## Windows11でコマンドプロンプトは使える？

Windows11は、企業のオフィスワークから個人向けエンターテイメントまで、グラフィカルな操作を活用して多様な用途に対応します。また操作に必要な設定も「設定」アプリと呼ばれるGUIで操作できるため、マウス操作やタッチ操作で多くの作業が完結します。

ところが何か問題が生じたり、詳細確認やシステム設定の修復が必要だったりすると、いまだにコマンド操作が必要となります。そこで役立つのが、コマンドプロンプトです。

既定のアプリがWindowsターミナルに変更となり、「Windows11でコマンドプロンプトは使えないのでは」と誤解している方も多いでしょう。実際には、**コマンドプロンプトは正式サポートされており、Windows11が起動しない場合もシステム管理で必要となる重要なツールです。**ここでは、コマンドプロンプトの起動方法を学んでいきます。

【参考】：[コマンド プロンプトと Windows Powershell for Windows11](https://support.microsoft.com/ja-jp/windows/%E3%82%B3%E3%83%9E%E3%83%B3%E3%83%89-%E3%83%97%E3%83%AD%E3%83%B3%E3%83%97%E3%83%88%E3%81%A8-windows-powershell-for-windows-11-6453ce98-da91-476f-8651-5c14d5777c20)

Windows11のコマンドプロンプトはどこにある？ない時の出し方

*コマンドプロンプトとは、OSへの指示や特定の操作や結果を確認するためのコマンドラインインターフェース（CLI）を指します。*テキストベースのコマンドを入力し、指示を送ります。Linuxではシェルを用いますが、Windowsでは「cmd.exe」というコマンドプロンプトというプログラムを使用します。

コマンドプロンプトとは？できることや使い方をわかりやすく解説！

GUIは「グラフィカルユーザーインターフェース」であり、直観的な操作を行う場合に利用します。人間が感覚的に行う作業に適しており、誰でも簡単に利用することができます。

CUIは「キャラクターユーザーインターフェース」であり、キーボードなどによってテキスト文字を入力し、アプリケーションやOSコマンドを実行します。操作方法やコマンドを覚える必要がありますが、一連の操作コマンドはバッチファイル化することで作業の平準化や自動化が可能です。

*これらから、GUIはクライアント端末で一般的に用いられ、CUIはシステム操作やサーバの管理などに使われるなどの違いがあります。*

GUIとは？CUIとの違いやメリット・デメリットをエンジニア向けに解説！

## コマンドプロンプトを起動する

*コマンドプロンプトは、Windows11において標準搭載されているシステムツールです。*Windows 10同様に利用できますが、バージョンアップに伴って変更点もあります。ここでは、Windows11の代表的なコマンドプロンプトの起動方法を図解していきます。

まずはじめに、「検索」機能を用いた起動方法を学びます。*「検索」機能は、「スタート」ボタンの右に見える検索アイコンもしくは検索ボックスをクリックして使用します。*

次のように検索ボタンをクリックすると、最上部に検索ボックスが表示されます（①②）。ここにコマンドプロンプトを示す「cmd」あるいは「コマンドプロンプト」などと入力すると、右側に検索結果が表れます（③）。

~~　【図】：「検索」機能を使用する~~

検索結果からコマンドプロンプトを起動するには、「開く」または「管理者として実行」をクリックします。

「管理者として実行」をクリックすると（①）、管理者権限で起動されるためユーザアカウント制御のダイアログが表示されます（②）。そこで、「はい」をクリックすると、管理者権限のコマンドプロンプトが開きます（③）。

~~　【図】：コマンドプロンプトを管理者として実行する~~

「開く」をクリックした場合はユーザ権限で起動されるため（①）、そのままコマンドプロンプトが開きます（②）。

~~　【図】：コマンドプロンプトを開く~~

「検索」機能は、検索結果の履歴が保存されており、便利です。再度「検索」機能を開くと、「最近」という履歴領域にコマンドプロンプトが表示されており、再検索は不要で起動できます。

表示されるコマンドプロンプトの表示をクリックすると（①）、ユーザ権限のコマンドプロンプトが開きます。管理者権限でコマンドプロンプトを開くには、ここで右クリックメニューを表示し、「管理者として実行」をクリックします（②）。

~~　【図】：「検索」機能の履歴を使用する~~

Windows 11の右クリックメニューはどこへ？使い方と変更方法を解説

### スタートメニューから起動する

*スタートメニューからは、「検索」機能が利用できるほか、アプリ一覧から希望するアプリを直接実行することができます。*「スタート」ボタンをクリックし（①）、スタートメニューが表示されると、上部に検索ボックスが表示されます。検索ボックスの利用方法は、「検索」機能で解説した通りです。

~~　【図】：スタートメニューを開く~~

スタートメニューを見ると、「すべてのアプリ」の表示があります（①）。ここでは、コマンドプロンプトを直接実行する方法として、「すべてのアプリ」をクリックし（①）、「Windows ツール」をクリックします（②）。

~~　【図】：すべてのアプリから「Windows ツール」を開く~~

「Windows ツール」が表示されると、中央部分にコマンドプロンプトが表示されています（①）。ここで表示をダブルクリックすると、コマンドプロンプトがユーザ権限で開きます（①）。

表示から右クリックメニューを開くと「管理者として実行」が表示されており、クリックすることで管理者として開くことができます（②）。

Windows11のスタートメニューが使いにくい？カスタマイズ方法を紹介！

### Windowsターミナルから起動する

*コマンドプロンプトは、コマンドラインシェルを統合するWindowsターミナルから使用することもできます。*Windowsターミナルは、スタートメニューの右クリックメニューから起動することができます（①）。

Windows10までは、右クリックメニューにコマンドプロンプトが表示されていましたが、Windows11ではターミナルに変更されました。これは標準ターミナルアプリがコマンドプロンプトからWindowsターミナルに変わったためです。

ここでメニュー表示される「ターミナル」はユーザ権限で起動し、「ターミナル（管理者）」は管理者権限で起動します（②）。他のツール同様に、管理者権限で起動した場合はユーザアカウント制御の承諾の下にアプリが実行されます（③）。

~~　【図】：ターミナルを開く~~

Windowsターミナルは、初期設定でWindows PowerShellが開きます。初期設定を変更してシェルを指定できるほか、タブを開く際に指定することもできます。ここでは、タブを開く際の指定方法を図解します。

通常、タブを開くには上部右側の「＋」アイコンをクリックします。ここでは、標準シェルに設定されていないコマンドプロンプトを指定するために、その右側の「ｖ」アイコンをクリックします（①）。

「ｖ」アイコンをクリックすると、追加メニューが表示されます。ここで表示されるコマンドプロンプトをクリックして起動することができます（②）。

~~　【図】：ターミナルからコマンドプロンプトを開く~~

開いたコマンドプロンプトは、これまで同様に管理者権限とユーザ権限で表示が異なります（①②）。Windowsターミナルでは次のように、管理者権限がある場合は「管理者：コマンドプロンプト」とタブに表示がされます（①）。

~~　【図】：管理者権限とユーザー権限を使い分ける~~

【参考】：[Windowsターミナルとは](https://learn.microsoft.com/ja-jp/windows/terminal/)

Windowsターミナルとは？概要・機能から使い方まで解説！

### 「ファイル名を指定して実行」から起動する

*コマンドプロンプトは、「ファイル名を指定して実行」から直接起動することができます。*メニュー操作で起動するには、スタートメニューの右クリックメニューから「ファイル名を指定して実行」を表示し、「cmd」と入力し「OK」または「Enter」キーを押します（①②③）。

ここでは「Enter」キーの操作でユーザ権限と管理者権限を切り替えることもできます。具体的には、「Enter」キーまたは「OK」でユーザ権限で開き、「Ctrl」＋「Shift」＋「Enter」で管理者権限で開くことができます。

~~　【図】：「ファイル名を指定して実行」から起動する~~

操作に慣れてきたらショートカットキーを使用することもできます。「Windows」＋「R」キーを押すことで、メニューを操作せずに直接「ファイル名を指定して実行」が開きます。

【参考】：[Windows のキーボード ショートカット](https://support.microsoft.com/ja-jp/windows/windows-%E3%81%AE%E3%82%AD%E3%83%BC%E3%83%9C%E3%83%BC%E3%83%89-%E3%82%B7%E3%83%A7%E3%83%BC%E3%83%88%E3%82%AB%E3%83%83%E3%83%88-dcc61a57-8ff0-cffe-9796-cb9706c75eec)

### コマンドプロンプトが開いたら

*コマンドプロンプトが開いたら、コマンド操作やバッチ処理に利用することができます。*コマンドの使い方はhelpでコマンド一覧を表示させたり、詳細な使い方を確認したりして作業を進めます。

また、管理者として実行できない場合はシステム操作ができないため、コマンドプロンプトを起動する際に、管理者権限で起動しているか、確認しながら作業を進めると良いでしょう。

## Windows11のコマンドプロンプトは今でも活用できる

Windows11では、新たにコマンド操作を行うシェルとそれを表示するターミナルに役割を分割しています。そのため、既定のアプリがWindowsターミナルに変更となり、「Windows11ではコマンドプロンプトを使えないのでは」と誤解を招きました。

**コマンドプロンプトはシステム操作には欠かせないものであり、Windows11をとことん学ぶにはコマンドプロンプトをあらためて理解しておくと良いでしょう。**

Windows11では、既定のアプリがWindowsターミナルに変更となり、「Windows11ではコマンドプロンプトが使えないのでは」と心配だった方も多いでしょう。ここでは、コマンドプロンプトの起動の仕方について、代表的な操作の方法を図解していきます。

Windows11では、既定のアプリがWindowsターミナルに変更されました

コマンドプロンプトは従来通りに提供されており、システム管理に用いることができます

Windows11を深く理解するには、コマンドプロンプトの活用がおすすめです

Windows11でコマンドプロンプトは使える？起動方法を図解

Windows11を長く使っていると、次第にパソコンの動作が重くなっているケースがあります。その原因の1つに、*ストレージの容量不足が挙げられます。*

この記事では、ストレージの容量が不足するとどのような問題が起きるのか、容量を確認する方法や空き容量を増やす方法について解説します。Windows11の調子が良くない、ストレージの空き容量が気になる方は、この記事を参考にして問題解決を図りましょう。

【参考】：[PC のストレージを確認する ｜ Microsoft サポート](https://support.microsoft.com/ja-jp/windows/pc-のストレージを確認する-c7cbe6ef-267b-6b8a-32d9-01161623ba5a)

Windows11が重くなる原因とは？7つの理由と改善策を解説！

## Windows11の容量不足による問題

Windows11でストレージの空き容量不足が生じると、どのような問題が発生するのでしょうか？Windows11で必要なストレージの空き容量、空き容量が不足すると起きる問題などについて見ていきましょう。

Windows10からWindows11へのアップグレードに伴い、Windows11ではどの程度ストレージの空き容量が必要なのでしょうか？ここでは、Windows10とWindows11のスペック要件（推奨値）を比較してみました。

　　　　　　　　　　*Windows10*　 　　　　　　　*Windows11*
▪メモリ　　：　 　2GB（64ビット） 　　　                  4GB
▪ストレージ：  　20GB（64ビットOS）　    　 64GB以上の記憶装置

Windows11はWindows10と比較して、メモリは2倍の4GBが必要です。**ストレージのスペック要件は、Windows10が20GB以上であるのに対し、Windows11は3倍以上の64GBが必要です。**

このように、Windows11は重めのOSであることが分かります。ここに挙げたスペックは、あくまでもOSのインストールに必要な領域であり、実際にアプリケーションやデータを含めると、これらの数値の数倍のストレージ容量が必要です。

「スペック要件を満たしているのに容量不足になるのはおかしい」と思ってしまいますが、どんなデバイスでもシステム領域以外にユーザ領域が必ず必要なので、最初から十分なストレージ容量を確保しておくことをおすすめします。

【参考】：[Windows 11 の仕様とシステム要件 | Microsoft](https://www.microsoft.com/ja-jp/windows/windows-11-specifications?r=1)

Windows11アップグレード方法や必要スペックを徹底解説

Windows11と10の違いは？どっちがいい? 主な変更点や実際の声を紹介

Windowsシステムが格納されているCドライブの空き容量が不足すると、どのような問題が起きるのか把握しておきましょう。**容量不足によって起こる代表的な問題を3つ挙げてみました。**

*・パフォーマンスの低下*
ストレージの空き容量が不足すると、システム全体のパフォーマンスが低下します。特にファイルの読み書きが遅くなり、アプリケーションの起動や実行速度が低下します。

*・システムエラーの多発*
容量不足が原因で「ディスク容量が不足しています」などのエラーメッセージが表示されることがあります。これは空き容量が不足し、OSの正常な起動ができなくなるためです。

*・Windowsアップデートの失敗*
空き容量が不足すると、Windowsをアップデートする際に必要な容量の確保ができないため、セキュリティパッチの適用や機能更新が行えなくなる可能性があります。


## Windows11の空き容量を確認する方法

ストレージの容量不足によってさまざまな問題が起きることが分かりましたが、では空き容量の不足をどのように判断すればいいのでしょうか？ここでは空き容量を確認するために知っておきたい、3つの方法について解説します。

### エクスプローラーから確認する方法

ファイルの管理で日常的に使うエクスプローラーから、空き容量を確認する方法について紹介します。**シンプルな方法であり、特に初心者の方におすすめしたい方法です。**

*・エクスプローラーを開く*
タスクバーのフォルダーアイコンをクリックしてエクスプローラーを開きます。スタートボタンの右クリックからエクスプローラを選択する方法でも構いません。

*・「PC」を選択する*
エクスプローラーが起動したら、左側のナビゲーションペインから「PC」をクリックします。

*・ドライブの空き容量を確認する*
表示されたドライブ一覧から、各ドライブの空き容量を確認することができます。空き容量は、ドライブのアイコンの下に表示されます。

~~【図】：エクスプローラー>PC>ドライブ　空き容量　~~

こちらは中級者以上の方におすすめする方法です。前述のエクスプローラーから容量を確認する方法と比べて、表示するまでの時間が掛かりますが、**より詳細な情報を把握できるため、不要なアプリを削除する、一時ファイルを消去するといった具体策を講じやすくなります。**

*（1）設定を開く*
スタートメニューから「設定」アイコンをクリックします。

*（2）「システム」を選択する*
設定ウィンドウの左側メニューから「システム」をクリックします。

*（3）「ストレージ」を選択する*
「システム」の項目内にある「ストレージ」をクリックします。これにより、ストレージ管理を行うことができます。

~~【図】：設定>システム>ストレージ　~~

*（4）空き容量を確認*
ストレージ画面で、各ドライブの空き容量とその内訳が表示されます。また、各ドライブの詳細をクリックすると、さらに詳細な使用状況が表示されます。

~~【図】：設定>システム>ストレージ>ドライブの内訳　~~

### OneDriveの空き容量を確認する方法

Microsoft提供のオンライン ストレージ サービス、OneDriveの空き容量を確認する方法を紹介します。ファイル共有やバックアップにOneDriveは大変便利ですが、**契約容量を超えてしまうと、ファイルのアップロードや同期ができなくなります。**容量の確保には気をつけましょう。

【参考】：[無料でも使える OneDrive とは? 機能と特長を解説! | Microsoft](https://www.microsoft.com/ja-jp/biz/smb/column-onedrive#:~:text=OneDrive%20とは、Microsoft%20が,容量を使用できます。)

*（1）OneDriveを開く*
設定→システム→ストレージに表示されたOneDriveをクリックすると、OneDriveの管理画面が表示されます。

~~【図】：設定>システム>ストレージ>OneDrive　~~

*（2）OneDriveの表示*
OneDriveの管理画面が開いたら、使用済みの容量を確認します。さらに［OneDriveの表示］ボタンをクリックするとエクスプローラ画面となり、OneDriveを利用しているファイルを一覧で管理できます。

~~【図】：設定>システム>ストレージ>OneDrive>OneDriveの表示　~~

Windows11でOneDriveを無効化/有効化する方法を解説

Windows11で容量不足が生じた時、どのような対処法があるのか見ていきましょう。基本的には不要なファイルを削除することで対処できますが、それでも空き容量が確保できない場合には、ディスククリーンアップの実行や外部ストレージの利用、不要なアプリのアンインイトールなどが有効です。

また、それでも不足する場合には、新しいHDDやSSDの追加を検討しましょう。

### 不要なファイルやデータを削除する

エクスプローラーを開き、不要なファイルやフォルダーを削除します。オーソドックスな方法ですが、誤って重要なファイルやシステムファイルを削除しないよう気をつけましょう。

### ディスククリーンアップを実行する

「ディスククリーンアップ」ツールを使って、不要なシステムファイルや一時ファイルを削除します。

（1）エクスプローラーを開き、左側のナビゲーションペインから「PC」をクリックします。

（2）ローカルディスクをダブルクリックし、画面右上の「…」をクリックし、メニューが表示されたら「クリーンアップ」をクリックします。

~~【図】：エクスプローラー>PC>ローカルディスク>「…」>クリーンアップ　~~

（3）「ディスククリーンアップ」ツールが表示されますので、削除するファイルにチェックを付け、［OK］ボタンをクリックします。

「システムファイルのクリーンアップ」を選択すると、Windows11にアップグレードした際に作成されたファイル、Windows Updateに使用したファイルなど、不要になったシステムファイルが削除されます。**ファイル削除で容量を減らすことができなかった場合に試してみましょう。**

Windows 11のエクスプローラーが遅いのはなぜ？解決方法を解説

【Windows 11】ディスククリーンアップの手順を図解！うまくいかない場合の解決方法も

### 外部ストレージにデータを移動する

保管しておきたい重要なデータを外付けのHDDやクラウドに移動して、空き容量を確保する方法です。外部ストレージにはオンラインストレージや、USB接続が可能なストレージがさまざまありますので、気軽に利用できます。

### 不要なアプリケーションをアンインストールする
インストールはしたものの、**使用していないアプリケーションがある場合には、これらをアンインストールしてみましょう。**

設定→アプリ→「インストールされているアプリ」と進み、不要なアプリの「…」から［アンインストール］を選択しましょう。

~~【図】：設定>アプリ>インストールされているアプリ>「…」>アンインストール　~~

現在利用しているHDDの容量が不足しがちの場合には、**新たにHDDやSSDを追加すると、根本的な容量不足の解消に役立ちます。**現在利用しているストレージをフルバックアップできる程度の容量のものを選択しておけば安心です。

## パソコンのリソース管理は自分で行おう

ここまでWindows11のストレージ容量不足の原因と、確認方法、解決方法について解説しました。ストレージ内の不要なデータやファイル、アプリケーションは容量不足のエラーが出るまで、気付きにくいものですが、放置し過ぎると仕事の効率にも影響します。

**空き容量を定期的に確認し、必要に応じて適切な対処法を講じるようにしましょう。**

Windows11に違和感？評判や気になる点のカスタマイズ方法を解説！

Windows11の最新おすすめ本12選！初心者から上級者向けまで

Windows11でストレージの容量が不足すると、パフォーマンスの低下や、システムエラーの多発、Windowsアップデートの失敗など、さまざまな問題が生じます。この記事では、Windows11のストレージ容量の確認方法、空き容量を増やす方法について解説します。

Windows11は必要なストレージの容量がWindows10と比べて大きく、容量管理に注意が必要

Windows11のストレージ容量の確認には、エクスプローラ、設定、OneDriveの3つの方法がある

Windows11の容量不足の解消には、ディスククリーアップを活用すると良い

Windows11でストレージの空き容量を確認する方法とは？

## Windows11でPINを忘れた際の対応方法

**Windows11では、PINを用いてWindowsにサインインすることができます。**Windows10より、従来のパスワードに代えてPINコードを使ったサインインが可能です。このPIN（Personal Identification Number）とは、暗証番号を指します。

パスワード入力よりも簡単ですが、PINを忘れた場合、調べ方を探してもPINコードは復元できないので分かりません。ここでは、PINを忘れた際の対応方法を図解していきます。

【参考】：[Microsoft サポート: Windows でのアカウントのヘルプ](https://support.microsoft.com/ja-jp/windows/windows-%E3%81%A7%E3%81%AE%E3%82%A2%E3%82%AB%E3%82%A6%E3%83%B3%E3%83%88%E3%81%AE%E3%83%98%E3%83%AB%E3%83%97-6c7a5522-c50b-460d-a0e9-c6fa7f806fae)

## PINを忘れた際の画面と対処方法

*Windows11のPINは、「Windows Hello」のオプションの1つです。*Windows Helloは、PINのほか、顔認証や指紋を使ってサインインできるオプション機能です。Microsoftのアカウントがあれば復旧がしやすいため、推奨される方法です。

以降では、実際にPINを忘れた場合にどのようなことが起きるのか、解説します。

【参考】：[Microsoft サポート: Windows Hello の概要とセットアップ](https://support.microsoft.com/ja-jp/windows/windows-hello-%E3%81%AE%E6%A6%82%E8%A6%81%E3%81%A8%E3%82%BB%E3%83%83%E3%83%88%E3%82%A2%E3%83%83%E3%83%97-dae28983-8242-bb2a-d3d1-87c9d265a5f0#WindowsVersion=Windows_11)

Windows11のサインイン画面を見ていきましょう。PINを設定していると、サインイン画面にPIN入力を促す入力画面が表示されます。

~~　【図】：PIN入力のサインイン画面~~

PINコードを入力する際に誤って入力すると、次のように「PIN が正しくありません。入力し直してください。」と通知されます（①②）。

~~　【図】：PINコードを間違えた場合の表示~~

*ここで何度も入力を繰り返すと、サインインのセキュリティ機能が働き、さらなるメッセージが表示されます。*詳細は、以降で図解します。

Windows 11のアカウント追加ができない？追加方法や手順を解説！

### PINを打ち間違え続けた場合の挙動

*PIN入力のエラー表示は、固定ではなく状況に応じて変わります。*打ち間違えた場合は、3回までは元のPIN入力の画面に戻ります。4回目になると、以下のように「チャレンジフレーズ」の入力を促す画面に遷移します（①）。

指示で与えられた「A1B2C3」を入力すると、ラストチャンスとしてもう1度PINコードを入力することができます（②）。

~~　【図】：PINコードが間違えた場合のチャレンジフレーズ~~

ここで次の図のようにPIN入力に失敗すると（①）、デバイスの再起動が促されます（②）。

~~　【図】：再起動を促す表示~~

再起動後も、同じようにPIN入力に失敗すると、今度は4回目のチャレンジフレーズの表示画面の前に「PINは30秒無効になります。」と表示され、チャレンジフレーズの表示まで待ち時間が追加されます。

~~　【図】：チャレンジフレーズの表示待ち時間~~

厄介なのは、この待ち時間が「30秒」の固定値ではないことです。次の再起動では「1分」となり、その後は、「5分」「10分」「30分」と増えていきます。最終的には「2時間」の待ち時間が設定されていますので、慎重にPIN入力を行うのが良いでしょう。

同様に、短時間に失敗を繰り返すと、セキュリティ機能によって次のメッセージが表示され、一時的に無効にされる場合もあります。

```
「このサインイン オプションは、サインイン試行の失敗またはシャットダウンの繰り返しが原因で、無効になっています。別のサインインオプションを使用するか、2時間以上デバイスの電源を入れた状態にしてからもう一度実行してください。」
```

## PINを忘れた場合の代替手段とPINの再設定

*PINを忘れた場合は、代替手段によってサインインするか、PINの再設定に進みます。*PINの再設定は、サインインせずにできる場合もあります。ここからは、PINを忘れた場合のサインイン手順、再設定手順について解説していきます。

【参考】：[Microsoft サポート:  Windows へのサインイン](https://support.microsoft.com/ja-jp/windows/windows-%E3%81%B8%E3%81%AE%E3%82%B5%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%82%A4%E3%83%B3-8f1f3c05-e479-4e9a-666b-90091d052aaf)

### PINを忘れた場合のパスワードの利用

*PINを忘れた場合は、チャレンジフレーズの表示までPIN入力を試したら、別のサインインオプションを試すのが良いでしょう。*サインインオプションは、PINの他にパスワードが設定されています。

具体的には次のように、「サインイン オプション」が表示されている状態で、その表示をクリックします（①）。この例では、あらかじめ登録したサインインオプションのパスワードとPINのアイコンが表示されます（②）。

~~　【図】：「サインイン オプション」の表示~~

パスワードのアイコンは鍵のマークです。アイコンをクリックすると（①）、次のようにパスワード入力の画面に切り替わります（②）。

~~　【図】：パスワード入力の画面への切り替え~~

このPIN入力の画面ですが、Windowsの設定や利用状況に応じて「PINを忘れた場合」や「暗証番号（PIN）をセットアップする」が表示される場合と表示されない場合があります。表示された場合は、クリックするとサインインせずに、PINを再設定することができます。

【参考】：[Microsoft サポート: Windows にサインインしていないときに PIN をリセットする](https://support.microsoft.com/ja-jp/windows/windows-%E3%81%AB%E3%82%B5%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%81%97%E3%81%A6%E3%81%84%E3%81%AA%E3%81%84%E3%81%A8%E3%81%8D%E3%81%AB-pin-%E3%82%92%E3%83%AA%E3%82%BB%E3%83%83%E3%83%88%E3%81%99%E3%82%8B-a386c519-3ab2-b873-1e9b-bb228a98b904)

### PINを忘れた場合の別のアカウントの利用

*PINを忘れた場合も、パスワードが分かればサインインすることができます。*パスワードは、PINを設定している場合はもちろんのこと、設定していない場合も重要です。

アカウントのパスワードも忘れた場合は、サインインの方法として、別のアカウントの利用をおすすめします。別のアカウントとは、最初に表示されるサインインの画面左下のアカウントで、管理者権限のアカウントを選択してサインインすると、ローカルアカウントのパスワード変更が可能です。

アカウントを1つだけ用意している方は、念のため管理者アカウントを用意しておくと良いでしょう。また、Microsoftアカウントのパスワード変更は、オンラインで確認コードによるパスワード変更が可能です。

### Windows11にサインインしてPINを変更するには

*Windows11にサインインできれば、PINは再設定が可能です。*PINを変更するには、「設定」アプリを用います。「設定」アプリは、スタートメニューから右クリックメニューを表示し、「設定」をクリックして開きます。

「設定」アプリが開いたら、次のように「アカウント」「サインイン オプション」とクリックしていきます（①②）。

~~　【図】：「サインイン オプション」を開く~~

「サインイン オプション」が開いたら、PINの再設定が可能です。

【参考】：[Microsoft サポート: すでにデバイスにサインインしている状態で PIN を変更する](https://support.microsoft.com/ja-jp/windows/%E3%81%99%E3%81%A7%E3%81%AB%E3%83%87%E3%83%90%E3%82%A4%E3%82%B9%E3%81%AB%E3%82%B5%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%81%97%E3%81%A6%E3%81%84%E3%82%8B%E7%8A%B6%E6%85%8B%E3%81%A7-pin-%E3%82%92%E5%A4%89%E6%9B%B4%E3%81%99%E3%82%8B-0bd2ab85-b0df-c775-7aef-1324f2114b19)

### 「設定」アプリでPINを再設定する

*PINの設定は、PINの設定画面右側の「v」をクリックして、メニューを表示します。*

メニューを開いたら（①）、「削除」を選択します（②）。ここで再確認が行われ、「削除」をもう1度クリックしてください（③）。アカウントのパスワードが聞かれますので、入力して「OK」をクリックします（④）。

「PINの変更」では、現状のPINコードがわからないと再設定することができません。そのため、PINコードを思い出せない場合にPINを初期化したり、再設定したりするには、一旦PINを削除し再度PINをセットアップする必要があります。

PINを削除したら、次の図のように「セットアップ」をクリックし（①）、アカウントのパスワード入力後に（②）、PINを再設定することができます（③）。

~~　【図】：PINをセットアップする~~

【参考】：[Microsoft サポート: Windows パスワードを変更またはリセットする](https://support.microsoft.com/ja-jp/windows/windows-%E3%83%91%E3%82%B9%E3%83%AF%E3%83%BC%E3%83%89%E3%82%92%E5%A4%89%E6%9B%B4%E3%81%BE%E3%81%9F%E3%81%AF%E3%83%AA%E3%82%BB%E3%83%83%E3%83%88%E3%81%99%E3%82%8B-8271d17c-9f9e-443f-835a-8318c8f68b9c)

## Windows11のPINを忘れても慌てずに行動しよう

Windows11のPINは、クイックにサインインが可能で便利です。打ち間違えるとセキュリティ機能が働くため、PINを忘れてもじっくりと思い出しましょう。**このようにPINを忘れても、慌てず冷静に対応することで、復旧を早めることが可能です。**

Windows11のおすすめ便利機能10選！ショートカットキーも紹介

Windows11のPIN入力は、サインインを簡単に行えるため便利な機能です。打ち間違えると、セキュリティメッセージが表示されます。PINを忘れた場合、どうすればいいのか心配です。ここでは、PINを忘れた場合の対応方法について、動作や対処方法を図解します。

Windows11のPINは、「Windows Hello」のオプションの1つです

PINを打ち間違えると、回数に応じてメッセージが表示され、待ち時間が設定されます

パスワード入力や、別のアカウントでサインインするなど、慌てずに行動するのがおすすめです

Windows11でPINを忘れたらどうする？調べ方や設定・初期化方法も解説

Windows11を毎日利用してきて、ある日突然パソコンの電源を入れても起動しないというトラブルに見舞われることがあります。ほとんどの作業をパソコンで行なっている人にとって、パソコンが起動しないのは一大事です。

パソコンが利用できず、会社や取引先に提出する資料などの重要なデータにアクセスできなくなったら、その影響は決して小さくはありません。この記事では、*Windows11のパソコンが起動しなくなるトラブルの原因、その対処法について紹介していきます。*

【参考】：[Windows の回復オプション｜Microsoft サポート](https://support.microsoft.com/ja-jp/windows/windows-の回復オプション-31ce2444-7de3-818c-d626-e3b5a3024da5)
【参考】：[Surface の電源は入りますが、ロゴ画面で停止しています ｜Microsoft サポート](https://support.microsoft.com/ja-jp/surface/surface-の電源は入りますが-ロゴ画面で停止しています-4fe887f3-ec11-89fd-c593-853d08877d70)


## Windows11が起動しない場合のトラブルシューティング

Windows11が起動しない場合のトラブルシューティングについて紹介します。*まずは症状を確認して原因を探り、次に症状ごとに対処することが重要です。*それでも解決しなければサポートセンターや専門家の手を借ります。

Windows11が起動しない場合でも、いくつかの症状があり、症状によって対処法が異なります。自分のパソコンがどの症状なのかを確認しましょう。

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