**ChatGPTは、2022年11月にリリース後も進化を続けています。**2023年2月には、月額20USドルの有償版「ChatGPT Plus」をリリースしました。その後、2023年3月に「GPT-4」をリリースしたことで、テキストの読み取りや分析、生成の能力が飛躍的に向上し、注目度とともに実用度が高まりました。

このようにChatGPTリリース後のアップデート状況を見ると、ChatGPTはサービスの拡張が続いており、OpenAIの積極性が高まっています。

【参考】：[OpenAI](https://openai.com/)
【参考】：[Introducing ChatGPT Plus](https://openai.com/blog/chatgpt-plus)
【参考】：[GPT-4](https://openai.com/gpt-4)

*ChatGPTは使い勝手を高めるために、2023年5月にはiOS用ChatGPTアプリの提供を開始しました。*またChatGPT Plus加入者向けに、プラグイン作成機能の展開を始めています。このプラグインは、ChatGPT以外のアプリケーションに統合できるようにする予定です。

また、2023年7月にはGPT-4 APIを広く展開することを発表し、利用を加速する試みも始まっています。

【参考】：[ChatGPT — Release Notes](https://help.openai.com/en/articles/6825453-chatgpt-release-notes)
【参考】：[GPT-4 API general availability and deprecation of older models in the Completions API](https://openai.com/blog/gpt-4-api-general-availability)

OpenAIのGPT-4とは？ChatGPTの進化版について解説！

ChatGPT Plus（有料版）とは？無料版との違いやGPT-4の機能も解説！

ChatGPTのプラグインは何ができる？一覧や使い方を解説

昨今、ChatGPTの注目度が高まっています。*マイクロソフトのBingやGoogleのBardが登場するなど、AIによって検索エンジンの進化がもたらされそうです。*ここでは、実際にChatGPTを利用して操作方法を学んでいきます。具体的な使用方法は、以降で図解していきます。

ChatGPTとBingの違いは？実際の回答を比較して解説

Google Bardが待望の日本語に対応！特徴と使い方を解説

ChatGPTとは、OpenAIが公開したチャットボットです。2022年11月にプロトタイプが公開されてからの2カ月余りで、アクティブユーザ数が1億人を突破したと見られています。*現在は、リサーチプレビュー版であり、基本サービスである無料版と追加された有償版で利用できます。*

マイクロソフト社も以前からOpenAIに投資を行っています。Bingへの機能の取り込みやWindows Copilot、GitHub Copilotなど多くのサービスにOpenAIの技術が用いられています。

【参考】：[OpenAI ChatGPT](https://openai.com/blog/chatgpt/)
【参考】：[Reinventing search with a new AI-powered Microsoft Bing and Edge](https://blogs.microsoft.com/blog/2023/02/07/reinventing-search-with-a-new-ai-powered-microsoft-bing-and-edge-your-copilot-for-the-web/)
【参考】：[Microsoft Bing](https://www.bing.com/)

ChatGPTとは？今話題のAIチャットボットの概要や仕組みを解説！

*ChatGPTはチャットボットですので、ユーザの問いかけに文章で応えてくれます。*学習済みのデータから高度な文章を作成することもできます。文章のみならず、表計算の数式の質問にも回答することができます。

自然言語処理が可能ですので、日本語で問いかけると日本語で回答してくれます。回答の正当性については、まだはっきりしない部分もありますので、回答を得てもその内容をそのまま利用せずに、あくまで参考情報として扱うのが良いでしょう。

ChatGPTの活用方法！エンジニアの業務に活かせるか利用してみた

*ChatGPTを使うには、アカウントへのログインが必要です。*まずは、OpenAIのChatGPT公式サイトを表示します。次の図のようにその画面に表示される、左下の「TRY CHATGPT」または上部の「Try」をクリックします（①②）。

ログイン画面が表示されますので、アカウント情報を入力するとChatGPTが利用できる状態になります（③④）。

~~【図】：ChatGPTアカウントのログイン~~

【参考】：[OpenAI ChatGPT](https://openai.com/blog/chatgpt/)

*ChatGPTを利用するには、アカウント登録が必要です。*ログイン画面で、次の図のように「Sign up」をクリックするとアカウント作成の画面が表示されます（①）。

アカウントの作成は、ガイドに従ってユーザー情報を入力していきます。ここでは、GoogleおよびMicrosoftアカウントによるアカウント連携利用も可能です（②）。続いて氏名（アルファベットのFirst name、 Last name）を登録します（③）。ここでは利用条件に従い、18歳以上の方のみが登録できます。

続いて本人確認のために、携帯電話・スマートフォンにSMSコードを送信します（④）。確認コードを受け取ったら、画面にコードを入力し、アカウント作成を確定します（⑤）。

~~【図】：ChatGPTアカウントの作成~~

最初にログインする画面では、次の図のようにChatGPTの趣旨や利用方法が簡単に説明されます。メッセージの概要は以下の通りです。

・*無料のリサーチプレビュー版であること*
フィードバックを得てシステムを改善することを目的とします。また、誤ったメッセージが生成される場合がある旨が表示されます。

・*データ収集の方法*
システム改善のために、投稿メッセージはAIトレーナーによってレビューされます。秘密情報や個人情報を文面に扱わないようにとの依頼事項が表示されています。

・*フィードバックへの協力要請*
フィードバックを入手することが目的ですので、回答右側のアイコン「Good」「Unhelpful」を使って、回答の良し悪しのフィードバックをお願いする表示がされます。

上記の画面は、順に表示されます。図のように「Next」「Next」「Done」と順に進めると、ChatGPTが表示されます（①②③④）。

~~【図】：最初のログイン画面~~

ChatGPTの操作は難しくありません。トップページには、次の図のようにサンプルの問い合わせが表示されています（①）。*最初に使用する際には、表示されているサンプルの設問を試しにクリックするのが良いでしょう。*例えば最初の質問をクリックすると、その回答が続いて表示されます（②）。

実際に使用する際には、下側のテキストボックスに質問を入力するだけです。日本語で質問を入力すると、日本語の回答が得られます。

*質問はどのような分類でも、応えられる限り何らかの回答が得られます。*例えば、次の図のように将来動向として日本の人口予測を質問してみます（①）。入力結果は、送信アイコンをクリックし、送信します（②）。すると、そこまで時間をかけずに回答が得られます（③）。

~~【図】：将来の動向を聞いてみる~~

回答を見ると、的外れな回答でもなく妥当な情報が得られていることが分かります。

### プログラミング言語や表計算の求め方を聞いてみる

*ChatGPTのすごい点は、プログラミングのコードや表計算の計算式を簡単に得られることです。*次の図では数字の1〜10までの足し算について、C言語の回答と、表計算の回答を求めました（①②）。

単なる回答だけではなく、必要なコードと説明文を受け取ることができました。「Copy code」をクリックすると、そのまま別の資料に添付することができます（③）。

~~【図】：プログラミング言語や表計算の求め方を聞いてみる~~

得られたC言語のコードは、以下の通りです。

```#include <stdio.h>
int main() {
   int sum = 0;
   for (int i = 1; i <= 10; i++) {
      sum += i;
   }
   printf("1から10までの数字の合計は %d です\n", sum);
   return 0;
}```

再度質問を送信したら、実行結果も得られました。

```1から10までの数字の合計は 55 です```

ChatGPTをプログラミングの学習に活用しよう！その方法を解説

*ここでは時間がかかる質問に対する処理方法として、回答画面の停止（打ち切り）と再要求について図解します。*次の図をご覧ください。ここでは、「日本の文化の特徴を生かして、海外でビジネス拡大する方法を教えてください。」と問い合わせを行っています。

文章は複合的な要素を含んでおり、回答には多少時間を要します。

一旦処理を停止するには「Stop generating」をクリックします（①）。別の回答を得たり、再度質問したりする場合は「Regenerate response」をクリックします（③）。

~~【図】：回答画面の停止と再要求~~

「Regenerate response」をクリックした場合は、回答の内容が更新されており、学習が反映されているかもしれません（④）。

### チャットの履歴の削除とログアウト

*チャットの履歴は、左上のペインに表示されます。*履歴を削除する場合は、次の図のようにごみ箱アイコン、あるいは「Clear conversations」をクリックすると、左上のペインの表示履歴が削除されます（①②③）。

~~【図】：チャットの履歴の削除とログアウト~~

終了する場合は、左下の「Log out」をクリックするとログイン画面に戻ります（④⑤）。

ChatGPTには利用上のメリットとともに、考慮点がいくつかあります。以下のように整理してみます。

*・こなれた文章が得られる*
実際に得られた文章は自然言語処理がされており、こなれています。小説なども簡単に生成できるので、便利ではあるものの注意が必要な点でもあります。代筆など転用リスクも含んでいるため、AIの倫理的な規定や制限については、今後議論がされる可能性があります。

*・回答が正確なのか判断できない*
内容を眺める分には問題ありませんが、出典情報が不明であり、ChatGPTによる創作文章の可能性も否定できません。ChatGPTの回答については、並行してエビデンス情報を探すのが良いでしょう。

*・毎回回答が進化する*
同じ質問を何度か送信しましたが、その都度回答が更新されており、回数とともにブラッシュアップされていると考えられます。そのため、前に得られた情報をそのまま同じ文面で受け取ることはできません。得られた情報は、その都度保存しておくか履歴を残しておくのが良いでしょう。

## ChatGPTは試してみる価値があります

ChatGPTは、リサーチプレビューとして提供されており、2023年3月のGPT-4登場後はさらに利用者が増加しています。マイクロソフトのBingや対抗するGoogleのBardの登場により、AIが検索エンジンとしても広く用いられていくことは間違いないでしょう。

このような方向性からChatGPTは単なる流行としてではなく、**エンジニアとしては使用上の良し悪し含めて、早いタイミングで試してみる価値が高いと判断できます。**

ChatGPT for Googleとは？特徴や使い方を解説

ディープラーニングとは？機械学習との違いもわかりやすく解説

機械学習が学べるおすすめの本12選！初心者から上級者まで厳選してご紹介！

ChatGPTは、ユーザの問いかけに文章で応えてくれるチャットボットです。現在このChatGPTの注目度が高まっています。検索エンジンの進化版とも言われており、動向が気になるところです。ここでは、ChatGPTを実際に使用するための手順や操作方法を学んでいきます。

ChatGPTとは、OpenAIが公開したチャットボットでリサーチプレビュー版として公開されています

自然言語処理により、日本語で問いかけると日本語で回答してくれます

得られた回答には良し悪しがあり、回答の正確性などを判断する必要もあります

ChatGPTの使い方とは？実際に使用するまでの流れを解説！

Notionは2022年11月に日本語版がリリースされた事から、日本でも注目度や期待度が高まっている多機能メモアプリです。個人的な利用から組織的な活用まで様々な使われ方をしています。

Notionは用途が豊富で、使い始めるとその多機能ぶりに驚かされます。また5,000種類とも言われるテンプレートによって、やりたいことを簡単に実現させることができます。さらに、最近登場した生成AIの「Notion AI」はChatGPTに勝るとも劣らない機能を兼ね備え、Notionの魅力をさらに高めています。

ここではNotionについて、*基本から学びたい、実際に活用してみたいという方に向け、おすすめの本を9選紹介していきます。*ぜひ自身に合う本の選択に役立てください。

【参考】：[Notion (ノーション) ｜ すべてのチームをひとつのワークスペースで](https://www.notion.so/ja-jp)

Notionとは？基本的な使い方やEvernoteとの違いを解説

Notion AIとは？その便利な機能とChatGPTとの違いも解説

私たちがNotionについて本で学ぶことで、どのようなメリットがあるのでしょうか？Notionに関するおすすめの本を紹介する前に、Notionについて本で学ぶ意義やメリットなどを確認しておきましょう。

### Notionを基本から体系的な学べる

Notionは発表されてから着々とユーザを増やし、個人のみならず組織的に活用する企業も増えてきました。Notionについて学ぶ、あるいは活用を迫られている人も少なくないでしょう。

Notionに関する情報はネット上に豊富にありますが、いざネット上で体系的に学ぼうとすると、どうしても情報が偏りがちです。その点、書籍は基本から順を追って執筆されていますので、*基本から応用までしっかり学ぶことができます。*

### 自分のペースで読み進められる

読書法、学習法は人それぞれ異なります。ななめ読みが得意な人、精読しないと気が済まない人、マーカーなどを使って重要なポイントにマークする人、メモを書き込む人、様々な読書法があります。

**書籍はこうした個々人によって異なる読書法、学習法に対応しやすい媒体です。**また本に手垢が付くほど読むことで、達成感を得られるという点も本のメリットです。

Notionは活用することで様々なメリットや効果を得ることができます。その活用ノウハウを得るには、*Notionの機能を書籍から体系的に学び、様々な活用事例や活用ノウハウに触れることが重要です。*

活用事例では、成功に至るまでの苦労や失敗を知り、導入する上で注意すべきことなどが学べ、より効率的、効果的な使い方が分かってきます。

### 自分の目的やレベルに合った本を選べる

書籍はペルソナが比較的明確になっています。入門者や初学者向けの本なのか、応用編までカバーしているのか、事例紹介が中心の本なのか等、書籍ごとに特徴があります。*その特徴を意識して自分の目的やレベルに合致する本を選択できるのは本のメリットです。*

## Notionの学習におすすめの本　9選

ここでは、Notionの学習におすすめの本を9冊紹介します。Notionの基本を学びたい人、Notionを活用したい人、エンジニアとしてNotionを使いこなしたい人におすすめの本をリストアップしています。

また難易度やおすすめしたい人が分かるように初心者向け、中級者向けといったレベルを括弧で表記していますので、選択する際の参考にしてください。

### 『そろそろ Notion あらゆるデジタルデータをあつめて、まとめて、管理するオールインワンの神アプリ』（初心者向け）

Notionが初めてという方に向けて、基本的な使い方を中心に紹介しています。**Notionの基本から応用まで幅広く網羅され、実際に活用したい方も有益な情報を得られるでしょう。**

この本だけで、体系的にNotionを学べますので、趣味でNotionを使いたい方から、職場で業務改善や効率化に利用したい方まで幅広くカバーしてくれるおすすめの本です。

▪著者： 近藤 容司郎、藤川 千種、佐々木 歩惟 、松橋 龍貴
▪出版社：シーアンドアール研究所
▪ページ数： 240ページ
▪出版日： 2021年10月19日

【参考】：[そろそろ Notion あらゆるデジタルデータをあつめて、まとめて、管理するオールインワンの神アプリ](https://www.c-r.com/book/detail/1424)

【初心者向け】Notionの基本的な使い方を7ステップで分かりやすく解説！

### 『Notionで実現する新クリエイティブ仕事術　万能メモツールによる最高のインプット＆アウトプット』（中級者向け）

単なるメモツールに止まらず、**Notionをクリエイティブな仕事に役立てたい人に向けて様々な活用ノウハウが網羅されています。**Notionのテンプレートをカスタマイズする方法や、チームで共同作業を行う方法など、タイトルの通りNotionを活用してクリエイティブな仕事を実現する術が詳しく解説してあります。

▪著者： 村上臣
▪出版社： インプレス
▪ページ数： 176ページ
▪出版日： 2022年2月17日

【参考】：[ Notionで実現する新クリエイティブ仕事術　万能メモツールによる最高のインプット＆アウトプット](https://book.impress.co.jp/books/1121101055)

### 『はじめるNotion 使いかたを自由にデザインするための、基本、コツ、アイデア』（初心者向け）

Notionを使い始めたものの、**どのように活用すれば良いのか分からない方に向け、基本から応用までやさしく教えてくれる1冊です。**Notionのエキスパートで著者が読者の立場に立って、基本的な使い方からページデザイン、利用アイデア、便利に使う方法、チームで使う方法まで必要な知識を全て凝縮してあります。

▪著者： 溝口 雅子
▪出版社：技術評論社
▪ページ数： 256ページ
▪出版日： 2022年7月22日

【参考】：[はじめるNotion 使いかたを自由にデザインするための、基本、コツ、アイデア](https://gihyo.jp/book/2022/978-4-297-12899-9)

### 『もっと思い通りに使うための Notion データベース・API活用入門』（上級者向け）

**Notionの中級者から上級者を対象に、基本的な事からAPIの利用方法まで詳細に解説しています。**Notionの使い方からデータベースに関する知識まで、活用レベルで解説していますので、Notionを徹底的に使いこなしたい方、チームでリーダー的な立場でNotionの活用を進めたい方におすすめします。

▪著者：近藤 容司郎
▪出版社： マイナビ出版
▪ページ数： 328ページ
▪出版日： 2022年8月26日

【参考】：[もっと思い通りに使うための Notion データベース・API活用入門](https://book.mynavi.jp/ec/products/detail/id=131495)

### 『Notion最強の仕事術』 （初心者向け）

Notionをどのように仕事に活かすのか、分からない人、悩める人に向けた指南の本です。

**メモツールを始めとしてタスクの管理、議事録の管理などを中心に仕事で役立つノウハウが詰まっています。**実際に職場で活用されている事例を紹介しており、単なる知識にとどまらず活用術まで網羅されているおすすめの本です。

▪著者： 池田 麻衣子、 藤川 千種、 松橋 龍貴、 神例 広行
▪出版社：シーアンドアール研究所
▪ページ数： 208ページ
▪出版日： 2022年7月16日

【参考】：[ Notion最強の仕事術](https://www.c-r.com/book/detail/1461)

### 『独習Notion チュートリアル&リファレンス』（中級者向け）

**基本的な使い方からNotionの仕組み、個別の機能までリファレンスで紹介している個人向けの解説本です。**初心者でも分かる基本的な使用法から、データのインポート方法まで、基本から応用まで幅広く網羅し、個人でNotionを活用してみたい方におすすめします。

▪著者： 向井領治
▪出版社： ラトルズ
▪ページ数：374ページ
▪出版日： 2022年9月26日

【参考】：[独習Notion チュートリアル&リファレンス](https://shop.rutles.net/?pid=173172266)

### 『Notionプロジェクト管理完全入門 Webクリエイター＆エンジニアの作業がはかどる新しい案件管理手法』（中級者向け）

Notionをビジネスのプロジェクト管理での活用に焦点を当て、より実践的な技術を紹介しています。仕事内容の整理から、プロジェクトの管理まで、Notionの機能をフルに活用し、業務の効率化を実現するテクニックやノウハウが網羅されています。

**Notionを仕事やプロジェクト管理で徹底活用したい人におすすめします。**

▪著者：リブロワークス
▪出版社： インプレス
▪ページ数： 240ページ
▪出版日： 2023年3月23日

【参考】：[ Notionプロジェクト管理完全入門 Webクリエイター＆エンジニアの作業がはかどる新しい案件管理手法](https://book.impress.co.jp/books/1122101092)

### 『Notion API 活用術』（上級者向け）

**Notionの情報管理機能に焦点を当て、外部アクセスのNotionAPIの活用に特化した本です。**NotionAPIとは何か、APIを活用する方法、効率化のコツなど、NotionAPIを使い倒す技について詳しく解説しています。中級者から上級者まで、Notionの活用策がある程度定まっている人におすすめの本です。

▪著者： 小林 弘幸
▪出版社：シーアンドアール研究所
▪ページ数：200ページ
▪出版日： 2023年4月15日

【参考】：[Notion API活用術](https://www.c-r.com/book/detail/1492)

NotionのAPIを使って何ができる？構成要素や使い方を解説！

### 『日々の生活を快適にするNotion活用術』（中級者向け）

**「Notion」を既に利用しており、最新のNotionを徹底的に習得したい方に最適な本です。**Notionの基本機能のおさらいから、「Wiki」や「Notion AI」などの新機能まで網羅しています。家計簿の作成から、タスクの管理、読書記録など、日々の生活でも役立つ活用方法を中心に紹介しています。

▪著者： エンせい 
▪出版社： 工学社
▪ページ数： 144ページ
▪出版日： 2023年5月29日

【参考】：[日々の生活を快適にするNotion活用術](http://www.kohgakusha.co.jp/books/detail/978-4-7775-2253-8)

ここまで、Notionに関するおすすめの本9選を紹介してきました。興味が湧いた書籍、購読してみたい書籍は見つかったでしょうか。*Notionを学ぶことで活用に必要な知識や情報が得られ、個人、企業を問わず様々な場所や場面でメリットがあります。*

また、エンジニアの方はNotionを知ることで、システム開発やアプリケーション開発に生かすこともできます。この機会にNotionを使いこなせる人材となり、さらなる活躍と飛躍を目指してみませんか。 

多機能メモアプリとして人気のNotionに関心を持つ人が増えています。そんなNotionについて基本から学びたい、知識を深めて活用したいという人は少なくないでしょう。この記事では、おすすめしたい「Notionの本」を9選紹介しますので、ぜひ参考にしてください。

Notionは多機能で豊富なテンプレートを特徴とし、個人から企業まであらゆる場所で用途がある

Notionを本で学ぶことで、Notionの知識が深まるだけではなく、応用力や活用力が身に付く

Notionについて目的やスキルレベルに応じた最適な本が分かる

Notionの学習におすすめの最新本9選！目的やレベルまで解説

OpenAIは米国時間2023年3月14日、より優れたパフォーマンスを発揮し、より複雑なタスクをこなすことができる「GPT-4」を発表しました。

GPT-4ではGPT-3.5よりも文字列生成の能力がアップし、信頼性や創造性も向上しています。

例えば、英語の模擬司法試験のような専門的なテストを受けると、GPT-3.5のスコアは下位10%であったのに比べて、GPT-4は上位10%に入るスコアを記録したと発表されています。

また、GPT-4のAPIは、ウェイトリストに登録して招待メールを受信した一部のユーザーのみが利用可能でしたが、2023年7月6日から、すべてのChatGPT Plus（有料プラン）会員が利用可能となりました。

【参考】：[GPT-4](https://openai.com/research/gpt-4)
【参考】：[GPT-4 API general availability and deprecation of older models in the Completions API](https://openai.com/blog/gpt-4-api-general-availability)

GPT-4は、25,000単語以上の文章を処理することができるため、長文の作成や長時間の会話、分量の多い文書の検索と分析などが可能です。また、より細かい指示を理解し、高度な推論を行うことができるようになりました。

また、機能の利用はまだリリースされていませんが、GPT-4では画像を入力として受け取り、キャプションの生成や分類、分析を行うことができます。OpenAIによるプレビューでは、スマーフォンにパソコンに使われるVGAコネクタが接続された画像を入力すると、そのユーモアを理解して指摘する例が挙げられています。

【参考】：[GPT-4](https://openai.com/gpt-4)

ChtGPTには、2022年11月に公開されて以降、順次機能が追加されています。2023年5月にはChatGPTプラグインやWebブラウジング機能が利用可能となり、2023年7月にはCode Interpreter（コードインタープリター）のベータ版が公開されました。これらの機能はChatGPT Plus（有料プラン）会員が利用可能です。

ChatGPTプラグインは、ChatGPTに様々な機能を追加できるツールです。ChatGPTで入力した内容を外部サービスに連携し、その結果をChatGPTの回答として得ることができます。

すでに多くのプラグインが世界中の開発者や企業から提供されているため、自分の必要とする機能を探して使用してみると良いでしょう。

【参考】：[ChatGPT plugins](https://openai.com/blog/chatgpt-plugins)
【参考】：[ChatGPT — Release Notes | OpenAI Help Center](https://help.openai.com/en/articles/6825453-chatgpt-release-notes#h_9894d7b0a4)

### Microsoftの検索Bingを利用したWebブラウジング機能

ChatGPTでは、学習したデータが2021年9月までのものであるため、それ以降の最新情報を基にした回答ができません。

しかし、Microsoftの検索Bingを利用したWebブラウジング機能を利用することで、Web上から最新の情報を収集し、その結果を元に回答することが可能です。Webから収集してきたデータは、どのWebサイトから情報を取得してきたのかも表示されます。

ただし、2023年7月3日、Webブラウジング機能の利用時に「望ましくない方法でコンテンツが表示される場合がある」という問題に対処するために、一時的に利用を停止したことが発表されています。（2023年7月13日現在）

【参考】：[Bing at Microsoft Build 2023: Continuing the Transformation of Search | Bing Search Blog](https://blogs.bing.com/search/may_2023/Bing-at-Microsoft-Build-2023)

Code Interpreterは、サンドボックス化された実行環境でPythonのコードを実行できる機能です。ファイルをアップロードできるワークスペースが用意されており、データの分析やグラフ作成などに利用することができます。

【参考】：[ChatGPT plugins](https://openai.com/blog/chatgpt-plugins#code-interpreter)

**ChatGPT（チャットジーピーティー）は、米国OpenAIが2022年11月30日（現地時間）に公開した新たなチャットボットの名称です。**ChatGPTはAIを搭載した大規模言語モデルGPT-3ファミリーを基に、教師あり学習、強化学習の両方の手法によって転移学習されています。

ChatGPTの特徴としては、まるで実際の人間と会話しているような、リアルな会話文を生成できる点です。他には、Excelなどの関数記述、プログラミング言語の記述、小説やブログ記事の作成などが行え、AIのポテンシャルを感じさせるコンテンツに注目が集まっています。

Microsoft社の共同創業者、ビル・ゲイツ氏はこれらのAIを「現時点で最重要なイノベーション」と述べており、ChatGPTに対する期待の大きさが分かります。その期待通り、*ChatGPTは発表からわずか2カ月後の2023年1月末時点で、世界のユーザー数が1億人に到達して話題となりました。*

さらにMicrosoft社は2023年1月、ChatGPTを開発したOpenAIに対する数十億ドル規模の投資を発表し、この分野で先行するGoogleへの対抗心を露わにしています。

【参考】：[ChatGPT: Optimizing Language Models for Dialogue](https://openai.com/blog/chatgpt/)
【参考】：[ChatGPT Users Topped 100 Million in January. Investors Are Betting Big on AI. | Barron's](https://www.barrons.com/articles/chatgpt-investors-ai-microsoft-stock-51675284609)
【参考】：[Microsoft announces new investment in ChatGPT-makerOpenAI](https://www.cnbc.com/2023/01/23/microsoft-announces-multibillion-dollar-investment-in-chatgpt-maker-openai.html)
【参考】：[ビル・ゲイツ氏、ChatGPTなどのAIは「現時点で最重要なイノベーション」  | マイナビニュース](https://news.mynavi.jp/techplus/article/20230213-2590401/)

では実際にChatGPTは何ができるのでしょうか？ここでは、ChatGPTの特徴やできることを中心にChatGPTの概要をまとめてみました。

### 日本語が扱える無料のサービス

**ChatGPTはOpenAIが無料で提供する多言語に対応したサービスです。**またChatGPTのサイトは英語版ですが、多言語に対応しており、日本語での質問には日本語で回答してくれます。

**ChatGPTは、言語理解や文章生成などの自然言語処理技術を利用して、様々なタスクに取り組むことができます。**以下はChatGPTができることの例です。

*1.質問応答*：ユーザからの質問に対して回答を提供することができます。
*2.対話システム*：人工知能による対話を提供し、ユーザとコミュニケーションを行うことができます。
*3.要約生成*：長文から重要な情報を抽出して、要約文を生成することができます。
*4.翻訳*：様々な言語間で自動翻訳を行うことができます。
*5.文章生成*：与えられたテキストから、新しい文章を生成することができます。例えば、作詞をしたり、小説を書いたりすることができます。
*6.プログラミング*：プログラムの仕様が明らかであれば、プログラミングができます。

以上のようなタスクに対して、ChatGPTは人工知能による自然言語処理技術を用いて、高精度な処理を行えます。また、誤った回答をしてユーザから誤りを指摘されると再学習する機能が備わっています。

プログラミングの魅力とは？やりがいや楽しい理由について解説！

ChatGPTは｢Large Language Models｣というアルゴリズムによって動いています。**アルゴリズムに大量のテキストデータを学習させ、あたかも人が書いたような自然な文章を生成できる自然言語処理機能がChatGPTの仕組みです。**

【参考】：[ChatGPT Wrote This Article About Large Language Models](https://gizmodo.com/chatgpt-gizmodo-artificial-intelligence-openai-media-1849876066)

ChatGPTを始めるには、どのような手続きが必要なのでしょうか。**ここではChatGPTへのアカウント登録の手順を紹介します。**

*■ ChatGPTのログインページにアクセスする*
ChatGPTのログインページにアクセスし、［Sign up］（サインアップ）をクリック、「Create your account」下のEmail address欄にメールアドレスを入力します。続いてPasswordを求められますので、ChatGPT用のパスワードを英数混合8文字以上で設定してください。

【参考】：[ChatGPTログインページ](https://chat.openai.com/auth/login)

*■ 個人情報を登録する*
OpenAIから登録したメールアドレスに「Verify your email address」というタイトルでメールが届きます。メール中にある［Verify email address］のボタンをクリックすると「Tell us about you」の画面が表示されますので、「First name」と「Last name」を入力します。

次に携帯電話番号入力の画面に遷移します。先頭に+81（日本の国番号）が入っているので、携帯番号の先頭の「0」を除いて以降の番号を入力してください。携帯にショートメールで届く認証コード（数字6桁）を入力すれば、ChaGPTのメイン画面が表示されます。

*■ ChatGPTを実際に試す*
ChaGPTのメイン画面が表示されたら、最下段にあるChatのテキスト入力欄へ、試しに「こんにちは、初めまして！」と入力してみましょう。日本語で入力すると、日本語と認識して日本語でレスポンスがあります。

「こんにちは！初めまして！私はChatGPTといいます。何かお手伝いできることがあれば、遠慮なくお聞きください。」というメッセージが返ってきました。

これでCahatGPTのアカウント登録が完了し、ChaGPTの利用が可能になりました。

以上、ChatGPTの概要や登録方法、利用方法について紹介しましたが、実際に使ってみると便利な反面、様々な懸念事項が思い浮かんできます。以下、想定される問題点を挙げます。

### 現段階では誤った回答が多い

例えば、「○○市で最も大きな商業施設はどこですか？」という質問を投げると、全く別の地域の商業施設を紹介してくるケースがありました。他にも、「○○駅周辺のおすすめのレストランは？」と尋ねると、実際に存在しない店舗の名前を回答したケースがあります。

**まだ学習途上ということもありますが、ファクトチェックを前提に利用する必要があります。**そのため、ネット上には「ChatGPTは使えない」という意見もありますが、まだ成長途上であり、長い目で見るべきかもしれません。

ChatGPTは間違いを指摘すると、素直に謝罪し、改めて回答をしようとします。それでも間違っている時には、具体的に指摘し、学習させることで正しい回答をするようになります。

### 2021年までの学習しかできていない

ChatGPTは機械学習によって知識を蓄えていますが、2023年7月時点では2022年の学習をしていませんので、「2022年の大谷ホームラン数は？」という質問に対して「私は2021年9月までの情報しか持ち合わせておらず、2022年のホームラン数については把握していません。」という回答が返ってきました。（2023年7月現在）

*このタイムラグは現時点のChatGPTの弱点であり、利用シーンによっては問題と感じられるでしょう。*

### 学問の領域を侵食する可能性がある

ChatGPTは質問に対して、かなり完成度の高い回答を示すことが可能です。学生が小論文や学校の宿題の回答でChatGPTを利用するケースが想定されますが、*教育機関は何らかの対策を講じないと学問が成り立たなくなる可能性があります。*

### ライターや作詞家などの職を奪う可能性がある

ChatGPTはテーマやパラメーターを与えると、いとも簡単に作詞や作文をしてくれます。実用性の面ではまだ学習が必要ですが、*ChatGPTがプロ並みのスキルを得た場合には、ライターや作詞家など人間の仕事を奪う可能性を否定できません。*

また、ChatGPTが創作した文章の著作権は誰に帰属するのか、といった法制度面の課題も残ります。

## MicrosoftがChatGPTベースの新たなサービスを展開

**Microsoftは2023年2月7日の公式ブログで、新たなAIとチャット、コンテンツの生成機能などを内蔵した新BingとブラウザのEdgeを発表しました。**新BingにはMicrosoftがChatGPTのエンジンをベースに開発したプロメテウスと呼ばれるモデルが搭載されています。

新BingではChatGPTと似たチャットボット機能に加えて検索機能が加わり、より詳細に、より正確に情報を得られる仕組みになっています。

新サービスを利用するには、Microsoftアカウントが必要です。Microsoftアカウントでのログインが完了したら、BingのWebサイトにアクセスし、［試してみる］もしくは画面上部の［チャット］をクリックします。その後、［Microsoft Edge で開く］をクリックし、Microsoft Edgeに遷移すれば利用可能です。

【参考】：[AI を活用した新しい Microsoft Bing と Edge で検索を再発明｜The Official Microsoft Blog](https://blogs.microsoft.com/blog/2023/02/07/reinventing-search-with-a-new-ai-powered-microsoft-bing-and-edge-your-copilot-for-the-web/)
【参考】：[Bing](https://www.bing.com/)

## ChatGPTによってプログラミングの仕事が変わる

ここまで、ChatGPTの概要や仕組み、利用方法などについて解説しました。ChatGPTはプログラミング機能が優れています。

実際にChatGPTに直接質問したところ、Python・Java・JavaScript・C++・C#・PHP・Ruby・Swiftの他、Go・R言語など、21種類以上の言語を扱えることが分かりました。他にHTMLやCMSにも対応できます。

サービス・ツールの記事（22ページ目）