## AWSとサービスの費用について

**AWS（Amazon Web Services）は、Amazonが提供するクラウドコンピューティングサービスの1つです。**

AWSのサービスでは、サーバ、ストレージ、データベース、ソフトウェアをはじめとする数多くのサービスを提供しています。このAWSのサービスを利用すれば、インフラの運用保守や、開発コストを下げることもできます。

その利便性の高さから、世界中から人気を集めているAWSのサービスですが、それぞれの料金がどれくらいかかるのか不安な方も多いのではないでしょうか。

AWSのサービスは、基本的に各サービスの利用料に応じて請求が来ます。本記事では、AWSサービスの主要サービスと料金体系についてまとめました。これからビジネスでAWSのサービスを利用する方は、ぜひ参考にしてください。

【参考】：[AWS公式 AWSのサービス概要](https://aws.amazon.com/jp/what-is-aws/)

AWSとは？メリットや何がすごいのか、初心者にもわかりやすく解説

## AWSサービスの主要サービスと価格について

AWSでは非常に数多くのサービスを提供していますが、それぞれ料金体系が異なります。また、サービスの中には無料使用枠を設けているサービスもあります。**今回は、AWSのサービスの中でもポピュラーなサービスを厳選し、その料金体系について解説します。**

### Amazon EC2（Elastic Compute Cloud）

Amazon EC2（Elastic Compute Cloud）は、AWS（Amazon Web Services）が提供するサービスの1つで、クラウド上で仮想サーバ（インスタンス）を提供するサービスです。

EC2は、クラウド上で安全でサイズ変更可能な点が大きな魅力です。また、EC2では、様々なタイプのインスタンスが提供されており、CPUやストレージなどの異なる構成を、インターフェースから選択できます。

Amazon EC2を利用すれば、安全で拡張性を持たせたアプリケーションやサービスをより簡単に構築できます。

*そのような特徴を持つAmazon EC2ですが、料金体系は4つ用意されています。*それぞれ確認しましょう。

長期契約なしで、時間または秒単位で支払います。使用量に応じて請求されるため、初めてAmazon EC2を利用する方や、テストで使用する方におすすめのプランです。

1年または3年間という期間での使用量で契約します。このプランを利用すると料金が最大72%も割引されるため、あらかじめ利用料が決まっている方にはおすすめのプランです。

スポットインスタンスでは、未使用のEC2容量を活用するプランで、オンデマンド価格から最大90%オフで予備の容量を契約できます。

- リザーブドインスタンス（RI） 

こちらは、将来使うインスタンス起動の容量を、あらかじめ予約するプランです。1年または3年の期間で契約できます。このプランも、オンデマンド価格から最大72%の料金の割引が適用されます。

どの程度インスタンスを利用するのかにより、選択するプランは異なるため、自分に合った料金体系を選択しましょう。各料金体系の詳細は公式サイトにも掲載されていますので、そちらも参考にしてください。

また、EC2では1年間、毎月750時間分の無料枠が提供されています。この無料枠を利用するにはAWSへの登録が必要です。サービスを利用したい方は、まずAWSのアカウントを作成しましょう。

【参考】：[Amazon EC2 料金](https://aws.amazon.com/jp/ec2/pricing/)

AWSのサーバー提供サービスであるAmazon EC2とは？活用方法や料金体系等を解説！

AWS Amazon EC2のインスタンスとは？インスタンスの起動・確認方法を合わせて解説！

### Amazon S3（Simple Storage Service）

Amazon S3とは、オブジェクトストレージサービスで、好きな量のデータを保存することができます。Amazon S3では、細かなアクセスコントロール機能や、データの整理を行う機能も提供されています。

*Amazon S3は従課金制のため、使用した分だけ支払う形式を採用しています。*Amazon S3ではストレージ価格、リクエストとデータ取得の量など、複数の要素から料金を算出しています。

S3の料金ページを参照すると、ストレージやクエリなど、各項目の料金表も記載されていますので、詳細が気になる方は公式サイトをご覧ください。

ちなみに、Amazon  S3には12ヶ月間の無料利用枠が用意されています。試しに利用してみたい方は、無料利用枠も活用しましょう。

【参考】：[Amazon  S3の料金について](https://aws.amazon.com/jp/s3/pricing/)

Amazon S3の使い方は？AWSのストレージサービスを解説！

### Amazon RDS（Relational Database Service）

Amazon RDSは、クラウド上でデータベースを簡単に管理できるサービスです。 通常、データベースを自分でセットアップするためには専門的な知識が必要ですが、Amazon RDSを活用すれば管理画面から設定を行うだけでセットアップを行えます。

また、Amazon RDSは、MySQL、PostgreSQL、Oracle、SQL Server、MariaDBなど、様々な種類のデータベースをサポートしており、幅広い開発現場で利用できるのが魅力です。

*Amazon RDSでは、オンデマンドインスタンスか、リザーブドインスタンスの料金体系から選択できます。*オンデマンドインスタンスの場合は、インスタンスが利用可能になるとすぐに課金が開始されます。料金は秒単位で計算され、最低10分ごとに請求が発生します。

つまりオンデマンドインスタンスを利用する場合、無駄なコストをかけないためにも不要なDBインスタンスは削除したり、停止したりする必要があります。

リザーブドインスタンスは1年、または3年単位でのインスタンス契約です。リザーブドインスタンスを購入する場合、基本的に前払いする必要がありますが、30%から63%の割引を受けることができます。

【参考】：[Amazon RDSの料金について](https://aws.amazon.com/jp/rds/pricing/)
【参考】：[Amazon RDS のオンデマンド DB インスタンス](https://docs.aws.amazon.com/AmazonRDS/latest/UserGuide/USER_OnDemandDBInstances.html)
【参考】：[リザーブドインスタンス - Amazon RDS | AWS](https://aws.amazon.com/jp/rds/reserved-instances/)

新機能Amazon DevOps Guru for RDSを解説！

Amazon DynamoDBは、簡単に説明すると、インターネット上で動作するデータベースサービスです。NoSQLと呼ばれるタイプのデータベースであり、従来のリレーショナルデータベースよりも柔軟なデータ構造を持ち、大量のデータを処理できます。

また、Amazon DynamoDBはフルマネージド型のサービスという点も大きな特徴です。フルマネージドとは、サーバの設定やメンテナンスなどの技術的な管理をユーザが行う必要がないということを指します。

つまりAmazon DynamoDBを利用すれば、データベースを運用する負担を減らせるため、開発者はよりコアな部分に集中できるというメリットがあります。

*そのようなAmazon DynamoDBですが、料金体系はテーブル内のデータの読み取り・書き込み・保存に加え、有料のオプション機能があります。*オプション機能にはオンデマンドキャパシティモードと、プロビジョニング済みキャパシティモードがあり、それぞれ料金が異なります。

さらに、DynamoDBにも25GBのストレージなどの無料利用枠が用意されています。試しに利用したい方は、無料枠を活用しましょう。

【参考】：[Amazon DynamoDBの料金について](https://aws.amazon.com/jp/dynamodb/pricing/)

Amazon DynamoDBとは？何ができるの？特徴や使い方を解説！

AWS Lambdaは、サーバレスコンピューティングサービスの1つです。サーバレスになると、ミドルウェアやサーバが不要で、プログラムさえあればすぐにアプリケーションやサービスを動かせます。また、運用保守などのコストも削減できるため、エンジニアから人気を集めています。

*AWS Lambdaは関数が呼び出されるたびに自動的に実行環境を提供し、使用したリソースに応じて料金が発生します。*また、料金は1ミリ秒あたりで請求されます。

さらに、関数に割り当てるメモリ量に応じて、1ミリ秒あたりの値段が変動しますので、詳しい料金体系を知りたい方は、公式サイトの料金ページを確認しましょう。

また、AWS Lambdaも無料利用枠が提供されています。1ヶ月あたり100万件リクエストまでなどの制限はありますが、使用感を確かめることができます。

【参考】：[AWS Lambdaの料金について](https://aws.amazon.com/jp/lambda/pricing/)

AWS Lambdaとは？できることを分かりやすく解説！

## 実際にサービスの見積もりを出す場合

AWSのサービスを、ビジネスなどで本格的に利用する場合は、事前に見積もりを出す必要があるでしょう。*AWSでは、AWSの料金計算ツールが提供されており、使用量に応じた料金の見積もりを算出できます。*

また、AWSの公式サイトから販売担当者に直接問い合わせることも可能です。見積もりを依頼したい時には、参考URLにあるページから問い合わせてみましょう。

【参考】：[AWSの料金計算ツール](https://calculator.aws/#/)
【参考】：[AWS の導入に関するお問い合わせ](https://aws.amazon.com/jp/contact-us/sales-support/?pg=s3price&cta=herobtn)

AWSの料金計算法を覚えて頼られるITエンジニアになるために

## AWSのサービスでコストを削減しながら開発しよう

AWSでは特にサーバを管理できるツールが注目を集めていますが、その他にもさまざまなサービスを提供しています。各種サービスを上手く開発に取り入れれば、人的コストや、時間のコストを削減することも可能です。**AWSをまだ利用したことがない方はこの機会に、ぜひ利用してみましょう。**

また、各種サービスの中には無料利用枠を設定しているものや、チュートリアルとして無料でサービスに触れることができるものもあります。初めて利用するサービスの場合は、まずは使用感を確かめてから利用を開始するのもおすすめです。

AWSのサービス利用方法に迷ったら！チュートリアルの活用

AWSの個人利用がもたらすメリットとその注意点を徹底解説！

AWSでは、Amazon EC2をはじめとする人気サービスが数多く提供されています。しかし、各サービスによって料金体系が異なり、見積もりを出しづらいと感じる方もいるのではないでしょうか。本記事では、AWSの主要サービスとその料金体系を紹介します。

AWSはサービス内で複数の料金プランがある場合もあります

AWSは各サービスによって料金が異なりますが、使用した分だけ支払う従課金性のサービスが多いです

AWSの公式サイトの提供する見積計算ツールを利用すると、大まかな見積もりを算出できます

AWSの費用は？主要サービスの料金体系や計算ツールも紹介

## GitHubのファイルダウンロード

GitHubでソフトウェア開発を行うケースが増えています。**GitHubはソースコードをホスティングするプラットフォームであり、GitHubの用語を理解することでファイルダウンロードにおいても戸惑うことなく使用することができます。**

ここでは基本的な用語を理解し、ファイルダウンロードの手順を学んでいきます。

*GitHubは、ソフトウェア開発の生産性向上を高める情報共有プラットフォームです。*アクセスの柔軟性を高めるとともにセキュリティに配慮した設計やアクセス制御が可能です。多くのツールに連携し、開発コミュニティも最大規模のエンジニア数を誇ります。

さらにスマホ版も提供されており、開発者とのコラボレーションに活用することができます。

【参考】：[GitHub: 開発者のためのプラットフォーム](https://github.co.jp/)
【参考】：[GitHub Docs: はじめに](https://docs.github.com/ja/get-started)
【参考】：[GitHub: 世界中で利用されている開発プラットフォームをポケットの中に](https://github.co.jp/mobile.html)

GitHubとは？メリットや使い方、Gitとの違いも徹底解説！

GitHubの使い方とは？初心者向けに知っておきたい用語も併せて解説！

## ファイルダウンロードに関連する用語

*ここでは、GitHubで用いる用語の中から特にファイルダウンロードに関係する部分に注力して解説します。*用語の意味を正しく理解しておかないと、ファイルダウンロードの作業が進まない場合もあります。ファイルダウンロードの実際の手順は後ほど解説しますが、その中で使用する用語をここで学んでおきましょう。

【参考】：[GitHub Docs](https://docs.github.com/ja)

*リポジトリとは、ソフトウェア開発のファイルやフォルダーの保管場所を示します。*GitHub.comに作成したリポジトリは、リモート リポジトリと呼ばれ、PCなどのコンピュータに作成したリポジトリは、ローカル リポジトリと呼ばれます。

*クローンとは、リモート リポジトリをローカルにコピーすることを指します。*codespaceと呼ばれるクラウドの開発環境にコピーを作成することもできます。クローンでは、プロジェクトのすべてのファイルやフォルダーのすべてのバージョンを対象とする完全なコピーを行います。

*プロジェクトは、作業計画や進捗を確認する全体を指し、ボードやシートを用いて管理します。*リポジトリは、ファイルやフォルダーが格納される単位ですが、プロジェクトは複数のリポジトリを束ねて管理できるように設計されています。

### バージョン管理に関する用語概要

*バージョン管理の用語は、いくつかあります。*ここで必要な用語はブランチとマージです。ブランチは分岐した作業履歴で、マージは分岐の統合です。さらにコミットで記録を保存し、レビジョン番号を付加します。関連して読み取りをプル、書き込みをプッシュと呼びます。

## GitHubのファイルダウンロード方法

ここからは、GitHubのファイルダウンロード方法を解説します。*ファイルダウンロード方法はいくつか存在し、それぞれ使用するツールに違いがあります。*GitやGitHub CLIを使用するには、事前にモジュールをダウンロードしインストールしておきます。

【参考】：[Git: Downloads](https://git-scm.com/downloads)
【参考】：[GitHub CLI のインストール](https://github.com/cli/cli#installation)

以降で解説するGitやGitHub CLI では、リポジトリのURLを利用します。*まず最初にURLの確認方法を学んでいきます。*

・*プロジェクトやリポジトリ画面の表示*
最初にGitHubにサインインし、検索ボックスから対象となるプロジェクトやリポジトリを検索します。表示されたプロジェクトやリポジトリをクリックして画面を表示し、ここで画面の右上に表示される「<> Code」ボタンをクリックします。

・*URLの入手*
「<> Code」ボタンをクリックすると、クローンの選択画面が表示されますので「HTTPS」タブに表示されるURLをコピーします。

なお、ファイルのダウンロードボタンが表示されない場合や、ダウンロードできないなどの場合は表示階層を最上部に変更すると「<> Code」ボタンが表示されますので、確認しながら進めましょう。

【参考】：[GitHub Docs: リポジトリをクローンする Windows/Web browser](https://docs.github.com/ja/repositories/creating-and-managing-repositories/cloning-a-repository?platform=windows&tool=webui)

### GitHub CLIを使用しファイルをダウンロードする

*GitHub CLI は、すべての作業を1か所で行うためにGitHubの機能をターミナルに集めたオープンソースのコマンドライン ツールです。*GitHub CLIを使用してファイルをダウンロード（クローンを作成）するには、GitHub CLIで ”repo clone” サブコマンドを使用します。

具体的には、”gh repo clone コピーしたURL” のように実行します。

【参考】：[GitHub CLI のインストール](https://github.com/cli/cli#installation)
【参考】：[GitHub CLI について](https://docs.github.com/ja/github-cli/github-cli/about-github-cli)
【参考】：[GitHub Docs: リポジトリをクローンする Windows/GitHub CLI](https://docs.github.com/ja/repositories/creating-and-managing-repositories/cloning-a-repository?platform=windows&tool=cli)

### GitHub Desktopを使用しファイルをダウンロードする

*GitHub Desktopを使用してファイルをダウンロード（クローンを作成）するには、GitHub.comに加えてGitHub Desktopへのサインインを行います。*この場合も、リポジトリのメイン画面のファイル一覧の「<> Code」を使用します。

GitHub CLIやGitではコピーしたURLを使用しますが、ここではそのポップアップ画面の中段に表示される ”Open with GitHub Desktop” をクリックし、GitHub Desktopを起動します。

GitHub Desktopでは「Clone a Repository」が表示され、ローカルフォルダを指定します。ここで「Clone」ボタンをクリックするとコピーが保存されます。GitHub Desktopの、「File」「Clone a Repository」のメニューから指定することもできます。

【参考】：[GitHub Docs: GitHub Desktopからのリポジトリのクローンとフォーク](https://docs.github.com/ja/desktop/adding-and-cloning-repositories/cloning-and-forking-repositories-from-github-desktop)
【参考】：[GitHub Docs: GitHubからのGitHub Desktopへのリポジトリのクローン方法](https://docs.github.com/ja/desktop/adding-and-cloning-repositories/cloning-a-repository-from-github-to-github-desktop)

GitHub Desktopの使い方とは？初心者にも分かりやすく手順を解説！

### Gitコマンドを使用しファイルをダウンロードする

*Gitのコマンドを使用するには、Gitの ”git clone”コマンドを用います。*”git clone” コマンドでは、ダウンロードするURLを指定します。URLは前述の手順で確認しておきます。

具体的には、 ”git clone コピーしたURL” を実行します。これによってプロジェクトのファイルがまとめてローカルにダウンロードコピーされます。

【参考】：[GitHub Docs: Git の使用](https://docs.github.com/ja/get-started/using-git)

Gitとは？GitHubとの違いやメリットをわかりやすく解説！

### Zipファイルをダウンロードする

*Zipファイルをダウンロードするには、Gitのクローンコマンドを使用する手順に従ってGitHubの画面からダウンロードを直接実行することができます。*ダウンロードは、次のように行います。

・*プロジェクトやリポジトリ画面の表示*
対象となるプロジェクトやリポジトリの検索手順はクローンコマンドの実行手順と同様で、表示されたプロジェクトやリポジトリをクリックし、画面を表示します。ここで画面の右上に表示される「<> Code」ボタンをクリックします。

・*ダウンロードの実行*
「<> Code」ボタンで表示される画面下に表示される「Download Zip」をクリックし、ローカルにZipファイルをダウンロード保存します。ダウンロードしたZipファイルは展開して利用します。

この方法は、ソースコードアーカイブのダウンロードなどで用いる手順となります。

【参考】：[GitHub Docs: ソース コード アーカイブのダウンロード](https://docs.github.com/ja/repositories/working-with-files/using-files/downloading-source-code-archives)

### GitHubから特定のファイルをダウンロードする

*GitHubの画面に表示されるファイルのみをダウンロードするには、表示ページの右側の「Raw」ボタンをクリックします。*ソースファイルが表示されたら、右クリックでメニューから「名前を付けて保存」を選択します。ファイルの保存は、任意の名称と拡張子を設定することができます。

【参考】：[GitHub Docs: ファイルの表示](https://docs.github.com/ja/repositories/working-with-files/using-files/viewing-a-file)

## GitHubのファイルダウンロードは慣れでしまえば難しくない

GitHubは、ソフトウェア開発プラットフォームとしてメジャーですが、用語を理解するなど最初の基礎的な知識が必要です。開発者のコミュニティが活発なのは利用されている証ですので、その恩恵を受ける最初のステップと位置付け学びましょう。

**結果としてGitHubのファイルダウンロードについても、慣れてしまえば難しくないことが実感できることでしょう。**

GitHubは、最大規模のコミュニティを誇るソフトウェア開発と情報共有のプラットフォームです。GitHubでは実際に開発したコードを共有したりダウンロードしたりできます。ここでは、ファイルダウンロード方法を、用語の解説とともに学んでいきます。

GitHubでは、ファイルダウンロード方法がいくつか用意されています

リポジトリのクローンを作成したり、アーカイブをダウンロードしたりすることで行います

GitHubの用語を最初に理解しておくと、ファイルダウンロードも簡単に行うことができます

GitHubのファイルダウンロード方法は？用語と手順を解説

## 応用情報技術者試験について

応用情報技術者試験は、IPA（情報処理推進機構）が運営する資格試験であり、現役エンジニアや、IT業務に携わる方が数多く受験している試験です。

**本記事では、そんな応用情報技術者試験の試験概要から出題範囲、合格するために必要な勉強法などを紹介します。**エンジニアへの転職や、スキルアップのために受験を検討している方は、ぜひ参考にしてください。

応用情報技術者試験は意味ない？難易度・メリット・勉強方法を解説！

応用情報技術者試験は難しすぎる？受験のメリットや対策方法を解説

応用情報技術者試験は、ITの高度な専門性と技術力を保有することを証明する国家資格です。この試験は、プロジェクトマネージャーやシステム開発に関わる人材を想定とした試験のため、**システムの企画・開発・運用・保守に関する能力が重視されています。**

試験内容は、ネットワーク・データベース・プログラミング・セキュリティなど、IT分野の多岐にわたる知識が問われます。

応用情報技術者試験は決して簡単な資格ではありませんが、取得すればエンジニアとしての専門知識と技術力を評価してもらいやすくなり、キャリアアップや転職で役に立つ可能性があります。

ここでは、応用情報技術者試験の試験概要について解説します。

【参考】：[IPA 応用情報技術者試験について](https://www.ipa.go.jp/shiken/kubun/ap.html)

公式サイトによると、応用情報技術者試験の対象者は「*ITを活用したサービス、製品、システム及びソフトウェアを作る人材に必要な応用的知識・技能をもち、高度IT人材としての方向性を確立した者*」と定められています。

ちなみに、受験要件は基本情報技術者試験の合格者のみであるため、ITの業務に従事している方以外でも受験可能です。しかし応用情報技術者試験は、基本情報技術者試験の上位試験であるため、より専門的な内容を問われます。受験する際は、しっかり勉強してから挑みましょう。

### 合格者が期待される技術水準

IPAによれば、応用情報技術者試験の資格取得者は以下のような技術を持っていることが期待されます。内容の通り、*資格取得者はプログラミングなどの技術領域に加え、経営やプロジェクトの管理に関する知識も求められます。*

- 経営戦略・IT戦略の策定に際して、経営者の方針を理解し、経営を取り巻く外部環境を正確に捉え、動向や事例を収集できる

- 経営戦略・IT戦略の評価に際して、定められたモニタリング指標に基づき、差異分析などを行える

- システム又はサービスの提案活動に際して、提案討議に参加し、提案書の一部を作成できる

- システムの企画・要件定義、アーキテクチャの設計において、システムに対する要求を整理し適用できる技術の調査が行える

- 運用管理チーム、オペレーションチーム、サービスデスクチームなどのメンバーとして、担当分野におけるサービス提供と安定稼働の確保が行える

- プロジェクトメンバーとして、プロジェクトマネージャ（リーダー）の下でスコープ、予算、工程、品質などの管理ができる

- 情報システム、ネットワーク、データベース、組込みシステムなどの設計・開発・運用・保守において、上位者の方針を理解し、自ら技術的問題を解決できる

上記の通り、経営戦略からビジネスの課題提案、システム設計、運用保守など幅広い業務について問われます。

*試験日程は年2回あり、例年は春期と秋期に試験を実施しています。*また、受験の申し込み期間は、試験の2〜3ヶ月ほど前であるため、試験日直前での申し込みはできない可能性が高いため注意しましょう。

【参考】：[応用情報技術者試験 試験情報](https://www.ipa.go.jp/shiken/mousikomi/schedule.html)

*応用情報技術者試験の申し込みは基本的にインターネットで行います。*各試験の申し込み可能時期になると、試験の運営元であるIPA（情報処理推進機構）の公式サイトに案内が公開されます。

申し込み時には、CBTSというサイトにてアカウント登録が求められますので、アカウントを作成後、申し込み手続きを行いましょう。

【参考】：[IPA 試験の申し込みについて](https://www.ipa.go.jp/shiken/mousikomi/moushikomi.html)
【参考】：[CBTS公式](https://cbt-s.com/examinee/)

応用情報技術者試験の申し込み方法は？試験概要から日程まで解説

応用情報技術者試験がCBT化されないのはなぜ？その理由を徹底考察

合格率は例年それほど高くなく、大体20％台を推移しています。令和4年度における春期試験では24.3%、令和5年度の春期試験では27.2%という数値が公表されています。

*合格率の低さから推測すると、難易度は高めの試験であるといえます。*

【参考】：[応用情報技術者試験 統計情報](https://www.ipa.go.jp/shiken/reports/toukei.html)

応用情報技術者試験の合格率は？試験の概要と合格するメリット・デメリット

応用情報技術者試験の難易度は高い？合格率の比較や独学方法を紹介！

出題形式や出題数は、午前試験と午後試験でそれぞれ異なります。*ここでは、午前と午後の出題形式・出題数について解説します。*

午前の試験時間は9:30～12:00（150分）、出題形式は多肢選択式（四肢択一）です。また、出題数は80問です。

一方で午後の試験時間は13:00～15:30（150分）、出題形式は記述式です。出題数は11問です。

まとめると以下のようになります。

*【午前】*
試験時間：9:30～12:00（150分）
出題形式：多肢選択式（四肢択一）
出題数：80問
解答数：80問

*【午後】*
試験時間：13:00～15:30（150分）
出題形式：記述式
出題数：11問
解答数：5問

応用情報技術者試験の午前試験で合格点を獲得するための秘訣とは？

応用情報技術者試験の午後問題でおすすめの分野は？合格のコツも

出題範囲は幅広く、公式サイトの試験要綱によると13の分野から問題が出題されます。13の分野は以下の通りです。

- 戦略立案・コンサルティングの技法に関すること

- システムアーキテクチャに関すること

- サービスマネジメントに関すること

- プロジェクトマネジメントに関すること

- 組込みシステム開発に関すること

- 情報システム開発に関すること 

- プログラミングに関すること

- 情報セキュリティに関すること

*各分野の詳細な出題内容については、シラバスにも掲載されています。*試験を受験する方は、これらの資料を参考にしながら、学習計画を立てましょう。

【参考】：[応用情報技術者試験 試験要綱](https://www.ipa.go.jp/shiken/syllabus/t6hhco0000004yy7-att/youkou_ver5_2.pdf)
【参考】：[応用情報技術者試験 シラバス](https://www.ipa.go.jp/shiken/syllabus/t6hhco000000ijdp-att/syllabus_ap_ver6_3.pdf)

## 応用情報技術者試験に合格するために必要なこと

応用情報技術者試験は幅広い領域から問題が出題されるため、網羅的に知識をインプットすることや、問題の形式に慣れることが重要です。

**ここでは、応用情報技術者試験に合格するために必要な勉強方法について紹介します。**

### 書籍などで基礎知識を身につける

*まずは、応用情報技術者試験に関する基本的な知識を身につけましょう。*この試験は、出題範囲が広いため、試験対策用の書籍を活用して効率よく学習を進めることをおすすめします。

また、年度によっては試験の区分や出題範囲が変更される可能性もあるため、なるべく新の情報が掲載されている本を選びましょう。

さらに書籍の中には、練習問題がついているものもあります。学習時間に余裕のある方は、練習問題がついた本を選ぶと、アウトプットも一緒に行えます。

応用情報技術者試験合格におすすめの参考書・過去問・問題集8選！

応用情報技術者試験を運営するIPAの公式サイトでは、応用情報技術者試験の過去問を公開しています。また、過去問のページでは問題と解答に加え、採点講評も公開されています。

採点講評では問題に関する補足事項や正答率についてなど、受験者にとって参考になるコメントが書かれています。*その年度の過去問を解いた後は、採点講評も確認することをおすすめします。*

【参考】：[IPA 過去問題](https://www.ipa.go.jp/shiken/mondai-kaiotu/index.html)

応用情報技術者試験は独学で合格できる？出題範囲や勉強法を解説！

応用情報技術者試験合格に必要な勉強時間は？効果的な学習法も解説

**ここからは、応用情報技術者試験に関するよくある質問をまとめました。**受験に関して不明点がある方はぜひ参考にしてください。

### 午前免除などの特例はあるか

基本情報技術者試験では午前免除の制度があるため、応用情報技術者試験も午前試験の免除ができると考える方もいるでしょう。*しかし、残念ながら、応用情報技術者試験ではそのような制度はありません。*

午前・午後ともに合格ラインを越えなければ資格を取得できませんので注意が必要です。

### 試験結果はすぐに分かるのか

応用情報技術者試験は即日結果が分かる試験ではありません。*あらかじめ決められた合格発表日になると、公式サイトで合格者の受験者番号が公表されます。*

ちなみに、合格者には登録した住所宛に簡易書留で合格証書が送られます。受験後に転居する可能性のある方は、郵便局に転居届を出しておく必要がありますので、この点にも注意しましょう。

## 応用情報技術者試験に合格してスキルアップを目指そう

応用情報技術者試験とは、IPA（情報処理推進機構）が提供するITの国家資格です。システムの設計・開発から、経営戦略に関する領域まで、多岐にわたる問題が出題されます。本記事では、応用情報技術者試験の試験概要や、合格に必要な勉強法などを解説します。

応用情報技術者試験は、システムに関する高度な知識が求められるITの資格試験です

応用情報技術者試験の合格率はそれほど高くないため、出題範囲をしっかり学習する必要があります

応用情報技術者試験の公式サイトには過去問が公開されており、学習に役立てることができます

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