできます。**

「Googel Workspace」はクラウド型のオフィススイートで、グループウェア機能を含む情報共有や共同作業の促進によって、業務の生産性向上をサポートします。

【参考】：[Gemini アプリのプライバシー ハブ｜Gemini アプリ ヘルプ](https://support.google.com/gemini/answer/13594961?visit_id=638533384713738732-869758916&p=lm_ext_data&rd=1#bard_ext&zippy=%2Cgemini-アプリが-gemini-拡張機能と共有した私のデータはどうなりますか)

~~【図】：Google Gemini　設定メニュー　~~

## Gemin Pro 無料版からまずは使ってみよう

ここまで Gemini Pro（無料版）の特徴、有料版との違い、始め方や基本的な使い方を紹介してきました。Geminiは試してみると使い勝手の良さを実感できます。またGemini Proには無料版が提供されており、Googleとの相性が良く、Googleアカウントでただちに利用できるのも強みです。

Geminiはまだ発展途上にあり、画像生成機能は停止していますが、日常の使用では不自由を感じることはありません。**まずは無料版で試し、業務で本格的に利用する場合にはGeminiのAdvanceに切り替えて活用するのが良いでしょう。**

「Gemini」はGoogleが開発・提供する会話型AIチャットのブランドです。Gemini Proの無料版はGoogleアカウントですぐに利用できます。この記事では、Gemini Pro無料版の特徴、使い方について解説しますので、ぜひ参考にしてください。

GeminiはGoogle AIが提供する多機能の会話型AIチャットである

Gemini Proの無料版ではテキスト生成、翻訳、要約、コード生成、質疑応答の機能が利用可能

Geminiにはスマホ向けのGemini Nano、汎用性の高いPro、ビジネス向けUltraの3種類がある

Gemini Proの使い方を図解で解説！無料版では画像生成できない？

## PHPで作られたサイト10選を紹介

**PHPとは、Web開発の現場で広く利用されているプログラミング言語で、多くの企業がPHPを活用したWebサイトやWebアプリを提供しています。**

PHPは動的なWebサイトやWebアプリを作るのに適した言語で、SNSサイトやコミュニケーションアプリでも活用されています。

また、Webサイトをノーコードで作成できるCMSもPHPで開発されたものが多く、PHPを基盤としたブログやWebサイトの作成ツールとして広く利用されています。

この記事では、PHPでどのようなサイトが作れるか興味がある方のために、PHPでどのようなことができるかを解説し、PHPで作られた有名なサイトをカテゴリに分けて、合わせて10選紹介します。

今回は、Webサイトで使用されているテクノロジーを確認できる「Wappalyzer」を使って、PHPが使用されていることを検出したサイトを中心に紹介します。

WappalyzerはGoogleChromeの拡張機能で手軽に使えるプラグインのため、PHPとどのような技術やサービスを組み合わせてWebサイトが作られているのかを、実際に確認してみてください。

PHPとは？基本知識からメリット・デメリットまでわかりやすく解説

ここでは、PHPで実現できるさまざまな機能について説明します。PHPでは、動的なWebページの作成、データベースとの連携、フォームデータの処理などのさまざまな機能をWebサイトに持たせることができます。

PHPでできること7選！作品例やアプリ、将来性についても解説

### 動的なWebページを作成できる

PHPは動的なWebページの作成が得意です。HTMLだけでは、動きのない静的なWebページしか作成できませんが、PHPを組み合わせて使用することで状況やユーザの操作に応じて表示内容を変えることができます。

*例えば、SNSサイトではおすすめのユーザ欄やタイムラインを、PHPを用いた動的コンテンツで作成できます。*これにより、ユーザごとに異なる情報をリアルタイムで提供することができます。

PHPを使用すると、データベースと連携することができます。MySQLやPostgreSQL、SQLiteなど、さまざまなデータベース管理システムでのデータベース操作を行うことが可能です。

*例えば、Webサービスにおいてユーザ管理やメッセージのやり取り、投稿の作成・更新・削除といった機能を実装するためにPHPが使われています。*

また、ユーザがWebサイトにログインする際、PHPはデータベースからユーザ情報を取得し、認証を行います。また、ECサイトでは商品情報や在庫数などをデータベースに格納し、更新したり取得して画面に表示させたりします。

MySQLとは？SQLやOracleとの違い、使い方をわかりやすく解説

psqlとは？PostgreSQLへの接続コマンドや利用方法を解説

SQLiteとは？特徴や使い方、メリット・デメリットを解説！

### フォームデータを処理できる

*PHPを使用すると、Webサイト上の入力フォームから送信されたデータをサーバ側で処理し、必要に応じてデータベースに保存したり、さまざまな処理を行ったりすることができます。*

PHPを使うと、問い合わせフォームから入力された名前、メールアドレス、メッセージ本文などのデータを受け取り、入力内容が決められた形式に従っているか、不正な文字でないかなどを検証して、データベースに格納できます。

また、PHPはフォームデータを安全に処理する機能を提供しており、ユーザからの有害な入力を無害化し、悪意ある攻撃から守ることもできます。

## PHPで作られたメディア・エンターテイメント系サイト4選

それでは、ここからPHPで作られたWebサイトを紹介していきます。まずは、PHPを用いて構築された代表的なメディア・エンターテイメント系サイトを4つ紹介します。

MediaWikiは、共同作業と文書作成のためのプラットフォームで、PHPで構築された代表的なWebアプリケーションの1つです。

*MediaWikiはインターネット百科事典として知られるWikipediaを支えるエンジンとして開発されました。*さらに、Wikipedia以外の多くのWebサイトや企業内の知識管理システムにも利用されています。

MySQL、PostgreSQL、SQLite、MariaDBなどのデータベースと連携することができ、掲示板やリンク集、ブログなどの機能を追加できるため、ユーザは簡単に自分のWikiサイトをカスタマイズできます。

【参考】：[MediaWiki](https://www.mediawiki.org/wiki/MediaWiki/ja)

pixivは、イラストや漫画を中心とした日本のSNSサービスで、WebサイトはPHPを使用して構築されています。

*pixivの主な機能は、ユーザが自分の作品をアップロードしたり、他のユーザの作品を閲覧したり、ブックマークしたりできることです。*これにより、同じ趣味や嗜好を持つユーザ同士がつながり、コミュニティを形成できます。

また、タグを活用した検索機能や、投稿された作品に対するリアクション機能など、ユーザ同士の交流を促進するさまざまな機能を備えています。これにより、ユーザは簡単に好みの作品を見つけたり、他のユーザとつながったりすることができます。

【参考】：[pixiv](https://www.pixiv.net)

ロリポップ！は、GMOペパボが運営するレンタルサーバサービスで、初心者や個人ユーザをターゲットに、低価格で使いやすいレンタルサーバを提供しています。

*特徴は、初心者でも簡単にホームページを立ち上げられることです。特に、WordPressをわずか1分でインストールできる簡単インストール機能が人気です。*

【参考】：[ロリポップ！レンタルサーバ](https://lolipop.jp/)

*Rettyは、実名制で信頼性の高い口コミを提供するグルメサイトです。ユーザが自分の好みに合ったレストランを見つけるためのプラットフォームとして非常に人気があります。*

ユーザはFacebookやLINEなどのSNSアカウントと連携して登録するため、口コミの信頼性が高いことが特徴です。

また、タイムライン機能により、友人や食に詳しいユーザのおすすめをリアルタイムで確認できます。これにより、信頼性のある情報を基にしたレストラン選びが可能です。

ユーザは自分の訪れたお店を評価し、コメントを投稿することで他のユーザと情報を共有し、グルメに関するコミュニティを形成できます。

【参考】：[Retty [レッティ]](https://retty.me/)

## PHPで作られたビジネス関連サイト3選

ここでは、PHPで構築された代表的なビジネス関連サイトを3つ紹介します。これらのサイトでは、それぞれの利用者に求められるさまざまな機能や情報を提供しています。

IBM Video Streaming（旧Ustream）は、企業のオンラインイベントやライブ配信のニーズに対応する配信プラットフォームです。

*オンラインイベントの増加に伴い、配信におけるセキュリティとプライバシー保護を重視しながら、ライブストリーミング、疑似ライブ配信、自動アーカイブ、ビデオオンデマンドなど、多岐にわたる配信機能を備えています。*

ライブチャットやQ&A機能を通じてリアルタイムに視聴者とのやり取りも可能で、視聴者の参加を促進します。モバイル互換のプレイヤーを使用することで、さまざまなデバイスでの視聴もスムーズに行えます。

【参考】：[IBM Video Streaming](https://video.ibm.com/)

マイナビITエージェントは、IT・Webエンジニアに特化した転職エージェントサービスを提供するサイトです。豊富な求人情報と手厚いサポートが特徴で、多くの転職希望者に利用されています。

*サイトでは、高年収やリモートワーク可能、大手企業、外資系企業、業界未経験歓迎など、条件を指定してさまざまな求人を探すことができます。*

【参考】：[マイナビITエージェント](https://mynavi-agent.jp/it/)

### ソフトバンクグループ株式会社

ソフトバンクグループ株式会社は、日本を代表する多国籍企業で、電気通信事業、インターネットサービス、AI関連会社などを傘下に持つ持株会社です。先端IT企業への投資を行い、また半導体の設計や研究開発も進めています。

*ソフトバンクグループ株式会社のコーポレートサイトはPHPを用いて構築されており、利用者に多岐にわたる企業情報を提供しています。*

【参考】：[ソフトバンクグループ株式会社](https://group.softbank/)

## PHPで作られたCMSプラットフォーム3選

ここでは、PHPを使用して構築された代表的なコンテンツ管理システム（CMS）を3つ紹介します。CMSを使うことでノーコードで多様な機能を持つWebサイトを構築でき、その仕組みをPHPが支えています。

WordPressは、世界中で広く利用されているオープンソースのCMSです。**PHPを使用して開発されており、個人ブログから大規模な企業サイトまで、多様な用途で利用されています。**

WordPressでWebサイトを作ると、豊富なテーマを使用してデザインを自由にカスタマイズすることができます。

また、数多く提供されているプラグインを活用して、ECサイト、フォーラム、メーリングリスト、ギャラリー、SEO対策など、さまざまな機能を追加することが可能です。

【参考】：[WordPress.com](https://wordpress.com/ja/)

*Drupalは、PHPで開発されたCMSで、世界の大手企業や政府機関、大学など、多くの大規模なサイトで広く利用されています。*

Drupalを使用すると、一般的なWebサイトの公開はもちろんのこと、多言語対応やさまざまなデバイス向けの情報配信が行えます。

コミュニティによって開発・公開されているモジュール（プラグイン）は無料で利用でき、サイトの機能を拡張することができます。

これにより、eコマースサイトやモバイルアプリ、SNSサイト、イントラネットなど、幅広い用途に対応可能です。

【参考】：[Drupal - Open Source CMS](https://www.drupal.org/)

EC-CUBEは、日本発のオープンソースのECサイト専用CMSで、全国の数多くのオンラインショップで使用されています。

豊富な基本機能と高いカスタマイズ性が特徴で、ダウンロード版とクラウド版があり、ユーザの要望に合わせて選べます。

*商品の管理、在庫の確認、販売制限の設定など、ECサイト運営に必要な機能を備えており、数多くのデザインテンプレートでユーザのショップに適したデザインを簡単に適用できます。*

さらに、プラグインを利用することで、売上ランキングの表示やメルマガ配信支援など、売上向上に寄与する多彩な機能を追加できます。

【参考】：[株式会社イーシーキューブ](https://www.ec-cube.co.jp/)

## PHPを活用して役立つWebサービスの開発を目指そう

ここまで、PHPで作られた10の有名サイトを紹介しました。これらのサイトは、PHPの機能を活かして、サイトの訪問者にさまざまな価値を提供しています。

PHPはフレームワークも豊富で、 高速でWebサイトを作成できるCakePHPや、初心者にも分かりやすいLaravelで作られたサイトも多くあります。

*PHPを使えば、簡単なWebアプリから、面白いプログラムを実装したWebサービスまで、幅広いWebサイトを作成できます。*PHPで作られた多くのWebサイトを参考に、便利で役立つWebサイトの作成を目指してください。

PHPのおすすめフレームワーク5選！学習方法も併せて解説

PHPフレームワークLaravel入門！使い方や入門書も解説

PHPのおすすめ本13選！入門レベルからさらに学べる学習本まで解説

PHPはWeb開発で広く利用されるプログラミング言語です。動的なWebページの作成やデータベースとの連携が可能で、多くの企業がPHPを活用したWebサイトやアプリを提供しています。この記事では、PHPで作られた有名サイトをカテゴリ別に10選紹介します。

PHPは世界中で使用されているプログラミング言語で、多くのWebサイトで採用され、幅広い用途で利用されている

PHPを使うことで動的なWebページの表示やデータベースとの連携、フォームの動作などさまざまな機能をHTMLに実装できる

大手企業が提供している有名なWebサービスやWebアプリにも、PHPで作られているものが多くある

PHPで作られたサイト10選を紹介！PHPでできることとは

ChatGPTは2022年11月にOpen AI社によって発表されて以来、自然言語による本格的な生成AIチャットボットとして世界中から注目を浴び、今や生成AIの代名詞ともなっています。

登場してから1年半が経過し、ChatGPTはGPT-3.5からGPT-4.0、さらにはGPT-4o（オムニ）が登場するなど、着実に進化を遂げています。

ChatGPTは用途により、さまざまなモデルがラインアップされ、また無料版と有料版とに分かれています。無料版は有料版と比較して、利用回数や文字数などの制限があり、不便を感じることもあります。

この記事では、ChatGPTの制限について詳しく解説しますので、*無料版か有料版かの選択で迷っている方や、ChatGPTを更に活用してみたい方はぜひ参考にしてみてください。*

【参考】：[ChatGPT | OpenAI](https://openai.com/chatgpt/)

ChatGPTとは？今話題のAIチャットボットの概要や仕組みを解説！

ChatGPTの制限について理解するためには、ChatGPTが提供するサービスについて知る必要があります。*無料版と有料版の機能や制限の違いについて、ChatGPTのラインアップから詳しく見ていきましょう。*

個人ユーザや初心者向けに無料版が提供されています。**生成AIのエンジンは主にGPT-3.5ですが、利用制限はあるもののGPT-4o（オムニ）も制限付きで利用可能です。**一方、無料版でも制限付きで提供されていたGPT-4は、GPT-4oの登場により利用できなくなりました。

【参考】：[Hello GPT-4o | OpenAI](https://openai.com/index/hello-gpt-4o/)

*■ 無料版の制限*
無料版には文字数制限と利用回数制限があります。具体的には、日本語入力の場合、1度に最大で2,048文字までの制限があり、この文字数を超えるとエラーが発生します。最大応答長、すなわち1回の会話セッションで生成できるトークンの最大数は、日本語で約1,500文字程度です。

利用回数はGPT-3.5を利用の場合、1分あたり最大60回、1日あたり最大4,000回とされています。

また、GPT-4oは3時間で10回までの利用に制限されており、制限解除には1時間程度の間を置く必要があります。ただし、アクセスの混雑次第で、1時間以上経過しても利用できない場合があります。

ChatGPT Plusは高機能を求める個人ユーザや仕事に利用したい方を対象とした有料サービスで、月額料金は20ドル（約3,000円）です。**無料版の全機能に加え、以下の機能が利用可能です。**

・GPT-4／GPT-4oへのアクセス
・画像生成（DALL-E）
・ブラウジング機能（学習していない情報はWeb参照する機能）
・データ分析機能（与えられたデータを種類に関わらず分析する機能）
・カスタムGPT（オリジナルGPT）の作成機能

*■ 有料版の制限*
有料版では無料版の制限が緩和されています。文字数制限は約25,000文字、利用回数制限は1分あたり600回、1日あたり100,000回です。GPT-4oの利用回数は最大で3時間あたり80回とされています。

[参考]：[How can I access GPT-4, GPT-4 Turbo and GPT-4o? | OpenAI Help Center](https://help.openai.com/en/articles/7102672-how-can-i-access-gpt-4-gpt-4-turbo-and-gpt-4o)

ChatGPT Plus（有料版）とは？無料版との違いやGPT-4の機能も解説！

**チームでの利用に特化したサービスで、ChatGPT Plusの機能に加えて共同利用が可能です。**無料のFreeプラン、月額30ドルのPlus、法人向けのEnterpriseプランがあります。

【参考】：[ChatGPT for teams | OpenAI](https://openai.com/chatgpt/team/)

**企業向けに公開された最新バージョンのChatGPTです。**性能が非常に優れており、セキュリティとプライバシー対策、管理機能の強化が特徴です。GPT-4が無制限に利用でき、さまざまな業務領域で活用できます。

実行スピードはGPT-4の2倍、Code Interpreterが無制限に利用でき、最大32,000トークンまでの長い入力が可能です。利用料金は公開されておらず、利用規模やオプションによって異なります。

【参考】：[ChatGPT for enterprise | OpenAI](https://openai.com/chatgpt/enterprise/)

【法人向け】ChatGPT Enterpriseの料金は？日本で導入が進む理由

### ChatGPT-4o（オムニ）について

ChatGPT-4o（オムニ）は、**OpenAIが2024年5月に発表した最新モデルです。**以下にChatGPT-4oの特徴と制限を詳しく説明します。

*▪ 専門家のような文章生成*
ChatGPT-4oは、高精度で専門的な文章を生成できます。記事の執筆、要約、翻訳、質問への回答など、さまざまなタスクで人間と同等以上のパフォーマンスを発揮します。

*▪ スピーディな応答*
ChatGPT-4oは、複雑な質問でもほとんどタイムラグなく回答を生成できます。従来のGPT-4よりもスピードが向上しています。

*▪ 優れた画像認識能力*
ChatGPT-4oは、画像認識能力が向上しており、人間と同様に細かい部分まで正確に認識できます。料理の写真からカロリーを推定するなど、画像に基づく分析も可能です。

*▪ 感情豊かな音声会話能力*
ChatGPT-4oは、音声による会話能力にも優れており、人間のように感情を表現しながら返答することができます。

*▪ API価格の低下によるオープン化の拡大*
ChatGPT-4oのAPI価格は、従来のGPT-4 Turboと比べて半分に低下しました。高精度なモデルがより広く利用できるようになりました。

※ChatGPT-4oの制限については、次の点に注意してください。

ChatGPT-4oは、従来のモデルと同様にいくつかの制限があります。例えば、現在の出来事に対する推論能力は限られており、2021年以前のデータで訓練されているため、社会的偏見や幻想、敵対的なプロンプトなどの問題が存在します。

また、ChatGPT-4oは無料版でも利用できますが、一定時間内に使用できる回数に制限があります。制限を超えると、GPT-3.5に切り替えるか、ChatGPT Plusにアップグレードするように通知されます。

### ChatGPT（無料版）とChatGPT Plus（有料版）の比較

以下に、無料版と有料版の比較を示します。**無料版でも多くの機能が利用できますが、最新のGPT-4oの利用には制限があります。**

 *■ ChatGPT（無料版）*
▪️価格：         　　　　　　　無料
▪️使えるモデル：       　  　GPT-3.5、GPT-4o
▪️GPT-4oの利用回数： 　  10回/3時間
▪️質問文字数： 　 　　　　2,500文字
▪️最大応答長： 　 　　　　1,024文字
▪️回答スピード： 　 　　　混雑状況による
▪️GPTsの利用：                          ◯
▪️画像読込：                               ◯
▪️画像生成：                               ✕
▪️Webブラウジング：                ◯
▪️カスタムGPTの作成：             ✕

*■ ChatGPT（有料版）*
▪️価格：         　　　　　　月額20ドル（約3,000円）
▪️使えるモデル：       　  　GPT-4o、GPT-4、GPT-3.5
▪️GPT-4oの利用回数： 　  80回/3時間
▪️質問文字数： 　 　　　   25,000文字
▪️最大応答長： 　 　　　　2,048文字
▪️回答スピード： 　 　　　 混雑状況による
▪️GPTsの利用：                            ◯
▪️画像読込：                             　◯
▪️画像生成：                                 ◯
▪️Webブラウジング：                  ◯
▪️カスタムGPTの作成：               ◯

ここまでChatGPTのラインアップ、制限について説明しました。また、2024年5月にリリースされた多機能のChatGPT-4o（オムニ）についても紹介しました。ChatGPTは日々進化しており、*その活用次第では仕事のやり方が大きく変わっていくでしょう。*

### プログラミング支援機能の活用

ChatGPTはプログラミングにおいても非常に強力なツールです。**コードの自動生成、バグの修正、ドキュメントの作成など、多岐にわたるサポートが可能です。**例えば、以下のような用途に利用できます。

▪️コードの自動生成：指定した要件に基づいてコードを生成
▪️デバッグ：コードのバグを検出し、修正方法を提案
▪️コードの説明：複雑なアルゴリズムや関数の動作を解説
▪️テストケースの生成：ユニットテストや統合テストの自動生成

ChatGPTをプログラミング学習に活用しよう！方法やコツを解説

ChatGPTでコードレビューができる？やり方や事例・VSCodeとの連携方法も解説

企業では、ChatGPTを活用して業務の効率化やコスト削減を図るケースが増えています。具体例としては次のような利用シーンが挙げられます。

▪️カスタマーサポート：顧客からの問い合わせに対する自動応答
▪️マーケティング：キャンペーンのアイデア出しや、コピーライティングの自動化
▪️プロジェクト管理：タスクの進行状況のモニタリングや、次に取るべきアクションの提案

これらによって、**従業員はよりクリエイティブな業務に集中でき、企業全体の生産性が向上するでしょう。**

ChatGPTの活用方法！エンジニアの業務に活かせるか利用してみた

## ChatGPTは適切なプランを選定して最大限に活用しよう

ここまでChatGPTの制限について、主に無料版と有料版を比較しながら解説してきました。

ChatGPTは無料版でも多くの機能を持っていますが、有料版ではさらに多くの制限が解除され、より高度な機能を利用することができます。

**利用目的に応じて、適切なプランを選択することが重要です。**特に、業務での利用や教育目的での利用を考えている場合、有料版のChatGPT PlusやChatGPT、 Enterpriseが有効です。最先端のAI技術を駆使して、日々の業務や学習をより効率的に、そして楽しく進めていきましょう。


2022年11月OpenAI社から登場したChatGPTは急速な進化を遂げ、今や生成AIの代表格になっています。またラインアップも増え、無料版と有料版が存在します。どちらを選択すればよいのか、制限の有無も含めて徹底比較しましたので、選択の際の参考にしてください。

ChatGPTには無料版もあるが、機能面や制限などで有料版とは明確な差がある

ChatGPT-4o（オムニ）が新登場し、無料版でも制限付きながら一部使用可能となった

ChatGPTを選択する際には利用目的に応じて、適切なプランを選択することが重要

ChatGPTの制限は無料版と有料版で違いがある？ChatGPT-4oの機能制限なども解説

OpenAIはアメリカ大統領選など選挙の年である2024年に対するアプローチを発表しました。「フェイクニュースに利用されること」など、AIが直面している課題に対して、どう取り組むかを解説しています。

## 「選挙の年」である2024年にAIが直面している課題

今年2024年は「選挙の年」と呼ばれます**。台湾、ロシア、インド、EUなどで重要な選挙が行われ、11月には米大統領選が行なわれる(※)からです。

(※編者注　すでに実施された国もあります)

**このような重要な年に、AIが直面している課題が「フェイクニュースに利用されること」です**。 

生成AIで虚偽の内容の写真を生成され、それがSNSでまことしやかに拡散してしまうことがあります。

 また、フェイクニュースは最終的には虚偽の内容であることが明らかになりますが、**判明するまでの間、信じられることによって投票行動に大きな歪みを与えてしまいます**。

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